サークルSBD 2013/01/01 12:00

巳年でラミアで安珍清姫

※1月4日 各画像を全体的に修正しました。

新年明けましておめでとうございます!今年は巳年。ヘビ年ですね。
蛇は爬虫類の中でも比較的頭の良い動物で、人に慣れるといいます。
この人は餌をくれる人というのを、蛇はちゃんと覚えているらしいんですね。
執念深さと報復のイメージで知られている蛇ですが、十二支ん・・・もとい、干支としての巳は、受けた恩義には報いる義理堅さ、情の深さというイメージも持つようです。
蛇毒は御存知の通り人をSATSUGAIすることもありますが、血液を凝固させたり溶解させたり、筋肉や神経系を支配し得るその特性は、美容や医療の現場にも応用されて多くの人の役に立っていたりもします。
欧米では罪の象徴でもあると同時に再生や永遠のシンボルでもある蛇、それは観点の違いと接し方次第で神にも魔にもなり得る神秘の動物なのですね。
つまり・・・・・・・天然のツンデレ?(違

この絵は干支にちなんで、半人半蛇のモンスターでおなじみ、ラミア娘たん・・・・・・の日本版で、紀州に伝わる有名な昔話より、清姫さま道成寺なうな場面です。


むかしむかし安珍という若い僧がおりまして、旅の途中泊めてもらったある御屋敷で、そこの一人娘・清姫さまに見初められてしまい、彼女の美しさに安珍も心を奪われて、二人は恋に落ちました。
目的を果たしたら必ずまた迎えに来るからという約束まで交わしたのですが、その後、よく考えたら仏僧として修行中の身なのに色恋沙汰などもってのほかだったと安珍は思い直し、清姫さまを捨てて逃げ出します。
安珍の逃げ込んだ道成寺まで必死の執念で後を追って来た清姫さまは、安珍が釣鐘の中に隠れているのを見破ると、蛇に変じた体で鐘に巻きつき、紅蓮の業火を吐き続けて安珍を自分もろとも焼き殺してしまいました・・・・・・というのが、今も伝えられている安珍清姫の凄惨で哀しいお話なのですが。

この絵では、おねーさんな清姫さまがおちんちんを釣鐘に見立ててしっかと巻きつき、きゅぅきゅぅと絞め上げております。
うぶな少年僧の安珍は、ラミア清姫さまの悩殺「巨乳でお顔丸呑み攻撃」&「尻尾でおちんちんをしこしこしゅるしゅる責め」で煩悩に身を焦がされ、快楽に脳を焼かれて、不犯の誓いを灰燼に帰さしめられてしまいました。
その後は・・・・安珍は僧侶になるのを諦めて、二人はしっぽりぬぷぬぷ仲良く暮らしたんじゃないでしょうかね。
どっとはらい。
みたいな平和(?)なオチの安珍清姫譚はいかがなものでしょうか。どうでしょう。道成寺だけに。

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