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サークルSBD 2012/11/08 01:30

スカンクエンジェル ©こうひーさん その2

こうひーさん原案の、おならで悪を討つ戦闘ヒロイン『スカンクエンジェル』。
前回ご紹介した女の子は、スカンクエンジェルの正ヒロイン「ティンク」といいます。
さて、今回は・・・・・


この娘は正規ではない影の『スカンクエンジェル』で、名前を「メル」といいます。
反省し改心してくれることを願うあまり敵に手ぬるくなりがちなティンクに代わって、きっちりと無慈悲な処刑を行い悪の根を絶つダークヒロインです。
ティンクの使用するファーティエグゼキューションが処刑ではなくお仕置きを目的としてアレンジされたいわば"ファーティエグゼキューション・改"なのに対し、メルはこのワザの本来の形である"真・ファーティエグゼキューション"ともいうべき必殺技、S・ファーティエグゼキューションを使います。
Sが何のSなのかはいろいろな説がありはっきりしませんが、とりあえずティンクのものとは一線を画す、似て非なるワザであることは確かです。
 

S・ファーティエグゼキューションはまず幸せ投げの要領で相手の頭を股間に挟みこんだまま地面に押し倒し、尻尾で身体の自由を奪いつつ顔面騎乗を行います。
こうして、大きくて柔らかいお尻で鼻と口をぴったりと塞ぎ、おなら以外での呼吸を不可能にするのです。
メルのおならはティンクのものに比べると音も量も控えめながら、臭さでは大幅に上回っており、動きを止めた相手や風下の敵に対して絶大な威力を発揮します。
罪が重く、許せないとメルが考える悪者ほど、ことさらにゆっくりと少しずつ、強烈にくさいすかしっぺを吸入させられ、処刑が終わるまで長く苦しみ悶えぬくことになります。

「生きていられたら許してあげる」がメルの口癖ですが、このS・ファーティエグゼキューションの窒息&猛毒ガス(ものすごくくさいおなら)コンボを食らって無事でいられた悪党は一人もいません。
中には最後までおならで呼吸し続けて窒息死を免れた猛者も存在しましたが、完全に発狂してしまっておりもはや自分が誰なのかすらわからない哀れな有様で、以前のような悪事を働くことはもう二度とできなくなっていたといいます・・・。

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サークルSBD 2012/10/17 23:30

スカンクエンジェル ©こうひーさん その1

オナラRPG等でもいつもお世話になっておりますこうひーさんから聞かせて頂いたプライベートな妄想ネタをノリでちょっと描いてみたのですが、ご本人の許可を得られたこともあり、せっかくですので記事にしてみました。
『スカンクエンジェル』は世にはびこる悪党共を懲らしめ反省させるため、スカンクの能力で戦うヒロイン。スカンクなので最大の武器はもちろん、例のきょーれつなお下劣ガスです。
画像の技は、「ファーティ・エグゼキューション」。
絵だけだとちょっとわかりにくくて申し訳ありませんが、大きくてふさふさなスカンクの尻尾に巻かれ自由を奪われた相手に臭い毒ぷ~を吸わせて倒す必殺技です。
逃げられないよう尻尾で捕まえて拘束してから存分に嗅がせるというのがミソで、もともとは罪人処刑の為のエグい技ですが、正義のヒロインとして"不殺"仕様にアレンジされたものを使っている模様。
この絵だとさしずめ、悪の科学者にオシオキの図といった感じですね。

噂では、本来の処刑技としての「真 ファーティ・エグゼキューション」を使うという、もう一人のヒロインが存在するとかしないとか・・・・・・。

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サークルSBD 2012/07/28 00:00

初出は○バターより前なのです

6回に分けてお送りしてきました『さよなら人類』、いかがでしたでしょうか。
「レミングス」さんが1,2,3,4話及び各挿絵を、私SBDが5話(長すぎたのでやむなく前編後編に分けました)を担当しております。

レミングスさんの運営されているサイト「Wisper」には、『さよなら人類』も含めM男性向け作品が、ご本人のものやゲスト作品も合わせて沢山掲載されています。
おなら系のコンテンツは無いのですが、人外娘や圧倒的な力の差がある女の子らに男が逆レ○プされたり、バトルファックを挑んで負けてえらい事になってしまったりする濃いお話がぎゅっと詰まっていますので、お好きな方にはたまらないと思います。
属性持ちの方は是非お立ち寄り下さい。
ゲストからの投稿もメールフォームにて受け付けておられ、以前私もいくつか作品を投稿させて頂いておりました。
作者様は不詳なのですが、『乳忍・成海』の続編もどなたかが書いて下さっています。(「Wisper」サイト上では2話め・3話めも著者SBDとなっていますが、便宜上のもので、実際の著者の方のお名前は不明。)

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サークルSBD 2012/07/23 23:30

『さよなら人類』 第四話

第四話:レミングス・著/挿絵



チリトがムキになったおかげで、カイトの命は逆に救われた。すっかり衰弱しきったせいで暫くの間検査の対象から外されたのだ。もちろん後ろにはナプラマージャの指示もあった。
しかしおけげで、カイトは重体のフリを続けて、充分な体力の回復を待つことができたのだ。


「あの人間は死ななかったんだって?」

薄暗い洞窟に似た部屋の中で、不満げな声が浮かんだ。
ゴツゴツした壁面の一部が赤色に光り、血を水に薄めたようなぼやっとした光に包まれていた。
ディーバ・ルは壁から伸びた血管のような管を持ち、ラッパ状になった先端に話しかけた。

「でも死ななくて助かったのは君もでしょチリト?
ナプラマージャの奇妙なこだわりを君だって知ってるはずでしょ?」

うつぶせのディーバ・ルのヒップが、弱い光の中で揺れた。
片手で管を握ったまま、もう片方で前髪を掻き分ける仕草をした。その時ジャンボサイズの胸に半身の体重がのしかかった。
その途端、薄赤い光が床を照らす中で、ディーバ・ルの影になった部分に 苦しそうに荒げる息が聞こえる。

「ふー、」

ディーバ・ルの自慢のバストの隙間から、大岩をこじあけるかのように、筋肉の震える指が這いでた。そして若干間を置いて、少しの隙間から、人間の髪の毛が覗いた。


「ふー、ふー、」
地底から響くような呼吸に気付き、ディーバ・ルは片肘をついて体重を緩めたが、その顔に押し潰した者を思う影は少しもなかった。

「ところであの人間を捕獲した南東エリアに、まだ人間のコミュニティが残ってる話は聞いた?このところ収穫が少ないチリトなら聞き逃せない話だと思うけど?」

管の向こうから喜々とした声が聞こえる。
「あたし?あたしは別にいいよ。あなたとは違うも・・の。」
一息つくような声だった。ディーバ・ルの腰が左右に軽く振られた。

「ぅ・・」

つまるような声。
下敷きになっていた男のぺニスはディーバ・ルの太腿の間にあり、
今の動きで、腿の摩擦を受けたペニスが呼応したのだ。

ムッッチリとした怠惰な感触が続く。

「ぅ・・ぅぅ・・」
ビュビュ・・・

ディーバ・ルの腰が左右した時、部屋の明かりが太腿に反射した。そしてその光が伸長するように白い液が跳ね上がり、周りの太腿や尻に降り掛かると、潮が引くように吸い込まれていった。
ディーバ・ルは、ほんのつまみ食いをしたあと、男の顔をジッと不思議そうに覗き込み、

「・・・・どう?人間君?
私とお友達になれそう?

私?

私はあなたを見てるととってもつらい、
だって食べるの我慢しなきゃならないもの…」
舌舐めずりをしながら男に話し掛けた。
そしてすぐに醒めた表情になり、

「・・・・フン、まじに人間を飼うなんて、そんな奴の神経がわからないわ。こうして食事をする時さえ自分を随分諫めてるっていうのに、意味なく側に置いておくなんて到底私には耐えられない!」


男を飲み込むような胸を少しズラし、今の言葉に恐々とする男の顔を見て、クスっと笑う。

「でも大丈夫よ、人間は一度に搾るよりじょじょに搾った方が出る量が多い事は知ってるの、・・・うーん、でもいっぺん一度に搾ってみようか?」
悪戯っぽく笑い、首を横に振る男の表情を楽しむ。

管の向こうからはチリトの声が返事をしないディーバ・ルを探す。
ディーバ・ルの笑顔は嫌がる相手を見て楽しむ物から次第に好奇心の目に変わっていった。
「そう言えばあたし、もう何年も本気を出したことなかったわ。」
ディーバ・ルの目の変化に気付いた男の反応は激しくなった。肩から上すべてを振って否定の意志を示した。


ディーバ・ルの瞳の輝き方はかわらなかった。じょじょにバストを男の上に降ろし、盛んに暴れる首を制した。周りの弾力に力が分散される事に気付いた男は息をあげて飲み込まれながらディーバ・ルを睨むことしかできない。

「ふーん、怖くていい顔するじゃない、」

男の目はまるで親の仇のような憎悪に満ちていた。
ナイルスネイル達の性技を受けて、本能が砕けるような快感を味わってしまった者の最後の抵抗は、相手を脳の奥から憎むことである。そうすることで快感を紛らわすのだ。

ディーバ・ルはそれも承知しているかのように含み笑いをして男の頬をなぜるようなキスをした。
しかし男は蠅がついたように顔をしかめる。男は自由の利かない体に愛想を尽かすことで返って勇気が沸いたようだ。
男の気持ちを代弁するならば、
「自分は死ぬかもしれない、しかし気持ちでは決して屈しない。どこまでも抵抗してやる!」
憎しみ溢れる瞳が、徹底して目の前の女の愛撫を否定した。


ちょっとしてディーバ・ルは半身を少し上げ、男の顔は少し自由になった。

少し高い所から見下ろすディーバ・ル。あらん限りの憎悪を眼光に乗せてぶつける男。男に心の隙など無かった。
赤く滲む部屋のなかで、曲線に富んだディーバ・ルの体が大きなバストを携えて男の前にそびえ立つ。
しばらくして睨み合いを続けていた男が苦しむような声で呻いた。


やがてディーバ・ルが囁いた。

「フフフ・・どう?ちょと素敵でしょ?」

ナイルスネイルの外観は人間と同じだが機能はまったく違う。人間にはない筋肉が発達しているのだ。

「う・・ぷ、う・・ぷ」

男の口の中に、何かが強引に潜り込もうとしている。男は懸命に口を締めてそれを拒むが、じょじょに歯と歯に隙間ができてくる。

「ぐむむむ・・ぐもおお…!」
「ハハハ、あーん、もう少し、もう少しで私の乳首でお口いっぱいになるわよー♪」

ディーバ・ルが動かしていたのはなんと少し大きめな乳首だった。ピンク色のぷりぷりな乳首が男の顎の力に勝り、その唾液の中に突入した。

「ふもおお!」
「あはははは!」

ディーバ・ルの乳首が男の口の中を逆に舐め回す。柔らかくて弾力ある乳首は口のどんな隙間にも入り込み、丹念に刺激する。

「あっぷああああ!」
「あれ?おやおや…」

ディーバ・ルは溜め息をついてみせた。
男のペニスに再び力が入り始めたのを太腿の間に感じたからだ。

「むあああ!」

メキメキと音を立てて男のペニスはむっちりと締め付ける太腿の間に割り込んでいく。もう男の意思では無い。

「よかったわね?こんなにいっぱい乳首を舐めれて。嬉しいって大喜びじゃない。」

憎むことで悟りを開いたように快楽から逃れたはずだったが、体中を巡る快感のシグナルにもはや心持ちでどうこうできる状態では無かった。

「さっきみたいに睨まないの?」

ディーバ・ルは勝手に自分の太腿で脈を打ちながら、乳首で口を犯される男を、微笑して眺めた。

柔らかいピンク色の塊が唾液に濡れて輝きながら男の口をまさぐる。

「んももお!!」

太腿の締め付けに男の背筋が反り返る。

「あ~ら、素敵だこと。勝手に私の太腿をこじあけて、そのか弱い皮膚が締め付けられるのが
たまらないんでしょ?いいのよ、私にいっぱいちょうだい♪」
「んがうぅぅ!!」

こぼれそうな程に目をひんむいて、男は丸太のような太腿に埋もれた先端から、命の白液を搾り出した。
ビュビュビュビュビュビュ・・

「あー、すごい量ねー。昨日食べ尽くした人間と同じぐらい・・いえ、あなたの方が少ないかも・・。昨日の奴はもっと生きながらミイラに近い顔になってたし。 でも、もっとも表情は気持ちよさそうだったけど。」


人間をどこまでもぞんざいに扱う敵、仲間を思う気持ち、その気持ちが男に火をつけた。

ガブ!!

「!」

男は失いかけていた闘志に火をともし、目の前の憎い乳首に歯を立てた。
ガリガリガリ!!

「キャア!!」

ディーバ・ルは堪らず声をあげた。
「ああ あ!!


いい!

いいわ!!

もっと!もっと!やってぇぇぇぇ!!」



ディーバ・ルの唇から涎がこぼれ、嘲り笑った瞳は、余裕のない恍惚の表情へと変貌した。

ガコォォォ!

凄まじい破壊音が男の脳裏をつんざく。
ディーバ・ルの激情を感じ取った乳首が、その猛烈な押し込みで男の顎を破壊したのだ。


「んが!ゴボォゥォ!」


乳首が這うなどという生易しい物ではなかった。それは男を口から引き裂かんとするほどの勢いだった。

「ああぁぁ!素敵! お前の命は私がもらうからねー!!」

太腿がかつて見た事の無い動き、人間では不可能な振動を始め、男のペニスを下から優しい万力のような矛盾した力で押し上げる。

ムニュゥゥゥ・・・・・・・・
ムニュゥゥゥ・・・・・・・・

男の表情はすでに喜怒哀楽では判別できない物になっていた。
「あはは、・・・わからないでしょ?気持ちいいって言うべきものかどうかも。
無理も無いわ、この星のどんな技術をもってしても表現できない快楽だもの。ところが私の太腿は、こんな涼しい顔でやってのけちゃうの。」

ムニュゥゥゥ・・・・・・・・

ドバ!!!
怪しい光に包まれた小部屋の中で、女が一人伏せっている。
その女の尻の位置から、白い噴水が立ち昇った。

ドバドバドバ・・・・!!!
しばらくその噴水は止まらなかった。
女の体は、落ちてくる雫をキャッチしてその奥に生命エネルギーとして蓄える。
噴出元の男はいるはずなのだが、噴出が始まってから徐々にディーバ・ルの胸の奥に引きずり込まれていった。そしてもう外からは見えない。
ディーバ・ルは完全に噴出が止むまで動かなかったが、やがて止まると同時に立ち上がり、床に張り付いた、小さい人型の干物のような物を拾った。

「・・・・ナプラマージャ、あなたはきっと私の事が嫌いでしょうね、
でも、私もあなたのことが嫌いなの。

シ・ケーニョ様の様子を見る限り、儀式の日は近い・・・
私は負けないわよ・・・・ナプラマージャ・・・・。」

ディーバ・ルは険しい表情で虚空を睨み、儀式の日の事を想像した。
そして手に持っていた人型の干物を口にくわえると、
唇をうごめかして少しずつ口の中に飲み込んでいった。


続く

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サークルSBD 2012/07/20 23:30

『さよなら人類』 第三話

第三話:レミングス・著/挿絵



「ナプラマージャ・・・・」
カイトを送ったナプラマージャの背後から、威厳に満ちた声がかけられた。
「シ・ケーニョ様。」
ナプラマージャはそびえ立つ自分のボスを見上げた。
「わたしはお前の貢物には特に期待しておるよ。」
一礼するナプラマージャ。
「フム、ついさっきまでお前の人間がここにいたようだが・・・」
クンクンと鼻を利かせる。人の匂いがするらしい。
「は、申し訳ありません。たった今部屋に戻したところです。」
表情を変えないナプラマージャ、シ・ケーニョは横目でそれを確認した。
「・・・・・・・お前はなんのために人を集めておるのだ?」
「は、シ・ケーニョ様の溢れる命と支配のためでございます。」
「よろしい・・・。」
シ・ケーニョは薄い笑みを浮かべてナプラマージャのアゴを人差し指ですくった。
「しかしながら、あの人間については申し上げなければならない事があります。」
アゴを向けられながら話を加えた。シ・ケーニョから笑みが消える。
「・・・・・ナプラマージャ・・・よく考えて喋りなさい。」
警告するようにシ・ケーニョは言った。それに構わぬ様子でナプラマージャは続けた。
「は、あの人間は何らかの病原菌に犯されている疑いがあります。」
「・・・・わたしにそのような物の影響があるというのか?」
「わかりません、しかし宇宙にはまだ未確認の宇宙病が存在します。どんな惑星でも用心はすべきかと。」
「で?」
シ・ケーニョは冷たくうながす。
「はい、我々のチームで現在もこの星の菌に関する研究を進めております。より確かな安全を確認するまでは、今少しお待ちください。」
ナプラマージャの表情をじっと伺って、
「フ・・・・、それではその研究とやらを進めるがいい。もっともその研究はいつ終わるか知れない、私もいつまで我慢できるかわからないがな・・・」
最後まで表情を変えなかったナプラマージャを置いて、シ・ケーニョは立ち去った。


巨大な影が消えたころ、再び背後から声がかかる。
「さすがね、ナプラマージャ。」
「覗き見とは趣味がよくないな、ディーバ・ル」

ナプラマージャと比べると少し肌の色が薄く、髪は短いパールブルーのナイルスネイルが、ゴツゴツした壁の陰から現れた。
大きく純粋な瞳の奥には、薄いブルーが光っていた。ナプラマージャより二周りも大きな胸が、歩みに合わせて悩ましく揺れる。

「あなたの行動は一つ一つ興味があるわ、シ・ケーニョ様に従順かと思えばやたら反抗的なところもある。どっちが本当のナプラマージャなのかしら?」
「ちゃかすな、ディーバ・ル。私は忙しいから失礼するぞ。」
「あの人間を食べる気?」
通り過ぎようとしたナプラマージャを遮って聞いた。
「あの人間はシ・ケーニョ様が目をつけられた。病原菌が無いことをハッキリさせたら、シ・ケーニョ様に献上する。」
「フフフフ・・・、あなたってホント嘘が下手ね。」
「なんのことだ。」
「でも、その無骨さが好きよ、あなたのその何事にも動じないお顔が。」
指先でうっすらとナプラマージャの顔を撫ぜる。
「いい加減にしろ、貴様には付き合っていられない。」
「フフフ、随分お気に入りのようね。かわいいペットといったところかしら? かわいそうにシ・ケーニョ様に目をつけられてしまって・・・・・」
「失礼するよ。」
無理やり通過するナプラマージャ。
「あきらめがつくように、シ・ケーニョ様の前に私が食べてあげる。」
どうしてもナプラマージャの気をひきたいようだ。翼をたたむように、バストを両手で挟みながら言った。
「シ・ケーニョ様が相手だと、怒るに怒れないけど私なら躊躇なく怒れるでしょ?」
「・・・・・・」
ディーバ・ルは壁にすりそって、鬱っぽくひたいを付けて上目遣いで挑発した。

あきれた表情でナプラマージャは切り返した。
「・・・私は気狂いに剣は向けない。」
ナプラマージャには再び振り返る気配は無かった。
「・・・・・・・ふん、あなたも器用な人よね。昨日までの食料が今日は愛しい玩具だなんて。」
ナプラマージャを見送るとつまらなそうに腕を後ろで組んで、ディーバ・ルは通路の暗闇に消えて行った。



その日からカイトの地獄と天国をごちゃまぜにしたような日々が始まった。

死を予感したかと思えばほとばしる快感に狂い、そうかと思えば再び死の淵を覗く。

「く・・・狂いそうだ・・・。」
全裸でちぢこまった姿勢で、独り言を呟いた。
カイトは現在部屋を移され、小さな穴ぐらの中に閉じ込められていた。中は暗く、光がささない。
しかし数時間に一度入り口が開き、目の慣れないカイトを少しだけ苦しめる。



この日も、入り口には、ツインテールの女性のシルエットが浮かんでいる。
チリトだ・・・

カイトはここ数日繰り返されてきた○問を振り返り、決して心が折れてしまわないよう、一息のんで強く心を張った。


「毎日毎日、お役目ご苦労だね」
立たない足腰に力を込めて、サメザメとしたまなざしのチリトに精一杯皮肉った。

入り口に仁王立ちのままチリトが応えた。
「私だって好きでやってるんじゃないもん」
「よく言うぜ、人間が美味そうなご馳走にみえるんだろう?ヨダレがでてるぜ?」
そんな挑発をチリトは無視してカイトに寄って来た。太腿から伸びる細く長い足がカイトの目線上に見える。
2、3歩でカイトに辿り着く。

チリトはカイトの病原菌の疑いを調査するために、体液の摂取役を任命されたのだ。
しかしチリトの顔は浮かなかった。

彼女達は人をイカせて命を得る。チリトにとって人をカラカラになるまでイカせることなど造作もないことだったが、先日のナプラマージャの反応から、この人間を勢いに任せて出ガラしにすることは賢くないと考えていた。
「ホントはお前なんてこの手にもう少しだけ力を込めれば骨と皮にしてやれるのにな・・。」

いつものように抵抗するカイトを押し倒して馬乗りになって呟いた。
片手でカイトの両手をガッチリ掴み、片手でカイトのペニスを包んで生めかしい手首の動きを見せていた。

この快楽に素直に従ってはならない。
いつ命を奪われても不思議ではないのだから。
それに、さっきの哀れな男もそうだが、数え切れない人間の命を奪った奴らなのだ。喜びを感じることなど、考えてみれば何と不義であろうか。

下半身に集められるテンポのよい快感。顔つきはまだ少女ではあるが、その手つきはみるだけで男に性的な興奮をもたらす。きっとペニスを握っていなくとも、この手の平の舞を見るだけで勃起してしまうだろう。

「チリトの手って綺麗でしょ?細くてスベスベでしょ?」

漏らしそうな吐息を舌を噛んで我慢した。
苦しそうな顔を、顔の筋肉を無理して普通な表情にしているカイト。

「ハハ、無理してるんだ。ほんとはチリトの手、大好きなんでしょ?近づいてキスしたいでしょ?」
「ね・・・寝言いうなよガキ。ただ近づきたいのは確かだぜ、その鶏肉みたいな手を噛み千切りたいからな。」
ざまあみろ、といった表情をしてやった。体力も気力もないがイタチ屁をしてやった。

「・・・・そう。」
ブルーの瞳が薄目になって、小さな口が笑みに歪んだ。

ニッチュウゥウゥウゥ・・・
ペニスを上からすっぽりとつぼみのように手の平が覆った。そして不自然なほどヌルっとした汗をかき、きつく握り締めた。

「はぁうわ!!」
指と指の間から逃げ場を失った空気が、汗をかきわけて吹き出る音が聞こえる。
チュウウウウゥゥゥ・・・

ば・・・ばけもの・・・
大きく仰け反りながらカイトは恐れた。

「ウソ、気持ちいいの?じゃあこれは?」
その圧迫するヌルヌルしたつぼみは、カイトの物を強引に滑りあがり、チュポンっという音とともにカイトから離れる。離れる際にカリ、亀頭部分に凄まじい快感を受けた。

「・・・・・・・・・・・」
「お?」
カイトは声を漏らさなかった。
(フーン、がんばるじゃん。)
実際には声にならなかっただけな上、立て続けの刺激に腰が動かなくなっていただけなのだ。

ドクドクドクドク・・・
「ああ!?」
チリトは慌てた。反応のないカイトから射精が始まったからだ。
「なーんだ、感じてたんじゃん。ちょっと感心してあげてたのになー。」

噴出す白濁の液体、左右に暴れる男根。それを見つめていたチリトは再び手を差し伸べた。

キュッ
再び窮屈なつぼみにカイトを収めた。
「・・・・!!!!」
ジュルルル・・・
つぼみがカイトの全体を刺激しながら走る。
「・・・・・・・!!!!」

ギュ・・・・ッポンッ!
「んあああ!!!!」
「あ、やっと声が出たね。」
「おめでとーう、おめでとーう、おめでとーう、おめでとーう・・・・♪」」
どういうつもりか、おめでとうと言う度に、カイトのペニスはつぼみに吸われ、ギュッポンッという破裂音のような音で放たれる。

ギュッポンッ・・ギュッポンッ・・・
ギュッポンッ・・・・

「おめでとーうー♪」
ギュッポンッ

動きがランダムになる。チリトの瞳は弱って死んでいく獲物を見守るライオンのように冷たい。
つぼみの運動がカイトの射精のブレーキをはずしている。ついにカイトの体が痙攣を起こした。
「んんー♪大漁である、大漁である。」
噴水のように沸き立つ射精。止まらない。チリトの手も止まらない。
「あはぁー、さいっこう。お前の今の顔、すっごい好きだよ。」
視点が定まらず、ヨダレと涙を噴出しているカイトの表情をウットリと覗いた。

(もう・・死ぬ・・・?)
カイトのかすかな脳細胞が一瞬だけ考えた。
(強がったのがよくなかったか・・・おとなしくしてればよかったのか・・・?)

「あっははははは!そういえばさっきの態度は何だったのかなー? 今のお前見てると、どうしたかったのかサッパリ意味わかんなーい!!」
これ以上ない嘲笑が大きく響いた。




「そこまでだ!!」



絶好調のチリトの手が止まった。
「ナ・・・ナプちゃん。」
入り口が開き、ナプラマージャの姿が見えた。
「チリト、どういうつもりだ?お前は研究を台無しにしたいのか?」
「ご、ごめーん。ちょっとがんばりすぎちゃったー、エヘ。」
笑顔でごまかすチリト。しかし厳しい表情のナプラマージャはごまかせない。
「さっさとサンプルを持っていけ。それだけあれば暫くは十分だ!」
「・・・え? えーー? しばらくってぇ?」
「こいつが回復するまで暫くだ。さっさと行け。」
「んもー、どうしてナプちゃんはコイツの肩を持つわけ?」
「気に入った物は、サンプルだろうと食料だろうと大事にするもんだ。お前に私の趣味をつべこべ言われるいわれはない。 行け!」

納得いかない膨れっ面で立ち上がり、部屋を出るチリト。
カイトはここで助かったことを知り、意識を失った。

嵐が去って小さな部屋は静かになった。
ナプラマージャは腰を下ろしてカイトのペニスを握り、まだまとわりいている精液をきれいに舐め取った。
そして手についた精液を舐めとりながら部屋をでて、入り口を閉めた。


続く

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