N&R 2023/04/27 16:33

過去作品を振り返る(ぶらっどすく~る♪)

前回「あのあや○が今さら売れるわけがない」を振り返ったので、このまま古いものから順番につらつらと作品を振り返っていきます。
特に最近やる気休業中で書くことがない&自己満足&宣伝&何かいい刺激になればってことで第3弾。


まずこの「ぶらっどすく~る♪」は、ゾンビ化して地獄絵図となった学校内から死に物狂いで脱出を試みるサバイバルゲームです。
(現在販売を中止している猟奇CG無版も含めると約830DL。
 あざます orz)
ふざけた長いサブタイトルはラノベで長文タイトルが流行っていたのでおふざけで乗っかってみただけです。
深い意味はありません。時代を感じますね。

前作はコミカルだったので暗いものにしたかった&ゾンビものが少し前に流行ってたので1本作りたかった&血肉が飛び散るグロテスク描写も挑戦してみたかったという理由でこのような作品づくりとなりました。

しかし、はりきってグロくしすぎた結果、完成後(制作期間6カ月)にDLsiteに提出したところ、「グロすぎて取り扱いできない」という困った事態に。
泣く泣く、発売当初はFANZAのみでの販売(2017年10月発売)という形になりました。
まぁ内容が過激すぎるから仕方ないか……残念。

という感じで当時はDLsiteでの発売を諦めていたのですが、それから約1年半後に唐突に思い出してしまったんですよね。
「そういえばかなり昔、DLsite産同人ゲーでかなりグロが過激な作品で遊んだぞ?」と。
「ぶらっどすく~る♪」を遊んだ事がある人なら知ってるかもしれませんが、サークル「青色ハッキョウダイオード」さんの作品のことです。
可愛い女の子が容赦なく切断されたりプレス機で潰されたり、機械でひき肉にされたりと、トラウマ級の凄まじいグロ描写となっています(個人的に大好きなサークルさんで2015年の作品)
「なんでこのサークルさんがOKでうちはダメなのか意味わからん」と思い、DLsiteに問い合わせをしました。
すると「少し前にグロの基準が緩和されたのでN&Rさんの作品も掲載します」とのお返事が。
いや、答えになってないけど。「少し前に緩和」ってウチより過激な作品が2015年に出てますけど?って話ですが……まぁそんなことがありまして1年半後の2019年にDLsiteでも発売することができました。
今でも納得いってない出来事ですが、まぁ結果オーライということで。


そして振り返るために久しぶりに遊んでみましたが……やっぱグロいですね。
あまり多くない立ち絵とイベントCGをとあるサークルさんから購入して、それを切り貼りしつつ血液を書き足しつつコツコツ改造して作りました。
絶叫悲鳴と合わさることでなかなかの仕上がりになりましたが、血や欠損が多すぎて万人受けしないでしょうね。
(モザイク多めで掲載しております)


ゲームは序盤は武器がなく、机や植木鉢をゾンビに投げつけて倒していきます。
レビューでも面倒、大変、きついというお言葉をちょこちょこ頂きました。
そこらへんにあるものを投げて敵を倒すというのは不自由ですが個人的には楽しいので修正しませんでした。ごめんなさい。


お化けのセーブポイント。
バイオハザードのインクリボンのイメージですが、この方式も不評でしたね。
どこでもセーブできるようにして欲しいという声が数多くありましたが、ホラーゲーで殺される緊張感を持って欲しかったので「どこでもセーブ」は採用したくなかったんですよね。
というわけでこれも修正しませんでした。
不自由を楽しんでくださいごめんなさい。
ただ、他サークルさんのゲームのレビューでも、どこでもセーブできない方式はやっぱりマイナス評価されていますね。
ファミコン時代を知っていると、特定の場所でしかセーブできないは割りと当たり前だったのであまり気にならないのですが、今の時代に合わせるならどこでもセーブにしないと☆評価が下がるので注意が必要です。


謎というかちょっと頭を使って解いてもらうギミックもこの作品にはいくつか取り入れました。
が、上図のキラキラ星の演奏は「音楽は無理です。クリアは諦めました」という人もいました。
自分の中では簡単だと思っていたのですが、やっぱりあらゆることを想定してヒントなり答えなりを用意しないとダメなんだなぁと勉強になりました。
ギミック系はこの作品以降、できるだけ分かり易いヒントを出していくよう心がけています。


このボス戦は投げてくるドラム缶を「金属バット」で止めて、それを「素手」で投げつけるという方法でしかダメージを与えられません。
よくこんな面倒なものつくったよと思う反面、いかにもゲームっぽい攻略法で、個人的には楽しんでボスを討伐することができました。
ちなみに倒すコツは、止めて投げてを繰り返すのではなく、ドラム缶を10個止めた後に10個ひたすらぶん投げる、と工程を分けたほうが楽です。


そしてこのゲーム最大の緊張感を与えてくれるチェーンソーマン。
基本無敵で、主人公が正解の行動をとるまでどこまでもしつこく追いかけ続けてきます。
一発で体力を大幅に持っていかれるので必死に逃げます。
捕まるとチェーンソーで両断されます。グロいね。


主人公の死に様は数多く、今にして思えば誰がこんなもん買うんだよ?
という胸糞の悪さです。
音声作品の絶叫悲鳴系との相性もよく、作ってる最中はノリノリで文章とCGに合わせていました。
病んでたわけではないです。多分。


というわけで色々問題も多かった作品ですが多くの「気付き」もあり、個性的で尖った作品に仕上がったので挑戦してよかったなぁと思える作品でした。
また、1,2作目同様、難易度の高い作品となってしまいましたが、アクション性もストーリーも納得のいくものが作れたので、ハードな刺激が欲しいなら是非お勧めしたいです。

そして今作も難易度調整やヒントの出し方などの調整を行い、ストレスのあまりかからないゲーム性にバージョンアップしようかと思います。
(というかすでに行っている最中ですが)

あと、人をあまりにも選ぶ作品なので、グロシーンを通常のエロシーン(ゾンビに犯されるだけ)に変えて猟奇がダメな人にも遊んでもらえるようにしようかなぁと模索しております。
すでに完成から5年半経過しており、今更過ぎますがが。

なんかこの「振り返り」が、過去の作品を修正するちょうどいい機会になっていますね。一斉点検といった感じです。


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