りょまる/彷徨の彼方 2024/04/23 22:28

第5862回 ゲーム/バニーガーデン堪能した話

*この日記には「バニーガーデン」のネタバレが含まれます。


1周目クリア!


はい、というわけで先週発売になって自分でも予約購入していた「バニーガーデン」ですけど、買ったその日からプレイを始めてサクッとエンディングまで持っていけました。

ホントは最初”触った直後”の話を日記で書いてから後日改めて感想をってしようかと思ったんですけど、意外に最初のプレイで(体感)半分ぐらい進められちゃってたので、「これならもう終わらせてからのがいいかー」とスクショ撮りながらそのまま最後までやっちゃったって感じです。

まぁ他のqureate(キュリエイト)作品もだいたい2,000~3,000円台の価格でボリュームもみんなそれ相応なので、今回のバニーガーデンも例に漏れずその形だったっていうことですね。


で、やってみた感想ですが、こちらも価格相応の「女の子との楽しいひと時を過ごせる」カジュアルなアドベンチャーゲームに仕上がってたかなと思います。

会話があってお酒の選択があって、たまに選択肢やミニゲーム、アフターなどのイベントが発生したりと、ひたすら定番どころをきっちり押さえて外しにはいかない、そんなゲーム。

キャラも特別に癖が強いってわけでもなく、ストーリーもアドベンチャーゲームではありがちなパターンで、読んでいれば自然と先が予想できるような内容。

ただそれ故に安心してゲームに没頭ができて、短時間ながらも自然と笑ったり思わずツッコミを入れたりと、ホントその子と「お話」してるような感覚で楽しめたのも間違いないゲームだったかなと思います。個人的には全然こういうのでも良いし好き。


ちなみにSNSでは「高いボトルが下の棚にあるのはキャストが取る時に屈んでパンツが見えるため」っていうので盛り上がってましたが、この辺のお色気に対するこだわりと熱量は自分がqureate作品にハマったきっかけの「プリズンプリンセス」の頃からそうなので「さすが」っていう感じでしたね。

プレゼントで渡したパンツを次の時に穿いてくれるとかもそうですし、ここはもう事前の情報から抜かりないだろうと思ってたのでぶっちゃけやる前からわかってました。

そういう意味で言うと”魅せ方”で驚いたのはお色気じゃなくて、キャストの女の子が酔っ払うと性格が結構変わるっていうところ。


デフォルトでお話できるのは3人なんですけど、このシステム(仕様?)があるおかげで実質6人いるみたいな、「見た目は同じなんだけど中身がちょっと違う別キャラ」として扱ってるっていうのは、この価格帯のゲームならではの表現と単純にギャップを楽しめるっていうところで上手いなぁと思いました。

酔わせるかどうかもこっちが選ぶお酒である程度コントロールができるし、実際「その前は普通に話したから今度は酔ったバージョンにしようかな」みたいのを考えながらプレイするのはかなり楽しかった。


まぁ一方でゲームが進んでも選べるお酒の種類が最初からずっと同じだったりとか、「派遣」と「ギャンブル」の二つが取ってつけたようなシステムで終わってしまってるのがちょっと…といった気になる点はいくつかあったりもしたんですけどね。

個人的にギャンブルがただ「当たったか外れたか」が出るのを待つだけだったのにはビックリ。派遣も女の子に会いに行ける日を潰してまで行くには増える金額が少なすぎてまったく使わなかったし、これだったらギャンブルと合体させて「危険な仕事ほど金額が増えるけど怪我で日数を無駄にするリスクあり」みたいにしてもよかったんじゃないかなぁと。

あとこれは完全に好みの問題ですけど「ASMR」は別になくてもよかったかなーと思う。いや、内容自体は全然よかったし、ちゃんとイヤホンなりヘッドフォンなりで聞けば本格的なASMRが体験できるっていうのも凄いんですけど、”ゲーム”として遊んでる身からするとその時間って「1枚絵を見ながら声を聞いてボタン押してるだけ」になっちゃうので、どうしても手持ち無沙汰感の方が強くなってしまうという。

しかも内容をちゃんと作り込んでるおかげでそのASMRがまた長いんだ…一応数回に分ける形で区切られてはいるものの、たぶん普通に音声作品(健全)として出せてしまうレベルだと思う。それぐらい虚無感に包まれそうになりながらポチポチしていた。


まぁでもこれきっかけでASMR知ったってなる人もいるだろうし、ここで挙げた気になる点はどれもひとつひとつは些細なものなので、全体で見たら最初に書いた通り「こういうので全然良いし自分は好き」っていう感想に尽きるんですけどね。

何なら今も普通に”2周目”やってますし、たぶんこの感じだったら3人のキャスト全員のエンディング見るまでは続けられそう。…っていうことで気づいたら結構いい時間にもなってたので、バニーガーデンの感想日記はこれにて終了したいと思います。


おまけ

最初にエンディングを見たのはギャルの凛ちゃんだったんですけど、お店に入った時に”その時の好感度の高いキャストが優先的に接客をする”っていうシステムのおかげで、最初の「いいな」っていう直感に従うまま綺麗に最後まで行けました。

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