第4894回　出口が見えないセリフの話

さて、今週も”セリフの書き出し”で1週間の作業を全部費やしてしまいましたけど、今週はまただいぶひどい詰まり方をしたというか、自分でもよくわからない悪いループに入って全然前に進めませんでしたね…。

いや、途中までは結構進んでたような気がしていたんですけど、なんとなしに読み返してみたら「別にここなくてもよくないか…？」ってなって、結局新しく書き足したところを丸々全部カットするみたいな、そういう謎の行動を繰り返したりしてました。

確か元を辿ると話の流れがちょっと変だった箇所を直そうと思って、さらに展開を広げてみたとかそういう感じだったと思うんですけど、結果的に本筋の話からだいぶ内容が逸れることになってしまって、修正のやり方としては失敗に終わったという感じでしたね。

でまぁそこをなんとか言い回しをちょっと変えて直したんですけど、その辺りからだんだん今度は通しで読んでも全体のセリフが良いのか悪いのか、もっと言うと文字だけで情景が上手く映像として入ってこなくなっちゃって、直してもなんか微妙に感じるし、元のセリフでもやっぱりなんか変だしでどうしたもんかと悪いループに入ってました。

この感じは割りと過去の作品でもあったやつなんですけど、何日も同じ流れしか見てないせいで、脳がもうそこに対して何も反応してくれなくなっちゃうんですよね…。”ただ文字がそこにある”っていうだけで、それ以上働いてくれないみたいな。

なので今日（というかさっき）はそこを脱出するために脳が別に働かなくても判断ができる基準を書いたりとか、音声を聞きながらその内容を頭の中で文字に起こしていって”自然な流れっていうのはこういう感じなんだ”っていうのを改めて脳に入れたりとかやってました。

たださすがにここまで来るといったん置くというか、全然違うことに脳を使って忘れた頃にまた見るほうが良いような気もするので、明日明後日でもし感覚が戻らなければ月曜からはちょっとパート1飛ばして次の2を進めちゃおうかなと思ってます。

こっちは今やってる1みたいにストーリー仕立ての構成ではなく入れたいセリフをガンガン書いていけばそれでオッケーな作りなので、単純に「エルマさんならこう言うだろうな」ってことを楽しく書いて、作業を進めつつリフレッシュも図るっていう感じですね。

いやでもホントストーリー仕立てのセリフってマジで難しいですねこれ…一応youtubeで本職のライターさんが解説してる動画とかあったから見たりもしたんですけど、やっぱりそのある程度”読みやすい形”だとか”表現の差”を知ってないと、なんでそこを直そうと思ったのかっていうそもそもの感覚があんまわかってないので上手く取り入れられないし、ちょっと素人が手を出すには難易度が高すぎる代物っていうのを改めて痛感しました。

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