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2023年 10月の記事 (21)

猫虎屋 2023/10/31 18:30

ハロウィンの奇跡

はー、今年もルミエの出番は無しか……。
手に持ったスマホを食い入るように見つめる。
ハロウィンで再登場するのを密かに期待していたが全く関係のないイベントで、プレイアブルどころかハロウィンイベントそのものすら無かった。
もはや運営は忘れているんじゃないかとすら思う。もうこのまま二度と登場することは無いのだろうか…。ルミエに初めて会ってからもう6年。ずっと愛し続けていた。最後に出番があってから5年が経ってしまったが、それでもルミエを使い続けているのは自分くらいのものかもしれない。

あれ?ハートマークがついてるぞ?
ルミエのアイコンについているハートマーク。これは愛でルームで何かプレゼントがあるときの表示である。ルミエはとっくに親密度30万を突破しているので、もう何も起きないはずだ。
半信半疑でルームを開いてみる。
その時、奇跡が起きた。

スマホが激しく光り輝き、視界が真っ白になる。あまりの眩しさに何も見えない。思わず目をつぶってしまう。
「あいたぁっ!……あれ?」
聞き慣れた声が聞こえる。しかしそれは妙にリアルで、鮮明な声だった。
「えへへ、こんにちは。」
目を開けると、ルミエがそこにいた。

まさか本当にルミエが現れるとは。実際のルミエを眼の前にすると、思っていたより小さく感じる。そうか、身長155cmだから、自分より一回り小さいのか…。そのリアルなサイズ感と息遣いにどきどきする。

ルミエの親密度が限界突破したので、たったひとつだけお願いを聞いてくれるらしい。
ひとつだけ……。もしたくさんできるなら、色んなことがしたい。一緒にショッピングしたり、一緒にデートしたり、一緒にお泊りしたり。
でもひとつだけと言われたら…。
もう、あれしかない。ルミエの中に、自分を刻み込む方法。
「えひぃ…やっぱり、それだよねぇ」
しかしルミエは拒否しなかった。

初めて見るルミエのそこは、綺麗なピンク色をしていた。
恥ずかしさで隠そうとするが、ぬらりと濡れて光っていて、とても綺麗だった。
その様子を見るとこみ上げる獣欲が抑えきれない。
服を脱ぎ捨て、ぱんつを下ろしたルミエのそこに、ぴたりと押し当てる。
ぐっと力を込めると、確かな抵抗感があった。
「その…初めてだから…やさ…」
ガチガチに固まったそれを、強く押し込むと、ぷつりと弾ける感触がして、一気に中に突き進んだ。


「ひいぃっ!」
ルミエの悲鳴もものともせずに、一番奥まで押し込む。ぴったりと閉じたそこは強く締め付けるような感触があって、痛いほどにきつい。しかしすっかり奥まで入り込むと、温かくねっとりと包み込むような感触に覆われた。ルミエの体温と鼓動を感じる。

ルミエと繋がれたことの喜びと興奮が最高潮に達し、気がつけばびゅくびゅくと中に射精していた。
「ううう…熱いよぉ……」
そこで初めて涙目になっているルミエに気づく。
しまった、やりすぎてしまった。これではルミエを一方的に犯したようなものだ。
一度射精したことで、少し思考がクリアになってくる。冷静になってみると、自分ひとりの気持ちよさしか考えていなかった。だから今度はルミエのほうも気持ちよくなれるように努力しなければ。

それで繋がったまま、しばらくそのままじっとしていることにした。
ルミエに痛くないかを聞いてみる。
「うん、大丈夫、さっきよりは…痛くないかも。」
一度中に出したおかげもあって、潤滑は十分にあった。しかし処女を失ったばかりのルミエは、痛みを我慢しているところに違いない。
繋がったままじっとしていると、まるでひとつの体になったかのような錯覚を覚える。体温も鼓動も密に感じ取ることができ、境界線が消えていく。ぴったりと包み込むルミエのそこは、まるで自分のためにつくられたかのようだった。

「もう動いても大丈夫かも……」
じっと繋がっているのもいいが、やはり本心としては動きたい。正直もう限界が近かったので、ゆっくりと動いて少しずつピストンを強めていった。
「ひああっ……」
強まる刺激に再びルミエが声を上げる。でもさっきほど辛そうな感じではなかった。
これはいけると思ったが、その前にこちらの方が限界を迎えてしまう。
どくどくと濃いものをルミエの中に注ぎ込む。なかば怨念に近いような6年分の愛情の結晶である。

しかしこの程度では終われない。こんな機会はもう二度と来ないかもしれない。
5年間待ち続けたのである。5発、いや6発くらいは行けるはずだ。こんな機会はもう

そのまま二人はくたくたになるまで交わり続け、6度目の射精をしたときに、遂に力尽きて眠り込んでしまった。

目が覚めるとルミエはそこにいなかった。
そうか…夢か……。
あまりにリアルな夢に、自分の願望の強さを実感する。
なんだか気恥ずかしい気持ちと、達観した気持ちがあって、しばらくアプリを開くことはなかった。

それから半月後、思い出したかのようにアプリを起動してみると、再びルミエのところにハートマークが付いているのに気がついた。
焦る気持ちでルームに入ると、ルミエが笑顔で迎えてくれる。

「やっと来てくれた!ええとね、今日は大事な報告があるんだけど」
いつになく神妙なルミエの様子に、心臓が高鳴った。

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猫虎屋 2023/10/30 00:14

ハロウィンの獣

トロたん装備でトリックオアトリートに参加させられるセルピナ

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猫虎屋 2023/10/29 00:34

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猫虎屋 2023/10/27 07:44

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猫虎屋 2023/10/25 23:49

無知の剣士


見た目は女の子だからということでとりあえず働かされることになったディアイゼさん。
でもガラティナにはめちゃくちゃ怒られた。

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