百合乙女の憂鬱
女性向けエステが専門だけど、ときどき男性向けエステにも動員されることがあるフローリアさん。
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猫虎屋 2024/07/05 00:53
前話:バスタオル杯
白猫女子テニスの登録選手全員が出場するバスタオル杯。
それは闇のエレノアも例外ではなかった。
「どうして私がこんなことを……!」
怒りを表すものの、彼女もテニス世界のルールには抗うことはできない。
「これで決める…っ!」
闇のエレノアがポイントを取る必殺の1球を返球した瞬間、その激しい動きによってタオルがはだけ、乳房が顕になってしまった。
「くうっ…!」
とっさにタオルを巻き直そうとするが、その余裕がない。必殺の1球と思ったものが、なんと相手に打ち返されてしまったのである。
タオルがはだけて乳が出た状態になると、ギャラリーが一斉に盛り上がる。
皆これを見たくて集まっているのである。さらにはこの後エレノアが無惨に敗北して、罰ゲーム担当に犯されるところを望んでいる。
「私は、絶対に…負けない…ッ!」
しかしエレノアにも堅持というものがある。こんなところで無様に負けるわけにはいかない。
だが無理に走ったり大きなアクションを取ろうとすると、タオルがはだけてしまうというジレンマに陥っており、エレノアは唇を噛み締めながらその羞恥と闘うのであった。