ぱいギル 2015/10/21 19:01

ニコニコ動画のページ移動でブチッと音が出る対策方法2

以前にも同じようなの書きましたが、それでは直らない場合の解決方法を書いておきます。
ブチッと音が鳴るのは、FlashPlayerとニコニコ動画とPCの相性のようで、
前回の方法で直らない事もあるよ~ってことなので検証してみました。
前回の方法は、こちら

Flashのキャッシュ削除はコントロールパネルのFlashPlayerから。
IEのキャッシュ削除はIEのツールオプションから出来ます。

ミュージックドライバやFlashPlayerのバージョンアップをしても直らない…と言う場合、
どうするかと言えば、結論はRAMディスクの導入です。
RAMディスクとはメモリをハードディスクの代わりにするもので、
ブラウザのインターネット一時ファイルのサイズを1024に変更(前回の対策)、
場所をRAMディスクにすると異常音が直ります。
RAMディスクは異常音対策だけでなく、ブラウザがかなり速くなるのでお勧めです。
RAMディスクのメリットやデメリット、注意事項書いておくので導入するかどうか判断してください。


●メリット
速度が速い。SSDよりもはるかに高速で読み書きできる。
ファイルの読み書きが多いブラウザのキャッシュをRAMディスクにすればSSDの寿命が延びる。
作業領域を変更できるアプリがあれば、RAMディスクに設定すると動作が軽快になる。

●デメリット
メモリなのでPCを終了するとRAMディスク内のデータは消える。
システムに深いファイルをRAMディスクに多用すると安定性が落ちる。
メモリ容量が少ないPCではメインメモリが減ってしまう。


データが消えてもいいブラウザやアプリの一時ファイルには速いRAMディスクが有効ですね。
ブラウザの履歴やクッキーは別なので、ちゃんと残ります。

RAMディスクドライバとして、電机本舗のRAMDAがフリーソフトであるのでお勧め。
有料版もあるが、フリーで十分な機能持っています。
他のRAMドライバでもそうですが、PCを速くしようと思って
Windowsシステムが使うファイルまでRAMディスクに設定しない方がよいかと。
普通に動いてはいても、どこかで微妙な不具合が出たりするものです。
使用するならブラウザのキャッシュに使うとかアプリの作業領域に使う程度にして
WindowsシステムのファイルやTempをRAMディスクにしない方が無難。
多少の速度より安定性優先です。


RAMDAの設定例64bitOS
確保MBサイズ。積んでいるメモリに合わせて適当に。1G=1024MB
ハードディスク認識ON、TEMPフォルダ作成ON
フォーマット形式 FAT16/32
メモリ確保の仕方 物理メモリ
Temp,Tmpフォルダの位置 設定変更無し
IEの一時作業ファイルの場所をRAMディスクに変更
履歴やcookies,dat関連は変更しない。(変更しても体感速度が変わらない)
Windowsキャッシュやその他の設定は変更無し

ブラウザが速くなるのでお勧めではあるんですがメモリを4G以下しか積んでいない人は
RAMディスクの容量があまりとれないので導入はなかなか難しいですね。
普段インターネットしかしない程度であれば、512Mほど確保すればなんとか出来る?……かな
32bitOSの人はOS管理外メモリの使用とか方法があります。

もしもRAMディスク試してみようって場合は、必ずコントロールパネルからシステム、
システムの保護を実行してWindowsのバックアップを取っておき、
コントロールパネルの回復から、いつでも元に戻せるようにしてくださいね。

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