とまとけ 2022/01/27 09:00

「令嬢と下働き」制作状況 2

「令嬢と下働き」について、ざっくりと、主人公の設定だったり、
世界観・舞台設定を行いました。次のような感じです。

導入

領主の妻が第一子であるロゼを身籠るころ、執事長の爺さんが
領主の妾との間に子をこしらえた。
子供が母の特徴を色濃く継いで生まれてきたのは、不幸中の幸いだった。
妾が領主のお気に入りだったこと、執事長の老い先が短いことから
この件は不問とされ、子供は領主と妾の子として、育てられる。
しかし、その後、領主と妻の間に生まれたのは、ロゼの妹のメルだけだった。
妾との間にも子は出来ず、事実を知る者には、執事長の呪いと呼ばれた。
また、そのような状況にも関わらず、跡継ぎとなるかもしれない子供を
下働きに据えたままの領主を不審がる者もいた。
このままでは、執事長の血筋がこの土地を治めることになってしまう。
どうしてもそれを避けたい領主は、長女のロゼに事実を告げ、見合いをさせる。
相手は、領主の古くからの友人の息子で、凡庸だが誠実な男だと言う。
ロゼもまた、誰に知られることなく、彼に恋心を抱いていた。
ロゼの容姿や強気な性格もあり、見合いは上手くいき、婚約は成立した。
妾の子は下働きのまま、この件は静かに解決したかのように思われた。
しかし、数日たった夜、屋敷の中には、なにやら不気味な気配が漂っていた。


現在は、プロットを一通り書き終え、シナリオを考えているところです。
スピード感を持って、進めていきたいと思います。

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