7月進捗報告_シナリオ
声優さん募集を8月1日に控えていますので、募集要項をまとめたり台本の手直しをしながら、完成まで着実に進んでいっています。体験版完成まであと5ヶ月くらいあるのに、何故だか時間がそんなに無い気もします(-_-;)台本作ってスクリプト組んでってやってたら秋になっちゃうよ!今やれる作業は今のうちにやっておかないとね!
それでは最後に本編のシナリオを先月の続きからペタリ。
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※下記内容は開発中の物となります。
//bg ゲーセン(昼)
【智弘】
「おっ、もうクーラー入ったのかぁ」
外はまだ暑いとまでは言えなくても、多少ムシムシはしていた。
そんな空気から一変、ひんやりとした空気が肌に触り、心地いい。
ここは駅前にある大きなゲームセンター。
クレーンゲームからメダルゲーム、それに音ゲーに格ゲー、オンラインカードゲームまで様々な種類が置いてある。
そんな中で俺がいつもやっているゲームとは。
【智弘】
「さぁて、今日もあいつが先に来てるかな?」
そんな独り言を溢しながら、ゲーセンの奥の方に足を運んでみる。
【智弘】
「お、いたいた」
唯一起動していたドーム型筐体の光が消えたって事は、ちょうどプレイが終わったみたいだな。
【智弘】
「おっす、来たぞ」
筐体から出て来た女の子に声を掛ける。
【加奈】
「あっ、鈴木くん」
【智弘】
「どうよ、戦績の方は?」
【加奈】
「うーん。勝てはしたけど、やっぱり1人じゃ調子出ないかな」
【智弘】
「ははっ、その腕でよく言うわ」
ちょっと控え目で大人しいこの子の名前は杉浦加奈
歳も俺と同じで1年生だが、加奈は他の学園の生徒だ。
俺達はここのゲーセンの、このゲームで知り合った。
【加奈】
「夏休みになると、どの時間でも混みそうだな」
【智弘】
「そうかもね」
これは2チームに分かれて戦うオンラインロボットゲームで、俺達はこのゲームのヘビーユーザーだ。
加奈とは5月頃からこのゲーセンで何度か顔を合わせていた。
けど通う学園も違うし、お互い話し掛ける事も無かったので特にそのままの関係だった。
そんなある日、加奈が乗っているロボットが落とされたら負けてしまうという状況になった時、咄嗟に俺が自分のロボットを盾にして、加奈と敵のロボットの間に割って入って加奈を守ったのだ。
という事があり、俺と加奈は仲良くなった。
それからはこのゲーセンで何度か待ち合わせて、一緒に遊んでいる。
まぁ、この子も香澄とは雰囲気こそ違うものの、かなり可愛い。
可愛い子好きの俺としては、お友達になれて嬉しい限りだ。
【加奈】
「今日からは宇宙戦だよ」
【智弘】
「宇宙かぁ。となると360°全方位に気を配らなきゃいけなくなるな」
【加奈】
「ふふ、鈴木君がいれば私も戦いやすいよ」
【智弘】
「そりゃ俺も同じだ」
会ってすぐこのゲームの話。
俺も加奈も子供の頃からゲーマーだったので、ゲームの話でよく盛り上がる。
だが話しているよりもゲームをプレイしている方が楽しい。
すぐに俺達はこのゲームで遊ぶ為、それぞれ筐体の中に入っていった。
//場面切替
//bg ゲーセン(昼)
それからだいたい1時間後。
会社帰りのサラリーマン達でゲーセンが賑わい始め、混雑してきたので俺達はゲーセンを後にした。
【加奈】
「それじゃあね、鈴木君」
【智弘】
「おう、また遊ぼうな」
加奈は近くの本屋に寄ってから帰ると言うので、俺達はゲーセンの外で別れ、俺はまっすぐ家に帰る事にした。
//場面切替
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メインヒロインの一人、加奈ちゃんの登場回です!
ゲーセンに設置されてるドーム型筐体、ロボットゲーム。分かる人には分かってしまうネタとなっていますwそれのヘビーユーザーの加奈ちゃんはガンオタ、ですよね!
ロボット作品のキャラじゃなくてロボットが好きな女の子って素敵ですよね(*'▽')~♪
それではまた来月お会いしましょう!