ミナカミ理久 2021/08/15 03:39

舞洲の話

私は大阪市の海に浮かぶ3つの人工島「咲洲」「舞洲」「夢洲」が好きです。

舞洲は2008年の五輪の開催候補地だったため現在もスポーツ施設が多く、立派な野球場があります。


球場全体を写した写真がカメラロールになかったです。残念。

ある日、何気なくテレビをつけると舞洲が映っていました。舞洲はローカル番組でもあまり観ることがないマイナースポットなので驚きました。
それは高校野球の大阪大会でした。関西創価高校×近大付属高校。
「ボールが高く飛んだら舞洲で最も面白い建物である”舞洲スラッジセンター”の煙突が見えるかもしれない」、そんなクソみたいな動機で試合を観始めました。
野球のルールは基本しか知らなかったので、「ダブルプレーって何?」「なんで送りバントばっかりやり始めたの?」などわからないことだらけなまま最後まで観ました。ちなみに送りバントという言葉は子どもの頃にこち亀で学びました。
延長13回の熱い試合でした。

それから、大阪大会の中継がある日は必ず観ました。
ルールを知らないまま観るのは不便なので覚えました。最初に観た試合の送りバントの理由も理解しました。(13回からタイブレークになったから)
大阪大会の決勝の舞台も舞洲でした。強豪・大阪桐蔭高校×46年ぶりに決勝に出る興国高校。興国高校の球児たちは笑顔が印象的でした。心から試合を楽しんでいるようで、精神力に感服するとともに、見ていてとても温かい気持ちになりました。9回裏、延長になりそうなところで大阪桐蔭がサヨナラ勝ちしました。素晴らしい試合でした。
そして私はいつの間にか、舞洲だけでなく高校野球にもドハマりしていました。


全国大会も楽しんでます。ディスプレイを犠牲にしてまで観てます。まあまあ不便です。
ここ数日、雨で全国大会の試合が中止になっているので、「野球がないなら原稿中に何を観ればいいんだ?」と困り果てています。つい先日まで1ミリも興味なかったくせに。


そして舞洲のもう一つの面白建物「舞洲工場」に見学に行ってきました。ゴミ処理場です。
ちなみにこの日も高校野球大阪大会の試合(興国高校×八尾高校)があったので、朝から中継を見て、お昼に舞洲に来ました。もう夢中。


どこから来たのかと案内の方に訊かれたので大阪市内に住んでいると伝えると「近いw」と驚かれました。有名な建築家フンデルトヴァッサー氏がデザインした建築物なので、遠方から見学に訪れる人が多いのだそうです。完全予約制で、この日は他の見学者はいませんでした。

建物の仕組みから建築に至った経緯、舞洲の歴史、ゴミ処理の歴史など細かく解説してもらいながらたっぷり1時間半見学しました。
写真を撮っていいよ、撮った方がいいよと言ってくださったのでバチバチ撮りまくりました。めちゃくちゃ楽しかったです。

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