神楽ひつじ 2019/05/13 19:02

不便という便利、不自由という自由・・・みたいな


最近、古いラブコメ系、純愛系の



漫画やアニメを意識して



せっせと見るようにしてるんですけど、

携帯やパソコンとかがない頃のほうが

話に緊張感があっていいなぁって



個人的には思いますね。






めぞん一刻でも、連絡手段が



共有のピンク電話と管理人室の電話しかないので



五代君と管理人さんのすれ違いや勘違いが



発生するような話ってけっこうあって、


パッと思い付く有名どころだと、


「豆蔵」と「マ・メゾン」を聞き間違えて



別々の場所で待ち合わせてしまうって話・・・。




五代君が勇気を振り絞って、管理人さんを誘ってみたけど



時間になっても来なくて、



女の人って身支度が大変だから・・・な~んて



いろいろ自分を納得させる理由を考えながら



待ってるというのがいいんですよねぇ。



ちょっと切なくて、可哀想で・・・・。



(自分の脳内BGMは、うる星やつらの名作「君去りし後」で



流れていた『心細いな』です。



この話を、ご存じない方は



YOUTUBEにアップされてるので、ぜひ見てくださいな)





これが今だったら、



「今どこ?」って携帯に電話やメールをすれば



解決してしまうわけで、



惨めさ、寂しさ、侘しさ、哀れさ・・・などといったものが



しゃしゃり出てくる余地ないですからねえ・・・。







なんというか・・・、



登場人物たちの言動や思惑とは別のところ・・・・



運命のいたずら、度重なる偶然の産物といった感じで



事が進んでいってしまって



その結果、寝取られてしまうというような感じの話を



描いてみたいなぁ・・・・。




そう考えると文明の利器って



便利ではあるけど




話作りにおいては意外と邪魔なもんなのかも・・・・。




平成初期とか昭和・・・、



いっそのこと明治時代くらいの設定で




なんか考えてみよっかなぁ・・・。



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