新宿調教センター 2024/07/13 19:48

「もういっぽん!」から考えるゲームシステム

◆前置き
最近、 もういっぽん! という漫画を読んだのですが、これが面白かったです。
内容は高校が舞台の熱血柔道百合漫画で、大会では個人戦もあるのですが、勝ち抜きの5対5の団体戦の方が扱いが大きく、どの順番で誰を出すのか?という話が何度か出てきます。

これって脳筋な考えなら「勝ち抜きなんだから強い順で並べればいいじゃん!」となりますし、ゲーム脳なら「強い相手には有利な属性やスキルを持ってるキャラぶつければいいじゃん!」ってなりますよね。
ところが、この漫画では「いかにこっち側の体力を温存したり、メンタルを仕上げるか」という、珍しい部分に重点が置かれています。

例えば「先鋒に勢いのあるキャラを出してチームを勢いづける」「エースを大将に置き、自分が負けてもエースが何とかしてくれると安心感を持たせる」「スロースターターは、速めに戦わせて体力の維持より、メンタルを仕上げることを優先する」とかですね。


また、主人公が1年生の時は大会に出られるのが4人しかいなかったため、全員が出場しましたが、2年生になると6人になるため、1人余ってしまいます。
参加選手は大会ごとではなく、対戦ごとに決まるため、エースは1、2回戦は出さず、3回戦以降に出すと、ということもできますが、そもそも、1番弱い奴を出さないのがベストじゃね?と考えがちです。

しかし、「体力温存のために序盤ではエースを出さない」「弱いキャラが勝つことで、チームに勢いが付く」とという戦略もあります。逆に「エースが不参加のため、勝てるはずだった試合に負けてしまう」というリスクもあります。

他にも強敵相手だと新しい技を閃く(練習していた技が初めて成功する)ロマサガっぽさや、大会で知り合った高校と合同で練習して、技を伝授してもらうシステムもあります。

このような、チームメンバーの管理や、やる気を取り入れた戦略、他校との交流など、ゲームに取り入れたら面白い要素が詰まっています。
そこで、これらの要素を抑えたエロゲーを考えてみます。

◆新しいゲームを考える
■タイトル
モン娘学園~パイズリ部~

■概要
あなたはパイズリ部の顧問です。生徒たちを指導し、パイズリで全国優勝を目指す。

■システム
能力を上げ、技を覚える育成パートと、技を使って優勝を目指す大会パートに分かれており、育成パートではキャラの物理的な技術を磨き、大会パードではキャラの精神面を考慮した戦略で、優勝を目指します。

例え大会で優勝できなくても、仲良くなったチームとは育成パートで交流が可能になり、学校の名声が上がれば、生徒数が増えたり、部活の予算が増える。

■問題点
ここまで書いたものの、勝負内容が「パイズリ」だと、戦うのが相手の選手ではなく、審査役のチンチンになってしまうため、あまり勝負感のない、ただの即抜き勝負になってしまいます。これはまずい。

しかし、エロいことは攻めと受けがはっきりしており、柔道のように同じ土俵で個人が戦う、といったものはシックスナインぐらいしかありません。
というわけで、この企画は「相手と同じ土立場で戦うエロい何か」が思いつくまで凍結になりそうですが、この駄文をここまで読んだ方はとりあえず、もういっぽん! 読んでください。


アフィとかでなく、普通にお勧め。なんか「 キャンペーンにつき160話分無料
07/21(日)18:00まで 」って書いてあるし。
読め!

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