カノト 2022/10/02 23:08

05「進捗状況」

■遅れてます

ちょっと不調でグラビアガイドブックの予定イラストの進行がだいぶ遅れています。
それでも下準備として精霊の背景4種とガイドブックのテキストをそれなりに用意はできました。

不調は収まってきておりイラストを進めたいのですが今問題なのは通常のペースで描くとちょっと時間がかかりすぎるということ。
絵のタッチを少々調整して速度重視にするか検討中。

ちなみに私は年に何度か作業ペースを上げるためにグリザイユ画法(先にモノクロで全部描いてから色をつける描き方)に挑戦しますがその都度失敗しています。

■テキスト紹介

今回はガイドブックの第二章:闘士についてで登場するコラム「どうしたら強くなれるか」の一部分を紹介。

☆前置き☆
メガメガシリーズは闘技場で戦い続ける、雑に言えばファンタジー+バトル+スポーツもの。
そして闘士の戦闘力を強化するのに重要なのがアビリティ(個性を可視化したもの)。

アビリティは効果こそ高いが個性なのでデメリットがあっても付け外しはできず、若い闘士のアビリティは成長に合わせ変化することが多い。
また心身の老いや戦績不振により精神が弱り、それに呼応して主要アビリティも弱体化したことで引退する闘士は多い。

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【虐○の信仰は無意味】
闘士の育成用語の一つに「虐○の信仰」というものがある。
これは誰よりも厳しい訓練を行わなければ強くなれず、勝てなければ闘士の努力が足りないという思想だ。
このような考えを持つ指導者は闘士の育成に対し無能とみなされる。

もちろん強くなるには厳しい鍛錬が必要だ。
だがそれを他人に押し付けられたところで自分の望んだ結果が出ることは少ない。
何故なら「虐○の信仰が求める結果」は「虐○の信仰が考えた理想」でしかないからだ。

こういった極端な思想はアビリティの「歪み」として現れる。
闘技場の初期は各国の訓練場で強○的に軍隊よりも厳しい訓練を行うことも多かった。
だが長期間強○訓練を課された闘士達の習得するアビリティはデメリットが多く、精神の不調や戦績の悪化により弱体化する頻度がかなり高いことが分かってきた。

つまり一時的に身体能力や戦闘技術は高くなっても長期的な活躍ができない闘士になってしまう。
厳しくすれば結果が良くなるという考えが通じるほど闘士の世界は甘く短いものではないのだ。

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……そしてこの後どうすれば長期的な活躍ができる闘士になれるか、と続いていきます。
予定では必要最低限なことは一章で全部まとめるのでこの辺の文章は世界観を知りたい人向け。
でも書いててすっげえ楽しい。

今回はここまで。
他の章ではチームでの陣形の構築とかも書いているのでまた機会があれば紹介したいところ。

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