同人誌制作秘話Ⅱ

 前回に引き続き、プロセスを皆さまに公開していきたいと思っております。
 今回は物語制作をメインに語りたいと思います。

脚本作り

・ブログに描いた作品と同じ様に、私の場合はコンセプトと性癖とシーンを決めたら書きたいシチュエーションをまず描きます。
 台詞回しも決めておりませんし、気持ちは描ければなんでもいいと思っております(爆)。雑でもいいから自分の好きなシチュエーションを描きます。
(a)


重要なのは自分の”好き”を思い切り描くことです。
今回は動画実況と憑依と操りシーンを重点において、メリハリと抑揚と興奮を良い感じに混ぜることで私の好きを描かせていただきました。シナリオでギャップは大事です(そういうことだけは残しております)。
(b)

完成。
9000文字。私の場合、決めてないのにだいたい10000文字近くに収束するのが面白いところなんですよね。
これが私の型なんでしょうか(笑)。

WordからExcleに変更

(c)


Wordで描いた文章を、次はExcelでプロット化します。
ページ数が何枚になるのかを考えます。ページ数も大まかに決めております。
頭の中では完成図を思い描いております。
(d)

240ページ・・・ふむっ。今回は200P以上欲しかったので、これで完成(仮)です。
・・・そう、(仮)です。

絵師さんと話をして、さらに追加案や削除案を話しあいます。
(e)


今回は台詞調整しながら、ヒロインプロフィールを取り入れたかったことと、学生証でヒロインが誰かというページを追記しました。
(f)

早速絵師さんからラフ絵をいただき、240P構築で収まっていることを確認します。
ここまで来てようやく一段落できますね。

最後に

シナリオは絵画と同じくらい重要だと思っておりますが、CG集の場合は漫画と違い字文で状況説明をし易いので、今回はなるべく排除しております。絵に頼りました(爆)。
漫画ページを普段は入れたりするのですが、今回は完全CG集という形に致しました。ページ数に対して台詞が少ないと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、描かなかった部分を絵の方からお楽しみいただけましたでしょうか?(笑)
もしよろしかったら、コメントお待ちしております。

シナリオに関するのは今回終わりにして、次回は再び絵画制作に戻ってラフ絵からパーツ作りの話をさせて頂きます。

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