妄想虜囚 2021/03/16 20:11

小説を書くためのツール

テキストエディタ
草稿はサクラエディタを使ってます。
https://sakura-editor.github.io/

仕事にも使える高機能なエディタで「強調キーワード」機能は見落としたくない単語に設定すると見やすいです。
バックアップ機能が充実していて、一定時間ごとに保存する自動バックアップ、世代バックアップ、指定フォルダへのバックアップなどの機能を有しています。「指定フォルダへのバックアップ」で外付けディスクを指定しておけば内蔵ディスクやPC故障時も安心です。
「トピックツリー」機能を使うとツリー状に表示してくれます。(F11キー入力)
「見出し記号」に全角数字を指定し、節ごとに数字をつけてますが、各節にすぐに移動できようにしています。■などの記号でもOKです。


・仕上げ用ツール
一太郎を使ってます。
一太郎は小説向けの機能がとても充実してます。プレミアムバージョン以上では商用利用可能なフォントや表紙作成に使える花子も同梱されてます。PDF、ePub出力機能(Just PDF)もありますのでひととおり紙での出版、電子書籍の出版が可能な環境がそろいます。
同梱されるフォントは毎年違うので気に入ったフォントのバージョンを購入するのがよいでしょう。近年では電子環境でも読みやすいユニバーサルデザイン(UD)のフォントがついてます。
校生機能も年々進化しています。小説向けにカスタマイズもできます。サクラエディタで文章を書き、一太郎で校生して文章を整え、花子で表紙をつくり、Just PDFでPDF化するという流れで作業してます。
一太郎にも自動バックアップ、世代バックアップ、別フォルダへのバックアップもできるので忘れずに設定しておきましょう。


・特殊なツール
■KH Coder
https://khcoder.net/
文章の分析ツールです。かっこよく言えばテキストマイニングツールです。
息抜きというか文章を客観的にみるために使ってみるとよいです。
頻出単語分析と共起ネットワーク機能を主に使ってます。
頻出単語分析は語彙力を確認できます。あまりに同じ単語に偏りがあれば、別の単語に置き換えできなかなど検討します。簡易機能は一太郎にもあるのでそちらでもよいでしょう。
共起ネットワークは章ごとに分析にかけるのがよいと思います。語句の結びつきが分析できます。

■RMecab
KH Coder内ではRMecabという分析ツールが使われてますが、その超初歩的な使い方をまとめてます。興味のある方はご覧ください。KH Coderでは接続詞の頻出語句分析の対象にならないようなのでその分析にもいいです。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=2823060

■ひまわり
https://www2.ninjal.ac.jp/lrc/index.php
全文検索ツールです。「青空文庫パッケージ」と合わせて使ってます。
ある語句の使い方がこれであってるかな、といったときに用例の確認に使ってます。
青空文庫が対象のためちょっと文章が古いのが玉に瑕ですが。文章の前後がわかるので文脈の確認もできます。
最近話題になっていた「ひとりごちる」の結果もこの通りです。

■Novel Supporter
https://crocro.com/pc/soft/novel_supporter/
詳細はリンク先参照。重複表現を視覚的に見やすくするなど小説の推敲補助を行ってくれるツールです。


追記
ちょっと変わったツールやスマートフォン向けの執筆ツールがありましたら教えてくださいね。

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