Avocado Laboratory 2020/05/08 20:00

ドット絵のモチベと遅筆。そして目標。

お疲れ様です。Avocadosです。

突然ですが、私は遅筆です。
それはもう遅いです。

一つのドット絵に早くて数時間、通常は数十時間という時間のかけっぷりです。
そんな遅筆っぷりなので、どうしても量産というものが出来ません。

一次創作ならともかく、二次創作やよその子制作となるとその遅さが更に拍車がかかります。

一次創作ならあんまり上手く描けなくても、自分一人が悲しい思いをするだけなので良いのですが、二次創作やよその子となると
「似せなくちゃいけない」「可愛く描かなければいけない」という使命感やプレッシャーでどうしても私のただでさえ遅い筆に重力を掛けてきます。

遅筆のデメリットはまだまだあります。
完成まで遅いので、モチベーションや集中力の維持というのが難しいのです。
描いていくうちに別のドット絵が描きたい欲求が溜まるのもしばしば…

なので、私のここ最近の目標は「早く描くこと」です。

簡単なようですが最も難しい目標なんですけどね…。

極端な話ですが、時間さえ掛ければ誰でも「良いもの」は作れます。
本当に実力を問われるのは安定して「早く」「高いクオリティを維持した」ものを作り続けられるものだと私は思います。
これが出来る人こそプロと呼ばれるに相応しい人なのだと私は勝手に思っています。


自分で言うのも悲しい話ですが、私が遅筆なのはたった一つの理由で「力量不足」
なんですよね。
「実力がある人は線に迷いがない。故に早く上手い。」
と、とある漫画家さんが仰っておりましたが
確かに私は線や色塗りで迷いまくり、とにかくトライアンドエラーで良さげなポジションを探す…というやり方です。
恐らく鮮明としたイメージが頭の中に無いが故に、そうせざるを得なくなっている。そして遅いというわけです。

なので「早く描く事」とは
「クオリティを低くしてでも量産する」という意味なのか
「クオリティを維持して量産する」という意味なのかで大きく難易度が変わる事が分かります。

後者は本当に茨の道です…軽々しく目標に上げるのも烏滸がましい程です。
自分の実力ラインを大きく上に上げるという意味に他なりませんからね…。

なので、暫くは前者の…クオリティを下げてでも数を増やしてみるという選択肢を選ぶのが無難です。

というのも、迷いなく描くには経験と実戦の蓄積が必要不可欠です。
遅い人はその両方に欠けます。つまり、私です。

とにかく今まで以上に数をこなしてそういう経験を積む事こそが、後者にもつながる道だと私は判断しました。

前述の、集中力の維持や完成まで遅いという理由、自分なりに分析して見えてはいます。
一つ大きな理由が私にはありました。それは「ラフが汚い」です。

とにかくラフが下手くそであり、それを長時間見続けなくてはいけないというのは、非常にSAN値を削ります。
ある程度色を塗り込んでからようやく見れるレベルになるので、私の作業集中度の曲線ラインは崖のように極端で

色を塗り込んである程度見れるレベルになると途端に筆が軽くなり、集中力及び作業スピードが極端に向上します。
ここまで来るのが大変なのですね。
なので、このラインまで到達する速さを短縮するのが、まず最初の目標になります。


というわけで、いざ実戦です。
(とあるドット絵制作でにっちもさっちもいかなくなり現実逃避に出た結果なのは内緒)



シャツの柄は気にしないでください。
パパパっと描いてみました。パパパっといいながら30分くらい掛かってますが。
これは私がTwitterを始めた時にアイコンをどうするか迷い、突発的に作ったキャラです。
地味に人生初のオリキャラ。
10年たった今でも10年前のこのキャラをアイコンにしています。
そしてもって、10年ぶりに描きました。
ある意味Twitter上では、フォロワーさんに私=このキャラとも認知されてるくらいには
ずっとこのキャラなので、変なプレッシャーとか掛からず気を抜いて描けました。

うーん、自分じゃよくわからないけど…これくらいのクオリティでも見れるレベルでしょうか?
正直、アンチエイリアスも掛かってない、線がガタガタ、太さが安定していない…などなど、自分で見る分にはどうしても色々気になってしまうんですが。

どうでもいいですが、私は本当に絵柄というか、キャラの描き方がコロコロ変わります。
「その時々でキャラに合うようなタッチで描けばいい」というスタンスで描いている結果なだけではありますが…
自分の絵柄、個性を確立している絵師さんを見ると少し羨ましく思います。
私にはそういうのが無い気がして。



なーんだか全体的にネガティブな感じになりましたね!!!!!!!!
こういうのはあんまり他所様に見せたくはないのですが
どうしても反省や改善点を洗い出す作業というのはネガティブさとの正面衝突になりますね……。


今回はci-enでフォローしてくださる人限定に、私が上で話したラフと制作過程を公開(そして後悔)して、
自分の戒めにすると共に、見た人に何か知見になればと言う願いを込めます。
あと、どんだけラフが下手くそか分かります。

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犠牲者:アルコーン・プシューケ

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