小原臥雲/方丈無門庵 2019/08/01 08:57

【オリジナルエレメントスーツ】S.O.M.H

みなさんこんにちは。

~~~~~~~
こっから中2。
「ぼくのかんがえたえれめんとすーつ」の解説のお時間です。

【S.O.M.H】

新型バグルスの猖獗に対抗して実装されたアルカナスーツ4種のうちの最後のスーツ。
メイン装着者のほか二人の補助オペレーターが同時インストールする3人乗りエレメントスーツである。
オペレーターは、ナビゲーション・装着者のメンタルモニタリング・イニシャライズやリジェネレイション(後述)のコントロールを担当し、高い情報処理スキルやプログラム知識を必要とされる。
一方、メインの装着者は直感的な「ふぃーりんぐ・オペレーション」ですむので、だいたい結ちゃんがこれを担当する。とはいえ、メイン装着者にはメンタルの強さや柔軟な適応力、そしてリジェネレイションという新たなコンセプトを実現するための独特のセンスが要求されるため、現時点で最も相応しい装着者は、やはり春日結であると言えよう。

【リジェネレイション】

S.O.M.Hに導入された、バグルス障害に対するコレクターズの新たな解答。
BIⅡ(第2次バグルス事件)におけるコレクターズの作戦対象は、①黒川バックアップの使うマルウェア ②春日結に感染することで消滅を免れたバグルスの生き残り ③何を考えているのかよくわからないクイーンバグルス麾下のちゃらんぽらん自立型バグルス、の3つに大別される。
この内③は、活性化するのに感染対象を必要とする旧来型のバグルスと異なり、インディペンデントな情報生命体として現在クィーンバグルスの「バグルスおーこく」(旧・超未来都市ネット)に集結している。集結しているというか、そこでだらだらしている。
③は、非公式にバグルシチズンとも呼称されており、リジェネレイションとは旧来型バグルス(②)をバグルシチズン(③)へと再構成するためのシステムだと言ってよい。

S.O.M.H装着者は両腕部のハース・カナルを展開した状態で、対象バグルスの全データを受け入れ、バグルシチズンへと変換したうえでコムネット上に再出力する。変換オペレーションは主に二人のコパイロットが担当するが、その間自らを器としてバグルスを受け入れるメイン装着者のメンタル面には高い負荷がかかることになる。この負担を極力軽減するために、オペレーションクルーには高度な処理能力とともに、メイン装着者との間の高い信頼関係が求められる。
犬養博士は現在、このバグルシチズンと呼ばれる情報生命体を数学的世界に自然発生したコムネットのネイティヴとみなし、コムネット上での市民権確立を視野に入れた構想を模索中であるが、将来的に交渉相手となるであろうクィーンバグルスが、その……あまりあたまがよろしくないので、交渉は難航するであろうというのが大方の見方である。

【インナー】

リジェネレイションは当然ながら、対象バグルスの容量が多いほど難易度が高くなる。
クラスの高いバグルスをリジェネレイトするにはそれだけ多くの時間がかかり、その際無防備となるコレクターズの危険度も増大する。事実、黒川バックアップの勢力はその隙を狙って行動を起こす事例が多い。
火急の危機に際して春日結がとったのは自らスーツをパージするという選択であった。装着者を保護するための防壁であるスーツを脱ぎ去り、全面的に対象を受け入れるためインナースーツ一枚の姿でバグルスにその身を曝したのである。
その行動は結果的に成功を収めたが、装着者自身を危険に晒す行為であるとして犬養博士はこれを厳重に注意した。

でも、結ちゃんのことだから、必要と思ったらまたここまで思い切っちゃうかも。
何が言いたいかというと、バブみあふれるJCユイちゃんオギャりたい。

以上、中2結界でした。
というわけで、大昔わたしがやっていたホームページに掲載していたオリジナルエレメントスーツの設定のうち、アルカナスーツの4着目できました。
スペードのセイバーアルカナスーツ、ダイヤのダイヤモンドアルカナスーツ、クラブのキングダムアルカナスーツ、そしてハートが今回のS.O.M.Hです。
ちなみにS.O.M.Hのスーツ名は映画「レオン」のエンディングにも使われたスティングの名曲からいただいていますw



昔のホームページにあった2次創作設定を覚えていてくださって、「イラストで見たいです」と言ってくださったHさん。「2018年中に描きます」という約束は守れませんでしたが、なんとか半年遅れでアルカナスーツ4種完成しました。まっことお待たせしました~。

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

月別アーカイブ

記事を検索