子魂おくり真菰(仮)試作03です。
サムネイル用の切り抜きです。
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子魂おくり真菰(仮)試作03です。
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タイトルを0ページとした場合の3ページ目になるかと思います。一応まだ試作です。以前お見せした鱗滝さんの家が、ここで使われています。あの時に描き忘れていた窓の戸が実装されています。
鱗滝さんの家は電気が通っていません。夜間の照明は囲炉裏の炭火か、おそらく魚油の灯油(ともしあぶら)を入れた置行灯(おきあんどん)だけとなります。アロマキャンドルとかなさっている方はご存知かと思われますが、あんな感じに薄暗かったようです。なので夜爪を切ると親の死に目に会えないなどと言って、すごい怒られたらしいです。昔は爪切りが無く、小刀などで切っていたそうなので。しかしながら大正時代初期にはハサミで爪を切っていたらしく、鱗滝さんの家にもあります。一見、江戸時代と変わらない生活をしているように見えて、髪を結わなくなったり、掛け布団で寝るようになったりと、結構、生活習慣は激変していたみたいです。但し、大正時代でも木綿のわた入り布団は農村部では高級品だったらしく、鱗滝さんは結構ゴージャスな老後を過ごしていたと考えられます。電気や汽車の発明といった大変革を経験した鱗滝さんは、意外と時代の流行に敏感な、ナウな老人だったのかもしれません(@ω@)