さーくる五年三組 2021/04/15 19:00

子魂おくり真菰(仮)試作04です。


サムネイル用の切り抜きです。




子魂おくり真菰(仮)試作04です。



 タイトルを0ページとした場合の4ページ目になるかと思います。一応まだ試作です。真菰ちゃんの脳内で交尾するイノシシを描くのに、無駄に時間が掛かってしまいました。
 ちなみに現代ほどではないにしろ、大正時代は普通に動物の肉が食べられていたと考えられます。鱗滝さんが若い頃も、江戸には「山くじら」という名前でイノシシの肉を出すお店がありました。昔の日本では鳥や魚以外の動物の肉を食べることは禁忌とされていました。古くは675年の飛鳥時代に天武天皇が禁止したのが発端とされ、仏教的な思想で国を統治するのが狙いだったと思われます。でも、みんなお肉が食べたいので、山に棲んでいる鯨の肉だという建て前で、滋養強壮を目的に薬として食べていたそうです。昔の人にとって鯨は大きな魚でした。これは幕府も黙認していて、かくいう将軍も薬として牛肉を食べていたらしいです。またイノシシの肉は牡丹の花にも譬えられます。これはお肉を花のように盛り付けて出したお店があったからだとか、由来は諸説あるみたいです。ともかく世間に隠れてお肉を食べていた情景を想像すると、昔の人はアンダーグラウンドな文化を意外と楽しんでいたんじゃないのかなとさえ思えてきちゃいます(´ω`

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