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ベレス解部 2024/02/06 20:34

何も考えることができない

昔から物事を考えられなくなる傾向があったが最近はとくに顕著で、例えばかぼちゃを食べようと思ったら、ずっとかぼちゃのことを考え続けてしまう。かぼちゃのことを考えているので他のことは何も考えられない。

かぼちゃの品種は何が良いか、焼くか茹でるか、味付けはプレーンか塩バターか煮物か餡かけか、硬くて切りにくいので切れ味の良い包丁を買うか、もしくはかぼちゃを柔らかくする用にレンジを買うか、種も食べられるので捨てるのはもったいないが、種のぬめりを取って乾燥させて殻を剥く作業に手間が掛かる、時間がもったいないので捨てるべきか、種がもったいないので手間を掛けるべきか、時間と食物はどちらの方が重要か、本当は種をもったいないと思っているのではなく、食べられるものを捨てることによって生じる罪悪感を避けたいだけではないか、
こういった内容のことを考え続けてしまう。

かぼちゃの場合は食べればそこで考えが止まるが、区切りがないようなことを考え始めてしまうと、同じような考えを反芻し、何も進んでいないのにひどく疲れて一日が終わる。
創作がやりたいのに思うようにやれていない状況が続いている。同じことをこれ以上考えなくて済むようにここに書いておく。

考え事に圧迫されるとメールの返信が遅くなる。返信の文を一行考えるのに一日かかり、その日はその一行を推敲し続ける。
相手からすれば早く返信した方がありがたいであろうことも分かっているが、何かを伝える時は少しでも良い表現を届けるという、創作での考え方が癖になっていて、創作以外のやり取りでも強迫観念的に時間を費やしてしまう。
返信が遅いせいか、お忙しいところ~~などとメールに書かれていることが多い。
言われるのが嫌とかではないんですが、引くほど暇なのに「お忙しいところ」などと言わせてしまっている状況に申し訳なさがある。ただのクッション言葉だとしても、言う人ももう少し忙しい人に言いたいはずである。

どれぐらい暇かというと、昨年はドラゴンボールザブレイカーズというゲームを1500時間やり、1冊の本を200回以上読んだ。
ゲームはほぼそれしかやっておらず、本も1冊しか読んでいない。同じことをやっている間は多くのことを考えなくて済むので、いくら続けても疲れない。
しかし創作は新しいことを考える必要があるので、脳のリソースが足りない状態で取り組んでもただ疲れるだけで何も出来上がらない。

どうにか今の状況を変えて創作を思い通りにやれるようにしたい。
出来ないことを上手くやろうと思ってもおそらく無理なので(今まで上手くやろうとして失敗してきた)、全てを理想に嵌めようと思わずに、自分の性質に合った工夫をしたほうが良い。

まず毎日同じものを食べるようにした。

 
朝:
鶏むね肉150g
人参、ピーマン、ブロッコリー
米0.8合

昼:
木綿豆腐150g
卵2個
白菜、もやし、しめじ、ナス、ワカメを入れた味噌汁を4杯分作り、半分飲む
米0.7合

夕:
プロテイン、バナナ

夜:
残りの味噌汁に鶏むね肉150gを入れる
茹でたかぼちゃにローストしたかぼちゃの種をまぶす

4か月前から毎日これを食べている。
食べ物について考えることは無くなった。

あとは他者と接する際の反芻思考を減らす。

例えばメールでうんこを出した旨の報告をもらった時、
「これが出したうんこである。私はうんこのこういう点に魅力を感じる為、こういうこだわりを込めてうんこを出した。貴公はこれについてどう思うか?」
こういった内容が書かれていたとする。

まず文章の上手さに感心してしまう。
自分が接するほぼ全ての人は自分より話が上手い。
用件をスマートに伝え、さりげなくこちらのうんこを褒めてくれたりして、その褒め方にも嫌味がないというか、自分の言葉で伝えている感じがする。
そういう人を見習って自分も気の利いたことを言えるようになりたいと思っていたが、気の利いたことを考えるのにやたら時間がかかる。(気の利いたことを言ってくる人は大抵返信も早い)
定型文を用意しておけばすぐに返信できると思うが、その場に適した言葉で書ける余地があるのに定型文で返すのは失礼なような気がして、そのつど文を考えてしまう。考えても結局定型文と大して変わらない内容の文になり、返信も遅くなって相手に迷惑をかけている。
無礼を働いていいのは家族に対してだけだと思っているので、積極的に無礼を働くことを避けた結果、消極的に無礼を働いてしまっている。
無理にでも取り組んでいればそのうち身につくだろうと思っていたが、いつまで経っても嘘くさいことしか言えないので、気の利いたことを言うのは諦めて、今後はメールを早く返すことを優先する。

何かにつけて考えない方が上手くいくであろうことを考えてしまうが、たまに、どうせ死ぬと思うと、あまり先のことを考えなくなるような気がする。
あと何十年かしたら相手も自分も寿命で死ぬのでメールの返信で気を利かせる必要はない。
こういった考えは即効性がある代わりに効果が薄れるのも早いので、常に(こいつは死ぬ)と思いながらメールの返事を書くことにする。

昨年から創作以外のタスクが溜まっていたのであらかた終わらせた。
あとはドラゴンボールザブレイカーズをやる時間を削って創作に充てる。
キスしないと好きになる一週間の続編、まだ出せてなくてすみません。

ベレス解部 2024/01/28 20:38

ベレス解部 2023/09/15 21:54

エリシャが好きそうな食べ物選手権(アーカイブ)


※下記作品のネタバレ有り
ジト目を崩さない武器屋の娘に拝み倒して素股してもらう
ジト目を崩さない武器屋の娘に拝み倒して素股してもらう2

2022年10月にTwitterに上げた動画のアーカイブです。

キャラクターボイス:思ちぽ

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ベレス解部 2023/03/12 15:51

           

昨年の10月頃から創作への気力が急速に減退し、最早これまでと荷物をまとめて国に帰る準備をしていたところ、勝手口の方からすごい音がして、細木数子の亡霊がドタドタと侵入してきました。

首から下がガンタンクの細木数子は持参した土鍋を取り出し、ここにあんたの魂を入れんのよと鎮座。
何をするつもりかと思ったら、なにやら人体から抜いた魂を土鍋に入れてまた人体に戻すという儀式じみたことをやるようでした。

目の前で行われている儀式の準備を眺めながら、土鍋にまつわる話を聞きました。
土鍋はもともと土葬の文化から生まれたもので、死んだ人の魂を埋葬する前に土鍋に入れて皆で囲み、夜が明けたら蓋を開けて空へ飛ばすという、弔いの風習があったそうです。(後に嘘だと分かる)

目線の高さにある土鍋を見ているうちに、この土鍋がフリスビーみたいに飛んできて前歯に直撃したらどうなるんだろうという考えが感情を上書きし、自分がなぜ土鍋に魂を抜かれているのか分からないまま、次第に意識が溶けていきました。

気付いた時には感覚が鈍くなっていて、床にバナナが落ちていてもバナナが落ちているとしか思えず、通常の状態であれば拾って食べたはずのバナナが黒ずんでいき、どうだナスビと見分けがつかなくなったろうなどと喋り出したバナナを横目に、回り続ける細木数子のキャタピラを眺めていました。
眺めているうちに、断片的な事は言えてもまとまりのある事が言えなくなっていることを自覚し、その時は誰とも話せる気がしなくて、ただ部屋の中に居ました。

いくら時間が過ぎても細木数子の亡霊は部屋の中央に鎮座したままで、視界に混在した数子とバナナを見ていると、それが亡霊なのか物体なのか曖昧になってきて、全てがバナナと同じ物体に見えてきました。バナナと違うのは腐らないことだけでした。

視界も黒ずんできた時、不意に声が聴こえました。
細木数子の声です。

何かを言おうとしている細木数子を見ていると、この細木数子になら話せるような気がしてきて、細木数子にどうしたらいいか尋ねたところ、細木数子は、「黙れ! 死にな!!」と叫んで、コア・ファイターを射出してきました。

すんでのところでぼくは身をかわしました。
かと思いきや かすりヒットしており、シャツがビリビリになって乳首が露出。

(それでいいのさ……)という怨念を残し、空高く消えていく数子。

…………。

毎週進捗記事を上げると言ったのに守れなくてすみません。
もう一度作品の制作をやらせてください。

ベレス解部 2022/09/26 16:48

9/26 今週の進捗

同人の制作にあまり手をつけられていない状況です。

エリシャが好きそうな食べ物選手権は今週中に出します。

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