ギャグですべるの怖くない?ケモ娘2制作インタビュー~賽野さん
ご購入ありがとうございます!
ケモ娘2ご購入とレビューくださった方もありがとうございます!
いちゃいちゃ楽しめたでしょうか!?
作品リンク
↓
https://www.dlsite.com/maniax/dlaf/=/t/s/link/work/aid/yucmewneis7/id/RJ361795.html
サイン入りネットプリントは引き続き配布中
印刷方法等、詳しくはこちらを参照ください
https://ci-en.dlsite.com/creator/6335/article/583649
シナリオを書いてくださった賽野さんへインタビュー!
Qギャグを入れる時、これウケるのかなとか、寒くないかとか心配になりますか?
例えば、key作品、私は大好きなんですけど、好き故に言うことなんですが、あのギャグの感じを今見るとちょっと恥ずかしくなっちゃうというか、世代なんで好きなんですけど今の大学生の子とか見たらどうなのかなとは思っちゃうんですよね。
世代や人によってのツボってあると思うんですが、お笑いとかも...
その辺りどう考えているのかなと...
A(賽野さん)
仰る通り、笑いも萌えなんかと一緒で世代間や好みでツボが大きく左右されてしまいます。
ですが、そこを気にしだすとキリがないため視点を少し変えています。
作品に集中してもらう上で大切なのは萎えさせないことだと考えているので、極力滑らないコメディを書くよう心掛けていて、ウケを狙うと「滑る」というリスクが発生するので、笑わせるぞとあまり意気込まないことが大切なのかなと思っています。
だから自分が書くコメディは笑わせるのが目的というよりは作品のテンポを良くしたりキャラクターに馴染んでもらうための潤滑油的な意味合いのほうが大きいですね。それでクスッときてもらえたらラッキーみたいなイメージです(笑)
(一色)
なるほど、なんかめっちゃ勉強になりまする...。
ギャグとかほんと入れるの難しいなとは思うんですがテンポを良くするため、と...。
萎えさせるような感じにしてはほんとまずいですね...。
一つの判断基準としてその辺は注意しなきゃですね。
Q小説を書かれることが多いと思うんですが、小説と音声作品のシナリオはけっこうな違いがあると思うんですが
シナリオ書く人から見て同じ表現でも
音声作品だったらこう、
小説だったらこう、っていう違いはどんなところですかね...?
A.(賽野さん)
沢山あります(笑)
特にここかなと思うのはやっぱり演者さんがいるかどうかの差だと思います。
小説は文字で完結するので自分で間をはかったりテンポを作ったりできますが、音声作品だと、それを必ず演じてくれる声優さんがいるわけです。情報が文字から肉声になるのでより立体的に、具体的になるわけですし、例えト書きがあってもそれを出力してくれるのは声優さんなので、その声優さんの表現次第で文字という自己完結の枠組みをどんどん越えてくださるわけです。
というわけで、誰かと一緒に一つのものを作るというのを強く意識しますね。
主役は声優さんだと思っているので楽しく演じてもらえるように、またその作品を購入してくださった方たちに楽しんでもらえるようにというのを念頭に置いて書いています。
小説は基本的に自身との戦いだと思っているので、そこの意識の違いはかなり大きいです。
書き方の違いに触れてしまうと長くなるので、こんな感じで良いでしょうか(笑)
(一色)
大丈夫です!
声優さんの演技次第で印象変わるなあっていう部分は台本見ながらレコーディングしている身としてもとても感じますね。
シナリオさんから見た見解、とても勉強になりました...!
ありがとうございます!
誰かとものを作るっていう意識はとても大切だと思います。
まだまだうまく作品の中で各々のクリエイターさんの特色を生かしきれてないな、こうすればもっと良かったな...って思うことが多いのでこれからもたくさん各クリエイターさんの考え方も参考に精進していきたいと思います。
最後に!賽野さんのたいあっぷ作品を勝手にPR
ケモ娘2のシナリオを書いてくださった賽野さんの作品
「ダブルフェイスと青春オタク」
二つの人格を持つヒロインとのラブコメ作品です。
前回のたいあっぷでのホロビスイッチの時もそうでしたがヒロインだけでなく、サブキャラクターも味があり飽きさせない作品になっているなあと思いました...!
青春してええ~~~
↓作品リンクこちらより
https://tieupnovels.com/tieups/1505