啓進 2023/03/25 06:09

#PrayForUkraine ウクライナから千葉市に避難、オルガさん講演(産経新聞)

ロシアがウクライナに侵略して1年1カ月となった24日、千葉市に避難し敬愛大学で働くパンコーヴァ・オルガさん(44)が千葉県白子町の白子神社と茂原市役所で講演した。県によると、0~86歳の62世帯103人がウクライナから県内に避難。オルガさんは「日本政府はじめ日本人一人一人に心から感謝している」と話した。

【写真】千葉市に避難しているパンコーヴァ・オルガさん

白子神社での講演は約1時間におよび、約30人が耳を傾けた。オルガさんはウクライナのまちや国旗、料理の説明後、避難の経緯などを語った。「戦争が始まるとは思わなかった」「準備する時間もなかった」。動画や写真を見せながら1年1カ月前を振り返った。

平成18~22年、千葉市の敬愛大に留学。その際の友人が身元保証人となり、息子と母親とともに昨年3月に避難してきた。息子は千葉市の小学校に通っていて、母親も日本語教室で日本語を学ぶ。「私たち一家だけでなく、避難してきたウクライナ人を支えてくださるすべての方に感謝している」。最後は「ウクライナ人は今も自分の意志で戦っている。絶対にウクライナの勝利で終わる」と締めくくった。

講演会は、茂原市を中心にウクライナ支援の募金活動をしている「アマビエの会」代表の鈴木信一さん(75)が宮田修宮司(75)に話をしたことで実現。宮田宮司は「体験した人の強みを感じる話だった」。講演を聞いた茂原市の60代主婦は「ひとごとで考えてはいけないと思った」と話した。

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