Kaleidoscope 2021/01/01 19:40

DLsite音声作品出演数Top50 (2020年版)

https://www.youtube.com/watch?v=ErxwuzKw7ZY
Youtubeに「DLsite音声作品出演数Top50」の推移の動画を上げています。
これの集計方法などについて説明します。


🔴集計方法について

  • DLsiteの男性向け音声作品 (DLsite Maniax 「ボイス・ASMR」 https://www.dlsite.com/maniax/works/voice?group1[0]=SOU ) のページ以下に掲載されているすべての作品を対象
  • バージョン違い等の作品は重複カウントしない
  • 別名義・別表記を明記している人をまとめてカウント
  • 「実質的な出演サークル数 / 出演数」の割合が一定以上の人のみ
  • ソートは (出演作品数、直近の作品の販売開始日、出演サークル数、名前) の優先順位

🔴バージョン違い等の作品について

  • 同じ作品の「試聴版」、「MP3版 / Wave版」、「全年齢版 / R15版 / R18版」、「通常版 / 特別版」、「海外言語字幕付き版」等を重複してカウントしない
  • セット販売しているもの (複数の既発の作品をまとめて販売しているもの) をカウントしない
  • ジャケットイラストが同じのシリーズ物などを重複カウントしない

🔴別名義・別表記について

twitter等で複数名義を明記している人、
旧名義・旧表記・表記ゆれのタグがある以下の人をまとめてカウントし、
先頭の名義で表記しています。

  • 琴音有波=琴音有波(紅月ことね)=紅月ことね
  • 陽向葵ゅか=ゅかにゃん
  • 誠樹ふぁん=まさきふぁん
  • そらまめ。=和鳴るせ
  • MOMOKA。=柚木桃香=MOMOKA。(柚木桃香)
  • 秋山はるる=大高あまね=椎那天=柊真冬
  • みもりあいの=三森愛乃
  • こやまはる=小山ハル
  • かの仔=鹿乃仔
  • 浅木式 = 浅木式(六甲ひとり)
  • 兎月りりむ。=りりむ。

以上の方以外にも複数名義を明記していて、なおかつ出演数Top50に入っている人がいるかもしれませんが、その場合はご容赦ください。


声優タグ未設定の作品について

声優タグが設定されている作品については、プログラムを走らせるだけでカウントできるので簡単です。
声優タグが設定されていない作品は、対象外のものを除いても7500ほどあり、2019年版の動画では諦めて除外していました。

しかし、たいていの作品は説明欄には出演声優名が書いてあります。
そこで、辞書に入っている声優名と一致する部分を抽出して目視確認を手助けする以下のようなツールを作成しました。

これでほとんどの場合は「OK」ボタンを押すだけでよくなり、
約7500作品を合計で約9時間30分、1作品あたり約4.56秒で出演声優名を確認することができました。
ちなみに、2020年終了時点でのすべての音声作品の数はカウント対象外のものも含めて約21000です。

(余談: プログラマの方は、説明文から辞書内の声優名を検索するのにAho-Corasickが使えると思うかもしれませんが、
ブルートフォースでやっても1作品あたり数十ミリ秒で済むのに対して、自分自身の目視確認がその100倍ほど時間がかかるので、Aho-Corasickを実装するまでもありません。)


DLsiteでの検索だけではなぜだめか

「そんな面倒なことやらなくても、声優名ごとに、DLsiteで作品形式を"ボイス・ASMR"に設定して"詳細検索"すればいいのでは」と思う方もいるかもしれません。
プログラムさえ組めばそのやり方でも簡単に数えることはできます。
しかし、以下のような場合があるため、それでは必ずしも正確なデータが取れません。

  • 声優さんが、声の出演はしていないが、イラスト・シナリオ・効果音素材・協力・プロデュース等の担当として書かれている
  • 同じシリーズの前作・次作など、別作品の紹介に声優名が書かれている
  • 誤字・脱字
  • 説明欄に声優名が書かれてなく、ジャケット画像だけ書かれている
  • 無関係のキャラ名と声優名が一致
  • 無関係の言葉の部分文字列になっている
    例として、声優名が「お風呂」という方がいて、説明欄に「お風呂でエッチなこと」とか書いてある作品は全部お風呂さんの出演作になってしまいます。
    他にも「さやか」という名義の声優さんが「ささやかれて」と書いてある文章に引っかかるなど。

こういったことから、結局何らかの確認が必要になります。


バーの色分け=初出作品の年

出演作のうち最初に販売開始された作品の年によって色分けしてあります。
2010年以前はまとめて紫にしてあります。
それぞれの初出年ごとに、トータルでの出演数がトップの人をあげると以下のようになります。


(初出2020年は、まだトータル出演数Top50以内の人がおらず、出演数上位に出演サークルの割合条件を満たす人がほぼいないので省略)

2020年の1年間での出演数Top25



Excuse

出演数は人気度を示す1つの指標であるとは思いますが、
あくまで単に1つの指標であり、
「出演数がすべてを表す」などと主張するつもりはありません。
みなさんの思い入れのある作品も単に1として数えています。

出演数が最も分かりやすい指標だと思い、まとめていますが、
出演数が何より重視するべきものだとも思っていません。
声優さんにおかれましては、どうぞ心身ともに無理のないようにお願いします🙇

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