風来の団 2014/06/12 23:32

セシリア ~エルトの機械工まとめ3 登場人物その2

2
ドルク(【セシリア ~エルトの機械工】)
エルトの街で日夜機械研究に没頭するヘンなおじさんとして、住民の間では評価の割れる人物。
街を魔物から守る結界発生装置のお陰で決して評価は低くは無いのだが、それ以上に日頃から爆発騒動などを起こしているのでいまひとつ信用を勝ち取れていない。
本人は自分の評価は気にしておらず、興味の対象は発明とセシリアへのセクハラ行為。

その他小話
セクハラの程度をどの位にするかで迷って立ち位置がいまひとつ定まらなかったのが残念と言うか。
もっとマッドサイエンティストにしてもよかったかなとは思ってます、エロゲ的に。


ブラウン(【セシリア ~エルトの機械工】)
シルヴァラント教団エルト支部を統括する牧師。
魔法を髪からの授かりものと定め、同等の恩恵を生み出す機械技術を必要以上に敵視する。
一連の事件後は壊滅状態になった教団本部の建て直しに奔走しながらも機械技術への歩み寄りを模索する。ただし、それが元で教団内で派閥争いも生まれようとしている。

その他小話
彼の関するえっちシーンを作るかどうかで悩んだけど、結局見送りました。
魔法信仰を強要するためにセシリアにえろーい儀式をするとかね。定番だね!!ただ、当のセシリアが魔力ゼロって設定なのと後半ああいう立ち位置になるため使いづらくて……。
本編の対立軸の一つが機械対魔法だったので、そこに大きく触れるサブエロイベントは組み込むのが地味に難しい…………と思ったが、暴走した一部の信者が勝手にやってもよかったか!!
いわゆる「秘書がヤりました」ってヤツだね、秘書が秘所を(以下略)


イルゼン(【セシリア ~エルトの機械工】)
エルトの街を牛耳る大富豪の一人息子。
グリデリア帝国軍幹部・ケッセルライドと父親が懇意の仲で、その後ろ盾を利用して一気に今の地位に登りつめた…………のだが、ケッセルライドは失脚の後に死亡し、父親も拘束。帝国から離れているエルトにはその情報は伝わっていなかった(ケッセルライド死亡も、周辺諸国の間では真偽不明の噂扱い)。
帝国軍急進派を強力なカリスマで統治し連戦連勝を繰り返していたケッセルライドに心酔しており、見た目もマネしている。
逆に言えば、父親がいなければ本人の中身は空っぽだったのだが……。

その他小話
彼は実在する人物がモデルになってます(笑)。まぁあまりここで言う事でもないので詳しくは割愛。
そして彼もエロシーンがありそうでなかったキャラですね。『ルーシィの卒業試験!』の追加シナリオで出てくる窃盗団もそうだったけど、ガチで腹立つキャラは最終的にどうなろうとヒロイン相手にええ思いさせたらへんのじゃいとか思ってたり。
正直、こいつよりイルゼンの方がよっぽどタチ悪かった気が今更するんだぜ。


ステラ(【まおうさま99】【セシリア ~エルトの機械工】)
アルデリオを『まおう様』と呼んではいるが実際の魔王は彼女。本来の”魔王ステラ”は他の魔界の王が攻め込む気すら起こさせないレベルの膨大な魔力を持つ。
しかし魔王討伐隊との戦いの影響で現在は若干魔力が不安定。そのため身体の負担が少ない現在の”従者ステラ”姿ですごしている。
アルデリオ、テテとの3人でゾルヴァム残党の気配を察知してエルト鉱山に突入をはかるが、身体は人間のアルデリオ以外は結界に弾かれる事に。
膨大な魔力を持つステラは結界を破るのに負担が大きいため、アルデリオに任せて一旦エルトを後にする。そのアルデリオの能力が再びレベル1程度に落ちてる事も知らずに……。

まおうさま99では
アルデリオの従者を名乗り、自分の代わりに魔王の力を取り戻させる黒幕。
最終的に力を取り戻す事に成功するがケッセルライドとゾルヴァムの侵攻を許してしまう。
正体を明かすも真相を説明する猶予がなく、アルデリオとテテをはじめ、部下全員を人間界に飛ばして避難させ、単身ゾルヴァムに挑む。
が、復活したばかりの不安定な魔力では勝てず、一時ステラの魔界は崩壊の危機に瀕する。
部下思いで信頼も厚いが過保護過ぎるのが災いした形だが、命がけで戻ってきたアルデリオ達と共になんとかゾルヴァムを退ける事に成功した。

その他小話
設定上はステラなら結界を破ってエルトに侵入出来たのだが、アルデリオの魔力があれば何も心配はいらないと思い別行動を取った、となってます。
もっとも、帰ってしまった一番の理由は「結界破ると痛い」だったのですが。
当初『まおうさま99』はアルデリオもステラも滅びるバッドエンドで作ってました。が、ソレやってたら今後何の広がりもなくなる所でしたよアブネェ!!


テテ(【まおうさま99】【セシリア ~エルトの機械工】)
食事を通して無尽蔵に魔力を蓄える事が出来る『イーター』と言う種類の魔物の少女。
どの魔界でも生物兵器として使役される事が多い種族で、彼女もゾルヴァムの地下牢で有事に備えて”飼われて”いた。(グレゴリオスが彼女を番号で呼んでいたのはその名残)
まおうさま99では
人間界に流れ着いた後帝国軍に保護されるが、束の間の平穏の後ケッセルライドに目をつけられ、再び生物兵器として酷使される。
彼女を不憫に思ったリンダが仲間の魔術師(マリーヤ)に頼んで棺に封印、帝国から逃がそうとするが気付かれそうになり、棺に封じられたまま各地を転々と流れる事に。
本来は封印を施した魔術師と同程度の魔力がなければ封印は解けないはずだったのが、ステラとアルデリオの魔力に反応して復活、以後はステラの魔界に保護される。

その他小話
全裸に貧相な黒マント一枚と言う格好は、”イーター”の魔力に耐えられる特殊な繊維しか着用できないと言う、使ってない設定の影響。
普通の服を着ようとしたら布が弾けて飛びます。イカスゥ!!まぁ結局本編でその設定使わなかったんですけどね……。


ケッセルライド(【まおうさま99】)
グリデリア帝国軍の将軍で、急進派トップ。セシリアにおいてはイルゼンが妄信し、彼の親を通して後ろ盾になっていた人物。
気分一つで作戦に全く関係ない村を滅ぼすなど非道な性格。
魔王ゾルヴァムと魂の契約を結び人智を超えた力を手に入れるが、結局ゾルヴァムに利用され死亡する。
まおうさま99では
周辺諸国と停戦を進めようとしていた皇帝派に逆らい、生物兵器のテテを奪還してクーデターを起こすべく暗躍していた。
ちなみに終盤までテテには、彼の部下の魔術師により絶対服従の魔法がかけられて逆らえない状態だった。
テテの奪還と平行して第2のテテを獲得すべくラッシングヒルに実験施設を作り魔界への門”ラッシングヒル・ゲート”を開く事に成功するが、繋がった先の魔界で魔王ステラに返り討ちにあう。
その後結成されたリンダ達率いる魔王討伐隊がステラを倒し、なんとか魔界の門、”ラッシングヒル・ゲート”を閉じる事が出来たのだが……。
その他小話
好き勝手やりたい放題の悪役として登場させてますが、実は急遽作ったキャラです。
最初は順繰りに魔王討伐隊を倒していくシナリオでしたが、それよりもリンダ達と手を組んで共通の敵を倒したほうがいんじゃね?てな思いつきでテテとケッセルライドを登場させました。
この二人がシナリオを引っ掻き回してどんどん考えてない方向へ話が進みだした時はどうしようかと……。


リンダ(【まおうさま99】【セシリア ~エルトの機械工】)
グリデリア帝国軍魔王討伐隊のリーダー。
ケッセルライドの部下であったが実際は皇帝陛下の命によりテテを捜索、希望すれば元いた世界に送り返そうとしていた。
ケッセルライド死亡を受け、彼の派閥メンバーの捜索と拘束のため、極秘裏に世界中を旅している。今回はイルゼンの身柄拘束のためアルデリオの協力を仰ぎ、エルトに現れた。

まおうさま99では
帝国軍魔王討伐隊のリーダーとして、魔王ステラを倒す。
直後に人間界に飛ばされ、魔界と人間界の門を閉じてひとまず作戦は終了。その後はケッセルライドの動きを封じるためにテテ捜索に当たる。
何とかテテを封印した棺を発見、帝国領外で待つ仲間の魔術師の元へ運ぼうとするが、アルデリオ達の魔力に反応して封印が解けてしまい、平行して起きた海賊船騒ぎに巻き込まれ行方不明に。
その後、海賊に催○術で操られた状態で現れるがアルデリオにヤられて催○術は解け、一緒にケッセルライドに挑む。

その他小話
前作の終盤、ケッセルライドとの決戦後は姿を見せませんでしたが5人は全員無事です。
騒動後、アルデリオとは和平の様なものを結び、協力関係にある、と言う設定になってます。

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