ぱーぷるぴんく 2023/01/18 22:18

【IF.S2】進捗報告です。

今回はスクリプトに関する部分をメインに時間をかけていました。
その為、今回の進捗記事では視覚的に興味を持っていただける内容は
あまり無い事をご了承ください。それと、少し長い内容になります。

先に記事の内容の要約を簡単に書いておきます。
今回の記事で言いたい事はここだけで十分ご理解頂けると思います。

要約(今回の内容は)

1.スクリプト入力において、どうにかして省略したい工程がありました。

2.省略できました。

3.これで、絵とモデルアニメとリアクションを考える時間を増やせます。

4.幸せ。


以下、詳細です。

詳細

ここ数日、特に予定していたわけではなかったのですが、
各シーン作成時のスクリプトに関する当たり前を見直していました。
一体何の当たり前を見直していたのか言いますと、
リアクション部分の入力についてです。


(リアクション部分の入力って要するに何?)
と感じられた方の為に、少しスクリプト関連のお話をさせていただきます。
こちらが、各おさわりのリアクションを作成する場合の
簡単な分岐内容のイメージとなります。


↑ 画像では全部日本語で書いていますが、
  実際には全てC#で表記されています。

分岐内容のパターン自体はある程度のテンプレートのような存在があるので、
一からの入力というわけではありませんが、
それでも、そのテンプレート内の各リアクションに対し僕は
以下のような行為を最低限行っています。

「各おさわりの内容を入力する工程」
1.内容を記述する必要のある個所まで画面をスクロールさせる。
2.セリフを記述する箇所分にカーソルを移動させ、内容を記述する。
3.表情を記述する箇所にカーソルを移動させ、内容を記述する。

ご覧の通り、これらの行為には、特に難しい点はございません。
ですが、当サークルのおさわり作品をプレイしたことのある方なら
ご存じだと思いますが、当サークルのおさわり作品はどれも、
おさわりに対するリアクションの分岐が多めに存在しています。


各おさわりの開始時・終了時、感度の状況、各行為の強弱…
それぞれの分岐により、上記の1~3の行動は枝分かれするように
増えていきます。


実際はどれくらいの分岐を用意していたのかを知るために、
こちらのシーンでの分岐量を見てみました。


↑ こちらは以前に掲載したものと同じものです。

結果は、軽く100を超えていました。
(会話イベントを一切含まない状態での分岐量です)
ちなみに、過去のおさわりシーンと比べて、
このシーンの分岐量が特別多いというわけではなく、
おそらく平均的です。



一応、念を押しますが、僕はリアクションを考える事は好きです。
ヒロインの心情を想像し、魅力的なシチュエーションを考える事は
生き甲斐と言って差し支えありません。


ですが、上記の「各おさわりの内容を入力する工程」は
特にクリエイティブというでもないのにその量はあまりに多く、
時間と集中力を確実に消耗していく工程でした。


どうにかこの工程をショートカットできないものかと考えました。
それでも、今まではそうする為のスクリプトの書き方が
思いつかなかったので、ずっと手作業で入力し続けていました。


…先日の事です。頭の中にふとショートカットのイメージが
飛び込んできました。
実際にそのイメージを形にするのに数日かかってしまいましたが、
結果、「各おさわりの内容を入力する工程」をほぼゼロにする事に
成功しました。


これからは、考えたリアクションをメモ帳ファイルにまとめて記述すれば
細かな分岐が追記された状態でアウトプットしてくれるので、今後は

背景・キャラクターのパーツデータ作成
モデル・アニメデータ作成
リアクション・会話イベントの作成

といった部分にますます時間を掛けられそうです。
今回はゲーム内容そのものの進捗はあまり進んでいない為、
退屈なご報告となってしまってすみません。

ですが、今回ショートカットした工程は、
今僕が手掛けている全てのおさわりゲームに関連する工程なので、
今後の進捗には少なくない影響を与えてくれるはずです。


今回のスクリプト作成に集中しすぎたせいか、
若干の体調不良を感じている為、明日はたぶんお休みします。
また、元気が戻ってきたら、こんどは今まで以上に思いっきり
クリエイティブな部分に時間を割いていきたいと思います。

最後に

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
最後に、エロくはないですが、【IF.S2】に関する画像を一枚、
作成途中のものですが掲載させて頂きます。

これは複数あるエンディングの内の1つです。
この画像が意味するものが何か…というのは明示しませんが、
きっとこれだけで察する方もいらっしゃると思います。

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