ぱーぷるぴんく 2023/03/26 13:42

経過報告とこれからの為に

皆様にはご心配およびご迷惑をおかけして申し訳ございません。
最近の状態ですが、メンタルは完全回復と呼べるものではないとはいえ、
一応は回復傾向にあります。

まだ腹部膨満感、右手右足の痛み、頭痛といった症状が続いてはいるものの、
絵やアニメーション作りに対するアウトプット機能はほぼ正常である為、
通常より短めではあるものの、制作を進めております。



久々になりますが、今回の記事の内容、長めです。



ある種の逃げですが、【バッドエンドガール】のモデル・アニメデータの
1日あたりの制作時間を短くし、
絵を描く(新たなシーンのパーツデータ・背景作成)時間を
多めに取っていました。
本来なら【バッドエンドガール】の販売に注力するべきかもしれませんが、
アニメーション作りやデバッグに比べると絵を描く工程の方が
脳が疲労する要素が少ないため、リハビリに適している為です。
(あくまで僕の場合は、ですが)

結果、リハビリの産物のような言い方になってしまい恐縮ですが、
【ダマシドリ】で使用するパーツデータが1シーン分完成致しました。



休んでいる間は僕が尊敬するクリエイターの生涯や、
過去に遊んだゲームの紹介動画などをぼーっと見ていました。
それで、一つ思ったことがあります。
僕は一度、本来自分がやりたかったおさわりゲームの原点に帰るべきだと。


一つのシーンにおける行為の多彩なバリエーション、リアクションの分岐。
それらはおさわりゲームとしての価値を高めるうえで
とても重要な要素である事は間違いありません。

でも、最近の僕はそれをどこか当たり前というか…
なくてはならない、必要不可欠な要素として考えていた気がします。

多くの人に興味を持って頂き、プレイして頂きたいのですから、
その考え方自体は別に間違いではないと思います。
むしろ正解の1つだと思います。

でも、そのバリエーションを前提とした考え方を強調するあまり、
本来自分がそのシーンで一番表現したかったものがぼやけているような
気がしてなりませんでした。

ゲームらしい自由度を優先するあまり、
シチュエーションそのものの鮮度と説得力が死んでいる…
そんな気がしていました。

言い換えれば、より多くの人に喜んで頂ける内容を作りたいと考えるあまり、
誰に対しても中途半端な作品を作ってしまっているような気がしていました。


今一度僕の中に根付いた当たり前の価値観を否定し、再構築致します。
まずその為に、以下の3点を大幅に見直していこうと思います。

1.ヒロインが喋る(セリフを言う)
どんな状況でも喋るのではなく、
時として恐怖で何も喋れないヒロインのような演出は必要ではないかと
は考えています。
また、沈黙の時間があるからこそ、喋る瞬間により価値が生まれることも
あると思います。


2.ヒロインがどんなおさわりでもイク
プレイヤーごとにヒロインをイカせたい行為(こだわり)があるのは
当然ですし、叶えられるなら叶えたいとも思います。
ですがその自由度を前提とするあまり、汎用的なリアクションに
おさめようとするのは唯一無二の濃厚なシチュエーションを
表現しようとするうえではあまり良くないように感じます。

かといって全てのおさわりに専用のリアクションを用意するというのは
あらゆる面で現実的とは言えません。


3.挿入シーンでは何度でも中出しができる
ヒロインに何度も中出しをしたい…
そう考えるプレイヤーが多いらっしゃる事は重々承知しております。
ですが、僕はこれを必要不可欠な要素として捉えることに関しては
実は前々から懐疑的でした。

僕にとっての中出しは、それこそ取り返しのつかない瞬間であり、
一つのシチュエーションにおける”決着”です。
もちろん、表現するシチュエーションによってはむしろ
何度も中出しできるような状況の方が良い事も多いのですが、
すくなくとも、”何度も中出しできる仕様を前提に作るべき”
ではないと考えています。





今まであった価値観の再構築を行うのは、
少なくない誰かをがっかりさせると思いますのでやっぱり怖いですが、
自分を自分らしく生かす為に、避けては通れぬ道だと判断致しました。

その為、今後は
「このシーンでは〇〇みたいな要素もほしい!(提案)」
「〇〇みたいな要素もあるって期待しています!(願望)」
といったお言葉を頂戴しても、基本的にNOと言わせて頂きます。


作品をプレイして頂いた後の感想として
「〇〇みたいな要素も欲しかった」
といったお言葉であれば、反映するかはわかりませんが、
参考にはさせて頂きます。


「〇〇みたいな要素ある?(内容の質問)」
は可能な範囲でお答えします。






長くなってしまいましたが、まだ僕は作品作りだけでなく、
自身のプライベートな部分で嫌でも発生する要素とも
戦っていかなければなりません。
偉そうなコトを言っているわりに、また心の調子を崩してしまう事も
あるかもしれません。

でも、これだけの言葉を吐き出せる気持ちがあるのなら、
まだまだ僕はクリエイターの端くれとして生きていくことができる…
そんなふうにも思っています。

応援してくださる方に対し、
色々な点でがっかりさせてしまったと思いますが、
今後生み出される作品によって信頼を取り戻していけるよう頑張る次第です。

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