サキュレント 2022/05/12 13:08

ご主人さまにあ 夜半の月・サンプル

「ご主人さまにあ 夜半の月」たくさんのご予約ありがとうございます!
正直予想よりたくさんお申し込みいただけて山野も青谷も驚いています。
そんな方々の期待におこたえできるような作品に……す……する……
いや、なっている。なっています。


ご主人さまにあ 夜半の月-booth

2022年5月20日でご予約を締め切ります。
ほぼ受注生産で余部はどのくらい出るか保証できないので、
絶対欲しい方はご予約をお願いいたします。
後日PDFの電子版もboothで販売しますが、こちらも価格は一緒です。

もともとゲームでも、音声でも、その作品はそのときしか作れなくて、
同じものを同じように作ろうとしてもできないというのが持論なのですが、
(根幹にあるものがどの作品でも似ている、というのはあるにせよ)
その持論を覆すものになったと思います。

あ、いや、ゲーム版にはもちろん最高のボイスと音楽がついているので
(絵は……うん……山野が悪いんだ)
それを抜きにして語ることはできず、
文章だけの小説と比べるのはナンセンスだとはわかっているのですが、

それでも、最高のものができたと思います。
ゲーム版でなんかピンとこなかったなという人さえも、
振り向かせることができるようになっていると思います。
結構「理解不能だった」というご感想(実に素直だと思います)もありましたが、
この小説版を読んだら、共感できるかはさておき、理解ができないとは思わないはずです。
それくらい細心の注意を払って、
魂を削って、
正直もう向き合うのがいやだ、逃げてしまいたいという気持ちを押さえつけて、
藤みつ希という人間の一生を書きつくしました。

七年前の山野にはできなかったこと、
いや、七年前の山野がしてしまったことに対して、
今の山野がどのような決着をつけたのかをぜひ見届けてほしいです。

人生蹂躙ノベルというのがゲーム版につけたジャンル表記です。
もちろんみつ希の人生です。
でも由貴もそうです。浅見だって。父の清澄だって母の由希子だって。
五人の人生が絡み合うさまを、今の山野はしっかり、克明に書くことができました。ぜひ読んでいただきたいです。
こんなものはもうこれ一生作れないです。
(って、どの作品に対しても思うけども)。

あと本当に余談なのですが、
七年前このゲームを作って山野はぶっ壊れてしまいました。
(複合的な理由のうちのひとつではあるんだけど……)
まともな人間としての機能を取り戻すに二年くらいかかってしまいました。
七年経てば(作中でも象徴的な年月ですね)平気だろう、
と思ったし、なにより青谷が表紙を描いてくれると言ったから着手したんですが、
書いている最中はウガア……ウガカ……無理ぃ……!
となっていたので、七年経っても人間とは変わらないと思いました。

フォローで個人的に特にいいなと思う部分のサンプルをテキストで掲載します。
長いですが気になるけどどんなの?
と思っている方は読んでくださると嬉しい。
逆にまっさらな気持ちで本編を読みたい人は避けてくださると……。

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