阿保満天 2020/07/06 21:07

妻のうっぷん晴らし

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前のブログで掲載していた小説です。
※玉責め描写がります。
 ご注意ください。




妻のうっぷん晴らし 

「う~い、ただいま~」
深夜2時、酒に酔った信二が自宅の戸を開く。彼はこの家の住人で妻の栄子と2人で住んでいる。
「ん~、おしっこおしっこっと・・・」
彼は千鳥足でトイレに向かう。
「んっ、チャックが・・・。え~い、めんどくさい」
不器用にベルトをはずし、トランクスごとズボン下ろし用を足す。
「ふ~い、間に合った間に合った」
「ねぇ、信ちゃん、今日も遅かったのね?」
用を足しているとノックもなく扉が開き、栄子が狭い室内に入ってきて、彼の背後から声をかけた。
「うん、ちょっとね・・・」
「お酒臭いよ・・・」
「いやっ、ちょっと、付き合いでさ・・・。お得意先と・・・」
彼はははっと笑い、ズボンを上げるため屈もうとする。しかし、栄子はそんな彼を背後から抱きしめ、それを止めた。
「ちょっ、何するんだよ・・・こんなところで。やるんならベットで・・・」
「信ちゃん、香水のにおいがする・・・、またキャバクラ言ったでしょう・・・」
「あっ、いや・・・、いや、しょうがなかったんだよ。付き合いだしさ・・・」
「付き合いとか言って、上機嫌で帰ってきてさ・・・」
「ごっ、ごめんって・・・」
「そりゃ・・・、仕事の付き合いじゃ仕方ないけどさ・・・」
「栄子ぉ~・・・」
唇を尖らせ子供のようにすねる栄子、仕方ないと言っておきながら、何か言いたげに額を彼の肩甲骨にゴリゴリと擦りつける。
こうしていてはらちが明かないと、言葉巧みに彼女を宥めようとする信二だが、栄子は彼に抱き着いたまま無言の圧力をかける。そしてそんな状況のまま数が経過したとき、栄子がやっと口を開いた。
「信ちゃん、いっつもおしっこで便器汚すよね」
「えっ?」
信二は彼女の唐突な質問に間抜けな声を出した。
「信ちゃん、私がどんな気持ちで、トイレを掃除してるか知ってる?」
「栄子、いったい何の話だ・・・いっ、いててっ」
「お仕置きっ!」
股間に走る激痛、栄子は信二の睾丸を握りしめていた。
「いたたっ、栄子、なんてことを・・・いだだだだっ!!!」
「だ~か~ら~、お仕置き♪」
栄子は痛がる彼に構うことなく、ぎゅっと抱き着いて、彼の大事なところを容赦なくひねり上げる。
「ああっ、ごめん、ごめんなさい。もう、キャバクラなんていかないから・・・放して!!!」
「えっ? 何言ってるの? 私、信ちゃんがいつもおしっこで便器汚すから、そのお仕置きをしてるだけだよ?」
「ごっ、ごめん・・・もう、ひっかけないから・・・潰れちゃうから、放して・・・」
「え~、本当かな~?」
爪さきでコリコリと表面を引っ掻きながら、栄子は意地悪く言う。
「信ちゃん、うそつきだから信用ならないな~。前も、もうキャバクラいかないから~って言って、結局はそれ、守ってないし」
「ごっ、ごめんなさい。もう、これから本当に、いかないから・・・だから・・・」
「もう、だから! 私は便器におしっこをだね・・・!!!」
わからん奴だな・・・と怒気を強め、彼女は彼の睾丸に爪を立てた。陰嚢に鋭い爪がめり込み、睾丸がぐにゃりと変形してゆく。
「ぎゃあああっ、ごめんなさい。もう2度と、便器を汚したりしません!」
「はあっ、ホント?」
「本当です!!!」
「次汚したら、信ちゃんのオチンチン、切り取っちゃうからね・・・」
「えっ・・・」
「何? 何か文句でもあるの?」
「ああっ。いたたたっ!!! ないです。文句ないです・・・。約束しますから・・・」
「う~ん、わかった。信じて上げる」
彼女が手を放すと、彼は安堵のため息をついた。


「はあ、はあ・・・」
「信ちゃん、痛かった?」
「痛かったよ・・・」
「ふふっ、可愛そうな信ちゃん・・・」
彼女はそういうと、彼の萎れた一物を右手の平で包み込み、優しくしごき始めた。
「あっ・・・」
「信ちゃん・・・」
夫の弱点を知り尽くした妻の手淫、その滑らかな手の動きに彼の一物は固くなり始めた。
「信ちゃん、痛いんじゃなかったの? ここ、こんなに元気になっちゃったよ・・・もしかして信ちゃんって、変態さんなのかな?」
「あっ、きもちいい・・・」
「このまま、逝かせてほしい?」
「お願い・・・」
「いいよ、信ちゃん?」
栄子は彼の一物をぎゅっと力強く握り直し、激しく上下にしごき始めた。
「あっ、あっ、あっ・・・凄い、気持ちいいよ」
「ふふふっ、いいよ信ちゃん・・・出しちゃえ・・・」
「ああっ!!!」
信二は身体をそらせ、勢いよく射精した。
「あっ、ああっ・・・」
ビクビクと震えながら精液を吐き出す彼のペニス。栄子は全部絞り出すかのように優しくしごき続ける。
彼の熱くて濃厚な精子が便座を汚していく。
「はあはあ、栄子・・・すごく気持ちいい・・・・、愛してるよ・・・」
「・・・信ちゃん・・・」
ゆっくりと動いていた彼女の右手がぴたりと止まる。
「えっ?」
「・・・信ちゃん、もう便器、汚さないって言ったよね」
「あっ・・・」
便器にべったりと付着した精液。信二ははっと息を飲んだ。
「いやっ、今のは栄子が・・・」
「ふ~ん、ヒトのせいにするんだ?」
彼女は低いトーンの声色で彼に詰め寄る。
「あっ、いやっ・・・」
「信ちゃんのここ、ちょん切らないとね・・・」
「それは・・・」
信二は恐怖で涙目になる。
「何? ちょん切られたくないの?」
彼は彼女のその問いに、一生懸命首を縦に振った。
「そう、確かにちょん切っちゃうのはかわいそうだから、これで勘弁してあげる!!!」
彼女は彼を抱き寄せ、股間に膝を叩き込んだ。
「っ!!!」
信二は大きく目を見開いて、その場に崩れ落ちた。
「んん~、この膝にあたるこりっとした感触がたまらない!!!」
彼女はにっこりとして言った。
「やっぱりストレスは溜めこんだらダメだよね」
「あっ、あ・・・」
「あら? 信ちゃん、苦しそうだね? 可哀そう・・・なんて言うと思った?」
「う・・・?」
「キャバクラなんかに行く変態のタマタマなんか、潰れちゃえばいいんだ」
「ひっ、ひどい・・・」
「ふふっ、でも、仕事の付き合いだからしょうがないよね? いいよ、そんなに行きたかったら行くといいよ、キャバクラでもなんでも」
夫を見下し、彼女は妖しく微笑む。
「そのかわり、信ちゃんの大事なとこ、どうなるかわかるよね?」
「ひっ!!!」
栄子は彼の睾丸を掴み、彼を引っ張り起こした。
「信ちゃんにお仕置きしないといけないことは、まだまだいっぱい残ってるからね。お弁当箱を会社に忘れてくることとか、帰ってきたらちゃんと靴をそろえて家に上がらないとか・・・。数えきれないほどたくさん。あ~あ、信ちゃんのタマタマ、いつまで持つかな?」
「あっ、あ・・・」
「まあ、信ちゃんの大切なところが無事でいられるかどうかは、信ちゃんしだいだね・・・」
彼女は夫の睾丸をぎゅっと握りしめ、にっこりとほほ笑んだ。

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