「紡いだ吐息のその先に」プロデューサーインタビュー(前編)
―――さて、もはや恒例となりましたF. PRODUCTIONSさんへの作品インタビュー。最新作「紡いだ吐息のその先に」はいつもと毛色が違うとか…?
F:はい、今作は淫語・オノマトペがメインになります。ストーリーや台詞は無いに等しく、淫語の連呼によって状況が変わっていきます。逆に言えば状況の変化を淫語の連呼で表している形です。
具体的には、例えば「フェラチオ」連呼→「チュパチュパ」連呼→「お口に出して」連呼→「お精子美味しい」連呼…という感じです。
もちろんこのフェラチオパートも、実際はもっといろんな淫語が積み重なります。
―――内容としてはシンプルな作品のようですね。
F:ヒロインの詳細な設定などもありません。これはユーザーの皆さんが各々で理想のヒロインをイメージしてほしかったからです。
―――そのヒロインですが、名前が「吾妻六花」と数字がついています。これは6作目という意味ですか?
F:肯定です。正確に言えば企画としての6本目という意味です。4作目・5作目はまだ準備中ですが、スケジュールの関係で今作を先に出すことになりました。
ちなみに企画当初は短編のつもりで書いていましたが、思ったよりしっかりした内容になったのでヒロインに“6”を名付け、ナンバリングタイトルとしました。
―――価格が100円というのも、短編企画の名残りなんでしょうか?
F:その通りです。内容と制作コスト的に、はじめから低価格にしようとは考えていました。結果的に、どうせならと思い切って100円に決定しました。
だからとてクオリティに関してはフルプライス作品と遜色ない仕上がりです。先ほど制作コスト的に安くと言いましたが、編集中にだんだん興が乗り、最終的にはかなり細部まで調整しています。
また、ヒロインの声が柚木つばめさんというのも、今作の本気度のあらわれです。
―――確かにそれは本気の人選ですね。
F:柚木つばめさんと言えば、あの最強のウィスパーボイス。活動開始が2017年との事ですが、初めて出演作を聴いた時は「ヤベェ人が出てきたな…」と驚きながら寝オチしました。
演技の巧さも凄まじく、今回依頼するまで「これ台本とか無くてアドリブで実演してるんじゃ…?」と疑ってしまうくらいでした。
もちろん、今回こちらが用意した台本をちゃんと読んでもらっているので、改めて柚木さんの滅茶苦茶な巧さを実感しています。
また囁き演技に関して柚木さんからも色々ご提案してくださり、クオリティアップに一役買ってくれています。
―――値段以上に楽しめそうですね。その他にこだわりの部分があればお聞かせください。
F:今作の淫語連呼は一つにつきおよそ1分半ずつと、連呼系としては短めのトラックになります。これは聴き始めて寝落ちするまでに、なるべく多くの淫語を楽しんでほしいという意図からです。
その他、今回はいつもよりノイズ除去を甘くしています。除去すべきもの・残しておくべきものをかなり厳密に調整しています。ほぼ自己満レベルなのですが、それだけに自信作と言えます。
―――発売開始が楽しみです。それでは、作品のPRをお願いします。
F:今作は採算度外視の破格プライスとなっています。これを機にお気軽に手に取っていただいて、淫眠の心地良さを多くの方に味わっていただきたいですね。
インタビューの前半はここまで。ネタバレ有りの後半は作品発売後に公開予定だ。乞うご期待!
2021年5月某日
F. PRODUCTIONS脳内にて
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https://www.dlsite.com/maniax/announce/=/product_id/RJ326338.html