作品創りの本質について考える
作品創りの本質について考える
もちろん僕自身もなのであまり偉そうには語れませんが、新人が作品を作る時に1番意識する…いや、意識してしまう問題があります。
それはオリジナリティです。
なぜか「この作品は誰々の作品に似ていないか?」「このイラストは誰々ちゃんにそっくりじゃないか?」とかそんな事を考えるわけです。もちろん僕もです。
でも考えてみて下さい。
金髪ツンデレ美少女なんて手垢ベトベトでオリジナリティのかけらもない。なのに未だに使われてるわけで、
物語だって結局は敵を倒して仲間になるベタな展開が1番燃えるわけですよね。
僕は最初しか知りませんが、最近の流行の鬼滅の刃だって歴代作品のいいとこ取りの作品にしか僕には見えないんです(個人の感想です)
何が言いたいって訳でもないんですが、オリジナリティの境界線って難しいな…と。
たとえば、山賊王になる!!って剣士やらコックを仲間にしていくバトル漫画があってもたぶん著作権には引っかからないんですよね。
そこに作者のアイデアを盛り付けたらそれは言われてみないとわからないし、指摘されても確認のしようがないと思うんです。
逆に考えればそれはオリジナリティなどは存在しないと思うんです。
時代も入れて世界中のこれだけの人間がいればどこかでアイデアは被るものなんだと逆に決め付けた方が作品って書きやすいんじゃないかな?とか。
ようはたぶんアイデアよりかは見せ方なんですよね。
極論いえば全員黒髪の学生服だって物語が面白ければ面白いと思うんです。
それを踏まえて今までアイデアだけに頼ってた自分を反省したいと思った次第ですね…(^^;
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