映画「まどかマギカ新編」
映画「まどかマギカ新編」
ネタバレありです。
正式タイトルはまどか☆マギカ新編叛逆の物語ですね。
映画を観た感想はとんでもなく面白かったです。
映画公開当時はキャラ商品展開がいっぱいあったのでてっきり萌え要素が多めの外伝作品かと思っていたんですが全然違いました。
前半くらいまでは想像通りの魔法少女の原作オールスター版だったんですが後半からは何重にもなる濃密なSFです。
個人的にSF部分が素晴らしいだけに中盤の大衆向け銃撃戦は正直邪魔でした。好きな方はごめんなさい。
映画を観ながら思ったのは他の人はこの映画を観てどう感じるのだろう?と凄く思いました。
アニメ本編だとマドカは自分を犠牲に魔女をこの世から無くして世界平和でホムラだけが覚えているという終わりというハッピーエンドだったんですが、
確かにこれはトロッコ問題としておかしいんです。
ホムラは自分の身以上に世界中の誰よりマドカを救いたい。
マドカはホムラ含め世界中を救いたい。しかし自分は消える。
であればホムラはさらに時間を巻き戻す筈なんです。マドカが神になって消える未来すらホムラは許さないでしょう。
ホムラが救いたい→マドカが選んだ→最善の結果。ホムラはその"最善の結果"には興味ないんです。
アニメ最終回で納得した顔をしてますがあの後に欲望が爆発するんですね。
長くなるのでまた2回に分けます。
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