ぐらしゅぴMk-Ⅱ 2022/08/11 10:00

映画「プリズナーズ」

映画「プリズナーズ」

ひさしぶりに心にグッと来た映画でした。
ただし、ほんわか大好きな現代の良い子は観れない映画です。


内容を軽く説明すると、
可愛い娘を誘拐した絶対に何か知っているが知能遅れの容疑者をパパが個人で○問する映画です。

顔が腫れあがって熱湯をかけて○問します。

可愛い6才の娘の居場所を聞き出す為に
無抵抗の人間に熱湯を上から掛け、
その蛇口をひねる側が泣きながら崩れ落ちる演技は胸が締め付けられます。


映画冒頭に鹿を撃ち殺すシーンから始まり、
鹿を撃ち殺して可愛そうだと思わないのか?との日常会話から始まるんですが、
まさしく、この映画そのものなんですよね。

娘がいなくなって母親が刑事に泣き付きながらも必死に堪える演技、
鬼になって虐○を続ける父親からツーっと流れる涙、演技とは思えない必死さ、
自分の失態を机に八つ当たりする刑事の格好良さ。

有名俳優も予算もあまり掛かってない映画ながら、ここまで素晴らしい映画も珍しいと思います。

映画最後に刑事が伏線が頭の中でカチッと繋がった時の表情はゾクゾクしました。

そこは最近の大衆向け映画なら「そうかわかったぞ」くらいは言ってしまいますが、
スッと銃を無言で構えるのは素晴らしい。


実話なのかと思えるくらいの伏線の多さと、役者の演技力、2014年作でここまでの作品を観たことがなかったので本当に感動しました。

ただ、映画の大部分が"虐○"なので受け入れられない人は多いだろうと思います。

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