語彙力がある、とは
語彙力がある、とは
「私はあまり語彙力がないので」
そんなフレーズをたびたび聞きます。
では、語彙力とは何でしょう?
難しい単語を適切に使えれば語彙力があるんでしょうか?僕はそうは思いません。
語彙力とはつまりは"伝える力"だと思っています。
絵を見て「やばい、綺麗、凄い」
これで語彙力がないのはわかりますよね。
でも、
「人の影に赤色を使ってるのがやばい、全体的な色合いが綺麗、この作家のこの部分が特に凄い」
これだけで語彙力がある人みたいに聞こえないでしょうか。
けど、ただ単に馬鹿正直な感想を3つ並べただけなんです。
難しいテクニックや難しい言葉は使っていません。
それに対して聞き手側は
「え?ここに赤色が使われてるの?」
「なるほど、その部分は見落としていた」
と勝手に解釈、補足をしてくれる思うんです。
語彙力って100%の説得力ではなくて"つまりは何が言いたいか"を伝える事ができるかじゃないでしょうか。
だからこそ、最初から伝わるわけがない難しい専門用語をバンバン使いたがる人は馬鹿だと僕は思うんですよね。
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