同人ゲームを完成させられない人が持つべき完成させられるマインド
みなさんこんにちは。
苗木堂の若草です。
今日は
「同人ゲーム開発をしているけど、完成までたどり着けないんです…」
と悩んでいる方のため、開発が完了するために必要な心の持ち方をお伝えしようと思います。
開発を完了させた経験のある方にとっては、もしかしたら当たり前の事かも知れません。
苗木堂の開発実績について
苗木堂では過去2作品の同人ゲームをリリースしたことがあり、直近の「妖狐が転がりこんできた」では約3か月の開発期間で公開に辿り着くことが出来ました。
今回お話するマインドを持って開発すれば完成させられます。
では早速今回の結論です。
完成させるために持つべき認識
完成を目指すよりまず終わらせろ
これに尽きると思います。
何も若草が偉そうに言っているわけじゃないですよ。
Facebookの社長さんが言っている言葉です。
これを見た方はもしかするとこう思っているかも知れません。
「いや、終わらせようとは当然思っているんだけど」
もう少し深掘りしてお話ししますね。
みなさんがゲームと言って頭に思い浮かべるのは例えばファイナルファンタジーとかモンスターハンターとか最近だとゴーストオブツシマとかそういう大作ではないかと思います。
ああいう大作を自分でも作りたいという気持ちはすごくよくわかります。
若草も開発出来るならしてみたいです。
ただ、よく考えてみてください。
そういう大作と呼ばれている作品は多くの専門家とお金と時間をかけてようやく完成する代物なのです。
とても素人の個人や少人数で作れるようなものではありません。
お仕事をしながら趣味で草野球をやっているお兄さんがメジャーリーグのスター選手と戦っても勝てないようなものです。
現実的な開発時間で自分が何が出来るか(開発しながら自ら成長出来る分も含めて問題ありません)を考えてその開発期間の中で良い作品を作ろうという気持ちが大切なのです。
もちろん
「せっかく作るゲームなのだから良いものにしよう」
という気持ちは同じです。
確かに
「妥協せず数年かけて完成させました!」
という人も中にはいるでしょう。それはとてもすごいことです。
ただ、それをやろうとすると多くの人は途中で挫折してしまうと思います。
若草がお伝えしたいのはそういった一握りの人が出来ることではなく、多くの人が出来る考え方を持ってゲームを完成させてほしいということです。
このお話をすると、もしかしたらこう思う方がいるかも知れません。
「じゃあ自分の理想のゲームは作っちゃいけないってこと?」
そうではありません。
自分がまず出来る範囲のことをやって作品を完成させてみるのです。
そうすると、完成する頃には新しいスキルやノウハウが色々身についていることかと思います。
その新しく身につけたスキルやノウハウを使って、さらに出来る範囲でゲームを作るのです。
そうして自分の理想とするゲームに一歩一歩近づいていくことが重要です。
若草の好きなドラクエで例えると、最初のスライムすら倒したことがない勇者がドラゴンや魔王を倒そうと思っても倒せないようなものです。
まずは目の前にいるスライムを倒してレベル上げをして、強い装備を手に入れてみてください。
まとめ
- 完成を目指すよりまず終わらせろ
→自分の理想のゲーム像を実現させようとするのは重要ですが、いきなりは難しいので、まずゲームを完成させてみてスキルやノウハウを溜めて理想のゲームに挑め!
今回は以上です。
ちなみに苗木堂が今までどんなゲームを作ったかをご紹介させて頂きます。
良かったら購入してみてゲーム開発の参考にして頂ければと思います。
苗木堂が制作した同人ゲーム
- 妖狐が転がりこんできた
冒険者ギルドのマスターをしている主人公の元に大妖狐になりたい妖狐の女の子を育てるゲームです。
- おキツネちゃんとお社つくろ!
荒廃した神社でキツネ巫女ちゃんと神社再建を目指すゲームです。