Disk 2021/08/17 03:26

なぜ僕はエロゲを作るのか / 同人エロゲと自己表現!?

お久しぶりです、Diskです。

だいぶ間が空いてしまいまして、申し訳ありません。
まずはお詫び申し上げたいと思います。

ここ最近、私生活で色々ありました・・・
会社を辞めてフリーランスエンジニアとして独立し、東京に引っ越し、マッチングアプリをやって彼女を作ってみたり、週末の深夜にはクラブに行ってみたり・・・
陽キャのマネごとをしていました。

そんな生活をしているうちにふと自分の活動を思い出しました。
そして振り返る時がきました。
また、気づいたこともあります。

まず、前の僕はお金が欲しくてたまりませんでした。
幼少期、非常に貧しい環境で育ってきた僕は、漠然としたお金への不安感が募っていました。

そこで、ちょうど絵が描いてみたいということもあって、同人活動をはじめました。
当時の僕はまだ20歳。(今年21歳です)
いわば若手同人ゴロだったわけです。

高卒でプログラマになった僕は、大学に通っている皆が就職する前に「何者か」にならなければと、ひたすら無茶な行動を繰り返しました。
同人活動をやってみたり、投資をやってみたり、個人でアプリを開発してみたり、youtuberになったり、そして20歳で独立したりです。
すべてお金のためでした。

僕は幼少期のころから、お金さえあれば幸せになれると思っていました。
逆に、今幸せでないのはお金がないせいだと・・・

ひたすら行動を続けた結果、僕はある程度の収入を手に入れ、同世代では上位2%レベルになりました。
それでやっと幸せになれると思いきや・・・

ダメでした。

お金だけあっても残ったのは虚しさだけでした。
あのときは本当に絶望しました。
一体何をすれば幸せになれるのかと・・・。

そして自暴自棄になり、クラブとかマッチングアプリみたいな無謀なチャレンジを繰り返すことになるわけですが・・・
そこまで楽しくもなく、目標を完全に見失って悩みこみました。

幸せとは何なのか、僕の辿り着いた結論はこうです。

1.他人に認められること
2.他人に必要とされること
3.他人の役に立つこと
4.自己表現をすること

です。

そしてこれを満たせるものは限られてきます。
1,2,3は両立な仕事環境であれば満たせますが
4は非常に厳しいです。しかし、これがないというのは辛いです。
常に自分でない誰かでも成り立つんだろう、という意識と向き合うことになります。

4はエンターテイメント系でなければ難しいでしょう。
その中で、素人が手が出しやすく、反応がもらいやすく、競合が少ないのは
間違いなく同人エロゲです。
おまけに音楽などは、その時のトレンドに乗らないと駄曲扱いされますが、同人エロゲはそうでもありません。
作風も割と暗いものから明るいものまで受け入れられます。
絵のクオリティも一般漫画や商業エロ漫画に比べれば、求められるハードルは低いです。

ただし、売上だけを狙うと、同人エロゲでも没個性的になっていきます。
たとえば・・・
わかりやすくエロい格好、強調された胸や太もも、頭に着けられたお飾り、極端にデフォルメされた顔・・・
商業的な成功だけを考え、お金を得られたとしてもそれは商業的な成功でしかなく、結局本質的な幸せは感じられないのです。

振り返ると・・・


これは意識的にウケを狙いました。(特に目のデフォルメ)
そして、皆かわいいと言ってくれました。
たしかに嬉しかったです。
しかし、どこかで「これは自分の絵柄じゃない」「本当に描きたいのはこうじゃない」と、だんだん楽しくなくなっていきました。

お金を得るにはこの路線でブラッシュアップするのがいいのかもしれません。
しかし、今ではもはやお金の心配をする必要がなくなりました。
最低限度のお金を持っていれば、それ以上持っていても幸福度はさほど変わらないと気づいたからです。

そして最近復帰して描いたのがこの二枚です!!



トレンドとかウケとかを意識することはないでしょう。
それで批判されたり売れなかったりしたとしても、もうそれでいいと思いました。

上記の結論1,2,3は本業で体験し、4の自己表現を同人活動で得ることにします。

今後も地道にやっていきます!よろしくお願いします!!

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