【催○魔王制作レポート㉘】~キャラクターが走り出す時~
今週でようやく1章のボス撃破までイベント実装できました…。
ようやく無数に準備した点と点が線になってきた感じです。
催○エロRPGと比べると演出面(間のとり方や音関連の差し込みタイミングなど)もかなり上手くなっている手応えです。
非エロのストーリーパートも多分きっと超絶オモシロなので、是非ともお楽しみに…!
【世界を作る】系のお話
最近ストーリー&個別のHイベントをばしばし進めている関係でブログがネタ切れ気味なので、ちょっと箸休め的に創作論的なお話をさせて頂きます。
【理詰めで世界観を作って、感覚で物語を作る】という両輪が、私の基本的なスタンスです。
まず世界観の構築なのですが──
こういう歴史、環境で育ったらそこで生きている人々はこういう職業比率になるだろうな。
そういう世界だとこういう考えの人間が多くなるだろうな。
そんな人々が集まればこういう風俗が発展するだろうな──
私の場合はこんな具合に【連想ゲーム】的な作業を延々と行って積み木のように世界観を構築していきます。
ちなみに今作はとにかくメインストーリーから書き出した関係で、この、【世界観の構築】は完全に後回しにしました。
……そう、実は物語は作れちゃうんです。
世界観なんか、ふわっとしていても──【メインキャラクターの輪郭】させしっかりしていれば…!
(あくまで私の持論ですが)ストーリーは世界観(舞台設定)ではなくキャラが作っていくものだからです。
(なので大抵私は最初にメインヒロインを決めます。こういう女の子のお話にしよう、って感じで)
それじゃ、なんのために世界観を練る必要があるのかと言うと、世界観は魅力的なサブキャラクターを生み出すのに不可欠な土壌になるからですね。
特に今回はエロモブ女の子12人の設定をひねり出さなきゃいけないので、現在進行系でちょっとずつ、ぼやけた世界設定を埋める作業をしているというわけです…。
世界設定を深める利点は他にもあって、【メインキャラクターのリアリティがより深まる】という所もあります。
この年齢になるまで、この子はどうやって生活していたんだろう。
何を考えて、どんな人と関わって生きてきたんだろう。
などなど。
色々思考を巡らせると、どんどんキャラクターとして奥深くなっていきます。
すべてを描く必要はまったくないのですが、こういうディティールを多少なりとも詰めておくと、何気ない言葉選び一つとってもその子らしさが出てくる──ような気がしますね。
【走り出す】瞬間
上記の通り、世界観を練っていくと自然とサブキャラクターの造形は固まっていくのですが、ある段階までいくと、その子が走り出します。
私の脳内で予想外の行動を取ってくれると言うか──
割とテキトーに考えたキャラが「お、おまえ、バリおもろいやん…!」的な成長を遂げてくれると最高ですね。
……というわけで、僭越ながら今週は私のキャラクター創作論的なお話をさせて頂きました!
メインの子たちだけでなくエロモブ女子、それからその辺ほっつき歩いているガチモブも意外と良いキャラしているので、是非、色々と調べて頂ければと思います…!
今週はこのくらいですね。それでは、また、次週!