魔法少女アイ触手凌○【リクエスト作品】
リクエスト作品となります。
日が沈み、闇が濃くなっていく。
繁華街は街灯や電飾で明るく彩られ、放課後に遊ぶ学生や仕事終わりの大人達で賑い始める。
一見平和なこの街で近頃、凄惨な事件が多発していた。
――若い女性を標的にした猟奇的な強○殺人。
何者かによって女性が無残にも犯し殺される事件。
報道ではぼかされているが、死体は全身が精液に塗れ、腹は妊娠したように膨らんだ状態という見るも無惨な姿だったという。
警察は捜査を進めているものの、あまりにも常識外な現象が多く、遅々として進まない状態が続いている。
そんな事件が起きている中、暗い路地裏を歩く少女がいた。
華奢だが、均整の取れた体つき。艶やかな黒い短髪と強い意志を感じさせる眼。
纏う雰囲気から彼女が只者ではない事がはっきりとわかるほど。
――彼女の名は『アイ』
人を襲う妖魔『ゆらぎ』を討伐するために、異界から派遣された魔法戦士だ。
本来彼女は隣町に住んでいるのだが、今回の事件を聞いてゆらぎが関係していると考えてこの街にやってきた。
仲間であるリンとメグは別件で手が離せなかったため、街に来たのはアイだけだ。一人で戦うなど無謀に思えるが、彼女は様々な戦いを経験した優秀な魔法戦士。
大抵のゆらぎは彼女一人で充分なのだ。
――とはいえ、心配する秋俊によって毎日の定時報告を義務づけられたが。
そして、街に来てから数日。被害者の行動や事件が起きた現場などを調査した結果、この路地裏周辺にゆらぎの住処があると解った。
「――やっぱり。この辺り一帯にゆらぎの気配を感じる」
足を止め、周りを見渡すアイ。
表通りから入り組んだ道を歩き奥まで進むと、人の気配を全く感じなくなった。例え此処で悲鳴を上げたとしても誰一人気がつかないだろう。
少し臭いを嗅ぐと、消し切れていない精臭が鼻をつく。間違いなく此処で被害者達がゆらぎに襲われたのだ。
女性達はゆらぎによって此処に引きずり込まれ、凄惨な凌○を受け死亡。そしてゆらぎは死体を表通りにほど近い場所のゴミ捨て場へ捨てた。
まるで使い物にならなくなった玩具を捨てるように。
「……最低」
嫌悪感を顔に浮かべ吐き捨てるアイ。すると、背後からカラン……と物が転がる音が響いた。
ハッとして振り返るアイだったが、其処には何もいない。気のせいか、と思った次の瞬間――
「!?」
突如、振り向いたアイの背後から何本もの触手が飛び出てきた。
不意を突かれたアイはその場から飛び退いて辛うじて触手を躱す。そしてすかさず、戦闘態勢に移行。
「翼竜装纏!」
瞬時にアイの姿が青い魔法戦士へと変わっていく。
ぴったりと体に張り付いたコスチューム。後頭部に大きな赤いリボンが結ばれ、手に鋭い刃のついた槍のような杖を握る。
変身を終えたアイは杖を振るい、襲いかかる触手を切り裂いていく。
「はぁぁぁぁぁ!」
切り裂かれた触手から血が噴き出し、辺りを紅く染める。大量の触手はあっという間に斬り落とされた。
アイは油断なく触手が現れた暗闇を睨み付ける。
「流石は魔法戦士……簡単にはいかねぇか」
暗闇からのそのそと浮浪者が現れる。着ている服はボロボロで悪臭が鼻をつく。恐らくは、元々この辺りを根城にしていたホームレス。
だからこそここなら誰も助けに来ないことを理解していたのだろう。
「お前が事件の元凶か」
「ひひ、そうだ……オレがあのクソアマ達を犯し殺してやったんだ。あんな奴ら死んで当然なのさ!」
男はホームレスになる前は一流企業で働くエリートだった。出世コースに乗り順風満帆な人生が待っていたはずが、痴○冤罪によって全てが変わった。
会社はクビになり、付き合っていた彼女に振られ親からも縁を切られた。
何もかも失った男はホームレスとなり、ゴミ箱を漁り残版を探す日々。そんなある日、路地裏で座り込んでいると通りがかった女子高生が話しているのが耳に入った。
『前に、痴○だー!って叫んで無関係のヤツ晒したんだけどチョー面白かったわー!』
『うわやばー!バレないのそれ?』
『バレないバレない。私みたいなカワイイ女がそれっぽく演技したらみーんな、男の方が悪者だって思い込むから!』
ギャハハと笑う女子高生達。
それを聞いた男はハッとして女子高生の顔を見た。――間違いなく、男を痴○冤罪に陥れた少女だった。
男の中から沸々と怒りと憎しみが湧いてくる。
それに呼応するように路地裏の暗闇からナニかが流れ出し、男の中に入り込んでいく。
――こうして男はゆらぎと化し、女子高生を引きずり込んで犯し殺した。
そして、その時の快感と清々しさを忘れられず、似たような素行の悪い女子学生をターゲットに強○殺人を繰り返したのだった。
それを聞いたアイは興味のない表情を浮かべている。仲間がいないか判断するため、彼女にしては珍しく敵の話を黙って聞いてみたが、無駄な時間を過ごしただけだった。
「……戯れ言は終わった?なら、さっさと殺す」
「これだから女は……お前もオレの触手で犯し殺してやるよ!」
男の姿が瞬く間に体から触手を何本も生やした異形へと変貌し、アイへ襲いかかる。
男の触手は先程よりも太く、力も強くなっていた。それでもアイは杖を振い、紙を斬るように触手を切り裂く。
しかし、どれだけ斬っても触手の数が減らない。どうやら男には強力な再生能力があるようだった。しかも知能の高さ故か、触手がアイの死角を突くよう縦横無尽に動く。
「クソッ!?ウザい!」
いくら魔法戦士といえど体力は有限だ。このままではジリ貧だと考えたアイは一気に片を付けると決めて、魔力を最大限に高める。
凄まじい衝撃波がアイを中心に放たれ、群がっていた触手が吹き飛ばされる。男も思わず顔を腕で庇った。
アイはその隙を逃さずに飛び上がり、刃を男の脳天めがけて振り下す。
「死ねぇぇぇぇぇぇっ!」
隙だらけの男には到底避けることの出来ない一撃。男の体は真っ二つになる……はずだった。
「――なっ!?」
「へへへ……残念だったなぁ!」
男の背中から伸びた触手がもう一対の腕のように動き、アイの杖を白羽取りしていた。あまりの光景にアイの意識に一瞬の空白が生まれてしまった。
そして次の瞬間、太い触手がアイの無防備な腹を思い切り突き上げた。
「おぼぉぉぉぉぉぉっ!?」
3トントラックがスピードを乗せてぶつかるほどの衝撃が、アイの腹一点にぶち込まれた。常人ならば腹が吹き飛んで上下バラバラになるほどの衝撃。
魔法戦士の強化された肉体だからこそ耐えられた。いや、耐えられてしまった。
アイは吹き飛んで地面を転がり、壁にぶつかる。
体を震わせながら手を伸ばし、立ち上がろうとするが口から吐瀉物と血が混ざった物を吐き出してしまう。
「おげぇぇぇぇぇぇっ!?――ゴホッ、ゴホッ!」
息をするだけで激痛が走る。それを強い精神力で押さえつけ、杖を支えにゆっくりと立ち上がる。
足はガタガタと震え、視界も霞んでいる。辛うじて意識を保っている状態でまともに戦えるはずがない。
――それでもアイは諦めない。秋俊と仲間が待つ場所へ必ず帰るために。
「あぁぁあぁぁぁ!」
なけなしの魔力を引き出し、男へ突撃するアイ。
しかし、そんな捨て身の攻撃が通用するはずもなく。触手によってあっさりと杖がはたき落とされ、四肢を拘束されてしまった。
「つーかまえた!」
「クソっ、この汚い触手を放せぇぇぇ!」
触手から逃れようと体を動かすアイだったがビクともしない。無様に藻掻くその姿は、まるで蜘蛛の巣に囚われた蝶のようでもあった。
男はそんな足掻きを煩わしく感じたのか、アイの四肢を拘束する触手に力を込めた。
「――あぎゃぁぁぁあぁあぁああぁあぁ!?」
ボキンッ!と嫌な音が響き、彼女の手足はあらぬ方向へ捻じ曲げられた。
今まで感じたことのない激痛が走り、叫ぶアイ。男はその様子が楽しいのか、さらにぐりん!と四肢を曲げる。
「あ”あ”あ”あ”ぁ!?」
操り人形のように壊れた四肢が動かされる度に、アイは白目を剥いてビクビクと体を痙攣させている。あまりの痛みで股間が緩んだのか黄色い小便が垂れ流され始めた。
――アイは完全に敗北した。
男はニヤニヤと気持ち悪い笑みを浮かべながら、アイの体に触手を這わせていく。コスチュームの胸部分を破き、控えめな胸を露わにする。
「カワイイおっぱいだなぁ。たまにはこんなのも良い」
「あ……さ、触るなぁ」
触手が胸を揉み、乳首を刺激する。
快楽を感じるものの、それよりも激痛の方が強くてかき消されてしまう。
足を掴んでいる触手が、むりやり股を開かせてコスチュームの股間部分をずらして秘所をさらけ出す。
失禁の影響でむわぁとアンモニア臭が漂う股間に、アイの太ももより一回り大きい太い触手が触れる。
そのあまりにも太い触手を見たアイの顔が青ざめる。今までにもゆらぎに犯されたことはあるが、ここまでモノは初めてだった。こんなモノが入れられたらどうなってしまうのか?最悪な未来が脳裏をよぎる。
「や、やめろ!そんなモノ入れたら――」
「そんなこと言われたら余計に入れたくなるぜぇ!――おらぁ!」
「――おごぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」
ボコンっ!と凄まじい勢いで極太触手が濡れていない秘所へ無理矢理挿入された。
触手はあっという間に子宮口をこじ開け、底を突いて引き延ばし、アイの胸まで押し込まれてしまった。
彼女の胴体にはボコォ!と極太触手の形が浮かび上がっている。
「あ……あぁ……おおぉぉ」
「ははは!コレでも生きてるなんて魔法戦士ってのは凄いなぁ!でも、まだまだこれからだ!」
「あぎぃ!?」
極太触手がピストン運動を始め、何度も出し入れされる。その度に激痛が走り、アイの胴体もグロテスクに変形を繰り返す。
魔法戦士が故に、死ぬことが出来ないのは果たして幸福なのか……。
激痛で気絶することも出来ない。
「あがぁ!おごぉぉぉぉぉ!ぎゃひぃぃぃぃぃ!」
美少女のものとは思えない、汚い悲鳴が路地裏に響き渡る。
だが、地獄はまだ終りではない。
何本もの触手が、アイの尻に近づいていく。余裕のない彼女はそれに気がつかない。
そして、触手達は容赦なくアナルへと入り込んでいく。
「あひぃぃぃぃぃ!?おひぃりぃだみぇぇぇぇぇ!?」
狭いアナルをこじ開けて○す触手たち。子宮へ挿入されている極太触手よりもずっと細いとはいえ、それでも成人男性のチンポと同じくらい太い。そんなモノが何本も入っているのだ。尋常じゃない苦しみがアイを襲う。
――しかし次の瞬間、アイの様子が変わった。
「あへぇ?――いぐぅぅぅぅぅぅ!?」
痛みが引いていき、今度は凄まじい快楽が流れてくる。まるで激痛が快楽に変換されたようだった。
――実は男の操る触手から分泌される先走り汁などの粘液は強力な媚薬なのだ。それがアイの子宮と直腸から吸収され、痛みを快楽に変換し始めたのだった。
痛みと快楽が混ざり合い、アイの思考がグチャグチャになっていく。
「あへぇぇぇぇ!?ひぎぃぃぃぃ!?ごわれりゅ、わたしごわれりゅぅぅぅぅ!?」
白目を剥いて嬌声と悲鳴を上げるアイ。そんな彼女にさらなる絶望が襲いかかる。
子宮を蹂躙する極太触手がピストンするだけでなく、まるでドリルのように回転し始めたのだ。
ナカが掻き回され、子宮が捻じられる感覚。本来なら発狂するような激痛が、全て快楽へと変換されていく。
「おびょぉぉぉぉぉぉ!?ナカかきまぜにゃいでぇぇぇ!?オマンコねじりギレぢゃうぅぅぅぅ!」
さらに、アナルに入った触手たちがさらに奥へと突き進んでいく。何本もの触手が腸を駆け上り、極太触手で盛り上がった胴体に腸の形がさらに浮き上がる。
この状態で生きているのが不思議なレベルだ。これもまた快楽に変換され、アイを絶頂地獄へと落としていく。
そして、駆け上った触手が胃、食道、喉を通り――遂に口から飛び出してしまった。
「んぼぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」
「どうだ、触手貫通の味はよぉ!おらぁ、一緒にザーメンも喰らいな!」
男がそう言うと、触手が一斉に射精する。
口から飛び出した触手がザーメンを噴き出し、アイがザーメン噴水のオブジェのようになっていた。
同時に連続絶頂を迎えたアイは、股間から潮が噴き出す。
「もう、ひゃべてぇぇぇ!?ゆるひてくだひゃいぃぃぃぃ!」
アイは触手が飛び出た口でくぐもった声を出し、男に無様な許しを請う。
もはや、普段のクールさは消え失せてしまい、誇り高き魔法戦士の面影も無くなっていた。彼女の仲間達が見たら、驚くほどに今のアイは無様だった。
そして、極太触手がビクンビクンと震え始める。――射精の前兆だ。
それに気がついたアイは、只でさえ青い顔をさらに青ざめさせる。
「だみぇぇぇぇぇぇ!?――お”」
瞬間、爆発したように極太触手からザーメンが大量放出された。
只でさえ、拡張されている子宮がボゴン!と妊娠したかのように膨れ上がる。だが、射精はまだまだ終わらない。
「おおおおおおぉおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」
ガスボンベで膨らむ風船のようにどんどんザーメンで腹が膨らんでいく。
アイの口からは泡が吹き出し、病的な痙攣が始まった。
やがて腹が臨月のように膨らみ、それでも射精が止まらず子宮が限界を迎える。
――ブチンッ!
「あ”へぇ!?」
嫌な音がアイの体内で響いた。――子宮が耐えきれずに破裂した音だ。
アイの目がぐりん!と裏返り、短い悲鳴を上げると体から力が抜ける。少しの間体がピクピクと震えていたものの、やがてそれも止まる。
――気高き魔法戦士、アイはザーメン詰めにされて無様に死んだ。
「さすがに死んじまったかぁ~!まだシタり無いからよ、もうちょっとオナホにさせてもらうぜ?」
息絶えたアイを見て嗤う男は、彼女が死んだにもかかわらず、未だ治まらない性欲を満たすために触手を再度動かし始めたのだった……。
――翌日早朝。
毎日の定時連絡が無いことに焦った秋俊から、リンとメグに連絡があった。
ちょうど別件のゆらぎ討伐を終えた二人は、そのままアイがゆらぎ討伐へと向かった街に急行したのだが……。
「――なによ、これ」
「そんな、こんなことって……」
朝霞の浮かぶ街に到着した二人が見たものは、繁華街の広場に設置されたオブジェの鉄杭に股間から突き刺さった、アイの無残な死体だった……。
彼女の穴という穴からザーメンが漏れ出ており、腹は臨月を迎えたようにザーメンで膨らんでいる。
手足は何度もねじ曲げたのか、千切れそうになっている。
そしていつもクールで無表情だった可憐な顔は、絶望に染まっていた……。
既に広場には人が集まっており、アイの死体は何十、何百もの人に晒されてしまった。
人々は彼女がどんな存在か知らなかったが、魔法少女のようなコスチュームから猟奇殺人事件の犯人と敵対する存在なのだろうと何となくの予想はついた。
そんな存在があまりにも無残な最後を遂げた。
街の人々は、もはや希望は失われたと絶望するしかなかった……。
――その後、リンとメグがゆらぎを討伐しアイの仇討ちを果たせたのか?
それはまた別のお話……。
あの魔法少女アイを滅茶苦茶にしてほしい!といった感じの内容だったので筆がのり、おまけで触手ドリルしてみました。
敗北までの流れは指定が無かったので、それっぽく書いてみましたがどうでしょう?
あと何か続く感じに書いてしまいましたが、続きを書く予定は今の所無いので、各自妄想で補って頂けると助かります(笑)
去年、ちょっと復活した魔法少女アイですが、新作……とは言わずもリメイク出してほしいですねぇ。
流石にもう20年以上前の作品ですし……。