レジュメ【アニメ感想】『メイドインアビス 烈日の黄金郷』1話「フェティシズムと芸術」

公開している感想動画のレジュメ置き場です

©つくしあきひと・竹書房／メイドインアビス「烈日の黄金郷」製作委員会

『メイドインアビス 烈日の黄金郷』1話「羅針盤は闇を指した」より
https://youtu.be/6S0pA5GrWmY

ニコニコ動画
https://www.nicovideo.jp/watch/sm40737195

本編

こんにちは、アッ子Pです。今回は、メイドインアビス …これは　れつじつの　黄金郷でいいのかな？
１話　感想行ってみたいと思います
大きなネタバレはありませんので、そこそこ　安心して　ご視聴下さい
ただ、キャプ画はありますので、ご注意下さい

さあ、いよいよ　始まりました　メイドインアビスの　新章です
ただですね、その、結論から　先に　言ってしまいますと、私、これの　感想動画は　作るかどうか　わかりません
つまんないから、とか　そんな　バカな　理由では　決してなく　体調的な問題でございます

これだけの　作品を　語るには、精神力と　体力が　溢れてないと　個人的にちょっと　難しくてですね
加えて、その理由で、劇場版も　まだ　見てないんですよ
更に加えて、それを　語るとなると　より深いところまで　噛み砕いていかなきゃならないんで
恐らく　体力、精神力が　持たないだろうな、という感じの　情けない判断です

かと言って、これだけの　作品を　見逃す手は　ありません
最後まで　見続けていくと　思います

私ですね、可愛い女の子とかが、ひどい目に　あったり　可愛そうな　目にあったりする　アニメって　苦手なんですよ
どんなに　キャラクターデザインが　良くても、そういうタイプの　作品は　耐えられなくて、避けて通っちゃうんですね

なんだよそれ、メイドインアビスの　事じゃないか、と　言われるかもしれませんが、この作品はね、別なんですよ

まず、メインのキャラクターたちは　ひどい目に　合うんですけれど
特に　主人公の　リコは　ワクワクが　止まらないんですね

二度と戻れないだろう旅、死と隣合わせの旅。
でもそれは、旅というよりも、冒険なんですね。特に　リコに　とっては

冒険というものは、登山みたいなものを　思い浮かべてもらっても　分かる通り、下から上に　登っていくものです
そして　普通は　上から下に降りるイメージは、敗北とか、絶望とかに　なぞらえられます

で、このメイドインアビスのスゴイところは、奈落へと降りていく事を　冒険だと　言っているところなんですね
リコは　悲惨な　奈落のそこへ　目を輝かせて　降りていくんです
こんな主人公、こんな作品は　かつて　あったでしょうか

これは　恐らく作者さんの　もつ　フェティシズムも　大きく関わっていると　思います
そして　そういう　生と死の　狭間にだけ　輝く　「恍惚こそが」、
大げさに　言っちゃいますけれど、この作品の　芸術性を　高めるものであり
しかも、それを　ギリギリ一般向け　作品で　やってしまうという　辺りの　バランスの取り方

まあ、控えめに言って　天才ですよね
そして　それを　見事に　映像化した　アニメスタッフの皆さんも、ですよ

芸術というものは、極端に　振り切った　２つの　ものが　交わった時に　生まれる
スパークのようなものじゃないかと　私は　思っています

たとえるならば、水平線。空と海との境界線
そこは　見ている人間からすれば　実線に　見えますよね、線
でも、実際は、空と　海との　間は　無限に近く見えるけれど　無限に遠く、決して交わる事は無い
そこに　芸術が　見えるんですよ

また、母体から　これから　生まれて来ようとする　赤ちゃん、それが　最初に産声を上げた瞬間
または　これから　死にゆく人が、意識を失う瞬間
そして、生きているものと、死んだものが　同居している状態、そこに　芸術が見えるんじゃないか

とまあ、私はそう　思っちゃうんですね

さあ、いよいよ始まりました　メイドインアビス　新章
その　美しさを　堪能させて　いただきましょう

メイドインアビス 烈日の黄金郷…言いにくい　１話　感想　アッ子Pでした