玖人④

「おっと……あまり抵抗するなよ」

右の乳首を弄んでいたゼリーの手が腹を滑り、股のほうに降りていく。


「んっ、ひっ?!」

下着の上から陰核を触っているではないか。
乳首と相まって……気持ちいい。


「ククク……隷属がお似合いのフロワーゼ共が正義の味方など語りおって。敵に敗北した時点で好き勝手される事ぐらい覚悟しておけ」

更に強く陰核を刺激する。

「はぁ……あっ!!」

「懐かしいな……あの時も最初はこうして抵抗を見せていたのだった……」

「や、やめ……おまた……いやっ!!」
必死に抵抗するも不本意に発せられる艶声が敵の欲望を掻き立てる。

「お前は不思議な生き物だ。我が妻、マザー・フロワーゼを思わせる」

「我が……妻?!」

「我が軍の隷属になる事を否定し攻撃を仕掛けてきた愚かな種族・フロワーゼ。その長、マザー・フロワーゼを捕らえ、屈服させるために何度も絶頂させてやった日々がこうして蘇った気分だ」

「我が……軍……つまり……」


「おや? 気付いたか……さすがマザー・フロワーゼの意志を継ぐ者。この私が魔王であり、直々に犯されているのだと理解してしまったか」


「ま……魔王……!!」

自分を犯しているのは……倒すべき宿敵!!

【つづく】



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