小さくなってロリっ子の靴の中で8時間生き残る話1
第４作目。
時間軸としては過去になります。まだ竹田が小さくなれる魔法を持っていなかったころの話。九重という魔法使いと出会い、彼女にその変態さを気に入られ、小さくなれる魔法を与えようかという話になります。
小さくなれる魔法を得るには彼女の試練を乗り越えなければなりません。
それは「身長２ミリほどにされた状態で、彼女の靴の中で８時間生き残る」というものでした。これは足フェチな竹田に課された課題で、後々魔法を与えられる人物がいるならまた違う試練を課されるでしょう。
２０㎝の彼女の小さなスニーカーも、身長２ミリとなった竹田にとっては奥行き200メートルの広大な場所です。彼女に踏みつぶされないように必死に逃げ、また空腹と脱水にも立ち向かわなくてはなりません。そして、彼女が長時間歩くことで汗をかき、靴の中は非常に高温多湿な環境となっていきます。2ミリのダニほどの大きさの竹田は果たして九重の靴の中から生還することはできるのか・・・。
今作で初めて物語を上下に分けました。後編と合わせて70ページほどにもなる長編です。
お楽しみください。
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