フリーセンテンス 2024/09/16 18:00

新作をもっそもっそと書いてます(*´ω`)

こんばんは、フリーセンテンスです。

最近、いろいろあって、あまり更新できていませんでしたが、どうにかこうにか生きています。暑かったり、仕事でいろいろあって、死にそうではありますが(;´Д`)

それでもやっぱり、小説を書いていると、ストレス発散になるのでありがたい限りです。いつかは万人受けするホラー小説を書いてみたいと思いつつ、今日も今日とてエロ小説を書いてます。ちなみに、まともなホラー小説として、高齢者の安楽死をテーマにした構想があるのですが、需要はありますかね。ちなみにタイトルは、「お父さん、早く死んでよ!」です。もう、タイトルだけで内容がわかりそうですが、高齢者福祉の現状やら2025年問題やら介護現場の人手不足なども交えて、いつかは書いてみたいですね(*´ω`)

そんなこんななフリーセンテンスですが、新作も書いています。
今回は、女性の視点ではなく、男の主人公の視点で、複数の女性たちが生きたまま地獄に堕ちていく有り様の物語となります。たぶん、複数の章にわかれた長編小説になります。

とりあえず、冒頭を掲載させていただきますので、もしよければ暇つぶしにお読みください(*´ω`)




 ・・・・・・黒の会の結成は、バブル崩壊後、日本社会が負の闇に呑まれつつあった頃だといわれている。
 かつて日本は、世界でもっとも豊かで格差の少ない国であった。悲惨で凄惨な太平洋戦争終結後、焼け野原と化した都市は未来への熱意と情熱によって復興し、積極的な国土開発によって波及した経済成長の恩恵は、日本の隅々にまで行き届き、人々の暮らしと心を豊かにしたのだった。
 戦後の高度経済成長期からバブル崩壊までの間は、日本の歴史上、もっとも恵まれた時代であったと断言していい。土地価格は狂騰し、消費は過熱、株価上昇などによって日本全土にカネと熱気が満ち溢れ、海外旅行や下品がブームとなり、人々は飽食を堪能しながら空前の好景気に酔いしれた。そして、この時代が永遠に続くと信じて疑わなかったのである。
 しかし、バブルは崩壊した。まるで神の鉄槌によって倒壊したバベルの塔のように、あっという間に瓦礫の山と化してしまったのである。そして、その後の惨状は、いまや知っての通りである。
 経済の長期停滞、深刻なデブレ、自殺者の増加、長引く就職氷河期、加速する少子高齢化、低賃金、長時間の重労働、雇用形態の形骸化に伴う非正規労働者の増加、格差の拡大、経済的社会的弱者の増加、そして呪いの言葉「自己責任」など、様々な負の問題が相次いで噴出した結果、人心は荒廃して日本人は未来への希望を失ったのだった。
 このようなとき、本来であれば真っ先に先頭に立って各種問題を解決しなければならないはずの政治家は、その役割を放棄して政争と権力闘争に明け暮れた挙げ句、恥ずべきことに、自らの私利私欲のために政治を利用して私腹を肥やすことに情熱をあげたのだった。国民が疲弊しているにも関わらず、各種増税を強行した挙げ句、「無能な国民が悪い」と説教をするのだから、彼らにはきっと人としての心がないのだろう。
そのような有り様を見て、国民が、「いまだけよければ、自分さえよければ、カネさえあれば」と思うようになったのは、もはや必然であったのかもしれない。かつて存在した助け合いの精神は絶滅危惧種となり、いまや世界でもっとも冷酷な人種といわれるほど日本人の心は落ちぶれてしまっている。
 黒の会はこのような社会情勢のなかひっそりと生まれたのだった。

 黒の会は、いわゆる社会の成功者たちが集まって作られた集団である。大企業の社長、資産家、投資家、宗教団体の教祖や政治家など、高い地位や多額の財産を持つ者たちが、他人には言えないような「遊び」をするために集まったのが始まりである。
 当初は児童買春や麻薬を用いた乱交など、ささやかな欲望を隠れて満たすための集まりだったが、会員の増加によってさらに多くの権力と財力が集まると、会の内容は、次第にドス黒いモノへと変貌していった。急速な社会情勢の悪化がそれを後押しして、人間を「玩具」にして弄ぶ行為が増えたのである。
 彼らの過激な「遊び」の標的にされたのは、男や子どももいたが、その多くは容姿や肉体に恵まれた若い女性たちであった。
 黒の会に所属する者たちは、その多くが男性で、そして年齢を重ねた者たちであった。どんなに財産や権力を持っていても、人間は老いには勝てない。たとえすべてを手にしても、老いた人間は、夢と希望に溢れた若者を妬ましく思うものであり、嫉妬と羨望の眼差しを向けずにはいられなくなる。大半の老人はそれで終わりだが、黒の会に所属する者たちには若者たちの命運を壊す「力」があった。ゆえに、壊すことにしたのだ。直接的な方法でもって、若者――特に美しい娘たちの夢を、希望を、人生を、そしてその容姿と肉体を、ぐちゃぐちゃにすることにしたのだった。これぞまさに究極の欲望発散といえよう。
 彼らの心情は、現代日本の政治家たちにも通じるものがある。知ってのとおり、いまの政治家の大半は老人だ。ゆえに、昨今、若者にばかりしわ寄せがいく政治決定の数々は、決して票田を求めた高齢者優遇の結果ではなく、老いた政治家たちが意図的に若者たちを苦しめている結果なのだ。この説を信じるか信じないかは、あなた次第だが。
 黒の会はさまざまな方法でもって若く美しい女性たちを集めては、ありとあらゆる方法でもって責め、嬲り、苛め、苦しめ、そして痛めつけた。汚れて病気まみれの浮浪者を集めて輪○させたり、馬や牛などの家畜に強○させたり、四肢を切断して玩んだり、媚薬や麻薬を大量に注入して発狂させたりと、常人では考えられないような方法でもって彼女たちで「遊び」尽くしたのであった。
 そしてその「鬼畜の宴」は、今宵も開かれているのだった。

無料プランに続きがありますので、もしよければそちらもご覧ください(*´ω`)

フォロワー以上限定無料

無料プラン限定特典を受け取ることができます

無料

月別アーカイブ

限定特典から探す

記事を検索