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2021年 03月の記事 (7)

フリーセンテンス 2021/03/22 20:33

緊急事態宣言が解除されたので

職場に内緒でエヴァンゲリオンを見に行ってしまった。
ずっと楽しみにしてたので、リスクよりリターンを取りました。映画館、空いていたのでコロナは大丈夫だと思うけど(´ω`)

でも、映画館の大迫力で見れて良かったです。
ネタバレはしませんが、ケンケン関連は予想外。
農業シーンはもう少し見たかった。
鬱Qと異なる綺麗なエンドで良かったです。

あと、自分が年を取ったからかもしれませんが、冬月先生がかっこ良かったです。人類というか地球がああなっても、最後まで付き従ってくれる友人(腹心?)がいたんだから、ゲンドウも、もう少しまともになる余地があったんじゃなかろうか・・・。

でも、面白かったですよ(^-^)

フリーセンテンス 2021/03/16 21:12

私立魔鬼孕学園の淫談 女生徒膨乳脳姦生体改造編

 ・・・・・・日本の教育制度には、一応ではあるが、「飛び級」という制度は存在している。これは「飛び入学」と呼ばれているもので、特定の分野で特に優れた資質を有する生徒が、高等学校を卒業していなくても大学に、大学を卒業していなくても大学院に、それぞれ入学することができる制度である。ただし、この制度を活用するにあたって厳しい条件があって、たとえば大学に「飛び入学」する場合、高等学校に二年以上在籍した実績が必要なだけでなく、校長の推薦や、制度が適切かどうかの判断も必要とされる。つまり、日本では、海外のように小学生が大学に入学する等という極端な「飛び級」は不可能であって、これを指して「日本の教育制度は遅れている」と指摘する声があるのは事実である。
 しかし、日本の教育制度は、一部のエリートを養成するために制度設計がなされたわけではなく、全ての子どもたちが平等に教育を受ける機会を得るために作られたものだ。確かに、優秀で明晰な頭脳を持つ一部の子どもたちやその親たちからすれば、日本の教育制度は「遅れている」と断言して足るのかもしれないが、そうでない子どもたちの方が圧倒的に多いのである。加えて、日本で「飛び級」が施行されていない理由は、「生徒は平等に扱わないといけない」という確固たる教育信念があるからであって、もし仮に、一部の優れた生徒だけを優遇したとなれば、日本の教育や社会格差は、それこそ「ワニの口」のように開く一方で、現在よりも遥かに酷い格差社会を増長していたことであろう。
 ただし、与えられた教育機会を生かせるかどうかについては、子ども本人の意思と力量、親の仲や経済力、そして努力遺伝子を含む各種要因が大きいことから、たとえ教育の機会が平等に与えられていたとしても、それを生かせない事例も数多い。この点に関しては「自業自得」と切って捨てることも可能であるが、社会のレールから外れた人間が各種犯罪に走りやすい事例を鑑みれば、教育を社会全体の問題と捉え、早急な対策を講じるべきであろう。日本にとって人材は、唯一、供給増産が可能な貴重資源であるのだから。
 東京都魔鬼孕村に設立された私立魔鬼孕学園は、日本の教育制度に則っているため、「飛び級」という制度はない。しかし、知能指数がズバ抜けて高い生徒たちに高度教育を施すための制度はある。それが「生物工学科」だ。
 この「生物工学科」に在籍する生徒は、特異的に頭の良いことで知られており、しかもその数は極めて少ない。一学年、ほんの一五人程度である。先にも述べたように、日本には「飛び級」という制度は存在しない。しかし、ズバ抜けて優秀な頭脳を持つ子どもというのは一定数存在するわけで、そのような子どもたちは、現状の教育では満足しないケースもある。親に経済力があればその財力にものを言わせて高度な教育を受けさせることは可能だが、そうでない子どもたちもいるのだ。たとえば、施設出身者とか。
そのような子どもたちに高度教育を施せないことは、日本の社会的損失に繋がる。先にも述べたように、人材を「人財」と見なし、その供給を担う教育機関を生産施設と仮定するならば、制度内で抜け道を探すしかない。そのような理由から、より高度な教育を施すために設立されたのが「生物工学科」なのであった。
この学科では、本来であれば大学や大学院で学ぶ内容の授業が受けられるだけでなく、バイオテクノロジーやサイエンステクノロジーといった専門技術を習得することができ、卒業生の中にはその道のスペシャリストとして活躍している者が数多い。そのうちのひとりに宇智田裕也という人物がいた。
 親の経済的な事情によって幼い頃から孤児院で育てられたという経歴を持つ彼は、魔鬼孕学園に入学した当初より非凡な才能を発揮して二年目で生物工学科に編入。そこでも各種講師陣が舌を巻くほどの頭脳を見せつけて、学園始まって以来の「天才」と称された。
魔鬼孕学園卒業後、返済不要の奨学金を受け取って海外の某有名大学に入学した彼は、やはりそこでも天才ぶりを発揮して、たった二年で卒業してしまった。それも首席でだ。大学を卒業した彼は、一時期、ダーク・シェアーズという民間軍事会社の傘下にある製薬会社で働いた後、そこを退職して魔鬼孕学園に戻ってきた。あるプロジェクトに参加するために。
 そのプロジェクトは「学園ベンチャー企業計画」という。学園の優秀な人材を、魔鬼孕学園出資の元、生徒・教師・講師の枠を超えて活用することを目的に設立されたプロジェクトで、この第一号として選ばれたのが、宇智田裕也の名で設立された創薬ベンチャー企業「グリーン・サイエンス」であったのだ。
「創造的な新薬の開発と提供を目指して――」
 というコンセプトでスタートしたこのベンチャー企業は、実体はほとんど宇智田裕也個人で運営がなされていたものの、創業からわずか五年でとんでもない成果を出して世間を驚かせる。アルツハイマー病の新薬の開発に成功したのである。
この新薬は、脳細胞の減少や脳の萎縮を止めただけでなく、記憶、見当識、理解・判断力、実行機能、言語、失行・先認といった中核障害に作用して、人格を回復・再形成する効果まで確認されたのだ。臨床試験では、新薬を投与された重度のアルツハイマー型認知症患者の実に八九パーセントに中核症状の大幅な改善が見られ、残りの一一パーセントにも周辺症状の改善が確認された。
この新薬の内容が報道されるや否や、
「画期的な新薬だ!」
と世間で騒がれ、宇智田裕也は一躍、時の人となった。
 多くのマスコミ関係者が彼の元に取材に訪れた。しかし、取材に応じたのは学園の広報担当者であって、宇智田裕也当人がメディアの前に現れることはなかった。
 一度、学園に不法侵入した雑誌記者が、研究棟から出てきた彼に突撃インタビューを申し込んだことがあった。
「あなたはなぜ、メディアの取材を受けないのですか!?」
と、警備員に取り押さえられながら質問を発したその記者に対して、宇智田裕也は下等生物を見るような目で応えたという。
「馬鹿と話す時間が惜しいのでね」
 そんな彼が学園の広報部を通じてメディアのインタビューを受けることになったのは、学園が夏休みに入った七月下旬のことである。多くの生徒たちが帰省して、学園が静寂に包まれるなかおこなわれたそのインタビューは、外部の記者を招いておこなわれたものではなかった。学園の新聞部から取材の申し込みがあり、宇智田裕也当人に承諾されて実現したものであった。
「後輩のためなら人肌脱がないとね」
と、近しい関係者たちに彼は語ったというが、訪れるインタビュアーが二階堂くるみと知って受けたのではないか、というのが、関係者たちのもっぱらの噂であった。
なにしろ、二階堂くるみは、去年の学園祭でおこなわれた美少女コンテストにて、得票数で同率一位に選ばれた「学園美少女神セブン」のひとりであり、その美貌はもちろんのこと、彼女のその大きな乳房は、生徒・教師・講師を問わず、異性たちの垂涎の的であったのだから。

 二階堂くるみは活達な少女である――という認識は、彼女を知る者であれば誰もが知るところである。彼女の所属は運動部ではなく新聞部であり、部の名前だけ聞けばデスクワークを中心とした陰鬱な活動をイメージされがちだが、彼女は机に座っているよりもむしろ外で活動することを好み、作成する記事のネタを集めるために西へ東へ奔走することが多かった。その取材エリアは学園内に留まらず、必要とあれば遠出をしてまで取材をおこなうため、彼女が作成した記事は外部情報とリンクすることが多いことで有名だった。あの一ノ瀬ノエルの記事を書いたのも彼女である。
 学園新聞「魔鬼孕タイムズ」の記事は、生徒のプライバシーに配慮した一部記事を除いてインターネット上に掲載されており、誰でも閲覧できる仕様となっている。過去には掲載された記事が大手新聞社の最優秀賞に選ばれたこともあり、そのため、ジャーナリスト志望のくるみにとって新聞部での活動は、いわば社会に出るまでの前哨戦であって、彼女は在学中に是が非でもスクープ記事をモノにしたいと常日頃から思っていた。
 そんな彼女にとって朗報が訪れたのは、学園が夏休みに入る直前だった。ダメ元で申し込んでいた宇智田裕也へのインタビューが、なんと許可されたのだ。これはくるみにとって願っても無いチャンスといえた。
「彼への取材に成功すれば、あたしの名前は一気に知れ渡ることになる。これは絶対ッ、ものにしないと!」
記者として活動するうえで、彼女は「武器」ともいえるふたつの要素を兼ね備えていた。
 ひとつは容姿で、これは彼女が「学園美少女神セブン」に選ばれていることからも判るように、まだ幼さとあどけなさが残ってはいるものの、その整った顔立ちは、十分、否、それ以上に美しく、彼女と相対した異性は、その容姿に視線を固着させてしまうか、あるいは理性を保つため反らしてしまうと言われていた。その場合、往々にして視線を下に向けてしまうのだが、すると、もうひとつの「武器」が、相対する異性から理性を奪いにかかってくるのである。
 彼女が武器として活用する要素のもうひとつが、平均水準を逸脱したサイズの大きな「乳房」であった。日本人離れしたその乳房は、中学時代から急激に発育・成長し始めて、現在では軽く見積もってもEカップ以上の豊かさに成っていた。しかも、まだ成長中である。この乳房が、彼女の美貌と相まって性的な化学反応を起こすと、取材相手を魅了してやまなくなるのだ。
取材中、くるみは自分の乳房を、意図的に揺らしたり、寄せたり、あるいは近づけたりして、相手の意識を自分の胸に集中させるよう仕向ける。すると、相手は理性のタガが外れて釘付けになってしまい、本来であれば口にしないようなことまでベラベラと喋ってくれるのだ。彼女が一ノ瀬ノエルの記事を作成した時、関係者しか知りえないような情報を掲載できたのは、取材を受けた相手がくるみの色香に惑わされ、下心丸出しでベラベラ喋ってくれたおかげである。
 自分の「性」を取材の武器にすることに対して、くるみは罪悪感を覚えたことはない。むしろ、天より与えられたこの色香こそ、自分の最大の強みだと承知しており、性の積極活用に躊躇いはなかった。だからこそ、宇智田裕也を取材するにあたって、露出が抑えられながらも、胸が強調される仕様の服を選んでインタビューに臨もうとしたのは、決して偶然などではなく、誘惑する気、満々である。
「どんなに頭がよくったって所詮は男。ふふん、みてなさい。あたしの色香で惑わして、一から十まで全部、喋らせてあげるから」
 ぺろり、と舌なめずりをしながら、彼女は不敵に笑ってそう言った。
ある意味で、彼女は宇智田裕也を見下していたのである。男は皆、同じ。どんなに頭がよくて天才的であっても、ひと皮剥けばその本質はみんな一緒。理性よりも性的欲求に忠実で、頭ではなく下半身で考える生き物。その程度の認識であったからだ。実際、彼女はこれまで幾度となく異性から「愛の告白」を受けてきたが、その誰も彼もが下心丸出しで、中には股間を勃起した状態で交際を申し込んできた者さえいた。そんな「猿」のような連中に、彼女は自分の魅力を安売りするつもりはなく、自分の色香と魅力は、自分のためだけに使おうと心に決めていた。
 だが、彼女は知らない。
 この世には、同じ人の皮を被っていながらも、中身がまるで「別種」で、常識では計り知れない異常な思考回路を持つ生き物が存在しているという事実を、人生経験が浅い彼女は、まだ知らないのであった・・・・・・。

          *

 ・・・・・・薄暗い闇が広がっている。生暖かい空気が滞留しており、それは閉塞感を伴って淀んでいるようですらあった。それはこの空間に蔓延る異質な気配を体現しているようであり、空間の中で響くすすり泣く声が、その邪悪さとおぞましさを、より一層、増悪させているのは疑いようがなかった。
「うぅ、うぅぅ・・・・・・」
 すすり泣いているのは若い女性だった。
名前は二階堂くるみという。
 彼女はすすり泣きながら、壊れたテープレコーダーのように、また同じ言葉を、まるで心情を吐露するかのように呟いた。
「うぅ、うぅぅ・・・・・・なんで、どうして・・・・・・どうして、こんなことに・・・・・・なんで、あたしがこんな目に遭わなくちゃいけないのよぉ・・・・・・うぅ、うぅぅ・・・・・・」
こうなってから、もう幾度、同じ言葉を繰り返したか判らない。
朦朧とする意識の中、言語で、あるいは脳裏で、同じ言葉を何十回、いや、何百回と、何度も何度も繰り返し呟いたことか。だが、同じ言葉を意味もなく繰り返したところで、自分の身に生じている人生最大の不幸と窮地が改善する気配はなかった。
 二階堂くるみは現在、新築されたばかりの研究棟の地下深くに監禁されている。しかも、ただ監禁されているのではない。衣服も下着も全て剥ぎ取られた全裸姿の状態で、一切身動きが取れないよう器具で身体を固定された状態で拘束されており、しかも、乳房に点滴で得体の知れない薬物を投与されながら、人体改造を受けている最中にあった。
「うぅ、うぅぅうぅ・・・・・・」
 おぞましく変貌していく自らの肉体に視線を向けて、くるみはすすり泣きながら、悲しげに、あるいは悔しげに、唇をギュッと噛みしめた。そのなんともいえない表情が浮かぶ顔の頬を、涙が伝うように流れて、彼女の眼下にある白い大きな物体に滴り落ちた。
 それは乳房だった。
くるみの胸から生えている、とてつもなく大きな乳房だった。
 なんとも表現し難いほどの巨大化を遂げたこの超乳こそ、くるみの「いま」の乳房なのである。
「うぅうぅぅ・・・・・・」
 くるみがまた、すすり泣いた。
 くるみの乳房は、元々から大きかった。Eカップというサイズは、同年代の同性たちよりも遥かに大きく、巨乳を売りにして活躍するグラビアアイドルたちと競っても負けることのない豊満さを誇っており、それはそのまま彼女の自信に直結していた。自慢の乳房だった。
 改造の標的にされたのはその乳房だった。得体の知れない薬物を、点滴を使って、乳房に直接、それも大量に投与された。それも点滴の袋が空になるつど取り換えられて、何度も何度も繰り返しだ。
 その結果、元々大きかったくるみの乳房は、さらに大きくされてしまった。すでに元のサイズの五倍以上の大きさにまで強○的に膨らまされているのだが、薬物の投与はなおも続いており、乳房はいまも大きくされている最中であった。もう、自力では身動きすることも難しそうな大きさであるのだが、まだまだ、膨張中なのである。
だが、改造によって生じた変化は乳房の巨大化だけではなかった。
乳房の膨乳化に伴って、乳首もまた肥大化してしまったのだ。それはいまやまるで男性器を彷彿とさせるように血管を浮かびあがらせながら、固く、勃起したように高くそそり立ってしまっていて、いまにも母乳が噴出しそうにびくびくと痙攣していた。
「うぅ、うぅぅ・・・・・・おっぱいが・・・・・・わたしの、おっぱいがあぁあぁあぁぁ・・・・・・うぅぅうぅ・・・・・・」
醜く、そして淫らに、常軌を逸した大きさに成ってしまった自らの乳房から視線を反らしながら、くるみは涙を流してすすり泣いた。
 未だ膨らみ続ける乳房には、現在もなお点滴による薬物の注入が続いている。両方の乳房には、合わせて合計八本もの管が突き刺さっており、乳房全体に万遍なく薬物が浸透するようになっていた。またこの薬物は、どうやら乳房だけに作用するらしく、身体の他の部位(例えばお尻やお腹とか)には一向に変化が見られず、かくして乳房だけが常軌を逸して巨大化し続けるという状態が続いているのだった。
「うぅうぅぅぅ・・・・・・」
 すすり泣く。
涙を流して悲しげにすすり泣く、くるみ。
 ここに監禁されてからというもの、いったい、どれだけの時間が経過したかわからない。時計も無ければ陽の光も当たらず、室内の光源にも変化がないからだ。食事(経口からチューブを通して無理やり与えられる流動食)の回数は数えているが、身体の変貌に合わせて、そのつど、質や量、時間で調整されるため、食事の回数で監禁されてからの日数を数えるのは難しかった。
「うぅ、うぅうぅ・・・・・・なんで・・・・・・なんで、こんなことに・・・・・・なんであたしがこんな目にぃ・・・・・・うぅぅ・・・・・・」
すすり泣きながら、くるみは自分がこうなった日のことを思い出した・・・・・・。

――あの日、くるみは宇智田裕也にインタビューをおこなうため、彼のラボがある研究棟を訪れていた。そこで、コーヒーと一緒に、「契約書」と書かれた紙の束を手渡され、取材に関する規約事項だと思ってそれにサインした。その時、宇智田裕也がボソッと言ったのを覚えている。
「最近の子は、中身も読まずにサインするんだね」
と。
だがその時は、宇智田裕也にインタビューできることの歓びの方が勝っていて、深く考えもしなかった。まさかその「契約書」が、取材と引き換えに自分の身体を「生体素材」として提供する悪魔の契約書であったとは、昏睡させられて監禁され、拘束されて全裸姿にされるまで、気づきもしなかった。
 宇智田裕也に対するインタビューは順調だった。彼は、質問に何でも答えてくれたからだ。自分の生い立ち、施設での生活、学園での生活、海外での生活、そして新薬の開発にいたるまでの経緯と、その効果と効能について、なにもかもベラベラと喋ってくれた。
「――を材料として創った今回の新薬は、神経伝達物質であるアセチルコリンの減少を抑えると同時に、神経細胞の死滅を防ぎ、萎縮した脳細胞の再活性化を後押しする効果を持つ。しかもこの新薬は、臨床試験の結果、現在アルツハイマー病の治療薬として承認されている四種類の薬よりも高い効果を発揮することが確認されており、しかも重症患者であっても改善が期待できることから――」
そこまで話を聞いた時、急に猛烈な眠気を感じて、意識を失ってしまった・・・・・・。

――いまにして思えば、出されたコーヒーに睡眠薬か何かが混入されていたのかもしれない。そして、気づいた時には、もう、「いま」のような状態で拘束されていた。
最初は何が起こったのか理解できず、点滴の準備をしている宇智田裕也に向かって抗議や疑義の声をあげたりした。が、ことごとく無視された末、鎮静剤を投与された。それも、顔を合わせ、声を発する都度、何度も何度もだ。
「うぅ、うぅうぅぅ・・・・・・」
いまにいたるまでの経緯を回想して、くるみはまたすすり泣いた。
 その時だ。
金属製の重々しい扉が開く音がして、続いて床を踏み鳴らす革靴の音が聞こえた。
その音が、だんだんと近づいてきた。そして、くるみの目の前で、その足音が止まった。
「ふむ。なかなかの大きさになったな。これなら、材料がよく搾り取れそうだ」
人を、人と思わぬ声がした。
この研究棟の主である宇智田裕也の声だ。
彼は冷酷な瞳で、醜く、淫らに変貌を遂げたくるみを見下ろしていた。それも、人間とは思えない、なにか別の生き物のような目つきでだ。
そして、なにをするつもりなのか、おもむろに持参したゴム製の手袋をはめ始めた。
「あ、あぁ・・・・・・」
くるみの口から震える声が漏れた。恐怖が彼女の心臓をワシ掴みにしているのか、手や足、さらには勃起した男性器のような乳首がびくびくと小刻みに震えている。しかし、意を決したのか、ぐっと堪えるような視線に転じると、弱々しくも力がこもった瞳で宇智田裕也を睨みつけた。
「こ、これは、犯罪です・・・・・・」
意を決して喋っているであろう糾弾の言葉を、彼女は震える声で紡ぎだした。
「あ、あなたがおこなっているコレは、いけないことです・・・・・・! で、でも、い、いまならまだ、引き返せます・・・・・・だ、だから・・・・・・く、悔い改めて、す、すぐにあたしを解放してください。さ、ささ、さもないと、大変なことになりま―――」
そこまで勇気を振り絞ってくるみが言ったその直後だった。
腰を屈めた宇智田裕也がくるみの勃起乳首をギュッと掴んだかと思うと、いまにも母乳を噴き出しそうなその乳首穴の中に、いきなり、ゴム手袋をはめた手を突っ込んできたのである。
 ずぶぐうぅぅうぅうぅうぅうぅぅぅぅぅぅぅ・・・・・・。
「ぶごぉおぉうッッッ、ぶぐげえぇえぇえぇええぇぇえぇえぇえええぇぇぇえぇぇぇえぇえぇぇえぇえぇぇえぇぇぇえぇぇえぇぇえぇぇぇぇぇぇえぇえぇえぇぇえぇえぇえぇぇぇえぇッッッッ!」
あまりにも凄まじい衝撃に、頭を仰け反らせながら豚のような悲鳴をほとばしらせるくるみ。しかし、そんな彼女に構う事なく、宇智田裕也は乳首穴に挿入した腕を、さらにずぶずぶと、力を込めてくるみの乳房の奥深くまで突っ込むと、その中でぐりぐりと動かしはじめた。
「ぐげえぇぇえぇえぇぇぇぇぇえぇえぇぇえぇえぇぇぇぇぇえええぇぇえぇぇえぇぇッッッ! ぐげッ、ぶげぇッ、んぎゅぅうぅッ、うぐぐげえぇぇえぇえぇえぇえぇぇえぇぇえぇぇぇええぇぇえぇえぇえぇぇぇえぇぇえぇぇぇッッッ!」
 そのあまりにも凄まじい衝撃に、狂ったように悶え苦しむくるみ。
 そんな彼女に向かって、宇智田裕也は冷酷な声をかけた。
「人語を喋るな。家畜の分際で。いまのおまえは牛や豚と同列の存在に成り下がったんだ。獣は獣らしく、悲鳴を上げて啼き叫んでいろ」
無機質な声でそう言いながら、乳首穴から乳房内に挿入した腕を、乳房の中で動かしたり、まわしたり、こねくったりしながら、乱暴に掻き混ぜる。そのつど、湿り気を帯びた卑猥な音が響いた。
ぐぢゅううぅぅぅぅぅっ、ぐぢゅっ、ぐぢゅぅっ、づぢゅぅっ、ぐぢゅぢゅうぅうぅぅうぅぅうぅぅうぅ・・・・・・。
薄暗い室内に、耳に残る音が響く。一度聴いたら忘れられないような音が連続してだ。そしてそのいやらしい音が響くつど、くるみは狂ったように頭を振りながら、口を大きく開け放ち、あるいは歯を食いしばりながら、ケダモノのような叫び声をほとばしらせた。
「ぐげえぇえぇえぇぇえぇぇえぇえぇぇえぇぇえぇえぇぇえぇぇッッ、うげッ、ぐおッ、ぐおおッ、んぐごげごおおッ、ぐごおおぉおぉおぉぉぉおぉぉああぁぁあぁぁあぁあぁあぁぁあぁあぁぁあぁあぁぁぁああぁぁあぁぁあぁああぁぁあぁあぁぁあぁぁあぁあぁぁあぁぁッッッッ! んぎぃぃいぃぃいぃぃいぃいぃいぃぃいぃいぃいぃぃいぃッッッッッ!」
白目を剥き、涎や涙を振りまきながら、文字通りのニプルファックに悶絶するくるみ。時おり歯を食いしばって乳房内から響いてくる衝撃に耐えようとする姿も見受けられたが、その些細な抵抗は長くは続かず、結局は濁声のような呻き声を響かせながら喘ぎ狂う。その様子を確認しながら、宇智田裕也は無表情でくるみの乳房を掻き混ぜ続けた。

            ・・・・・・続きは本編でお愉しみください。

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ちょっと長いバージョン

無料

フリーセンテンス 2021/03/16 21:06

新作が出ます

どうもこんばんわ。フリーセンテンスです。

ようやく新作が書きあがりました。
私立魔鬼孕学園の続きになります。
今回は魔鬼孕学園の女生徒が、生体改造されて、異形生物に脳ミソを弄られて、アルツハイマー病の新薬の生体材料にされる話です。
先ほど申請を出したので、審査を無事に通過すれば、明日の夕方か、明後日には販売になるかと思います。
今回も気合いを入れて書きましたので、買って読んでいただければ幸いです。

とりあえず、体験版を掲載しますので、そちらの方をまずは読んでいただければ嬉しいです。
また、体験版ですが、通常バージョンは「誰でも」にて、「フォロワー」様にはもう少し(ほんの少し)長めのモノをご用意いたしましたので、是非ともフォローしていただけると幸いです。

フリーセンテンス 2021/03/11 23:10

今日は311

あの大震災でお亡くなりになられた全ての方々に、心よりご冥福をお祈りいたします。

フリーセンテンス 2021/03/08 09:36

次回作の加害者と被害者のお披露目

 次回作がちょっと形になったので、冒頭をご紹介


・・・・・・日本の教育制度には、一応ではあるが、「飛び級」という制度は存在している。これは「飛び入学」と呼ばれているもので、特定の分野で特に優れた資質を有する生徒が、高等学校を卒業していなくても大学に、大学を卒業していなくても大学院に、それぞれ入学することができる制度である。ただし、この制度を活用するにあたって厳しい条件があって、たとえば大学に「飛び入学」する場合、高等学校に二年以上在籍した実績が必要なだけでなく、校長の推薦や、制度が適切かどうかの判断も必要とされる。つまり、日本では、海外のように小学生が大学に入学する等という極端な「飛び級」は不可能であって、これを指して「日本の教育制度は遅れている」と指摘する声があるのは事実である。
 しかし、日本の教育制度は、一部のエリートを養成するために制度設計がなされたわけではなく、全ての子どもたちが平等に教育を受ける機会を得るために作られたものだ。確かに、優秀で明晰な頭脳を持つ一部の子どもたちやその親たちからすれば、日本の教育制度は「遅れている」と断言して足るのかもしれないが、そうでない子どもたちの方が圧倒的に多いのである。加えて、日本で「飛び級」が施行されていない理由は、「生徒は平等に扱わないといけない」という確固たる教育信念があるからであって、もし仮に、一部の優れた生徒だけを優遇したとなれば、日本の教育や社会格差は、それこそ「ワニの口」のように開く一方で、現在よりも遥かに酷い格差社会を増長していたことであろう。
 ただし、与えられた教育機会を生かせるかどうかについては、子ども本人の意思と力量、親の仲や経済力、そして努力遺伝子を含む各種要因が大きいことから、たとえ教育の機会が平等に与えられていたとしても、それを生かせない事例も数多い。この点に関しては「自業自得」と切って捨てることも可能であるが、社会のレールから外れた人間が各種犯罪に走りやすい事例を鑑みれば、教育を社会全体の問題と捉え、早急な対策を講じるべきであろう。日本にとって人材は、唯一、供給増産が可能な貴重資源であるのだから。
 東京都魔鬼孕村に設立された私立魔鬼孕学園は、日本の教育制度に則っているため、「飛び級」という制度はない。しかし、知能指数がズバ抜けて高い生徒たちに高度教育を施すための制度はある。それが「生物工学科」だ。
 この「生物工学科」に在籍する生徒は、特異的に頭の良いことで知られており、しかもその数は極めて少ない。一学年、ほんの一五人程度である。先にも述べたように、日本には「飛び級」という制度は存在しない。しかし、ズバ抜けて優秀な頭脳を持つ子どもというのは一定数存在するわけで、そのような子どもたちは、現状の教育では満足しないケースもある。親に経済力があればその財力にものを言わせて高度な教育を受けさせることは可能だが、そうでない子どもたちもいるのだ。たとえば、施設出身者とか。
そのような子どもたちに高度教育を施せないことは、日本の社会的損失に繋がる。先にも述べたように、人材を「人財」と見なし、その供給を担う教育機関を生産施設と仮定するならば、制度内で抜け道を探すしかない。そのような理由から、より高度な教育を施すために設立されたのが「生物工学科」なのであった。
この学科では、本来であれば大学や大学院で学ぶ内容の授業が受けられるだけでなく、バイオテクノロジーやサイエンステクノロジーといった専門技術を習得することができ、卒業生の中にはその道のスペシャリストとして活躍している者が数多い。そのうちのひとりに宇智田裕也という人物がいた。
 親の経済的な事情によって幼い頃から孤児院で育てられたという経歴を持つ彼は、魔鬼孕学園に入学した当初より非凡な才能を発揮して二年目で生物工学科に編入。そこでも各種講師陣が舌を巻くほどの頭脳を見せつけて、学園始まって以来の「天才」と称された。
魔鬼孕学園を卒業した後、返済不要の奨学金を受け取って海外の有名大学に入学した彼は、やはりそこでも天才ぶりを発揮して、そこをたった二年で卒業してしまった。それも首席でだ。大学を卒業した彼の元には、幾つもの製薬会社や化学メーカーから就職のオファーがあったのだが、それらを全て蹴って魔鬼孕学園に戻ってきたのは、あるプロジェクトに参加するためであった。
 そのプロジェクトとは「学園ベンチャー企業計画」である。学園の優秀な人材を、生徒・教師・講師の枠を超えて活用することを目的に設立されたこのプロジェクトは、魔鬼孕学園出資の元、ベンチャー企業を設立し、人材の活用を目的に設計された。この第一号として選ばれたのが、宇智田裕也の名で設立された創薬ベンチャー企業「グリーン・サイエンス」であったのだ。
「創造的な新薬の開発と提供を目指して――」
 というコンセプトでスタートしたこのベンチャー企業は、実体はほとんど宇智田裕也個人で運営がなされていたものの、創業からわずか五年でとんでもない成果を出して世間を驚かせた。アルツハイマー病の画期的な新薬の開発に成功したのである。
この新薬は、臨床試験で、重度のアルツハイマー型認知症患者に劇的な改善効果をもたらした。脳細胞の減少や脳の萎縮を止めただけでなく、記憶、見当識、理解・判断力、実行機能、言語、失行・先認といった中核障害に作用して、人格を回復・再形成する効果まで確認されたのである。この新薬の内容が報道されるや否や、「画期的な新薬だ!」として世間で騒がれ、宇智田裕也は一躍、時の人となった。
 多くのテレビ局や新聞社が彼の元に取材に訪れた。しかし、取材に応じたのは学園の広報担当者であって、宇智田裕也当人がメディアの前に現れることはなかった。
 一度、学園に不法侵入した雑誌記者が、研究棟から出てきた彼に突撃インタビューを申し込んだことがあった。
「あなたはなぜ、メディアの取材を受けないのですか!?」
と、警備員に取り押さえられながら質問を発したその記者に対して、宇智田裕也は下等生物を見るような目つきで応えたという。
「馬鹿と話すと、こっちまで頭が悪くなるんでね」
 そんな彼が学園の広報部を通じてメディアのインタビューを受けることになったのは、学園が夏休みに入った七月下旬のことである。多くの生徒たちが帰省して、学園が静寂に包まれるなかおこなわれたそのインタビューは、外部の記者を招いておこなわれたものではなかった。学園の新聞部から取材の申し込みがあり、宇智田裕也当人に承諾されて実現したものであった。
「後輩のためなら人肌脱がないとね」
と、彼は語ったというが、訪れるインタビュアーが二階堂くるみと知って受けたのではないか、というのが、関係者たちのもっぱらの噂であった。なにしろ、二階堂くるみは、去年の学園祭でおこなわれた美少女コンテストにて、得票数で同率一位に選ばれた「学園美少女神セブン」のひとりなのだから。


 二階堂くるみは活達な少女である――という認識は、彼女を知る者であれば共有して把握する事柄であった。
彼女の所属は運動部ではなく新聞部であり、部の名前だけ聞けばデスクワークをメインとした活動をイメージされがちであるが、彼女は机に座っているよりもむしろ外で活動することを好み、作成する記事のネタを集めるために西へ東へ奔走することが多かった。その取材エリアは学園内に留まらず、必要とあれば遠出をして取材をおこなうため、彼女が作成した記事は外部情報とリンクすることが多い。
 学園新聞「魔鬼孕タイムズ」の記事は、生徒のプライバシーに配慮した一部記事を除いてインターネット上に掲載されており、誰でも閲覧できる仕様となっている。過去には掲載された記事が大手新聞社の最優秀賞に選ばれたこともあり、そのため、ジャーナリスト志望のくるみにとって新聞部での活動は、いわば社会に出るまでの前哨戦であって、彼女は在学中に是が非でもスクープ記事をモノにしたいと常日頃から思っていた。
 そんな彼女にとって朗報が訪れたのは、学園が夏休みに入る直前だった。ダメ元で申し込んでいた宇智田裕也へのインタビューが、なんと許可されたのだ。これはくるみにとって願っても無いチャンスといえた。
「彼への取材に成功すれば、あたしの名前は一気に知れ渡ることになる。これは絶対ッ、ものにしないと!」
記者として活動するうえで、彼女は「武器」ともいえるふたつの要素を兼ね備えていた。
 ひとつは容姿で、これは彼女が「学園美少女神セブン」に選ばれていることからも判るように、まだ幼さとあどけなさが残ってはいるものの、その整った顔立ちは、十分、否、それ以上に美しく、彼女と相対した異性は、その容姿に視線を固着させてしまうか、あるいは理性を保つため反らしてしまうと言われていた。その場合、往々にして視線を下に向けてしまうのだが、すると、もうひとつの「武器」が、相対する異性から理性を奪いにかかってくるのである。
 彼女が武器として活用する要素のもうひとつが、平均水準を逸脱したサイズの大きな「乳房」であった。日本人離れしたその乳房は、中学時代から急激に発育・成長し始めて、現在では軽く見積もってもEカップ以上の豊かさに成っていた。しかも、まだ成長中だという。この乳房が、彼女の美貌と相まって性的な化学反応を起こすと、取材相手を魅了してやまなくなるのだ。
取材中、くるみは自分の乳房を、意図的に揺らしたり、寄せたり、あるいは近づけたりして、相手の意識を自分の胸に集中させるよう仕向ける。すると、相手は理性のタガが外れて釘付けになってしまい、本来であれば口にしないようなことまでベラベラと喋ってくれるのだ。彼女が一ノ瀬ノエルの記事を作成した時、関係者しか知りえないような情報を掲載できたのは、取材を受けた相手がくるみの色香に惑わされ、下心丸出しでベラベラ喋ってくれたからだ。
 自分の「性」を取材の武器にすることに対して、くるみは罪悪感を覚えたことはない。むしろ、天より与えられたこの色香こそ、自分の最大の強みだと承知しており、性の積極活用に躊躇いはなかった。だからこそ、宇智田裕也を取材するにあたって、露出が抑えられながらも、胸が強調される仕様の服を選んでインタビューに臨んだのである。誘惑する気、満々である。
「どんなに頭がよくったって所詮は男。ふふん、みてなさい。あたしの魅力で惑わして、一から十まで全部、喋らせてあげるから」
ある意味で、彼女は宇智田裕也を見下していたのである。男は皆、同じ。どんなに頭がよくて天才的であっても、ひと皮剥けばその本質はみんな一緒。理性よりも性的欲求に忠実で、頭ではなく下半身で考える生き物。その程度の認識であったからだ。
 だが、彼女は知らない。
 この世には、同じ人の皮を被っていながらも、中身がまるで「別種」で、常識では計り知れない異常な思考回路を持つ生き物が存在しているという事実を、人生経験が浅い彼女は、まだ知らないのであった・・・・・・。


一応、今回の加害者と被害者のご紹介でした。
この後、ヒロインは・・・・・・色々酷いことされて、アルツハイマー病治療薬の生体材料にされちゃいます。流血などのグロい展開はないので、その点はご安心ください。
新作も、どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m

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