災いが去ったのでまたモソモソと書き始めました。
こんばんは、フリーセンテンスです。
ゴールデンウィーク初めに当職場にやってきたコロナウイルスですが、微妙に暴れた後、ようやく終息となりました。
今回のミニクラスターでは、入居者はほとんど感染しなかったのですが、対応した職員が相次いで感染してしまい、何人かまとめての戦線離脱を余儀なくされました。
おかげで人手不足に拍車がかかりまして、当方にも超勤要請が来たため、お仕事を頑張っていた次第であります。
来月の給料が楽しみだ(*´ω`)
そんなこんなでしばらく中断していた執筆活動ですが、また少しづつ、書いていきたいと思います。
前回の終わりから、少し路線変更をしたため、少し加筆修正しておりますが、あまり気にせず読んでいただけますと幸いです。
それでは、またお暇つぶしにどうぞ(*´ω`)
――で、話は戻りますが、私どもの村で作った「カラシナ」の粉はね、納める時、必ず領主さまの見分を受けることになっているんですが、その年は、いつもより出来がよく、高い品質に仕上がっていたんですよ。で、領主さまは大層お喜びになりましてね、気をよくして、なんと私どもに「いいもの」を見せてくれるとおっしゃられたのです。
私どもは、旅芸人の余興か、それとも巡業一座の公演でも見せてもらえるのだと思っていたのですが、ねぇ・・・・・・。
え、私どもがなにを見たのか、ですって?
旅人さん・・・・・・ここまで話を聞いた旅人さんなら、聞かずとも、もうお分かりになっているんじゃありませんか? ええ、ええ、そうです、そうですよ、私どもが見た「いいもの」とは、旅人さんが想像したとおり、巴さまでした。
これはあとで知ったことなんですが、巴さま、驚くべきことに、私どもの村を後にした後、なんと単身で領主さまのお城に乗り込んで、無謀にも領主さまを倒そうとしたそうなんです。普通に考えれば無茶ですよねぇ。でも巴さまは、なんでも修行によって、霊力だか験力だか特別な力を身につけておられたそうで、その力を使って、領主さまに戦いを挑んだそうなんですわ。でも、さすがに多勢に無勢では太刀打ちできず、奮戦虚しく、領主さまに捕まってしまったそうなんです。
で、話は戻りますが、私どもが見た「いいもの」とは、その捕まった巴さまの「その後」だったんですよ、はい。
え? 巴さまはどうなっていたのか、ですって?
それをこれからお話いたしますよ。
ええ、ええ、それはもう、詳しく、じっくり、じぃっくりと、ね・・・・・・。
また少しづつ書いていきたいと思います(*´ω`)