「愛があればOK」な物語
やあやあこんばんは。
今日は珍しくTwitterで連投した内容をまとめます。
https://twitter.com/inokuma_yoga/status/1432304664330993664
https://twitter.com/inokuma_yoga/status/1432305433675395075
というようなことを書いたことが呼び水となり、物語における「愛は勝つ!」について考えていました。
おじさんが若い子を手に入れる物語
恋は障害が多いほど燃えるは恋愛作品の王道ですが、最近は成年男子と未成年女子の恋愛物がエロ界隈だけでなく一般向けでも増えてるのかなと。前に読んだネットニュースの記事では「思春期をオタク趣味に捧げた中年オタクたちが、もはや10代同士の恋愛物語には感情移入できなくなり、自分たちに近い主人公像を求め始めた市場ニーズがある」と書いてました。それもあるのかな?
文芸界隈では昔から「定年退職して暇になったおじさんが小説の新人賞に応募してくると、かなりの確率で作者と同年代の主人公が意味もなく女子高生に惚れられる」と言われていましたし、読者層の年齢が高い官能小説界隈では「若く美しい女を手に入れる疑似体験を通じて自分の人生が報われたような達成感を得るのではないか」と言われたりもしていました。
だから、おじさんが若い女の子を手に入れる物語自体は古典的な造りであり、珍しい訳でも現代が生んだ訳でもありません。
拙作『冴えないおじさんが球場で姫川友紀と出会って運命感じちゃう話』も実際、そういう話です。読んでくれよな!(ダイレクトマーケティング)
昨今の作品に変化が見られるとしたら、以前よりも盛り上がる二人の外側の世界――成年と未成年の恋なんて常識的には「うわぁ…」という目で見られる――が強調され、それを主人公に直接叩きつけるキャラも多く投入されることかなと。
フォロワー以上限定無料
無料プラン限定特典を受け取ることができます
無料