猪熊夜離 2023/02/12 00:27

灰の魔女は催○おちんぽに敗北して男根崇拝者になりました

今回は『魔女の旅々』より、生意気で守銭奴だけど可愛い魔女のイレイナが、催○男に捕まってチン負けしてしまう話です。

あらすじ:旅の途中、ある男にナンパされたイレイナ。彼は催○術を悪用する一族の直系だった。彼の趣味は、イレイナのような男に当たりが強い、生意気な女を快楽漬けにして淑女に仕立て上げることだった。

彼は一見した印象は紳士然としているが、チンポはマンコに絶対的な優位誇ると信じて疑わない思想の持ち主だった。

男はマインドコントロール下に置いたイレイナに対して、男と女は平等ではない、女は男と戦おうとしてはいけない、女は男に愛嬌を振りまきなさい、女は男に可愛がってもらってこそ幸せな人生が送れると刷り込んでいく。催○を受けるイレイナは彼の男性優越主義(chauvinism)に染まっていく。

『魔女の旅々』で久しぶりに書きました。1月に支援サイトのほうでキャラクターとシチュエーションを私が9種類だったかプレゼンして、どれが読みたいか複数回答可で答えてもらったところ、イレイナがヤリチンイケメン国王に「余の妻となれ」て言われながらいっぱいパンパンされちゃう話が一番人気でした。今回それとは違う話ですがイレイナです。

もし次回イレイナで書くとしたら原作7巻にある大人イレイナいいよね。20代半ばになったイレイナが、とある理由で学校の先生をしているエピソードがあるんですよ。憧れのイレイナ先生が退任すると知った男子生徒くんが、最後だからと魔道具を悪用してみたいな話をデスネ。


魔女の旅々20+ナナがやらかす五秒前+魔女の旅々 学園 3冊セット特装版 - 新文芸・ブックス 白石定規/七緒一綺/大北真潤/田辺 ゆがた/ねりうめ/中西芙海/あずーる/92M/necomi(GAノベル):電子書籍ストア - BOOK☆WALKER -

本文

イレイナは才能のある優秀な魔女だった。彼女は若くして魔女見習い試験に合格し、数年間を師匠の下で修行に費やしたあと正式に魔女と認められた。

 一人前の魔女になってからは、かねてより憧れていた一人旅に出た。彼女は世界中を旅して歩きながら多くのものを見聞きする。彼女の旅は、様々な人々との出会いと別れの物語でもある。

 イレイナは旅の中で非常に多くのことを学んだ。昔から魔女になるためたくさんの本を読み、いろいろなことを勉強してきた彼女でも世界にはまだまだ知らないことがたくさんある。

 たとえば、男の人の身体が如何に強くて素晴らしいか、とか。

「すみません。ちょっとお時間よろしいですか」

 ある国に滞在したときです。イレイナが通りを歩いていると、男の人が声を掛けてきました。ナンパか、とウンザリして彼女は男を無視した。

 イレイナは自分のことを美女と自称して憚らない。実際、彼女は美しい。彼女の二つ名である『灰の魔女』の由来にもなった城に近い銀髪は、イレイナの細い腰まで伸びる長さ。瑠璃色の大きな瞳もチャームポイントのひとつ。彼女は胸が小さいことを気にしていますが、すらりと伸びたしなやかな手足にはマッチしていた。

 十八歳になったイレイナは、女の子の可愛さと女性の美しさが共存する時期。女の一生でも希有なタイミングだった。さらに一皮剥けて美しい大人の女性になるためには、素敵な男性と恋をして気持ち良く幸せなセックスをたくさんする必要がある。

 いま目の前に居る男性がその機会を与えてくれるとは、まだこのときイレイナは気がついていなかった。

 無視して通り過ぎようとしたイレイナだが、男は彼女に合わせて歩き、再び「すみません。ちょっといいですか」と声を掛けてきた。

 イレイナは一瞥して彼が身分のある人物だと感じた。しかし、それは彼が私の行く手を遮って良い理由にはならない、と彼女は想った。

「ごめんなさい。いま急ぎの用事があるもので」

 イレイナは堂々と嘘をつく。

 穏便に離していてもラチが開かないと感じたのか、男は急にイレイナの手首を掴んだ。

 これは明らかに礼を失した行動だ。

 この世界で魔女とは、魔術に長けた人間の中でも最高位の人物のことだ。国によっては、魔女というだけで国賓級の待遇を受けることもある。逆に魔女に痛い目を見せられたことがある国では、魔女というだけで恐怖や嫌悪の対象にされる。いずれにしても魔女というのは人々から恐れられ、尊敬される職業なのだ。

 そのため、イレイナは男の無礼な態度に腹を立てた。

「これは無礼にも程がありますよ」

 イレイナは魔法の杖を召喚しようとした。天下の往来で渦中の人物になりたくはなかったが、だからといって男の行動は許容できる範疇を超えていた。

 怒りで反撃しようとしていてもイレイナは冷静だった。威力を弱め怪我しない程度の魔法で吹き飛ばす。男が動けないでいるうちに私は逃げる。完璧なプランだと自画自賛する。しかし、イレイナが魔法を撃つよりも早く、男の目が怪しく光ったように感じた。その光を見た瞬間、イレイナの脳は雷に打たれたように麻痺した。彼女の思考はぼやけ、理性はどこかに捨てられた。

 私はこの立派な紳士の奴○だ。どこからか湧いてきた考えがイレイナの頭と心を支配する。

 イレイナは突拍子もない考えが流れ込んでくるのを止められなかった。男は今まで彼女が出会った全ての男性より魅力的に見えた。

 彼の顔を見ていると彼女の心臓はドキドキし、興奮で全身が震え出す。イレイナの顔は赤くなる。顔ばかりではない。全身が熱を持っていた。

 彼女は気が狂いそうだった。

 いったい私の身に何が起きたんでしょう? イレイナは不思議に思う。合理的な説明はできない。ただ一つのことだけが分かる。

 イレイナは彼のことが好きで、彼もイレイナのことが好きなように見える。



「自己紹介させてください。私はジョン・スミス」

 彼が自分に向かって微笑みかけてきたところでイレイナの記憶は途切れる。

 次に彼女が目覚めたとき、イレイナは彼の屋敷に連れ帰られていた。彼は家に帰るとすぐに連れ帰った美少女を自分の寝室に招いた。

 彼はイレイナの服を脱がせながら「君はとても素敵だ。こんなに美しい人は見たことがない」と言った。

 ジョンの手がイレイナの背中を撫でる。そして、ゆっくりと彼女のお尻に下がっていく。尻たぶを揉みながら彼はイレイナの首筋にキスする。

 恐らく彼が脱がせてきた女の服を集めたら重さで船だって沈められるのだろう。イレイナは脱がされている自覚もない。彼女はネッキングされているうちに裸になっていた。一糸まとわぬ姿でベッドに押し倒される。

 ジョンの手に胸を撫でられる。

 イレイナが十八年間誰にも触らせなかった胸。さっき知り合ったばかりの男は易々と揉む。

 いったい彼はどれだけの女の胸を揉んできたのだろう? 彼の愛撫は巧みだった。初めて男に触られるとナーバスになっていたイレイナの緊張を解きほぐし、彼女の体から快感を引きずり出してしまう。

 イレイナはジョンに手を取られ、彼の股間に導かれた。

「この大きいのは好き?」

 初めて触れる男性自身にイレイナは驚愕した。そこは彼女が見たこともない形をしていて、熱くて、硬い。

 イレイナは恐る恐る男性器に触れた。初めてのことで力加減が分からないのだ。彼の大事なものを傷つけてしまうかもしれない。

「心配しないで。止めて欲しいときはストップと言うから」

 彼女は混乱しつつ彼の先端に触れます。そこも既に硬くなっていました。

「いいよ、その調子。さあ気分を出して撫でてみて」

 イレイナは指示されたとおり手をストロークさせた。

 ジョンのイチモツは本当に大きい。イレイナは、男の人はこんなものを脚の間にぶら下げていて、歩きにくくないのだろうかと少し間の抜けたことを考えてしまう。

 イレイナの手は、ますます熱を帯びて男の勃起を手コキした。彼女も徐々にジョンのペニスを扱うことに悦びを見いだし始めていた。

 そこで突然、彼がこんなことを言いだした。

「口でして」

 イレイナはまたしても驚愕する。彼は何を言っているんだ? 私の口をつける? これに? もちろんイレイナにフェラチオの経験はない。しかし、今の彼女はジョンに恋する下僕。愛の奴○なのだ。ベッドに座る男の股間に頭を潜り込ませる。

 イレイナの唇が男の亀頭にキスする。長くて分厚い肉の塊を咥えた。彼のモノは本当に大きくて、イレイナの小さなお口では咥えるだけでも一苦労だった。

「そうだ。その調子だ」

 自分が巧く出来ているかも分からなかったが、彼が気持ちよさそうな声を出すのでイレイナも嬉しくなる。

 イレイナは彼のペニスを吸った。吸いながら頭を前後に動かす。頬の内側の肉を彼のペニスに押しつけ、唇は亀頭に巻きつける。不思議な感覚だった。一度もやったことがないはずの行為にもかかわらず、どうすれば男を楽しませられるか方法が次から次に頭の中へ降ってくる。

 イレイナがペニスを強くバキュームすると、彼は大きなうめき声を上げた。

 イレイナは未経験だが彼女は頭がいい。すぐ誰かに授けられたフェラチオのやり方を覚えてしまう。

 ジョンの呼吸が荒くなる。腰を中心に体が震え始めた。彼はイレイナの頭を手で抑え、自分の股間に引き寄せる。

 イレイナは彼のペニスの先端が喉に刺さるのを感じた。彼女は初めて感じる感触に驚き、反射的にペニスを追い出そうと舌で押し返す。美少女の温かい舌に包まれてペニスは硬度を増した。これは不思議なことじゃない。イレイナのような可愛い女の子にペニスを吸ってもらえたら、男なら誰だって己の勃起の限界に挑戦できる。特に、彼女が普段は男性に対して生意気で、ぞんざいな扱いをするタイプの女だとしれば余計に。そんな女の口が今は自分だけの精液搾り器になっているのだから悦びもひとしおだ。

 彼女は彼のチンポが脈打つのを感じた。またしても彼女の頭には未知の情報が下りてくる。チンポがヒクついているときは、射精が近いサインだ。

 彼が腰を震わせると、イレイナの口の中に突然川ができた。そこを流れているのは水ではない。温かくて、粘着質で、苦い液体。彼は口の中で射精している。そのような行為があることをイレイナは知っていた。旅の自衛手段として知っておく必要があったのだ。男が彼女のような女を捕まえたら、どんな行為を要求してくるか。

 男のチンポをしゃぶらされ、口内に射精された精液を飲むなんて、本で読んだだけでも汚らしい行為で気分が悪くなった。しかし、相手が素敵な男性なら、彼のチンポをフェラチオしてあげると幸せな気分になる。

 男の精液を全て飲み込んだあと、イレイナは彼の肉棒にキスし、まだ先端から出てくる精液を舐め取った。彼女は精液の味と匂いに参って中毒になってしまったようだ。これはとても素晴らしい経験だった。イレイナはこんなに気持ちいいと感じたことがなかった。

「あなたのペニスは硬いままですね。男の人は一度射精したら柔らかくなると本に書いてあったのに」

「本に書いてあることが全てじゃない。セックスは肉体を使った行為だからね」

 イレイナの顔は興奮で真っ赤になっていた。

 今の彼女には彼の言葉が全てだ。彼の吐き出す言葉はどれも刺激的だ。賢明な読者の皆さんはもうお気づきのことだろう。この男は、不思議な能力でイレイナを操っているのだ。それは彼の血統に伝わる能力。ジョンの一族は何代にもわたってこの能力を悪用し、美しい女たちを自分のものにしてきた。彼の整った容貌は何代にもわたり美女の遺伝子を掛け合わせてきた成果だった。

 今回はイレイナの番というわけである。ジョンは灰の魔女について知っていた。噂によれば年齢は十代後半から二十歳前後。長い銀髪にスリムな体型。生意気で男への当たりが強いという話だった。いいだろう。そういう女とたくさん愛し合い、男の素晴らしさを教えてあげる。そんな行為がジョンは大好きだった。

 実際に会ったイレイナは想像以上にジョンの好みに合っていた。この美少女に数え切れないほどの愛を注いであげて、大人の女性に仕立て上げられると思うと彼の気分は高揚した。

 イレイナはまだ男のチンポを舐めている。

 己を美しいと自称するだけはある女に自分の精液を飲ませることが出来て、ジョンはとても悦んだ。イレイナはもう俺の所有物だ。彼女は俺だけのものだ。



     ***



 イレイナは股間に生温かい感触を感じた。男のペニスを舐めただけで彼女は濡らしていた。男の人に求められるってこんな感じなんだ。イレイナは恥ずかしさと同時に興奮を覚えた。

 彼女は心身とも彼の性奴○にされていた。

 イレイナは彼の呼び方をどうしようか考えたご主人様? いきなり? この素敵な殿方を喜ばせて差し上げたい。だけど対応を間違えて困ったことにはなりたくなかった。

 イレイナは混乱している。急にいろんな情報が降ってきてまだ整理が追いついてないのだ。どこから手を付けたら良いか分からない。

 ひとつだけハッキリしていることがある。私は彼に隷属する義務がある、ということ。

 彼の命令がどんなに愚かで馬鹿げているように見えても、イレイナはその指示に従わなければならない。彼には絶対服従。それがイレイナの心に刻まれた大正解だった。彼の言うことを一言一句漏らさず注意深く聞いていれば、彼に愛される良い子になってずっと一緒に暮らせるのだから。

 私は彼の言葉を一切聞き逃さない。

 私は彼に指示されたら問答無用で即座に従わなければならない。

 イレイナは肝に銘じる。

 灰の魔女をマインドコントロールの支配下に置いた男は、彼女に仰向けで寝るよう指示した。従うと彼の体がすぐに覆い被さってくる。

「両腕を頭の上に挙げるんだ」

 彼女はジョンの言うとおりにする。脇の下から胸にかけて、イレイナの体が露わとなる。夏場はノースリーブを着ることもあるイレイナ。彼女の腋下は男の勃起を誘う卑猥な腋マンコだ。

「そのままでいるんだ」

 男の体重を感じたかと思うと、彼の口がイレイナの鎖骨の下にキスする。そのまま彼は筋肉の流れに沿って下に移動した。横乳にキスされるとイレイナはくすぐったさに身を捩った。その反応に男は笑みを浮かべた。彼の口は肋骨の流れに沿って脇へ流れる。そしてイレイナの真っ白な腋下に何度もキスをする。さらに舌先を尖らせチロチロと舐めても来た。

 イレイナは再びくすぐったさに悶える。しかし今度の彼女は、くすぐったさの奥に潜む快感の芽を意識した。彼女がセックスを学んだ教本は一般的な内容だった。キスから始まり、首筋や乳房を愛撫し、女性器を馴染ませる。女性の体が充分に温まったところで、男性にペニスを挿入してもらう。

 だからイレイナは男が女の腋下に執着し、そこを重点的に愛撫してくるなんて知らなかった。これは女の子の女の子らしい浅はかさである。イレイナのような美少女の肉体は、男にとって全身が性器と同じ意味を持つ。



 ジョンの手がイレイナの体を撫でながら移動する。

 彼の大きな手は、イレイナの控え目な乳房をすっぽりと覆い隠した。その事実に彼女は恥じらいを覚えた。しかし男がバストサイズを気にした様子はなく、彼は大喜びでイレイナの胸を揉んだ。実際、相手がイレイナのような美少女となれば、男にとって胸の大きさなど些末な問題なのだ。それよりも男は、彼女の体が感度良好であることに悦びを見いだす。

「あなたの手はとてもエッチな動きをするんですね。とてもお上手です。乳輪や乳首を撫でられると体がムズムズしてしまいます」

 イレイナは興奮に身を震わせた。彼の熱い息づかいを胸やお腹に感じる。彼から興奮する男の体臭がした。

 男の口がイレイナの体を滑り降りる。胸から腹へ、そして秘所へと。

 イレイナは男の息をアソコで感じた。次に何がくるか知っている。

「恥ずかしいです」

 イレイナは脚を閉じようとする。しかし、彼の手が内ももに掛かると、彼女の脚からは力が抜けた。彼がしたいことを邪魔する権限はイレイナにない。

 ジョンがイレイナの淫唇に口づけた。そして舐め始める。

 男の舌がおまんこに触れた瞬間から、イレイナの体は激しい反応を見せた。彼の舌は熱く、太い。まだ誰にも使わせたことがない未開の縦筋をいとも容易く貫通してくる。彼の舌で膣壁を舐め上げられると腰が浮いた。こんな快感は初めてだ。彼の舌が蜜壺の中でピストンする。その動きに合わせてイレイナは腰を上下させた。

 ジョンは数ある愛撫の中でもクンニが好きで、その腕前には自信があった。ただ通り一遍に舌を上下させるだけではない。本当に愛情たっぷりクンニだけで絶頂に導いてやるつもりで舌を動かし、ヒダヒダを口に含み、愛蜜を啜り上げる。



 男の舌は力強いだけではない。愛液だらけの膣内を自由に泳ぎ回る。ピンク色の壁を一舐めされるたびに、イレイナは未知の快楽に全身を激しく震わせた。イレイナは恥ずかしがって喘ぎ声を抑えようとする。だが彼の巧みな舌技によって彼女の口は緩み、抑えようとしても抑えられない至福の声が連続して漏れ出す。

 彼の舌先がクリトリスを弾く。小粒ながら勃起している快感の肉芽をピンピンと虐められると、イレイナは自分が急速にオーガズムの極致へと引っ張り込まれている気がした。もう何も考えられない。目の前に天国の門があった。彼女の頭にあるのは欲望を解放することだけ。心の底からセックスを楽しむ以外に重要なことなど何もありはしない。

 イレイナは肉の交わりが生み出す悦楽に圧倒されていた。ジョンの舌は○問の道具だ。女を狂わせる。イレイナは涙を流し、手足をバタつかせる。だけど彼に腰をしっかり抱き寄せられ、馬鹿め女の力で逃げられると思うなとでも言うかのように押さえつけられつつ、彼が飽きるまでおまんこを舐められ続けた。

 彼の舌が引き抜かれると、イレイナは己の体が欠損したような感覚になった。彼と繋がっていない自分の肉体などもう考えられない。

「もっとして欲しいか?」

「はい!」

「それなら言うんだ。もっとイレイナのおまんこ舐めて気持ちよくしてくださいって」

「お願いします! もっと私のおまんこを食べてください。お願い!」

 イレイナの口からノータイムでおねだりのセリフが飛び出し、男は微笑んだ。

「君はとても素直な女の子だ。それは美点だよ。さて、それでは教えてもらおうか。女が男と愛し合うとき、女はどう感じる? 私におまんこを舐められるのは好き?」

 イレイナは頬が熱くなるのを感じる。自分のような女のがこんなはしたないことを言って良いわけがない。それは分かるのに彼女は感情をコントロールできない。彼に悦んで欲しい。気をよくした彼が、ご褒美だと言ってもっと私のおまんこを舐めてくれたら最高なのに。

 彼女は期待と快感で体が燃えるように感じる。心臓は限界まで早鐘を打っていた。

「気持ちいい! 筆舌に尽くしがたいです。私はとても幸せで、体だけでなく心まで熱く燃え上がっています。あなたの舌は本当に素晴らしいです。その舌でアソコを舐められるのが大好きです」

「悦んでくれているようで良かった。君はとてもセクシーで可愛くて、素敵な女の子だよ。君は自分がどれほど素晴らしい体をしているか分からないだろ。こんな美少女は本当に久しぶりだ。お姫様みたいだよ」

 彼は歯の浮くようなセリフを並べ立てイレイナをおだてる。

「イレイナ、男に対する態度を反省しなさい。女は黙って従順であるべきなんだ。男に守られていればいい。女の子が自分の意見を押し通そうとするのは、悪い子の振る舞いだ」

「おっしゃる通りです。ごめんなさい、私はひどい人間でした」

 イレイナは過去の自分の行いと、男性に対する失礼な態度にショックを受けた。どうして私はあんなひどいことを言ってしまったのだろう。イレイナは頭を振り、忌まわしい記憶を追い出そうとした。

 男は微笑む。彼は女の子を操るのが大好きなのだった。

「私をご主人様だと思いなさい。君の身に起こることを決めるのは私だということを忘れないで。君が『無礼』と呼ぶものは、実はご主人様への服従の証しなのだ。最初は戸惑うかもしれないが心配無用。男性への正しい接し方を教えてあげる」

 彼は「一つずつ学んでいけばいい」と言いながら、イレイナの脚にキスをする。

 しかし、彼女が本当にキスしてほしいのはそこではない。彼女は再び彼にクンニリングスしてもらいたい。それなのに彼は女の欲求を無視して、悠然と爪先にキスする。

 彼女の唇はイレイナの足中すべてに触れる。くるぶしにキスされながら彼女は身をくねらせた。

 彼の舌や唇は本当に素晴らしい。こんなもの、この世に二つとないはず。彼の舌には魔法が掛かっている。

 ジョンは両足にキスし終えると、イレイナのふくらはぎから太ももに向かって唇を進め始めた。彼の肌が触れたところから力が抜けていく。ベッドに蕩けていく。

 太ももにキスマークを付けながら彼はイレイナのお尻を揉んだ。

「おやおや。ここはエッチだな」

 彼がイレイナのおまんこを覗き込む。そこは男の目の前で貪欲にパクパクしていた。

 ジョンの唇が再びイレイナの淫唇にキスした。彼は本当にクンニが好きな男なのだ。そして、それでもってお女の体を気持ち良くする術はなんでも知っていた。優しくお尻を捏ね回しながらアソコを口で弄ぶ。

 イレイナはシーツを固く握りしめる。指が手のひらに食い込み爪が痛んだ。

 ジョンの舌がクリトリスを撫でる。イレイナは悲鳴を上げた。彼の舌は完璧だ。嬲られながらイレイナは自分がどこにいるのかも定かでなくなってくる。

 さらに彼は蜜壺を舐めたまま指でクリトリスを探ってくる。

 これは素晴らしい仕事だった。ジョンの指はイレイナがして欲しいことを何でも実行してくれる。舌と指を同じリズム、速さで動かしながら男は灰の魔女を追い詰める。

「イッちゃう!」

 イレイナは限界を迎えそうになって叫んだ。

 全身が震え、漣が走った。お腹と膣奥が痙攣する。子宮が体の中で跳ね回り、踊り狂っているように感じた。未だかつて経験したことがない快感。

 初めて男にイカされた。まだオーガズムの余韻覚め遣らぬ体でイレイナは呆然と考える。

「疲れたかな?」

「大丈夫です」

「それなら他のことも試してみよう」

 彼の指が先ほどよりも深く膣に入ってくる。二本指がイレイナのおまんこを開いた。にちゃっと濡れた粘膜が卑猥な音を発した。

 男の指がイレーナの蜜壺を掻き混ぜる。男の体と女の体では指の太さからして違う。イレイナは初めて入れる太さの異物に身悶えた。

 彼は舌だけでなく指の使い方も巧みだった。あっと言う間に彼女の股間から漏れる水音は、部屋中に響くボリュームにまで成長した。

「この音はなんだ」

「ああ、分かり、ませ、ん――ッ!」

「忘れるんじゃないぞイレイナ。女は男に従順であるべきなんだ。嘘をつくなんて以ての外。もう一度だけ聞くよ。私の指で犯してあげると、なぜイレイナのマンコからグジュグジュ濡れた音がするんだい?」

 ジョンは有無を言わせず、厳しい声で正直な答えを要求してくる。

 イレイナは最前の言動を恥じた。あれは女らしくない行為だった。女は男様に質問されたら嘘をついたり、誤魔化したりしてはいけないのだ。彼女は深く反省し後悔する。

 申し訳ありません。正直に言います。あなたの指が私のアソコを掻き回すのがとても気持ちいいんです。それをされると濡れてしまいます」

「そっちのほうがいい。今日、イレイナは新しく生まれ変わる。イレイナは従順で誠実で愛情深く、男を立てる女になるんだ」

「ありがとうございます、ご主人様」

「教えてくれ。私の指でマンコを犯されるのが好きなんだろう? それがどれほど愉しい行為なのか口に出すんだ」

「あなたの指が大好きです。太い指でフィンガーファックされるのが好き。ご主人様に触られて自分のおまんこが濡れてくる感触が大好きです!」

 男は勝ち誇ったように微笑む。

「そのまま続けて」

 イレイナは彼に屈服せずにはいられない。彼女はさらなる快感を欲している。

 男はイレイナの処女膣に根本まで指を捻じ込んできた。彼もこの行為を非常に愉しんでいるようだ。押し広げられたおまんこから愛液の滝が生まれる。ヌルついた淫水が彼女のアナルやシーツまで濡らした。

「あなたの大きくて力強い指で触られると堪らなく気持ちいいです。心の中までポカポカしてきます。あなたの指が私のおまんこの中に入っていると感じると、今まで感じたことないくらい幸せで興奮します。大好き!」

「もっとセックスワードも使ってみようか。イレイナが思いつく限りのセックスワードを使って、私がどれだけ素晴らしいフィンガーファックしているか表現してご覧」

 イレイナは頷いて言った。

「相手がご主人様で良かった! ご主人様は女の体を扱うのがとってもお上手なんですね。アソコに二本の勃起したチンポを挿れられている気分です。それがズコズコって私のナカをピストンして……おまんこの肉を引っ掛けて引きずり出されてます……それに膣内だけじゃなくクリトリスも一緒にしてくれるなんて、力強いだけじゃなくとっても器用……クリをコリコリされながらおまんこの壁をグイグイ押し込まれると腰が浮いちゃう! あっ! ダメ、腰がヘコヘコ動いて、みっともないダンスが止まらない」

 ジョンは満面の笑みを浮かべ「素晴らしい!」と言った。

「私の指を気に入ってくれて嬉しいよ。あなたはとても幸運な女の子だ」

 彼はイレイナの蜜壺から指を引き抜いた。

「君のアソコはもう準備万端のようだ。次の調教ステップに進むときが来たぞ。イレイナまんこの開通式といこうじゃないか」

 ジョンの大きな体がイレイナの脚の間に入ってくる。彼は自分のペニスをイレイナの処女穴に押し当てた。彼は具合を確かめるように亀頭だけを魔女マンコに挿れる。その瞬間、待ってましたとばかりにイレイナの膣ヒダがペニスに纏わり付いた。

「ぐぬっ! なんてエッチな魔女さんなんだ」

 彼は一度後退する。イレイナのおまんこからチンポを引き抜いた。

 気を取り直して再挿入しようとするジョンに、イレイナは「奥まで挿れてください」と自らねだった。

「あまり焦ってはいけない。イレイナのここは初めてなんだ。まだ堅い。最初から乱暴に掻き回すと痛い目を見るよ」

 肉欲に浮かされた女の頭に言葉が染み渡るまでジョンは間を開けた。

「私はイレイナを支配してご主人様になる。だがそれは痛みや屈辱を与えることと同義ではない。イレイナは私とセックスする快感で自然に理解するはずだ。男に従うこと、男を誘惑すること、男にセックスしてもらうこと、それが女にとって一番気持ち良くて幸せな生き方なんだと」

 マインドコントロールされる前のイレイナなら、彼の言い分に怒りで震えていただろう。だが今は、彼の言うことが正しい私の生き方だと受け入れてしまう。

「イレイナが男に失礼な態度を取ってきたのは、男と自分が対等だと思っているからだ。それが間違いの元だ。男と女は対等ではない。男は女を愛し、女は愛を通じて男の支配を受ける。これが太古の昔から繰り返されてきた正常で健全な関係なのだ」

 会話で気を逸らしつつ彼は自分のチンポを半分ほど挿入した。まだ半分。もうお腹全体が膨れ上がったような感触がする。イレイナはジョンのペニスの長さに戦慄した。

「ゆっくり、優しく動かしてあげる。暴れないで。そうすると困ったことになるからね」

 ジョンは言葉どおり慎重に腰を動かした。彼の大きく、太く、逞しいペニスは、たっぷり愛蜜を塗しイレイナの膣内を滑るように出入りする。

 彼のペニスは膣洞の途中で小刻みに前後し、まだ誰にも使われたことがない獄狭な小道を拡張する。イレイナは少しずつ彼のチンポが深い場所まで侵入してくるのを感じていた。

「少しずつだ。一歩、一歩でいい。私に身を任せている限り苦痛など与えやしない。イレイナは快楽に身を任せていればそれで良いんだ」

 イレイナは性欲に完敗していた。ヴァージンを失い、初めて男性器を体内に受け入れているというのに、まったく恐怖を感じない。それどころか、イレイナの心は淫らな欲望一色に染まっている。

 あぁ、彼のおちんちんはとても大きい、それで膣内を擦られているとイキたくなってくる……またオーガズムが押し寄せてくる。イレイナは抽送されながら呻いた。

 イレイナは圧倒的な物量が自分を支配する感覚に押される。彼女の目は大きく見開かれ、反対に口は閉ざされる。歯を食いしばり、シーツを握りしめ、ジョンのカリ首がおまんこ内部のヒダヒダを引っ掻く気持ちよさを少しでも長く味わおうと絶頂感に堪えていた。

 突然、イレイナは自分の恥骨とジョンの恥骨が触れ合うのを感じた。

 彼が満を持して深く挿入してきたのだ。根本まで繋がった状態でイレイナは背筋を反らす。落雷の如き衝撃に堪える彼女は声も出せない。知らなかった。本当に大きすぎる快感を突然パスされると、叫ぶことも許されない衝撃が走るのだ。

 彼の巨根を全部挿入されたイレイナは、緊張状態を解くまでに一分は要した。やっと自分の状況を確認できる余裕が戻って来たとき彼女が感じたのは、ジョンのペニスが子宮も越えて膣洞の奥の奥――本当の行き止まりまで達している感触だった。

 あぁ、ダメだ、これ……私の意思では逃げられない奴だ、ここまで深く太いモノを突き刺されたら私の意思では抜くことができない……私が泣いても叫んでも彼が飽きるか精液を全部吐き出して勃起が収まるまで許してもらえないですね……なんて幸せなんでしょう。

 被虐の悦びが灰の魔女の背筋に興奮の波を走らせた。

 彼のピストン運動が再開される。ゆっくりした抽送だからこそ、彼のチンポの長さや太さだけでなく、えっぐい形をした先端のエラ部分が膣内に引っ掛かる感覚まで分かってしまう。

 抽送中のペニスに甘えるようにイレイナの膣洞は締まり、彼に抱きつく。

 ジョンは少しペースを上げた。二人の間で濡れた水音が音量を増す。イレイナの全身は限界まで熱を持ち、火照った。おまんこはメス臭のする水をそこかしこに撒き散らす。

「ひいぃっ! あぁひっ! ひいぃいぃっっ! だめぇ、だめぇぇっっ!」

 イレイナの体はハイボルテージに追い詰められていく。イッてしまいたい欲求は止まらない。彼女の体は完全にブレーキが壊れていた。

「イレイナ、私に犯されたいと言いなさい。一晩中イレイナを犯してくださいと言うんだ」

「私を犯してください!」

 今までの人生で感じたことがないくらいの素晴らしい気分をイレイナは味わっていた。こんなに素敵なことを教えてもらえるなんて、本当に自分は世界一幸せな人間だと感激する。

 ジョンはさらに激しく抽送する。イレイナが全然痛がったり嫌がったりしないので、今や彼の腰振りもトップスピードだった。

「あっ♡ あっ♡ い、い、イイ、イイ、イ、イイ♡ イイッ♡ イイですぅ、ご主人様~~~♡♡ もっと突いてぇ♡ もっと壊すつもりで突いてぇぇえええ♡」

 イレイナの絶頂感が臨界点に達しようとする寸前を見計らい、ジョンは突如として戦術を変えてきた。彼は膣奥に亀頭を押しつけたまま制止する。そして激しいピストン運動から一転して、彼女のメス器官をぐりぐりと抉った。大きな動きではない。だが静かなる圧力で確実にイレイナに戒めを与える。俺はいつだってイレイナの子宮をペニスで虐めることができる。これがある限り、イレイナは俺には勝てないんだぞ。

「も、もうッ、イグ、い、いぐ、いぐぅ~~♡♡ あっ♡ ああっ♡ あっ♡ あっ♡ あああっ♡ ああああ♡ ああああ♡ ああああ♡」

 イレイナの全身がピクピク痙攣する。

 ジョンは再び抽送を開始した。今度は先ほどまでよりも奥深く抉ってくる。彼の勃起がイレイナのポルチオに勢いよくぶち当たる。子宮を持ち上げられ圧力が掛かる。

 イレイナは快感に圧倒されながら息を呑んだ。

 ジョンは己が勝利を完全なものとするため、より強く、より速く腰を打ち込んだ。

 イレイナの膣壁は限界まで引き伸ばされている。ジョンの長いチンポは易々とイレイナの行き止まりまで貫通してしまうのだ。

 イレイナは心身とも完全に満たされていた。もうどうにでもして、こんなに良くしてくれるなら全部あなたに任せますという気分だった。

「んひぃぃぃぃ! あふっ、は、激しいいぃぃぃ! いいぃ、深いぃ! あはぁぁぁぁぁぁぁぁん! ご主人様のチンポ、ここまで入って来るなんて!」

 イレイナは恍惚の表情を浮かべ叫んだ。彼女の全身が痺れる。

「我慢できない。助けてくださいご主人様」

「膣奥イキはもう一押しか? 初めてだから手伝ってやろう」

 そう言ってジョンはイレイナのクリトリスを撫でた。

「あっ! あひぃぃぃぃぃぃぃ」

 イレイナの体は彼女自身も制御不可能なほど痙攣する。腰を中心に全身の筋肉が引き攣った。明日は足腰も立たないほどの筋肉痛が確定だ。

「これすごすぎますぅ! ご主人様のようなチンポ大きい男性に膣奥を突かれながら、クリトリスも撫でられると、女の体は気持ち良すぎて抵抗できないようにできているんですね」

「よく気がついたね。やっぱりイレイナは賢いな。そうだよ、女の体は男のチンポに負けるときが一番気持ち良くなるよう設計されているんだ。だからイレイナもあまり自分を責めるんじゃない。いくら魔女が強くても、チンポ挿れられちゃったら、体は普通の女の子と変わらないんだからね。私のチンポで気持ちよく歌うことだけ考えてれば良いんだよ」

 ジョンはイレイナからチンポを引き抜くと、ベッドに仰向けで横たわる。

「ここに上がって私のチンポを跨ぐんだ」

 指示されたとおりイレイナは騎乗位で自分から挿入し直した。ベッドを軋ませて彼女はジョンの腰の上で跳ねる。

「んくぅ、あへぇぇぇぇ、これ、これ好きぃぃぃ! イクのがとまらにゃぁぁぁい! 奥がぁ、えぐれりゅのっ! あっ、イクッ、い、イクッ、イグゥゥゥゥゥゥゥウゥゥゥゥ!」

 イレイナは馬のようなデカチンに跨がり絶頂を迎える。それでもジョンは自分が射精するまで許さないつもりらしい。イレイナの細くくびれた腰を掴み、下から彼女の膣奥を突き上げた。

 イレイナの上下運動に合わせジョンは腰を振る。彼女の尻が落ちてくるタイミングで突き上げると、二人の共同作業でジョンのチンポはイレイナの秘奥までファックした。

「お、おねがいしましゅぅぅぅぅ、イキすぎてしびれりゅぅぅぅぅぅ! あへぇぇぇぇ! わらひ、らめっ、わらひ……イッひゃいまひゅ、んくぅぅぅっ! わらひぃ、イッひゃいまひゅからぁぁぁぁぁ!」

 イレイナは呂律の回らない舌で恍惚の声を上げる。下半身では滝のようなと形容することも生温い勢いで吹き出しているマン汁が、ジョンのペニスをヌルヌルにコーティングしていた。それがまた彼に抽送を助けいっぱい愛してもらえる。

 だが限界を迎えるのはジョンも同じだったようだ。

「一緒にイクぞイレイナ。君を私のものにする」

 今やイレイナの肉体は漲るパッションで弾けそうだった。これ以上ないくらい勃起したクリトリスはズキズキとした痛みを訴えてくる。

 トドメの一撃を膣奥に放たれる。

「あひっ! ああああああっ! イッ――……ッ! ッ! っ! ッ!」

 エクスタシーはあまりに強くイレーナは目眩を覚えた。体に力が入らずジョンに胸に倒れ込む。彼は抱き留めてハグしてくれた。

 我慢の限界を超えて超えてさらに超えた先での絶頂。余韻は長く尾を引く。しばらく彼の胸板に乳首が擦れるだけでイレイナは小さいイキ方を繰り返した。

 メス悦の波が収まるとイレイナは「ありがとうございました」とジョンに礼を言った。

 その後、彼は「どういたしまして」と答えた。

「ご主人様のチンポ、すっごく気持ちよかったです」

「イレイナは本当にいい子だな」

「ご主人様、愛してます」とイレイナは小声で言った。

「私も愛しているよ」

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