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シャイニングブレイドの記事 (3)

猪熊夜離 2022/06/01 15:32

堕ちる女教師サクヤ~競泳水着でセフレ志願~

Skeb依頼品。

『狙われた女教師サクヤ 子供だからと侮ってた相性良すぎる童貞デカチン生徒にイカされまくる』の続編です。


狙われた女教師サクヤ 子供だからと侮ってた - pixiv


今回は改行と空白を除いた純粋な文字数だけで4万3000文字、一般的な文庫本サイズ(40文字×16行)で本文90ページとなっております。時間があるときにお読みください。


支援サイト限定のおまけは後日公開します。

猪熊夜離 (@inokuma_yoga) | Skeb


プールサイドでローションプレイの準備

 夜遅い屋内プールで二つの人影が動いた。ガラス張りの天井から射し込む月光が照らした人物は、一人が十代の少年で、もう一人は二十代半ばころの女性。少年は裸で女性は競泳水着を着ている。

 少年のほうはこれといって特徴がない。短く黒い髪にイケメンでも醜男でもない、世界にそっくりな人間が三人どころか五十人はいそうな顔。強いていうなら引き締まった筋肉質な体は注目に値した。彼が日常的に運動する習慣の持ち主であることを窺わせる。

 対照的に女のほうはちょっとそこらでは見ない美形だった。吊り気味で意志の強そうな目、瞳の色はブラウン寄りの黒、腰まで伸びた長く艶やかな髪も同じ色をしている。普段は頭の高い位置で一本に結んでいる髪が、いまはプールということもあり解かれていた。

 競泳水着に包まれた肢体は豊満。締め付けが強い生地の下で胸乳が窮屈そうにしている。切り上がった股間部分が際どいラインを描く。後ろから抱きしめ、いきり立った雄茎を擦りつけながら腰を振れたら、大金を払ったって構わないと考える男が行列を成しそうなプロポーションだった。

 彼女の名前はサクヤ・エンフィールド。職業は学園の教師で剣道部の顧問をしているが、スポーツ万能で教え方も上手い彼女は他の部活にも助っ人コーチとして引っ張りだこ。美女に手取り足取り指導され、応援してもらえる喜びは男女共通。剣道部だけサクヤ先生を独り占めするのはズルいと助っ人コーチの依頼が引っ切りなしに訪れる。

 それを口実に最近のサクヤは剣道部に行くことを避けていた。理由は彼女とプールにいる少年にあった。

 彼の名前はアユム。二ヶ月前までサクヤと彼は単なる教師と生徒の間柄だった。しかし憧れの美人教師に告白したアユムをサクヤが振ったこと、逆上したアユムが彼女を押し倒し無理やり情事に持ち込んだことで、二人の関係は緊張を孕んだものへと変わった。

 本気で抵抗して彼の心身を傷つけたくないと慮るサクヤの説得も虚しく、嫌がらないなら受け入れてくれたってことでしょと図に乗るアユム。未経験なはずの彼の愛撫でサクヤは淫らに喘いだ。

 肌が合うとでも言おうか。アユムにされることは無理やりなのに気持ちよかった。それなりに経験してきた大人の女の余裕を見せる間もなく、彼のペースに巻き込まれてしまった。

 挿入を許してからは完敗だった。彼のペニスはサクヤも経験したことない大きさで、しかも何度イッても萎えない絶倫。彼の胸に抱かれながらサクヤは天国を見せられた。女が知ってはいけない、一度ハマったら抜け出せない法悦の極みに誘われた。

 彼に犯されたのは二人とも通い慣れた剣道場。健やかに青春の汗を流してきた場所を情事の痕跡だらけにした。愛液や汗は綺麗に拭い取れても犯された記憶までは消せない。サクヤは道場に立つと、あの日を思い出し秘部を濡らすようになった。それゆえ最近は道場に行く機会を減らし、助っ人コーチを積極的に受けている。

「いつもこんなことしてるの」サクヤが言った。

 アユムは水道から伸びたホースで、プールサイドに敷いたビーチマットへ水をかけている。女と楽しんだ名残を綺麗に洗い流す。彼のイチモツを飲み込み悦んでいた女の汁が、排水口に流れ落ちていく。

「いつもいつもって訳じゃないよ。だけどせっかく水泳部を抱くんだから、水着を着せてプールでしたくなるよね」

「同意を求められても困るのだけど」

 アユムは水を止め、マットに残った水を足払いで切った。ピシャッと飛び散った水がプールサイドに黒いシミを作る。

 あぁ、やっぱり大きい。サクヤは脚の付け根で揺れるアユムのちんぽに見入る。まだ芯が通ってないのに凡百の男がフル勃起させたより大きく、亀頭も巨大で逞しい。ちんぽは大きさより形や硬さが重要だと主張する向きもあるが、アユムのちんぽは形や硬さ、それに持続力も一級品で文句のつけようがない。女なら誰でも一度してもらえば虜になること間違いなしの逸品だった。

「こんなものかな」アユムはマットが綺麗になったことを確かめる。そして地面に置いてあったボトルをサクヤに手渡してきた。「これ塗ってよ。さっきの女の子も使ってたローション。ヌルヌルの体を擦りつけ合いながら気持ちよくなりたいんでしょ」

 ボトルを受け取って反対の手の平に出してみる。粘着質でありながらも肌に馴染んで伸びる液体。先ほどまでアユムと女子生徒の間で糸を引いてたのと同じもの。サクヤは胸からお腹にかけてローションを塗る。

 競泳水着にローションが染みこむと、月光を受けて妖しく光った。どさくさ紛れに水着の上から乳首や割れ目を撫でてしまう。たっぷりのヌルヌルを擦りつけると腰が揺れた。

 結局こうなってしまうのね。私は弱い女よ。たった二ヶ月しか耐えられなかったとサクヤは嘆く。しかし一方では、あんな凄い体験をさせられて、二ヶ月も耐えられたのだと己を称賛してもいた。

 ローションを塗り込みながらサクヤは、ここに至るまでを思い出した。


サクヤ、ヤリチン教師の膣内射精にキレる

「サクヤ先生、このあと二人で飲み直しませんか」

 タシロという若い教師がサクヤ・エンフィールドに声をかけると、周囲にはまたかの空気が流れた。教職員のストレス発散と親睦を口実とした飲み会の席である。そろそろ夜も深まってきたので帰宅する者は帰り支度を、二次会に行く者はカラオケに備えて喉の調子を整えるなどしていた。

 慌ただしい空気のなかで会が始まってからずっとサクヤの隣に陣取り、彼女を口説き落とそうと躍起になっていたタシロが仕掛けたのだった。彼がサクヤに粉かけたのは今日が初めてではない。今春に赴任してから数ヶ月、暇さえあれば彼女を狙ってきた。

 密かにサクヤを狙っていた同僚の男連中は気が気ではなかった。タシロは、学生時代は陸上に汗を流していたというスポーツマンで、顔の造りも悪くないことから女生徒にも人気のイケメン先生だった。これまで教師、生徒から直接・間接的に好意を向けられ、そのたび冷静にお断りしてきたサクヤ先生も結局はイケメンに落とされるのではと危惧した。

 自分の物にならないなら、せめて身近な男に堕ちてイチャつく様を見せつけられたくない。いずれ誰かの物になるとしても俺たちの知らない相手と、知らない場所で乳繰り合っててくれ。

 だが彼らの心配を余所にこの数ヶ月、サクヤはタシロの誘いをすげなく断り続けてきた。歯牙にもかけられてなかったと言って良い。だから今宵も周りの反応は冷ややかだった。また振られるんだろうな、何回断られてもめげないな。

 しかし……。

「いいですよ」

 サクヤの答えにタシロのみならず周りで聞いていた教師たちも驚く。全員の目と耳が二人に注がれた。

「サクヤ先生だいぶ酔ってます?」自分で誘っておいて了承されるとは思ってなかったのだろう。タシロがサクヤの正気を心配する。

「少し、酔ってるかもしれません。冷静さを欠いてると言いますか……理性が緩んでると言いますか……」

 普段の凜然とした彼女には似つかわしくない、ぽわぽわとした少女のような口調でサクヤが言うと、勝利を確信したタシロは下心を爽やかな笑顔の陰に押し込み、女教師の肩に手を置く。

「そうですか。それじゃあ騒がしい場所より、ゆっくり飲める場所のほうがいいですね」

「いい場所を知っていたら教えてください」

「もちろんですよ。僕が全部教えてあげます」


 タシロは二軒めの店などには連れて行かず、サクヤを直接ホテルに連れ込んだ。数多くの女性と同じ手口でセックスしてきた彼の経験から、この酔い方なら余計な手順と時間をかけるより最短で事に及ぶべきだと判断した。

 酒が抜けてシャキッとしたころには、今度は俺のセクテクでメロメロだ。何ヶ月もかけてやっと口説いたんだ。女教師の体を隅から隅まで味わってやる。

 タシロは学生時代から頻繁に使ってきた部屋にサクヤを通す。あとは何度も繰り返してきた手順どおり予定に従って○すだけ、のはずだった。

 部屋に入った途端、サクヤの手がタシロの股間を握りしめた。このあとの展開を期待して甘勃起したちんぽに女のしなやかな指が掛かる。

「サクヤ先生、本当に酔ってらっしゃるんですね。サクヤ先生のような方がこんなことを」

 間近で見たサクヤ・エンフィールドの顔は恐ろしいほど整っていた。タシロのヤリチン人生でも、これほどいい女を抱いた経験はない。

 これが教師だってんだから、うちの|生徒《ガキ》どもは役得だな。パッと見はモデルか女優と見紛う美女だ。しかも体のほうも最高ってんだからよ。ちんぽ握ってもらったお返しに胸揉んでやるか。うほぉ、たゆんたゆんのぷりんぷりん、乳首ちゃんを指で弾いて、と。

「んんっ……」

 鼻に掛かった女の吐息がタシロのちんぽに活力を与えた。

「僕の手が気持ちいいですか。サクヤ先生の手も気持ちいいですよ。触ってるサクヤ先生ならよく分かりますよね」

 スラックスの中で女を犯し慣れた男性器が膨れ上がる。握るだけでなくサクヤは裏筋に沿って指先でなぞった。女の手が生み出すもどかしい快感にタシロの腰が引ける。

 胸を弄っていた手が自然な動きで外される。それを寂しいと思う間もなく次の衝撃はやってきた。

「サ、サクヤ先生! そんなところに顔を」

 武家の娘のように凛々しい女が自分の前に跪き、ファスナーに手を掛けたことでタシロは目を剥く。何度かイカせてやって快楽の虜になってから仕込んでやろうと思っていたフェラを、サクヤが自分から率先して行おうとしているのだ。

 ゆっくり男に見せつけるようにファスナーを下ろす。その間も彼女は男に許しを得て媚びるように、こちらの目を見てくる。ボロンと肉勃起が飛び出すと彼女は鼻を近づけ、スンスンと我慢汁の臭いを嗅いだ。鼻息が生み出す空気の流れがくすぐったい。

 そして「……ぺろっ」と亀頭を舐める。

「んっ……ちゅ……れろれろ……ん、ちゅっ……ちゅば」

 猫が水を飲むような控え目な舌使いはすぐに勢いを増す。一通り幹に唾液を塗り込むと、口を開けて亀頭をパクッと咥えた。

「んぅ……あむ……んっ……じゅぶぶッ! ずずっ……じゅっぽ……じゅっぽ……」

「おぉ、サクヤ先生、凄いフェラテク持ってるじゃないですか。お堅そうに見えて、それなりに経験あるんですね」

 数ヶ月狙ってきた女、それも周りの男が羨望と欲望の眼差しで見つめる極上のS級美女に奉仕されるとあって、タシロも興奮で口数が多くなる。ときおり快感に息を弾ませながらサクヤのフェラチオを褒めた。女はとにかく褒めてやること。自尊心をくすぐってやってこっちの思うとおりに動かすんだ。

「本当にお上手です。サクヤ先生のように綺麗な人が男のちんぽ咥えてるだけでもエロいのに、そのうえこんなテクニシャンだったなんて。もっと激しくしてもらえますか」

「んちゅっ……はぷっ……ん……ちゅぶっ、ちゅっ……ぢゅぱっ、ぢゅくっ……ぢゅばっ……ぢゅる……じゅるるるっ……ぢゅろっ……ぢゅろろ……」

 タシロに言われたとおりサクヤは唾液たっぷりの頬肉で肉幹をサンドし、吸引しながら頭を前後に振りたくった。

「ふぁい……んちゅっ……ぢゅちゅっ……れろ、れろ……ぢゅぢゅっ……んぷ……ぢゅぷっ……じゅぶっ……じゅぶるるっ……ちゅっ、んぢゅぶっ……ぢゅぽっ、ぢゅぷっ……ぢゅぶっ、ぢゅぶっ、ぢゅぶっ! これぇ、どうれふは?」

「最高に決まってるじゃないですか! サクヤ先生のような美女にこんなえぐいフェラされて勃起しないのは、インポ野郎だけですよ。もっと楽しみたいのに最近忙しくてご無沙汰だったから、もう出そうです。くそぉ、これじゃ僕が早漏みたいじゃないか」

「出してください。スーツが汚れるといけないから、このまま口で受け止めます」

 マジかよ! このスケベ女、自分から口に出してと言いやがったぞ。タシロはサクヤの頭部を両手でしっかり掴まえ、彼女の口をオナホール代わりにちんぽを扱く。そんなに飲みたいなら飲ませてやる。口内射精キメてやる!

「サクヤ先生、射精しますよ、飲んでください。一滴残らず吸い出して」

 口にちんぽ咥えたままの美女が頷いた。アルコールの影響か、とろんと蕩けた目で上目遣いに男を見る。射精していいわよとアイコンタクトで伝えてきた。

 許しを得たタシロは遠慮なく彼女の口内に本日の一番搾りを発射した。

「んむっ! んっ! んぐうぅぅ? んぐぅぅぅ!」

「飲めサクヤ。飲めっ!」

「んっ! んっ! んんんんっ! んっ……ごくっ……ごくっごくっごくっ……ごっくん」


 風呂場に場所を移した二人は体を流すとバスタブに浸かる。湯船ではタシロが下半身だけ湯の外に出し、サクヤが再び献身的なフェラを繰り返した。いわゆる潜望鏡プレイで、ひとっ風呂浴びて汗と垢を流した球裏やアナルも丁寧に舐める。

「風俗嬢も真っ青のテクニック持ってるじゃないですか。昔の彼氏に仕込まれたんです?」

「家で風俗ごっこしたいから覚えろって」

「だからって本当に覚えるなんて、サクヤ先生は真面目だな」

 だけど元カレの気持ちも分かるわ。剣道何段なんて誇ってる男勝りな女に玉やアナルまで舐めさせて尽くさせるの、実際めちゃくちゃキモチイイわぁ。熱心にペロペロしちゃって。竹刀握らせるより、男のちんぽ握らせるほうがよっぽど似合ってるな。

「舐めてもらうのも気持ちいいけど、せっかく元気になったことだし、これでサクヤ先生も気持ちよくなっちゃいません?」

 タシロが語りかけるとサクヤの動きがピタッと止まった。期待に満ちた目で自分のちんぽと顔を交互に見比べる彼女の顔は、玉の汗が浮かんでツヤツヤ光り、いつもに増して艶やかだった。ハッとする美貌の傍らにはグロテスクな男性器。それが自分のイチモツだと思うと、いまから芸能人も顔負けの美女にこいつを突っ込んで、ひぃひぃ言わせてやるのだと気分が盛り上がる。

 美人の顔は何にも優る精力増強剤だ。

 バスタブから出た二人は洗い場に立つ。サクヤはバスタブの縁に手をつき、尻を高く突き上げた。

「そういえばゴム着けなくてだい……」

「大丈夫よ。今日は安全な日だから。射精するとき外にさえ出してくれたら」

「そっすか」タシロは嬉しいような、ガッカリしたような気分を味わった。

 この口ぶりだと生チン経験者かよ。やることやってんだな。俺が生の|好《よ》さ教えてやりたかったが、経験あるからあっさり許しが出たと思えば、元カレ様々でもあるか。

「それじゃ入りますよ。サクヤ先生の生おまんこ、おじゃましまーす」

 ずにゅっと肉を割り開いてタシロの切っ先がサクヤの|隘路《あいろ》を○す。亀頭の一番太い部分が入ると彼女のお尻がキュッと締まり、えくぼを作った。太腿もプルプルと震える。

「ふぅっ……ふっ、はっ、ほぉっ……んんんっ」

「気持ちよかったら声出しちゃっていいですよ。セックスの恥は掻き捨てってね。お互い素直になって楽しんじゃいましょ」

 タシロは数ヶ月狙い続けた蜜壺の感触に感動しながら、腰を小刻みに前後させた。サクヤのナカは人肌に温められた愛液で溢れ出しそうなほど満たされている。粘り気のある汁が絡みついてくると、ちんぽをフォンデュされてるようだ。肉襞もざわめいてペニスの到来を歓迎してくれた。

「あああん、奥に、もう、奥まで一気に来て」

 自分の形を馴染ませようと時間をかけて挿入するタシロに対し、サクヤは一息に最奥まで貫いて欲しいとお願いする。それは体の一番奥まであなたの物になりたいのと言われてるようで、タシロに断る理由などなかった。

 言葉ばかりでなくサクヤは態度でも示す。バスタブに手をついた体勢で腰を前後に動かして、膣内を埋めるちんぽに媚び始めたのだ。

 肉欲を抑えきれない美女のヒップを鷲づかみにして、タシロは一気に根本まで挿入した。

「ん、ふう、あ、あー、はいっちゃった。はぁ、ん」サクヤは背中を仰け反らせる。体を痙攣させて膣をキュッと締めつけた。

 おいおい、どんだけ生チン好きなんだよ、反応どエロ過ぎるだろ。ペニスを挿れただけなのに男の味を噛みしめ、うっとりする美女を目の前にして、さらに乱れ狂わせてやりたいと思うのは男の本能だろう。こいつに俺のちんぽを覚えさせてやるとタシロは抽送を開始した。

 ちんぽが出入りするとサクヤは声を一切抑えず喘いだ。セックスで鳴くことは恥ずかしいという発想すら消し飛んだようだ。

 いいね、そこまで我を忘れて楽しんでもらえたら、男冥利に尽きるってもんだ。

「おらっ! もっと派手に鳴け。でっかいケツ突き出した雌犬の姿勢で後ろからパンパンされて、みっともなく鳴いてみせろ」

 剣道着で歩く凛々しい姿を何度も見た美女が、ひくつく肛門を男にさらしながら立ちバックでよがってると思うと、彼女の自尊心や鍛えた体ごとぽっきり折って屈服させてやりたくなる。タシロは尻をスパンキングした。パーンと実の詰まった澄んだ音色が風呂場に響く。続けざまにタシロは右から、左からサクヤの尻を張った。

「あぁ、そんな! ああんっ! あぐっ、んくあああっ!」

「男にケツ叩かれながら後ろから突かれて気持ちいいか。普段澄ました顔して歩いてるくせに中身は調教済みの変態女かよ。他にはどんなこと仕込まれたんだ」

 スパンキングにはコツがある。何の工夫もなく平手で叩いて派手な音を立てようとすると、必然的に痛みが伴う強さで打つことになるため、大抵の女は興醒めしてしまうのだ。痛みは与えないよう手の形や手首のスナップの利かせ方を調節し、小気味よい音と振動で男に征服されてる屈辱と快楽を注入しながら、痛みは最小限に抑える。学生のころから幾度となく実践してきたヤリチンの面目躍如たる責めテクだった。

「ひうぅんっ! ああっ、ひどいっ! こんな、こと……やあああっ!」

「まんこギュウギュウに締めつけておいて酷いも糞もあるか!」

 スパンキングを止め、再びむっちりした双臀を鷲づかみにする。奥を突く動きで子宮口を犯した。

「ふ、ふううぅぅぅ〜〜っ! あんっ♡ これこれぇ……あっ♡ あっ♡」

 バスタブの縁を握りしめながらサクヤは背を弓なりに仰け反らせた。限界が近いのは傍目にも分かった。

 一気にキメてやる。この女を堕として完全に物にしてやる! 覚悟を込めたピストンがサクヤを穿つ。

「んあっ、いくぅ! あっ、あっ♡ ああっ……あっっ♡ ……うっ♡」

 イクッと宣言したサクヤは、喉を詰まらせたようにか細い鳴き声を断続的に発し、反り返った体の前面で形の良い美巨乳を弾ませながら、入浴と性行為で汗ばんだ体を引き攣らせた。

「あぁ……出てる、私のナカで……イクときは外にと言ったのに」

 タシロは挿入前の約束を忘れ、気持ちが盛り上がったままナカ出ししてしまった。そのことを咎められても、彼は悪びれた様子ひとつ見せず、簡単に謝っただけで済ませようとする。

「悪い悪い。つい興奮して抜くの間に合わなかったわ。もしデキたら責任取るからさ」

 すっかり彼女をイカせて心も支配したと思っているタシロは、上から目線でサクヤの怒りをいなした。その態度が癪に障ったのかサクヤは行為中の熱に浮かされた表情を引っ込め、快感に蕩けていた目も一瞬でゴミを見るような目つきに変わる。

「なんだよ急に態度変わるじゃん。んな怒ることないだろうよ。一回や二回ナカで出したってデキやしねえよ。生チン挿れたことあるのにナカ出しは初めてかよ、面倒くせーな」

 心底から軽蔑する目を向けられ心地よかった汗が凍りつく。白刃を突きつけられてるかのように身が竦んだ。だからと言ってタシロは退けない。彼の人生において女は気持ちいい穴っぽこを提供するのが役割。精子を扱き捨てるための便所に謝るなどプライドが許さない。己の非を認められず、かと言って相手の怒りに無自覚でいられるほど鈍感でもない人間は、自分の正当性を主張しようと支離滅裂な話で多弁になる。

「そっちだって感じてたろうが! いい思いさせてやったんだから|膣内《なか》に精子ちょろっと漏らしたくらいセーフだろうよ。だいたい男と二人でホテル来て、生チン挿れさせるところまで許したなら、|膣内射精《おもらし》くらい誤差の範囲だろ。覚悟しとけ。マジ冷めるわ。ありえないから、そういう態度。謝れよ。雰囲気盛り下げてごめんなさいしろよ」

 気の弱い女であれば声を荒げ、相手に非があるかの如く詰れば、感じなくて良い罪悪感を感じさせて主導権を握れる。自分にも悪い部分があったのではないか、彼の言い分にも何割か理がありそうだと思わせれば、その隙に付け込んで一気にコントロールする。これまでも何度となく使ってきた手口だ。

 しかしサクヤは勢いだけで御せる女ではない。タシロは無言で睨んでくる彼女に手応えを感じなかった。

「もういいわ」額に落ちてきた前髪を掻き上げながらサクヤは言った。「今日は朝までしてもいいと思ってたけど、約束を守れない不誠実な人って嫌いなの。帰るわね」

「おいおいおい嘘だろ、本当に帰っちまうのかよ、さっきまでラブラブしてたじゃん」自分の横を通り過ぎようとするサクヤの行く手を阻むため、ほとんど無意識にタシロは彼女の手首をつかんだ。

 ――そのときだった。

「ぇぃやああああ」

 気合いと共にタシロの体は重力の戒めから解き放たれた。だが一瞬の後には再び万有引力の法則に従って風呂場の床に背中から落ちる。

「ぐふぅっ!」

 みっともなく鳴いてみせろとサクヤを立ちバックで犯したタシロだったが、みっともなく鳴かされたのは自分だった。ただし彼の場合は艶も色気もなく、挽き潰された蛙のような声だが。

 掴んだ手を操作してどうにか投げられたところまでは分かったが、それ以上は武術素人のタシロには想像できなかった。理解できたのはサクヤの行く手を力尽くで阻むことは不可能だということ。

「なんだよ、くそ女が」形の良いヒップが風呂場から遠ざかる。さっきまで自分の物だった美尻に悪態をつくことしか、タシロにはできることがなかった。


生徒指導

 金曜の夜は外れだった。最悪な結末に終わったタシロとの情事を思い出しながら、サクヤは週明けの職員室で溜め息をついた。途中までは悪くなかったのに外に出せ程度の約束も守れないなんて。その後に見せたギャーギャー煩いだけの弁明も印象が悪い。

 生でさせるべきじゃなかった。あの手の男は一度ヤッただけでもつけ上がるのに、生ハメまで許したらどうなるか予想できなかったはずはない。一度抱いただけですっかりサクヤを自分の女扱いして、途中からまるで主人のように振る舞ってきた。

 本当に思い出すだけでもイライラするわね。フラストレーション混じりの溜め息をつく。周囲では他の教師がタシロにお持ち帰りされた後のことを聞きたがっていたが、すべて知らない振りを決め込んだ。どうせ説明なら彼がしてくれるだろう。

 話に尾ひれをつけまくって自分に有利な――あいつに抱かれてサクヤは何度も絶頂し、泣いて果てて悦んだことにされる――武勇伝にすり替えられるのだろうが、それもあんな男に許してしまった愚かさの代償と思うしかない。

「おはようございます」聞き覚えのある声が職員室に入ってくる。振り向かずとも最低な週末をくれた男だと分かった。

 周囲の目がサクヤとタシロの間を行ったり来たりする。夜を共に過ごした男女の甘ったるい雰囲気が見られるかと密かに期待していた。サクヤは視線を真っ直ぐ机の上に向けたまま微動だにせず、タシロの存在に気がつかない振りでやり過ごした。

 幸い、こっち来んな、話しかけてくんなオーラを無視するほど彼も無神経ではない。風呂場で投げ飛ばされたことも効いてるのだろう。馴れ馴れしい態度を取ることなく、二人はお互いの席で普段と何ら変わることない朝を迎えた。

 なぜタシロなんかと寝てしまったのか。理由は二ヶ月前に遡る。アユムに押し倒され、朝まで彼に抱かれて地獄のような天国を見せられた日のことだ。正に運命の出会いだった。まさか自分の存在意義を粉々に打ち砕かれて、彼のために生きることが幸せなのではと思わされるほど体の相性いい相手が、生徒の中にいたなんて。

 アユムに組み敷かれ、彼に突き上げられながらサクヤは、一晩中か弱い女になって鳴かされた。長く鍛えてきた武も精神力も運命のおちんぽの前では無力だった。いまでも彼に犯されながら口走ってしまった恥ずかしい言葉の数々、彼のおちんぽや絶倫っぷりを称賛する語彙を思い出しただけで頬が熱くなる。

 それでもサクヤは耐え抜いたのだ。女に生まれた幸せと、女に生まれ落ちてしまった苦しみを同時に味わわされる連続絶頂責めに一晩抗った。体は堕ちようと心までは譲らなかった。最後まで教師として生徒とは付き合えないと突っぱねた。

「負けたよ」明け方にアユムは潔く己の敗北を認めた。自分で出した条件を守ったのだ。

 朝までにサクヤに「アユムくんの女にして」と言わせられなかったら、潔く彼女から手を引くと宣言したとおり、あの夜を最後にアユムは付き合ってくれと言ってこない。もちろん、また抱かせろなんて言わない。

 アユムとサクヤは以前の関係に戻った。ただの生徒と教師に。アユムがサクヤへの想いを断ち切り、熱い視線を送ってこなくなった分だけ、二人の関係は後退したとさえ言える。

 これはサクヤが望んだ関係だ。ただの教師と生徒に戻りましょう、生徒とは付き合えないのよ、そう言ったのは自分のはずだった。

 それなのに油断すれば彼と過ごした一夜を思い出してしまう。何度も記憶を反芻しては自分で慰める。彼の逞しい体は男の人だった。高校生なんか子供だと思っていたのに、サクヤの体を軽々と抱え上げ、駅弁体位で最奥にちんぽを突き刺してきた。彼に縋りつきながら上下に揺さぶられると、いままで付き合った男性の中で一番逞しくて格好いい人に見えてきてしまった。

 それにアユムはサクヤを抱いてる間、ずっと情熱的に彼女を口説いてきた。サクヤが自分をアユム専用おまんこだと認めるなら、彼のおちんぽもサクヤ専用になる。単なる学生時代の恋人ではない。その先――結婚もチラつかせて、一生この気持ちいいセックスしよう、毎日を女の悦びで満たしてあげると囁く彼の声にドキドキしなかったと言えば嘘になる。

 このまま負けてしまおうかと挫けかけた瞬間が何度もある。最後まで拒否し続けられたのは奇跡に近かった。もし彼が時間制限を明け方までと区切らず、職員や生徒が登校してくる時間ギリギリまで粘るつもりだったら、耐え抜けたか分からない。

 アユムに抱かれてからサクヤの体は疼きっぱなしだった。教師になってから仕事が忙しく、男性とはご無沙汰になってたところへ、生涯で二度と経験できないかもしれない一夜をプレゼントされたのだ。いくら頭が彼とは終わったことだと思っても、体は一回だけで終わりなんて生殺しだと抗議する。

 油断すれば耳の奥にこびり付いて離れないアユムの言葉が甦る。

「そんなことで本当にぼくのちんぽ、一晩で忘れられるの。言ってよ、ほら。サクヤはアユムくんの女になるから、これからも気持ちいいちんぽくださいって。一言だよ。それだけ言えたら僕のちんぽ、一生サクヤ専用なんだよ」

「いままで生きてきて僕くらいサクヤを満足させられるちんぽはなかったんだろ。これから先も出会える保証はないんだよ。僕にしときなよ。一言うんと言えば、この先ずっと毎日これが味わえるのに何を迷うの」

 ダメよ。一時の快楽に負けたら後悔するわ。すでにいまだって後悔と罪悪感で押し潰されそうなのに。これ以上なんて身が保たない。

「サクヤ先生」隣席から肩を揺さぶられた。

 はっとしてサクヤは机に落としていた顔を上げる。辺りを見回すと職員の朝礼が始まっていた。

「なんでしょう」務めて平静を装って尋ねる。

「聞いてなかったようなのでもう一度」話し出したのは教頭だった。「近ごろサクヤ先生もよく知る生徒に素行の面で気になる噂があります。本来は担任や学年主任から注意することなんですが、サクヤ先生のほうからも少し気にかけておいてくれませんか。サクヤ先生は生徒から慕われてますからね。私たちが頭ごなしに言うより聞く耳を持つでしょう。ご自身の私生活のことばかりじゃなく、生徒の指導も頼みましたよ」

 揶揄含みの台詞を投げ掛けられると、周囲で忍び笑いが漏れた。人気者はやっかみの対象にもなりやすい。男女問わず生徒に人気のサクヤは一部の教師から、若くて人気取りが上手いだけでチヤホヤされて勘違いしてると陰口を叩かれることもあった。特に同性の教師からは、胸元を大胆に開け、白い太腿が眩しいミニスカートで校内を闊歩する姿に、女の武器で生徒に取り入ってるとの声があった。

 全体からすれば極一部の捻くれた意見。それに大抵そんなことを言ってる人間より、サクヤのほうが文武に優れていて指導力も上だった。これまでは格下が格上を羨んでるだけと逆に愚痴を言うほうが人として格好悪く見られた。しかし金曜日に多くの教員がいる前でタシロの誘いに乗ったことで、少し職員室の空気やサクヤの立ち位置が変わった。しょせんサクヤ先生も、格好つけてたってイケメンちんぽ相手なら股を開くのか、と蔑むような調子が僅かながら出てきた。

 これまで付け入る隙を与えてこなかったのに。だけど金曜はどうしてもダメだった。朝からムラムラしっぱなしで、時間が経つほど酷くなってしまった。正直あれがタシロでなく、倍近い年齢差ある教頭の誘いでも、強引に腕を引かれたら断り切れた自信がない。それくらいアユムに目覚めさせられたサクヤの体は男を求めてムラつく瞬間がある。

 冷静になってタシロに幻滅できたのは一回ヤッた後だったからだ。

「いいですねサクヤ先生。頼みましたよ」教頭が念を押してくる。

 サクヤは頷いて答えた。「分かりました。私も少し話を聞いてみます。それで、その生徒の名前は」



 生徒相談室と呼ばれる場所は教室と教室の隙間へ捻じ込むようにして作られている。他の教室よりも狭く、縦横十メートル四方の限られたスペースに長机と椅子を放り込んだだけの場所だ。この近さが生徒に与えるプレッシャーともなる。

 相談室という名目だが実際に生徒のほうから何か相談があって使う例は少ない。もっぱら教師の側が生徒を呼び出し、生活態度や進路指導で注意を与えることに使われた。

 サクヤはテーブルの上で指を組み、窓を背にして呼び出した生徒が来るのを待った。背後からは昼休みで外に出てきた生徒たちの声が聞こえる。明るい生徒たちの様子は普段なら微笑ましいものなのに、今日は居心地の悪さを感じてしまう。椅子の上で軽く身じろぎした。

 尻の位置を直したと同時にドアがノックされる。

「どうぞ」

 入室の許可を与えると開いたドアから男子生徒が顔を覗かせた。

「座ってアユムくん」サクヤは手で向かいの椅子を勧める。

 アユムは無言で歩いてきて椅子に座った。

 彼の態度におどおどしたところは微塵もない。入室から着席まで堂々としたものだった。改めて至近距離で見ると彼の変貌ぶりを認めぬ訳にいかなかった。二ヶ月前の夜を境に変わったのはアユムもだ。

 もともと彼はサクヤが指導する剣道部員だった。高校最後の大会で一回戦負けを喫し、三年間で一度も勝てないまま二ヶ月前に部を引退した。サクヤを○す前日だ。

 剣道を始めてからで言えば、かれこれ十年のキャリアでアユムは一度も試合に勝ったことがない。彼の剣道人生は常に他者から打ちのめされることの繰り返しだった。

 サクヤは顧問としてアユムの問題が精神面にあると見ていた。心技体の技と体は、決して地方大会の一回戦で為す術なく敗れる水準にない。真面目で内気で人と争うことを苦手とする精神面の弱さが足を引っ張っていた。そんな子がどうして一対一で打ち合う剣道をと不思議に思ったが、竹刀を振る感触や道場に響く乾いた音が好きなのだと言う。

 何とか一度くらいは勝たせてあげたい。その思いでサクヤも指導したが精神面の問題というのは、言うほど簡単に克服できるものでない。彼に勝利を味わわせてあげられなかったことは、コーチとしてサクヤの心残りだった。

 そのアユムが変わったと最近もっぱらの噂だ。以前とは違う威風堂々とした佇まいが目につく。胸を張って周囲に己の存在を誇示しながら歩く姿は、前の彼を知ってる者の目には別人に映る。

 その理由をサクヤ以外は知らない。知られるわけにもいかない。年上の女を自分の肉体で翻弄し、善がり狂わせたことが男としての自信を与えたなど公言できない。

 内面の充実は外面の魅力にも繋がる。自分に自信がある人間は表情が溌剌として見る者に良い印象を残すのだ。アユムの場合も以前よりいい顔をするようになった。それに引き寄せられる女子もいるだろう。そのことが今回の呼び出しとも繋がる。

「さっそくで悪いけど昼休みも限られてるし本題に入るわね。最近アユムくんの生活態度で気になる噂があるの。あなたが、その、つまり……校内で女子生徒と行きすぎた行為に及んでるという噂ね。それで」

「しましたよ」

 なんと切り出そうかと頭を捻るサクヤ。彼女の迷いを嘲笑うかの如くアユムは噂を認めた。

「校内でセックスしてたって話ですよね。しましたよ。誰に見られたのかは知らないけど」

 それが何かとアユムは居直る。

「相手は誰なの」

「言ったら相手も呼び出すつもりですか」

「生徒指導ならそうなるわね」

「じゃあ言いません。自分の女くらい守らないと」

 自分の女、という言い方にサクヤは子宮を疼かせた。二ヶ月前ここに太い楔を打ち込みながら、何度も俺の女になれと誘惑したのに彼はもう別な女を作ったのか、あの夜を忘れられないのは私だけなのとサクヤは胸がざわついた。まさか嫉妬してる? あり得ないわ、教師が生徒を妬むなんて。彼におちんぽ挿れてもらえるからって、そんな……。

「――ていうのは半分冗談です。分からないんですよ。いろんな相手といろんな場所でしてるから。いつ見られたのか分からないと、そのときの相手が誰だったか」

「相手は一人じゃないの!」

「僕の性欲の強さは知ってるでしょ。一人で受け止められるのはサクヤ先生くらい体力あって、セックスにも慣れた大人の女じゃないと無理ですよ」

「ちょっと」自分たちの関係を匂わせるアユムの発言に慌て、サクヤは彼の背後にあるドアへ目をやった。相談室は校舎の人通りが少ない一角にある。偶然通りかかるケースは希だ。それでも絶対ではない。「迂闊なことは言わないでちょうだい」

「ここだけの話ですよ。普段は約束どおり真面目なアユムくんに戻ったし、サクヤ先生に付きまとったりしてないでしょ」

「真面目な生徒は校内で不純異性交遊しないわ」

「それはサクヤ先生も悪いんですよ。女の人の身体があんなに気持ちいいなんて僕に教えるから。サクヤ先生も僕の体で気持ちよくなりましたよね。あんなに何度も凄い、素敵、こんなの初めて、もっと気持ちよくしてって言ってくれたじゃないですか。キスだって自分から」

「やめて!」サクヤは机を叩いた。狭い相談室に鈍い音が響く。

「私が悪いの? 私が淫らな気分に負けてアユムくんとしたから変わってしまったの?」

「別に責めてる訳じゃないですよ。ただサクヤ先生の具合が良すぎるんです。僕のちんぽにハメられるために生まれてきたような穴だから」

 アユムの手が向かいから伸びてくる。机に叩きつけてジンジンするサクヤの手を優しく握った。手の平を裏返したり、ぶつけた部分を撫でたりしながら怪我がないか見てくれる。些細な皮膚と皮膚の接触がタシロとしたセックス以上に気持ちいい。ブラの中で乳首が勃ってピリピリする。

 私の体もうダメ。アユムくんに負けを認めてるのね。何をされても気持ちよくなるくらい隷属してしまってる。手を握られてるだけで荒くなってくる息を噛み殺した。

「あの気持ちよさをまた味わいたいと思ったって悪いことじゃないでしょ」

「だからって、何人もの女性を……ふぅっ、取っ替え引っ替えするなんて」

「仕方ないんですよ。誰を抱いてもサクヤ先生ほど気持ちよくないから」

 そんなの私もよと言いかけてサクヤは慌てた。アユムに抱かれてからムラムラするとセックスが我慢できない。オナニーでは鎮まってくれない。犯されたくて以前なら相手にしなかった男からの誘いにも身を委ねた。

 もう自分の体がアユムでしか満足できないなんて認めたくない。彼に言われた言葉が童貞の思い上がりだと証明したかった。タシロと寝たのもその一環だ。しかし、つまらない男たちに体を委ねてみて確信したことは、アユムとの運命的な相性の|好《よ》さだけだった。どの男も一時はイカせてくれる。だが快楽の波に身を任せて最後に残るのは虚しさ。アユムとならもっと気持ちよくなれたのに。

「僕のことばかり言ってますけどサクヤ先生はどうなんですか」

「私? 私がどうかしたの」

「タシロにヤラれたって噂ですよ。噂ったってあいつが陸部の男子に自慢して流させてるんですけど」

 犯した獲物を自慢するのは、ヤリチンのルーティンなのだろう。ただ相手が校内でも目を引く女だったから、生徒たちの間で急速に話が広まっているのだ。

「ヤッたわよ」サクヤはなんてことない風に言った。

「へぇ。ああいうのが好みなんだ」

「私もタシロ先生も成人した大人よ。自分たちの責任でする範囲ならとやかく言われる筋合いないわ」

「気持ちよくしてもらえた?」

「応える義務ないわね」

「僕のほうが気持ちよかったんだ」

「だから――」

「サクヤ先生も僕と同じなんだろ。あの夜と同じくらい好くなれる相手を探してる。だけど見つからない。お互い大変だね」アユムは掴んでいたサクヤの手を放し、立ち上がる。

「待ちなさい。まだ話は終わってないわ」

「今後はヤル場所を考えるよ。目立たないようにする。これでいいですよね」

「そもそも行為に及ぶことが校則違反なのよ」

「僕を退学にでもする?」そんなことできっこないだろと思ってる口ぶりだ。

「先生って今日は水泳部をコーチする日だよね。答えなくていいよ知ってるから。練習が終わってから二時間くらいしたらプールに戻って来てよ。誰にも気づかれずこっそりとね」

「なにをするつもり」

「別に。見せたいものがあるだけですよ」

 アユムが踵を返す。その背中にサクヤは声をかけた。

「待ちなさい」

 だが彼女の言葉はアユムの背中に弾かれる。彼は無言で相談室を出て行った。

 独りになった相談室でサクヤは彼に握られた手を胸元に持って行く。まだ彼の温もりが残っている気がした。心臓が落ち着かない。

 彼も自分とのセックスが忘れられず、他の女と比べていた。彼ほどの雄にそこまで満足してもらえたと思うと、サクヤの中の雌が悦んだ。いけないことだと知りながらもクロッチ部分にシミを作った。


夜のプールで…

 果たして自分は何を見せられてるのだろうか。目の前で繰り広げられる光景にサクヤは自問せずにはいられない。

 場所は学園のプール。アユムに指定されたとおり練習終わりからキッカリ一時間でサクヤは戻って来た。当然もう誰も残ってないはず。鍵も職員室の保管場所に掛けてあった。それなのにプールのドアは開いていた。

 鍵の閉め忘れか、はたまた何者かが侵入したか。後者の可能性を考慮してサクヤは忍び足でプールに入った。

 やがて聞こえてきたのは楽しげな声。

 誰か残ってるのかしら。それとも生徒が忍び込んで勝手にプールで遊んでる? どっちにしても褒められた行動でないのは確かね。

 アユムと二人でいるところを見られるのも都合が良くない。軽く注意して帰宅を促すかとサクヤはプールサイドに繋がるドアに手を掛ける。

「ふふふっ。アユムくんのおちんちん、今日もおっきぃ~。私とエッチなことしたくて大きくしてるんだよね。先っぽから出るヌルヌルの量も多い。……はぁ~、いいにおい」

 少女が口にした名前にサクヤの手は止まる。まさかと思いながら薄く開けたドアの隙間から中を覗いた。

 透明な天井から降り注ぐ月光。幻想的な舞台で役者を照らす照明のような光が、闇の中に二つの人影を描く。

 一人は黒髪で肩甲骨の辺りまで髪を伸ばした女子生徒。水泳部の部員でヤヨイという名前だ。一時間前までサクヤの指導を受ける部員たちの中に彼女の姿もあった。

 ぱっちりとした大きな目と柔和な雰囲気が印象的で、古式ゆかしき良妻の雰囲気を漂わせる。大人しそうな見た目とは裏腹に肉感的なボディの持ち主でもあった。競泳水着に潰された胸のサイズはサクヤにも引けを取らない。首から上は清楚な雰囲気なのに、下は男好きする肉体。そのギャップに校内でもファンが多い。主に邪な目を向ける対象として。

 そんなヤヨイはいま、アユムの股ぐらに自ら顔を突っ込んでいた。

 アユムはプールサイドに敷いたエアマットの上で仰向けになり、天に向かい真っ直ぐ伸びた男性器を競泳水着姿の少女に預けている。彼のほうは一糸まとわぬ姿。部活を引退してから運動不足なので悪いと思いつつ泳ぎに来ました、という言い訳は一切通用しない。完全無欠の全裸だ。

「おちんちんさん、いつもどおりするね」ヤヨイは同性のサクヤでもハッとする妖艶な笑みを浮かべ、競泳水着の肩紐を外す。

 大人しい生徒だと思っていたヤヨイが見せる思わぬ積極性にサクヤはすべてを悟った。

 あなたもなのね。彼女もアユムくんのおちんぽで彼の虜にされてしまったんだわ。校内でセックスしてる生徒の一人が彼女なんだわ。

 ヤヨイは近くに置いたボトルを手に取り、胸の谷間に粘液を擦り込む。青白い月光が反射して少女の大きな胸はテカテカ光った。

 横たわったアユムの脚の間に入り、彼女は「んしょっ」と自分の大きなおっぱいを持ち上げ、ビキビキと擬音が聞こえてきそうな肉棒を挟み込んだ。巨根と巨乳ががっぷり四つに組んだ大きさ比べは、辛うじて巨乳に軍配が上がる。柔らかな脂肪の塊が限界まで勃起した雄茎を呑み込んだ。

 ヤヨイはおっぱいを上下に動かし、乳肉に埋めた肉棒を摩擦する。持てる者のみが行えるド迫力のパイズリだった。

「んしょ、んぅ、ふにゅっ……♡ んしょ、んにゃっ……アユム、くん……気持ちいい? アユムくんのおちんちん、私の胸の中でどんどん硬くなってきてるよ♡」

 微笑みを浮かべたヤヨイは、肉棒を扱くペースを上げた。両手のひらで外側から中央へ胸を寄せる。柔らかな肉を押しつけてリズミカルにパイズリした。

「あっ、あっ……いいよっ、すごくいいよっ……ヤヨイ、気持ちいいよっ……うっ、ぁっ……」

 アユムが自分以外の女で感じている。少なからずショックを受ける自分にサクヤは気がついた。彼が自分との一件以来ヤリチン化し、校内で女子生徒を食べ散らかしてるとは本人から聞いていたが、実際に彼が自分以外の女で陶酔した顔を見せることに嫉妬の炎が灯る。

 私が一番だって言ったのに。私以外でも気持ちよさそうな顔してるじゃない。天井を向いて、顎を反らして、目なんか閉じてうっとりした表情かおして。そんなに若い子のおっぱいは気持ちいいの。私の胸だって大きさなら負けてないのに。

 ……私ったら何を考えてるのかしら。

 怒りと熱情に浮かされた数秒間が過ぎ去ると、途端にサクヤは一瞬前までの己を恥じた。

 自分で言ったことじゃないの。私たちは生徒と教師だから本来セックスしちゃいけない関係だって。生徒と生徒が不純異性交遊してることに教師の立場から怒ることはあっても、女子生徒に女として嫉妬するのはおかしいわ。

「ふぁあっ……はあっ、あぁ、んふぅ……アユムくんのおちんちん、まだ大きくなってきてる……今日も谷間から先っぽ出ちゃうのかな」

「出たら舐めてくれよ。いつもどおり」

「任せて」

 サクヤの嫉妬など知らない二人は楽しげにセックスに興じる。

 ヤヨイは前に落ちてきた髪を掻き上げ、耳に掛けると、おっぱいを左右交互に上下させて捻りを加えながら肉棒への圧力を高める。深い谷間の底で揉みくちゃにされながらアユムの肉棒は成長する。

「とうとう出てきちゃったね。亀さん脱出~~♡ ご褒美あげる。んむっ!」

 最大サイズまで勃起したアユムのちんぽはヤヨイの爆乳を持ってしても封じられなかった。谷間から、ぴょこっと顔を出した亀頭に少女は唇を寄せ咥える。

「んっ! んむっ! んむむむっ♡ ちゅ、んむっ! ちゅ、ちゅぅぅう、ちゅぱっ! あむっ! んちゅ、ちゅっ!」

 ヤヨイは溶けかけのアイスキャンディーでも舐めるように両頬を凹ませ、肉棒を口の中で粘膜に押しつけながら扱く。

「んぶっ! ぶっ! ぶぷぅっ♡ ぶぼっ! んぶっ、ん、んちゅっ! ぢゅる、ちゅぽ、ちゅっぽ、ちゅっぽ、んぽっ! ちゅぽんっ! ん、んふぅ……んふふふっ♡ アユムくんに教えてもらったおちんちんの咥え方、これで合ってるよね」

「ああ、ヤヨイのパイズリフェラ上手いぞ、ガチガチに勃起して敏感になってる亀頭を咥えられて射精に近づいた」

「よかった。もっと感じさせちゃうね」

 ヤヨイは咥えていた肉棒をいったん放し、舌をぺろっと出してアユムの亀頭を舐め回し始めた。舌の表も裏も全体を使い、ぐりんぐりんペニスの一番太い部分をくすぐった。

「んっ、んむぅ……ちゅ、れるっ、れるるっ……♡」

 昼間のヤヨイからは想像もできない、商売女もかくやといった舌技で男を悦ばせる。さらに彼女は自分の奉仕で男が悦んでくれてる姿に自らの楽しみを見出すタイプのようで、アユムが射精を我慢して歯の間から息を漏らす様を上目遣いで見ながら、幸せいっぱいの笑顔を向けた。

「あむっ♡ じゅずっ、んっぷっ♡ ぷぁっ♡ はぁ、はぁ……おちんちんの先っぽ、とっても熱くなってる……♡ そんなに気持ちいい? んちゅるるるっ♡ むぶっ、れろっ、じゅるるるるっ♡」

 鈴口から裏筋、カリ首の溝までヤヨイは舌先を尖らせほじる。根本を胸乳で擦られながら先端への舌先攻撃。さすがにアユムも追い詰められているようだ。エアマットから浮かせた腰が震え出す。

「れる、れるれる……ちゅ、んぅっ♡ ん、ふふっ♡ 射精していいよ。いつでも好きなときに出して。わたしのお口まんこはアユムくんの精液受け止めるためにあるんだって教えてくれたのは、他ならぬアユムくんじゃない。だから、ね……ん、くぽっ♡ くぽぽっ♡ れるれるっ♡ ん、ふぅっ♡」

「ふぁ、ぁっ……♡ す、すごく、気持ちぃ♡ ぁ、あっ、イくっ♡ イくっ、イくイくイくっっ♡」

 とうとう我慢できなくなってアユムはヤヨイの口の中に射精した。彼の射精の勢いを知ってるサクヤは、ヤヨイが喉でも詰まらせやしないかと心配したが、しっかり飲精まで仕込まれてるらしい。

「んふふっ♡ んぅ、んっ、んっ、んくっ、んんっ……」

 こんなに出しちゃって仕方ないな、そんなに私のお口が好かったのとでも言いたげに目を細め、慈愛の微笑みを浮かべてヤヨイは口の中に溜まった精液を飲み下す。んくんくと喉を鳴らして白濁液を胃に収めていった。

「ごちそうさまでした」ヤヨイは口を開けて中に何も残ってないことを示す。

「すっかりちんぽの扱いも慣れたもんだな。初めてのときは、なかなかこっち見てくれなかったのに」

「本当に男の人は、おちんちんをぶら下げてるんだと思ったら恥ずかしくて。でもキスしてる間ずっと触らせてもらっていたら、だいぶ慣れちゃった」

 自分が知らない二人だけの思い出を語り合うアユムとヤヨイ。それを傍から見てるしかできない自分の立ち位置にサクヤは狂おしいほど大きな感情が芽生え、胸を握り潰されそうだった。

 嫉妬に身を焦がすサクヤの前で二人は騎乗位で繋がり始める。ヤヨイが競泳水着の股部分をズラし、手で握ったアユムの巨根を自らの膣口に宛てがう。そのまま真っ直ぐ体を下ろして呑み込んだ。

「くっ………ああっ………ん、はあ………あっ♡」

 己の肉体が内側から満たされる幸福感に少女は陶酔する。背中を弓なりにしならせ、ゴツゴツした男根の形を楽しむ。膣洞がうねり狂い、アユムの形にフィットするまで待ってから、プールサイドに膝をついた騎乗位で腰を振り始めた。

「んっ、あっ、ああっ………あ、あああんっ♡ きもちいっ♡ アユムくんのが、あんっ、きもちいところ、こすれて♡  ああっきもちいい♡ おっきぃちんぽ、わたしのなかでうごいてる」

「そりゃヤヨイが動かしてるからね。僕は何もしてないのに勝手に好いところ当てまくってるんだろ。」

「そうだけど! んっ、んっ、んっ♡ ふあっ♡ あんっ♡ あ、ああっ……やあっ♡ あ、だめっ、そこっ♡ そこすきっ♡ もっとしてっ♡ おなかの奥のおく、ぐりぐりってしてっ♡ ああんっ♡ きもちいいのっ♡ きもちよくて頭ふわふわするの♡」 

 そりゃ気持ちいいでしょうね、アユムくんのちんぽは最高だもの。サクヤはヤヨイを羨みながら左手を胸元に持って行く。そしてシャツのボタンを緩めると、ヤヨイにも負けないサイズのおっぱいを自分で揉み始めた。二人の淫気に当てられビンビンに勃起した乳首を指で潰す。

 声が漏れそうになるのを必死で噛み殺した。

「やっ♡ あっ♡ あっ♡ ああっ♡ あ、やっ♡ そこっ♡ あ、やっ、だめ、だめっ♡ だめっ――♡ だめ、だめだめだめっ……ん、くっ♡ そこ、そこっ♡ く、うぅっ♡ そこ、だめっ♡」

 そんなに甘ったれた声を出してダメもなにもないでしょ!

 同じ女としてセックス中の「ダメ♡」が、もっとしての意味であることは理解してるが、この惨めったらしい状況に怒りが募った。本来であれば隠れてコソコソ行為に耽らなければならないのは、アユムとヤヨイのほうなのだ。教師の自分は堂々と乗り込んで行って彼らを指導する立場にある。

 それなのにいまのサクヤといったら薄暗い廊下に隠れ、ドアの隙間から男女の秘め事を覗く出歯亀行為に耽っている。あまつさえ生徒の淫行をおかずにオナニーするなど教師の風上にも置けない。

 私ったら最低だわ。アユムくんが他の女とセックスしてる姿に嫉妬して、彼女に自分の姿を重ねながら自慰する手が止まらないなんて。こんな浅ましい姿は誰にも見せられない。だからどうか、いまだけは誰も来ないで。お願いだから。せめて一度イッてスッキリするまで、このまま続けさせて。

 サクヤは左手で乳首を撫で転がしながら、反対側の手をミニ丈のスカートが捲れた下半身に這い寄らせる。すでに濡れている下着の上から女陰を押した。バレてはいけないのに、喘ぎ声を漏らしてはいけないのに、さらなる刺激を求めて手が止まらない。

「あふっ、んんっ、アユムくんのおちんちん、やっぱり凄いの! ねえ、気持ちいいっ!」

「あぁ。ヤヨイのおまんこは最高だよ。僕が知ってるおまんこの中でも上位の気持ちよさだ」

「嘘でも一番とは言ってくれないんだ。おだててくれたらもっと頑張れるかもよ」

「そんなこと言わなくたってヤヨイは頑張り屋さんだから必要ないだろ」

 アユムが頑なに一番という言葉を使わない。たったそれだけのことにサクヤは己の可能性を感じてしまう。ひょっとして私が一番というのは本当なのかしら。初めての女は特別って言うし。それに相談室で誰を抱いても私ほど気持ちよくないって……。

 サクヤは二ヶ月前の記憶を思い起こす。あのときアユムの触り方はどうだった。思い出せ。この手は自分の手ではなく、アユムの手だと思え。淫欲に耽る女教師はアユムに触られてる妄想で盛り上がる。

 胸乳が潰れ形が変わるまで握る。軽い痛みの奥に大きな快感が芽生えた。

「んっ、ふぅっ……んんっ♡ あ、あっ、あっ♡」

 押し殺してなお熱っぽい喘ぎ声とともに肢体をくねらせる。本気でイキたくなったサクヤは手をショーツの中に差し入れた。

「んんっ、んあっ、ふっ、ぅう、ふぅぅうん……ッ♡」

 ショーツの中で手をもぞもぞと動かす。指先が膣口に埋まり媚粘膜を捏ねた。くちゅ、ぷちゅっと控え目な音を立て、濡れた肉を擦る。二人に存在が露見しないよう静かなオナニーに徹しながら、女教師の体は否応なく昂ぶっていった。

「ふぁっ……あっ、あっ、はあっ♡ んふうっ♡ んんっ、あぁ、あううっ! 本当におちんちん、気持ちよすぎる……もっと速くしたほうがアユムくんは気持ちいい?」

「俺は何でも気持ちいいさ、ヤヨイのしてくれることならね。だからヤヨイは自分が気持ちよくなることを中心に考えろ」

「んっ、ふっ、あっ♡ 優しいね、アユムくん……んくぅっ、はふぅぅ……♡ みんなアユムくんは変わったって言うけど、根底にある優しさは変わってないよ」

 グラインドさせるだけだったヤヨイの動きが上下動へ切り替わる。たぷんたぷんと巨乳を揺らしながら、アユムの巨根の杭打ちピストンで何度も子宮頸部まで運んだ。少女の愛液で濡れた肉棒が見え隠れする。月光を反射すると使い込まれた刀のように光った。

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猪熊夜離 2022/05/28 19:32

【進捗】堕ちる女教師サクヤ~競泳水着でセフレ志願~

Skeb依頼。

『狙われた女教師サクヤ 子供だからと侮ってた相性良すぎる童貞デカチン生徒にイカされまくる』の続編です。

狙われた女教師サクヤ 子供だからと侮ってた相性良すぎる童貞デカチン生徒にイカされまくる - pixiv



原作:シャイニング・ブレイド

キャラ:サクヤ 女教師Ver.

シチュ:激しく抱かれて生徒にイカされまくった夜から二ヶ月。体は悦んでも心はギリギリのところで譲らなかったサクヤ。アユムとは約束どおり教師と生徒の関係に戻った。しかし過去のセックスがお遊びに思えるほどの快楽を植え付けられてしまった彼女の体は、ときおりムラムラしてどうしようもなくなってしまう。



 オナニーで収めることはできず、これまで相手にしてこなかった男の誘いにも応じるようになる。だが中途半端なセックスは、却ってアユムとの相性の良さを再確認するだけになってしまう。



 ある日、サクヤは水泳部の活動が終わったら、一時間ほど空けてプールに来てくれとアユムに誘われる。言われたとおり足を運ぶとプールサイドでアユムと水泳部一の巨乳ちゃんがセックスしていた。



 生徒同士の性行為。本来なら指導に入るべき場面で、サクヤは女子生徒に嫉妬しながら二人のセックスをおかずにオナニーし始めてしまう。

あとがき

ここまでで約2万4000文字。最終的に4万文字くらいでフィニッシュして、支援サイト向けのおまけつけて「読み放題プラン」にあげたい。

Skebは公開依頼で受けてるので、おまけ必要なければpixivやハメにも本番シーンまで無料公開しますわ~。

猪熊夜離 (@inokuma_yoga) | Skeb

【 ナイショの話 】プラン以上限定 支援額:100円

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猪熊夜離 2022/05/12 12:00

狙われた女教師サクヤ 子供だからと侮ってた相性良すぎる童貞デカチン生徒にイカされまくる

Skebより

[作品名] シャイニング・ブレイド

[キャラ] サクヤ 女教師ver

[シチュエーション]

生徒に告白をされ断るが、押し倒され、愛撫によって欲情させられ肉欲に負け一晩中セックスしてしまうが、心はギリギリ堕ちず、一夜の過ちと反省し、週明けの教壇にいつも通り立つ。しかし、目線は自然と自分を犯した生徒を追ってしまう。

竿役の生徒は特に悪いわけでもない普通の子。実はデカチンで絶倫。サクヤが本気で抵抗してこない=オーケーと見てエスカレートしていく。

サクヤは大人の女として相応の経験あり。だが最近はご無沙汰。本気で抵抗すれば竿役から逃げられるが、生徒を傷つけたくないと躊躇してる間に気持ちよくなってきて肉欲に負けてしまう。

モブ少年と美人顧問の出会い


「で? 部活は何にするか決めたの?」

 入学から間もない日の放課後、一緒に歩いていた友人が何気なく話題を振った。

 部活は強○ではない。だが大抵の生徒は何らかの部活に席を置いていた。部活動見学が始まってから一週間、そろそろ身の置き場を決める生徒が増えてきた。

「やりたいことが決まってるなら早いに越したことはないぞ」彼は迷う友人の尻を引っ叩くように言った。

 あまり遅く入るとすでに出来上がった人間関係へ途中参加することになる。引っ込み思案ではないが、極端なコミュ強でもないアユムにはつらい。

 やりたいことはある。高校でもそれを続けられればと思っていたが、一歩踏み出せない理由もあった。

「本当は剣道やりたいんだろ。だけど一向に上達しないから迷ってる」

 隠した本心を見透かされてアユムは立ち止まった。なぜ分かったと驚きが顔に出ていたのだろう。友人は、やれやれと首を振る。

「何年の付き合いだと思ってるんだ。お前の考えくらい顔を見れば分かるって」

「そんなに分かりやすいかな」顎に手をやる。筋肉の緊張や緩みを確認したが分からない。自分はポーカーフェイスのつもりなのだが。

「他人から見たほうが分かることもあるってことさ。それより剣道やりたいんだろ」

「……うん」

 剣道は子供のころから続けてきた。できるなら高校でも続けたかった。しかし、友人が言ったとおり、アユムの剣士としての腕はイマイチだった。

 高校ともなれば中学以上に練習は厳しいだろう。特にこの学校は近年成績を伸ばし、強豪校に数えられる。果たして自分がついていけるだろうか、すでに十分挫折を味わった剣道でこのうえ、まだ己の至らなさを味わう必要があるだろうか。

「好きならやればいいと思うけどね俺は」

 事もなげに言う友人を見る目が恨みがましいものになってしまう。

 僕だって本当はやりたいさ、だけど負けて悔しい思いをするのも僕なんだ、また三年間で一度も勝てなかったらどうしようと心配になったって当然だろ。

 直接的な反論は言葉にならず、心の中でだけ饒舌に返す。アユムは誰かと争ったり、意見の食い違いで揉めたりするのが得意ではない。他人と争うのは剣道の試合だけで十分だった。

 そんな気の弱いことだから一勝もできないのだと、また自分の殻に閉じこもって自己嫌悪しそうになる。

「結論どうなるかは置いといて、見るだけ見に行けば? 剣道部なら道場行けばやってるだろ」アユムのモヤモヤを払うかのように友人は明るく言う。「やっぱり高校は練習が厳しそうだな嫌だなと思うかもしれないし、それでも楽しそうだから剣道やりたいなと思うかもしれない。どっちにしても実物を見ずに頭の中だけで決めようとしてるから決められないんだろ」

 彼の言うことも一理ある気がした。剣道への未練を断つにしても、再び剣を握るにしても、何らかの後押しになるはずだ。

 アユムは友人に付き添われて道場に向かった。

 そこで運命的な出会いを果たす。

「ちゃんと姿勢を意識して。素振りの一回でも疎かにしないように」

「一! 二! 一! 二!」

 すでに練習は始まっていた。部員が勢揃いして顧問に向かって素振りをしている。掛け声に遅れず一糸乱れぬ動き。団体パフォーマンスを見せられてるかのような雰囲気だった。

「凄い迫力」剣道素人の友人にも伝わるものがあったようだ。

 そうだね、と相槌を打つのも忘れてアユムは見惚れた。部員たちの剣の動きにではない。彼らが相対する顧問の姿にだ。

 顧問は白い着物を来た女性だった。長い黒髪を頭の高い位置で一本に結い腰まで伸ばしている。釣り気味の目は意思の強さを感じさせるが、男勝りという感じではなく全体に女性らしい柔らかな輪郭をしていた。凛々しさと華やかさを併せ持った女剣士。

 女らしいと言えば、アユムは着物を持ち上げる彼女の胸の膨らみから目が離せない。剣道で引き締まったウエストや、ピンと伸びた背筋が余計にバストサイズの豊かさを強調している。スリーサイズは幾つだろう?

「おっぱい九十センチはありそうだな」

「そうだね……って、何を言わせるんだよ」思わず友人の言葉に乗ってからアユムは慌てる。

「恥じるな、恥じるな。男なら美人の巨乳に目を奪われるのは自然だ。それで? 剣道やるの? やらないの?」

 まあ結果は見れば分かるけどさと彼はアユムと顧問との間で視線を往復させた。

 我ながら動機が不順で単純だと思う。

 だけど彼女の姿から目が離せなくて、彼女にも自分の姿を視界に入れてもらいたくて、あんなに悩んでたのが嘘のようにアユムは剣道部への入部を決めた。

 友人には「スケベ心は男の活力だ。惚れた美人顧問のために強くなりたいも立派な動機だぞ」とからかわれた。

 それでもいいと思ったんだ。先生に振り向いてもらえるなら頑張れる。また剣道を続けるモチベーションが見つかった。

 それに臭い言い方だが、好きな女のために練習して強くなるのも、物語の主人公みたいで格好いいじゃないかと感じた。

 だからアユムは忘れてた。自分が物語の主人公なんかじゃなく平凡なモブなんだと。

誰もいない密室、美人女教師が押し倒された日

 サクヤは自分の見た目がいいことを知っている。そして世の中には教師に憧れる生徒が思いのほか多いことも、過去に幾人もの生徒から告白されたことで知っていた。

 十代の性欲が高まる時期に同年代の女子よりも成熟した女が傍にいるのだ。しかも相手は常識や道徳で言うなら想っていても絶対に想いが通じてはならない相手。日常の隣に開いた非日常の入り口に魅力を感じる男の子は後を絶たない。

 無論、だからといって教師側が生徒を受け入れてはならない。それが聖職者の職業倫理というものだ。

 どうしたものかしらねとサクヤは目の前に立つ少年を見上げた。場所は剣道部で使ってる道場の顧問室。彼女は職員室にあるのと同じキャスター付きの椅子に座っている。

 昨日まで大会だったので今日は部活を休みにしていた。しかし、とある生徒に放課後の道場で待っていて欲しいと呼び出された。彼の意を決した雰囲気にサクヤは見覚えがあった。

 その場で問い詰めたり、断ったりすることもできたが、敢えてサクヤは男子生徒の呼び出しに応じた。教師として生徒の悩みや切実な想いを受け止めることも大人の役割に思えたからだ。

 どれだけ想っても通らない気持ちもある、だけど想うこと自体は尊いものよ。

 それを身をもって伝えるのが自分の役目だとサクヤは考える。

「それで、話って何かしら」

 サクヤは椅子の上で長い脚を組み替えた。ストライプ柄のミニスカスーツから伸びた脚は、女子高生には出せない大人の色香を纏っている。脚が組み替えられる瞬間にチラッとでも中身が見えないだろうかと、男子生徒の視線が太ももと太ももの間に注がれた。

「あの、先生……」ドギマギしながら生徒が言う。

「ん?」サクヤは小首を傾げて発言の続きを促した。

 顔を真赤にしたり、緊張で青くなったりしながら、生徒は荒い息を吐く間に生唾の塊を飲み込んだ。小鼻を膨らませ大きく息を吸い、深く吐く。気持ちを落ち着けて言う。

「僕、サクヤ先生に憧れて剣道部に入りました。本当は試合で一勝でもしてからと思ってたんですけど、昨日の大会でも負けてしまって……もう僕にはチャンスがないから」

 男子生徒はサクヤが顧問を務める剣道部の部員だった。三年間がんばって練習した。ひたむきな努力の量なら部内でもなかなかのものだったろう。しかし、すべての努力が報われるとは限らない。残念ながら彼には剣士としての素質がなかった。高校生活では最後まで勝利に恵まれず終わった。

 彼に勝利の味を教えてあげられなかったことは、少なからずサクヤにも後悔が残った。その後ろめたさも彼の呼び出しに応じた理由だったかもしれない。

「僕、サクヤ先生のことが好きです。教師と生徒としてではなく、女の人として。一年生の時から。僕と付き合ってください」

 言った、言い切った、その達成感に彼の目は爛々と輝く。

 彼は自分のやるべきことを果たした達成感でいっぱいだろう。たとえ結果がどうあれ自分は思いの丈を伝えたというだけで満足できる。淡い青春の一ページに変わる。

 だがサクヤの仕事はここからだ。なんとかして彼の気持ちを傷つけず、綺麗な思い出のままこの恋を終わらせてあげねばならない。

 しっかりあなたの気持ちは受け止めた。そのうえで言うことよ。そう相手に伝わるくらい間を置いてから話す。

「アユムくん」サクヤが名前を呼ぶと彼の背筋がビクッとした。

「告白してくれてありがとう。普通に女の子を好きになるだけでも勇気が要ることなのに、まして先生相手なんてがんばったわね。だけどアユムくんの気持ちは受け入れられないわ、ごめんなさい」

 目に見えて彼は落胆する。肩なんて落ちすぎて地面にめり込みそうだ。

「それは教師と生徒だからですか」

「それもあるわね。それだけではなく、やっぱり大人が子供と付き合うのは問題もあるし。何より先生がアユムくんのことを生徒としか見られないの。男の人と思うには歳の差がありすぎるのよ」

「サクヤ先生まだ二十六歳じゃないですか! 僕は今年で十八です。探せば世の中には八歳差の夫婦くらい、たくさんいますよね」

 アユムは納得できないと食い下がってくる。意外だった。学校や部活で見かける彼は大人しくて、他人の言うことを否定したり言い争ったりするタイプではない。この告白もやんわり断ればすぐに引き下がると思っていたのに。

 それだけ本気ということかしら。十代の少年が向けてくる真っ直ぐな瞳に照れくささを覚えた。

「大人になってからの八歳差と、大人と子供の八歳差は違うのよ。アユムくんが私を大人の女の人として見てくれてるように、私から見たアユムくんは子供でしかないの」

 残酷な宣言だが結局のところそうなのだから仕方ない。

「そんなの納得できる訳ないじゃないですか」

「アユムくん」

 弱ったな、まさかここまで聞き分けのない子だったなんてとサクヤが当惑していると、アユムが舌鋒鋭く切り込んできた。

「だってサクヤ先生、あいつのことは特別扱いしてますよね。あいつを見るときのサクヤ先生の目、とても大人が子供を見る目じゃなかったですよ」

 アユムが名前を挙げたのは剣道部に所属する男子生徒だった。アユムとは違い部の中心選手で、昨日の大会でも優勝した。上のカテゴリーに進むのでまだ当分は引退せず部に残る。

 彼にただの生徒以上の感情を向け始めてることにサクヤも自覚があった。許されないことだと封印しようとしたが、気づけば目は彼のことを追っている。まさかアユムに気が付かれていたなんて。

 ……いや、サクヤのことを想っていた彼だからこそ、自分の狙ってる女が他の男に心奪われてることに気づけたのだろう。

「要はサクヤ先生に僕が子供じゃない、もう男なんだって姿を見せればいいんですよね。そしたら僕のことも男扱いしてくれますね」

「アユムくん、あなた何を考えてるの」

 答えは言葉ではなく行動で返ってきた。急に駆け出した彼に椅子ごと体当たりで倒されたのだ。

 脚を組んで座っていたサクヤは回避が遅れた。後頭部を打たないよう受け身を取るので精いっぱい。立ち上がろうとしたときにはアユムが彼女の腹部に馬乗りになっていた。

「男が女に自分たちの立場を教えると言ったらセックスしかないでしょ。サクヤ先生、僕ね経験がない代わりにたくさん勉強してきたんです、女の人を気持ちよくする方法とか、女の人はセックスで気持ちよくしてくれた男を好きになることとか」

「そんなの迷信よ、でたらめもいいところ、早く離れなさい」

 本気を出せばアユムを懲らしめることは簡単だ。しかし生徒を傷つけることに教師として躊躇いがあった。

 サクヤの思いやりはアユムに隙としか認識されなかったらしい。大人しくしてると彼の行動が大胆になる。

 アユムの手がサクヤのブラウスに掛かる。日ごろから胸元を大きく開け、胸の谷間や下着まで見せながら歩いている破廉恥な女教師の巨乳に熱い視線が注がれた。

 ぶちぶちぶちと音がしてボタンを引き千切られる。完全に胸が露出する事態にさすがのサクヤも慌てるが時すでに遅し。

 アユムの体が覆いかぶさってきて女教師を押さえつける。彼はサクヤの首筋に顔を埋め、胸鎖乳突筋に沿って舐め始めた。

「んぁ、やめ……んん! んっあっ……」

「意外にかわいい声出すんですね先生。おっぱいやおまんこならともかく、首なんか舐めて本当に気持ちいいのか疑問だったんですけど、悦んでもらえて嬉しいです」

 ぴちゃぴちゃと唾液音をさせながら彼はサクヤの首筋や耳の裏を舐める。耳たぶを唇で愛撫され、耳の軟骨に歯を立てられた。

 まるで恋人同士の甘いセックスでするようなネッキングをされ、二十六歳女教師の体が官能の熱に火照り始める。

「くっあっ、は、離しなさいッ! んんっ! こんなことしたって無駄よ。アユムくんが読んだ本になんて書いてあったか知らないけど、セックスで女が言いなりになるなんて男性に都合のいい物語よ」

「そうかもしれないですね。だけど少しでも可能性あるなら挑戦してみないと。先生も教えてくれたじゃないですか。可能性があるうちは諦めるなって」

「それは……ふっ、ぅぅ……剣道の……はっ、話でぇ……ひゃうんっ♡」

 やだ、この子、うまい。本当に初めてなの。私の気持ちいいとこ知ってるみたいに触ってくる。

 サクヤとて二十代も後半に入った大人の女。異性との経験はある。教師になってからは忙しくご無沙汰だが、過去に付き合った男たちの責めで自分の性感帯を把握していた。偶然であろうがアユムの責めは彼女の弱点を捉えていたのだ。

憧れの女教師を雌に変える

「あっ、そこ……っ♡ や……やだぁっ、だめ……♡」

 アユムは自分でも信じられなかった。憧れのサクヤ先生が自分なんかの愛撫で感じてくれている。本人は否定するけど、誰が聞いたって気持ちよくなってる女の子の声だ。

「サクヤ先生は耳が弱いんですね。もう女の子の声が出ちゃってる」

「そんっ、な声……出しぃてぇ♡ なっあぁぁっ♡ いいいぃ♡」

「一生懸命否定しちゃってかわいいな。こうやって耳の穴を舌でズボズボされると、色っぽく体をくねらせるのは、感じてくれてるからですよね」

 行為が始まるまでアユムにとってサクヤは憧れの女教師で崇拝に近い感情があった。しかし、いざ始まると自分の童貞臭い愛撫で手もなく喘ぎ、腕の中で体を震わせる。精神的には立場が逆転していた。

 教師と生徒、大人と子供ではない。雌をかわいがる雄と、雄にかわいがられて悦ぶ雌だけがいた。

「教師が嘘ついていいんですか? それにしてもサクヤ先生の体、敏感すぎませんか? 欲求不満だったんですね。もっと早く触ってあげれば良かったな」

「調子に乗るのはやめなさい。こんなの、なんともないわ」

「そういう凛々しいサクヤ先生が好きです。もっと、もっと鳴かせたくなる」

 アユムの手が胸に伸びる。髪留めと同じ紫色のブラと乳房の間に指を滑り込ませた。

「こ、これぇ……♡ はぁ♡ んっ♡ ふぁぁ♡ 胸まで触るのはやりすぎよ」

 部活動見学で目を奪われたサクヤの巨乳が手の中にある。一目惚れしてから二年。やっと彼女を手に入れられる瞬間が近づいてきた興奮と感動にアユムは打ち震えた。

「すごい……これが夢にまで見た、サクヤ先生の生おっぱい……サクヤせんせ……いや、サクヤ、いまからこれを僕の物にするからね。サクヤの体を隅々まで僕だけの物にする」

 ネッキングで年上美女を感じさせたことがアユムに男としての自信を与えていた。好ましい変化ではなく、増長と呼ばれる類いの方向に。

 恋人や夫になる男だけが触れられるはずの場所。誰彼に許すものではない場所を触れてる優越感は最高の気分だ。

 ドス黒い欲望のままにアユムは突き進んだ。弾力性のあるボールを揉むように指を食い込ませる。指先がめり込むくらい力を入れては、ふっと脱力してみちみちに詰まった肉が押し返してくる感触を楽しむ。

 興奮した男の力で揉まれたバストは手の中でひしゃげるのだが、柔らかいだけでなく張りもあるのですぐに元の形へ戻る。

「ふっ、あぁっ、はんっ、いぃっ、ぁあ」

 これ以上は生徒にレ○プされて声を漏らすまいと唇を噛むサクヤだが、手の動きに合わせて鼻に掛かった桃色吐息が出ることまでは止められない。

 こんな状況でも教師として、女としての対面を保とうとする彼女の意地に、アユムの嗜虐性は刺激される。

 単調に揉むだけでなく乳房全体をマッサージするように動かしたり、下から掬って持ち上げたり、指を立ててブラシのように表面を擦ったりした。下着の上から触れるか触れないかのタッチで乳房を擦られる肉ブラシが特に気に入ったようで、もどかしい快楽に顔を真赤にしながら身悶えた。

「大きいだけじゃなく、感じやすいなんて、男の理想を叶えるエロおっぱいだよ」

「ぁふ、あっ、く……そういう下品な言葉を使うのはやめなさい……あ、ぅん、ふぅ……わざと悪ぶってるならいまのうちよ。いまならまだ許してあげる」

「僕におっぱい揉まれて感じてる分際で偉そうなこと言うのやめたほうがいいよ。気持ちいいんでしょ。ほら、もっと本気出しちゃうよ」

「あふぁ……や、やめ……っ、ひぅ、あぅう……」

「やめるわけないだろ。ここまでしてしまったんだ。いまさら……最後まで行くしかないんだよ」

 アユムは馬乗りになった状態で体を起こし、両手で乳房を鷲掴みにする。手のひらで乳首を転がしながら、いままでよりさらに激しくおっぱいを揉んだ。

「だ、だめよ、こんなことしたら。自分の欲望と戦いなさい。剣道で鍛えた精神力はどうしたの。私たちは教師と生徒なのよ」

「剣道で鍛えた精神力? あぁ確かに毎日、毎日こんなデカパイ眼の前で揺らされたら、忍耐力はついたよ。それも我慢の限界だけどね」

 アユムは左手で乳房を掴んだまま、右手を背後に回してサクヤのスカートの中に差し入れる。不意打ちで対応が間に合わなかった彼女の間隙を縫い、手を下着のクロッチ部分に這わせた。

 初めて触れた女性のおまんこに内心で感動しながら、女教師の姫割れを指先でグニグニと揉む。

「や、やめ……っ、あっ、ああぁっ! そ、そこはぁ……っ、そこ、さわっちゃっ、んんっ」

「そこなんてボカした言い方じゃなんのことか分からないね」アユムは惚けた言い方でおまんこマッサージを続ける。「ここに男のちんぽを挿れるんだよね。よく解しておかないと」

 淫らな接触でサクヤの乳首はコリコリに固く尖った。充血して敏感になった肉豆を摘むと彼女の体が暴れる。振り落とされないようバランスを取りながら右手で、割れ目の上端にある突起を探した。

「ほら、ここ、こうやって。ここを、こうで、くりくりーって」

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