活動内容について

大阪人です。お笑い要素のある音声を書くことが多いです。
①純文学、異世界ファンタジー、官能ラノベの長編小説を執筆中。
②【9/12締切】第3回「G’sこえけん」音声化短編コンテスト執筆中。
→もう1つのサークル「ぶぼぶぼ本舗

書いてる人

・主な活動:音声作品(企画・台本・翻訳)、小説連載、個人レーベル運営
・生きがい:読書、ASMR、うちの犬猫ウサギ
・筋トレ歴7年:BIG3トータル550~580kg。

2024年以降(制作中)

ドスケベ悪役令嬢vs正ヒロインお姫様との媚び媚びx溺愛ラブハメ政略結婚

・イラスト:カットさん
・CV:みもりあいのさん、浅木式さん。
王の⾎筋を引くあなたと媚び媚び⼦作り政略結婚し、次期⼥王の座を狙っている悪役令嬢&ラブハメ結婚したがっている正ヒロインお姫様に溺愛される⾳声です。

むちむち健康エロボディで誘惑してくるドスケベ筋トレ女子たちに媚び声孕ませ性指導を懇願される

・イラスト:oekakizukiさん 
・CV:みもりあいのさん、藍沢夏癒さん。
フィットネスジムのパーソナルトレーナーとして働いていたある日…現役JKの筋トレ女子たちにダイエットの指導を頼まれました。
「決してそういう目で見てはいけない…。
あくまでも仕事だからな…。
優しく丁寧な指導で、結果にコミットするだけだ…」
 そう自分に言い聞かせ、さっそく彼女たちにトレーニングを指導することになりましたが…。
 トレーニング初日から、むっちむちのエロボディを誇示するかのように、「ゆさっゆさっ…♡」と上下左右に揺さぶり、チ○ポに媚びるように誘惑してきます。
 上目遣いでこちらを「じーっ♡」と見つめながら、媚び声でドスケベ筋肉淫語を囁かれ、過激でエロすぎるデカチ○ポ性指導をおねだりされます。

ガチ恋オタサーハーレム~オタサーの姫しかいないJDサークルで、エロゲみたいに抜いてもらえる夢のようなハーレムを築いた件~

・イラスト:oekakizukiさん
大学生らしく真面目に勉強したり、彼女たちと青春オタトークしたり、講義中にナイショで抜いてもらったり、みんなとハーレムえちえちしたり、全員でエロゲを作りながら色んな体位を試したり、優しくて笑えるオタク青春性活!

変態バレ!~クラスメイトたちが隠し持っている異常性癖を僕だけが知っている~

・イラスト:oekakizukiさん
現役AV女優のドスケベクール生徒会長、普段は清楚を装っているコスプレオナニー配信者.....学園TOP2の美貌を誇る女子たち。
ある日、偶然にも彼女たちの異常性癖をインターネットで知ってしまいます。

JK教団~おち〇ぽ様を崇拝しているドスケベJKたちの教祖になって彼女たちの異常性欲を満たす日々を送る~

学校生活という日常と、セックス教団という非日常を交えつつ、性を貪ることで満たされない日常の飢餓感から逸脱しようとする謎のJKたちの相手をすることになります。
(日常シーンは小説のみ、音声ではエロシーンのみです)

1.おち○ぽ様を信仰しているドスケベ優等生に宗教勧誘されました

「というわけで、並木くん。あなたのために作った新興宗教に入信、もっと言えば教祖になってほしいのです」
 
僕が帰宅したと同時に、隣席のクラスメイトであり、優等生でもある高崎紅音さんが玄関に押しかけてきた。
 
いつものように透き通った黒髪をなびかせ、甘い蜜のような香りを漂わせている。
 
もちろん、それはエモい告白などではなく、宗教の勧誘だった。
 
「…..絶対に後悔はさせませんよ?」
 
……明らかに危険な匂いがしたので、無言で扉を閉めようとすると、彼女がブレザーを脱ぎながら、そっと唇を開いた。
 
「まずは体験入信としておちんぽ様を拝借し、性儀式を行ってみるのはいかがでしょう?
 正式な加入はその後でも問題ないですし」
 
"え、おちん......ぽ?"
 
清純派である彼女の口から突如発せられる卑猥な言葉に、思わずゴクリと唾を呑んだ。
 
「んふふ、いけませんね。 おちんぽ様が燻っているのを感じますよ?」
 
再び“おちんぽ”という淫語を耳にした瞬間、僕の意志とは無関係に、風船のようにペニスが膨らんでいった。
 
僕は必死にズボンを両手で覆い隠そうとしたが、もう遅かった。
 
そして、彼女が緩やかに微笑んだ。
 
「だめですよ。 雌の卑語を耳にしたくらいで、興奮してはいけません…..。 教団に加入すれば、もっといやらしい言葉を耳にするのですから……」
 
彼女はそっと僕のカラダに密着し、熱い吐息を耳の中に流し込みながら、とろけるように甘い嬌声を流し込んでくる。
 
ああ、鼓膜が温かくて、まるで湯船に浸かっているみたいに心地よくて......。
 
胸が当たって、ぐにゃっと潰れてる感触がして、なんだこれ......。
 
それにこの蜂蜜みたいな香りはシャンプーか、それとも彼女のカラダが発する匂いなのか......。
 
しかも高崎さんが僕のことを、発情した子猫みたいな甘ったるい視線で見つめてくる......。
 
ああ、こんなの、勃起が止まるわけがない。
 
一体なんなんだこれは......。
 
「ふふ、おちんぽ様にも声が聞こえているようですね。可愛らしく反応なさっております」
 
五感の全てを撫で回してくる魅惑に抗えず、海綿体にドクドク血流が促進されていくのを感じる。
 
「んふふ、嫌らしい言葉といえば、例えばそうですね。 おまんこ……とか」
 
ーーービクビクッッ!!
 
その言葉を耳にした瞬間、何か危険な呪文を唱えられたかのように全身が痙攣し、僕は雌のように甲高い声で絶頂に達しかけた。
 
気づいた頃にはペニスが鋼のように硬化しており、普段のそれよりも遥かに肥大している。
 
今まで経験したことがないほどの勃起に、痛みと快楽が共存する。
 
まるでペニスが大きくなる魔法でも唱えられたかのようだった。
 
「これはこれは、おちんぽ様の怒りを買ってしまったようですね……。 雄を挑発する、下劣ではしたない雌には、罰を与えなければいけません…..。 溜まりきったおちんぽ様の聖なる体液でこの身を清め、おちんぽ様の憤怒を沈めなければいけませんね…..」
 
今、高値の花である高崎紅音が“おちんぽ”などという淫らな魔法を連呼している。
 
その言葉を聞くたびに、僕のペニスはギシギシと血管が隆起し、脈打ってしまう。
 
「…..言葉の魔力ってすごいですね。 そんなにいやらしいかったでしょうか。 おまんこ、おまんこ、ちんぽちんぽちんぽ」
 
まるで壊れたレコードのように耳元から淫語を流し込まれ、鼓膜から脳髄に甘い疼きが反響する。
 
おまんこやおちんぽという単語に脳が侵食され、その疼きが下半身の奥底へとジクジク流れ込んでいく。
 
あまりに馬鹿げた言動にふと平静を取り戻し、既に洗脳されているのではないかという疑念を抱いたが、もうそんなことはどうでも良くなっていた。
 
今はただ、これからどうなろうと、クラスメイトの蠱惑に身を委ねたかった。
 
「ほら、じーっと見てないで、触ってもいいんですよ?」
 
媚びるような視線をこちらに向けられ、右手をギュッと掴まれた。
 
布越しの柔肌から感じる、豊満でむちっとした膨らみに向かって、手の表面がむにいっと沈み込んでいく。
 
「んふふ……もし入信されたら、これからどんな欲望も叶えてあげますよ? もちろん、人には言えないような邪悪でドス黒い願望まで……ぜーんぶ満たしてあげます」
 
尋常ではない様子にゾッとしながらも、彼女はブラウスのボタンを外し、ピンク色のブラジャーをはだけさせている。
 
そして腰を斜めに傾けながら、ミロのヴィーナスのような姿勢で両脇を広げ、上裸になった。
 
あまりのエロさに、思わず息を呑み込んでしまった。
 
「んふふ、おちんぽ様に見合った大きさでしょうか。 それとも、この胸でも隠しきれないほど逞しいモノを持っているのだとしたら……想像しただけで果ててしまいそうです」
 
胸を揺さぶりながら、はちきれんばかりの豊乳の隙間に僕の手を当てがい、むにゅうっと挟み込んでくる。
 
「ふふ、生のおっぱい、揉んでみたいですか? 猿みたいにサカっている男子たちの視線を浴びながら、すくすく育ったメロンのようなおっぱいですよ」
 
僕は発情した猿のようにあっさりと誘惑に負け、狂ったように、たゆんとしたホルスタインのような爆乳を無我夢中で揉みしだいた。
 
彼女はわざとらしい嬌声を上げながら、ズボン越しにそそり立つペニスを煽ってくる。
 
そのまま無我夢中で揉み続けていると、少量だが確かに、母乳が溢れ出した。
 
「……もちろん妊娠はしておりませんので、ご安心を。 おちんぽ様にこの身を捧げるため、私は処女であり続けてきました。 恐らくはおちんぽ様の神託によって、たった今母乳が出るようになったのだと思われます」
 
母乳が出るなんて、おかしい。
 
僕はふと、彼女の処女性を疑ってしまい、脳内で男たちの影をチラつかせてしまう。
 
学内でもあれほど人気のある彼女だったら、当然スペックの高いイケメン彼氏くらい余裕でいるだろうと、現実では分かっていたのにそれを受け止めきれずにいる。
 
そんな猜疑心でモヤモヤしながら、思わず股間がビクビク反応してしまう。
 
見た目も学業もスポーツも、全て平均くらいの凡人が強者男性に先んじられるなど当然であったはずなのに、その現実を認めることができず、劣等感でペニスが跳ねた。
 
ひょっとして、僕はマゾなのだろうか。
 
「ふふ……もしかして彼氏がいるとか、既に姦通済みだとか、よからぬ疑念を抱かれておりますか?」
 
高崎さんがこちらの心理を読み取ったように言う。
 
僕の劣等感にまみれた矮小で屈折した思考など、頭脳明晰で察しの良い高崎さんにとっては手に取るくらい分かりやすく、浅まさしいものなのだろう。
 
そんな拗らせた人間の心理を見透かして、あえて僕の劣等感を煽るために、自身を処女であると嘘の強調をしたかのように思えた。
 
恐らく、それによって僕のこじれきった独占欲を煽り、より強く支配するために。
 
そしてあわよくば、謎の宗教に勧誘するために。
 
「……本当に非処女だったら、性儀式の際に判明してしまいますよ? 
 私がおちんぽ様に嘘をつくなど、そんな冒涜を○すわけがありません」
 
疑いの表情をしている僕に、彼女は毅然とした口調でそう言った。
 
処女であるかどうか以前に、彼女と交わることを前提に話が進んでいるという事実に、もはや僕の頭は追いついていない。
 
いずれにせよ、逃げたくても逃げられない。
 
僕はまるで、蜘蛛の巣にかかった餌だ。
 
彼女に見入ってしまった時点で、もう逃げ道は塞がれていた。
 
毒々しい死の匂いがムンムン漂う、魔性の媚態に魅了され、もはや抗えない。
 
「……もちろん、おちんぽ様も純潔であられますよね?」
 
僕は無言で頷いた。
 
いつも前髪はボサボサで、コミュ障で、勉強も運動も中途半端な奴がモテるはずはないと、自分でも分かっており、当然僕は童貞だ。
 
それなのに、なぜか高崎さんは、そんな僕のペニスを受け入れようとしているのだ。
 
一体どんな動機があって僕を誘引してきたのか、理由らしきものを探るように豊乳を揉みしだく。
 
「んっっ、あっっ、いいですよ。お上手です」
 
"上手......ですか?"
 
いきなり“上手”と言われ、思わず頬の筋肉が緩んだ。
 
その甘言が何度も耳の中で復元され、男であることの全てを肯定されたかのような気分になる。
 
僕は異性に対して強いコンプレックスを抱いていた。
 
異性がエロ過ぎて、しかも見下されていると思い込んでいて、まともに話しかけられないほど自意識を拗らせていた。
 
そんな僕が高崎さんの全身から湧き出る母性のようなものに触れたことで、今まで体表に浮かんでいたドス黒い膿が放出されていくようなカタルシスを覚えてしまう。
 
「あ、すごっっ、おちんぽ様が喜ばれております…..。 んっっ、素晴らしいですっっ」
 
わざとらしい喘ぎ声に煽られながら、僕の手つきがだんだん変化していく。
 
まるでもう1人の自分に操作されているかのように、好き勝手に動いている。
 
彼女をもっと気持ち良くさせるには、もっと認めてもらうにはどうすればいいのか、必死に考えながら乳首をぎゅっと摘んだり、乳首を爪で優しく弾いたり、引っ掻いたり、緩急をつけながら乳房を揉みしだく。
 
「あんっっ、出ちゃうっっ、ごめんなさいっっ…..」
 
高崎さんは全身をビクッと痙攣させながら軽く絶頂し、乳首から10mlくらいの母乳を噴射してしまう。
 
白くて温かいホットミルクのような液体が僕の顔に何度も飛び散り、唇までこぼれ落ち、つい飲み込んでしまった。
 
これが......高崎さんのママの味。
 
クラスメイトの母乳を飲んだという事実に興奮が止まらず、ズボンが張り裂けそうなほどペニスが脈打ってしまう。
 
そんな苦しそうな僕の股間を見つめながら、そっとチャックを下ろし、膝を付いた。
 
そしてパンツ越しに匂いを嗅ぎはじめる。
 
「んっすうん…..すんすん…..っはあ。 これがおちんぽ様の匂いなのですね」
 
むせ返るような匂いを恍惚とした表情で受け止めながら、ベタベタと顔をパンツに擦り付け、自らマーキングされているかのように振る舞う。
 
しばらく匂いを嗅ぎ終えて満足すると、彼女は勢いよくパンツを引きずり下ろした。
 
パンツから弾け飛ぶような、パチンっという衣擦れとともに、フル勃起したペニスが飛び出した。
 
今にも破裂しそうなほどの勢いで硬化している。
 
「……ああ、おちんぽ様。 ようやくジックリと拝見できますね」
 
目の前にいる一匹の雌に種付けをしたがっているのか、まるで生き物のようにギシギシ蠢き、僕自身も見たことがないほど躍動感のあるペニスになっている。
 
彼女はそのペニスの形状を指でなぞり、そっと撫で回す。
 
人差しと親指で3cmくらいの間隔を取り、その指を上下に交互させながら、僕のペニスを睾丸の底から、恥骨に埋まった根本の部分から、いやらしい手つきで測っている。
 
「ああ、これが偉大なる御方。おちんぽ様なのですね」
 
彼女はそう言って立ち上がり、スカートとパンツを同時に脱ぎ散らかし、一糸さえ纏わない破廉恥な姿を曝け出した。
 
その女体美は、いまにも爆発しそうなほどの凄まじさだった。
 
男性とは違う、肩幅の小ささ、胸郭の突起、骨盤の奥行き、下半身に埋もれていく鼠径部のシャープな線、そこから必然的に生じる全体的な丸みのシルエット。
 
そして肌全体に浴びている乳白色の光沢が、なによりも彼女の瑞々しさを象徴していた。
 
僕は芸術作品を鑑賞するかのように、その裸体をじっと凝視しながら、上着を脱ぎ散らかした。
 
「ああ、お互い人間として最も汚れのない、あるべき純粋な姿になっております。 けれどまだ、捨てられるはず。 今度は心の鎧を脱ぎ去って、全ての罪悪や羞恥を乗り越えて、もっと自由に、奔放になりましょう?」
 
意味深なことを言いながら、母が赤子を見守るかのような微笑ましい表情で、僕のペニスをじっと眺めている。
 
普段ではありえない痴女のような視線に興奮が抑えきれず、もはやその肢体を貪る以外には何も考えられなくなる。
 
「……心臓の高鳴りを感じます。緊張されてますか?」
 
そっと人差し指を僕の心臓に当てがいながら、彼女は靴を脱いだ。
 
そして、もたれかかるような勢いで僕のカラダに抱き着いてきた。
 
「ほら、ベッドまで連れて行って?  お願いします。おちんぽ様」
 
僕は我慢しきれず、彼女の右手をそっと握り、軽く引っ張った。
 
向かう先はあまりにも明白だった。
 
「はい、さっそくおちんぽ様におまんこの洗礼を授けましょう」
 
クラスメイトが卑語を連発している複雑怪奇な状況に我慢できず、僕はさっそく彼女をベッドまで引き連れ、そのまま背中に手を添えながら押し倒した。
 
「んふふ、それで良いのです。 おちんぽ様は自らの欲望に忠実であるべきなのです」
 
でも、待てよ。
 
僕は流されるがままにペニスを挿入しようとするが、ふと冷静になって立ち止まる。
 
こんなことをしても本当に良いのだろうか。
 
財閥のお嬢様であり、クラス全員から畏怖されるほどの美貌を誇る、選ばれた側の存在である高崎紅音。
 
そんな彼女とは縁もゆかりもないほどの凡人である僕。
 
そんな不釣り合いな状況を全く理解できずにいる。
 
そもそも、ペニスのことを神か何かのように崇め奉ってくる女子なんて、アダルトビデオやアニメのような虚構の世界にしか存在せず、そんな都合の良い女性が実在するわけがない。
 
しかもほぼ初対面みたいなもので、まともに会話を交わしたことさえない異性に突然誘惑されるなんて、常識的に考えればあり得ない。
 
「んふふ、これはもちろん夢ではなく、れっきとした現実です」
 
彼女はいきなり両股を開き、膝裏に手を置いて無防備な状態になる。
 
僕の脳内でアラームが鳴ったかのように、心臓がドクドク脈打つ。
 
「ほら、きちんと見てください? 余計な思考を排して、今ここにいる私をきちんと見つめるのです」
 
ぷっくりと膨らんだ下半身の隆起を見た瞬間、僕の中でビキビキとリミッターが外れる音がした。
 
ただ流されるがままに高崎さんの柔肌に体重を預け、身を委ねていく。
 
そして、どこに入れるべきなのか迷いながら、挿入を試みる。
 
「ふふ、大丈夫ですよ。 ここにおちんぽ様を挿入することで洗礼は完了し、罪が祓われるのです」
 
高崎さんが僕のペニスをぎゅっと握りながら、その位置を調整する。
 
そして、焦らすようにツンツンと豆のような突起に当てがい、軽い喘ぎを漏らす。
 
彼女の陰核が硬くなり、透明な蜜が少しだけ漏れ出した。
 
そのことに恥じらいを感じたのだろうか、彼女は顔を赤らめ、求めるようにこちらを見つめてくる。
 
普段の高崎さんからは想像もつかない破廉恥な姿に劣情を催してしまい、僕の息がどんどん荒くなる。
 
「んふふ、おちんぽ様も準備できたようですし、性懺悔を始めましょうか」
 
彼女はそう言って、僕のペニスを両手で優しく支えながら、小陰唇に擦り付ける。
 
僕は生殖本能に抗えず、そのまま勢いで挿入してしまう。
 
ヌルヌルした生温かい感触とともに、甲高い喘ぎが聞こえた。
 
そして、処女膜のようなものを貫通した感触をペニス越しに感じる。
 
彼女は一瞬痛みを感じたのか、膣内がビクッと痙攣した。
 
ただし膜が薄かったおかげだろうか、出血はしなかったようだ。
 
「ああ、ようやくおちんぽ様と1つに……」
 
これからどう動けばいいのだろう、どうすれば上手に思われるだろう、どうすれば女性は気持ち良くなるのだろう。
 
そんなことを考えながら再びウジウジしていると、僕の頭をいきなり両手で抱きかかえてきた。
 
「……ねえ、言って?」
 
高崎さんが鼓膜に熱い息を吹きかけながら、曖昧な問いかけをしてきた。
 
どう返せばいいのか分からず、謎の緊張感が込み上げてくる。
 
「全部言っていいから。 隠された欲望を全部吐き出してしまうの。 抑圧されたもの、全部私にぶつけて。 私の裸を見てどう思った? エロい? 孕ませたい? 犯したい? 性奴○にしたい? 一生孕ませるだけの袋にさせたい? ここは私達だけの空間。 人前で言うのが憚られるような、恥ずかしくて言えなかった本音。 全部私にぶつけて。 ほら、私の体を見てどう思うの。 私のおまんこは? んふふ……いいんだよ。 包み隠さずに全部、本能の赴くままに好き放題して? 2人っきりの空間で、思う存分まぐわいましょう?」
 
頭がおかしくなりそうだった。
 
高崎さんはいきなり口調を和らげ、まるで恋人のように振る舞う。
 
気がつくと僕はサカリのついた猿みたいに必死に腰を振っていた。
 
彼女の肉壺はねっとり濡れていて、ほのかに甘酸っぱい香りが漂って、肉襞がふわふわと絡みついて、僕の抱えこんできた不安を優しく包み込んでくれるかのようだった。
 
「ふふ、いいよ。その調子で続けて。 モラルなんか無視して、サカリあうことしか能の無いケダモノに成り下がっちゃうんです」
 
そう言って、僕の唇の隙間を縫うようにグリグリと音を立てながら、舌を捻じ込んできた。
 
そのまま貪るようにベロを這わせて、口内を舐め回してくる。
 
しばらくそうしていると、接着剤をベッタリ塗りたくるかのように、唾液を流し込んできた。
 
僕はまるで、蜘蛛の糸を巻き付けられ、グルグル絡め取られている惨めな餌食だった。
 
もうここから逃げられない。
 
苦味と甘味が混在しているそれを飲み込むたびに、股間の芯の部分まで硬化していくように感じた。
 
「並木くんも、だえひ、だひて?」
 
彼女の蕩けるような視線を浴びながら、こちらからも唾液を流し込んだ。
 
高崎さんはそれを飲みこむたびに、ジクジクと子宮を収縮させ、痙攣させている。
 
その子宮の疼きを、ヴァギナの奥底から訴えかけてくる悦楽の恍惚を、リズミカルで美しい脈動を、ペニス越しに感じる。
 
そして、彼女の瞳を覗き込みながら、感じていることを確かめ合うかのように、わざとらしく唾液を絡め合った。
 
僕と高崎さんはケダモノのように、全体をぶつけ合って1つになっている。
 
まるで神聖な何かと一体化したかのような、この神秘的な感覚は、なんだろう。
 
高崎さんは昂ぶってきたのか、舌をゆっくり転がしながら、舐めしゃぶるような擬音をわざとらしく立てている。
 
まるで飴玉をじっくり味わうかのような舌触りに、腰が砕けるかのような快感を覚えた。
 
「んふふ、いいよ。そのままベロ吸って?」
 
言われるがまま彼女のベロを咥え込み、おしゃぶりのように吸い付くと、とろけるような甘い蜜の味がした。
 
脳髄がドロドロ溶けていくかのように気持ち良い。
 
下半身の奥底からやってくる強烈な甘い痺れが止まらない。
 
グラスからこぼれ落ちるくらい一気に流し込まれて、凄まじく気持ち良い。
 
ああ、白目を剥きそうだ。
 
これは絶対にハマっちゃダメだ。
 
麻薬のような快楽だ。
 
絶対、廃人になる。
 
そのまま舌を吸い続けていると、急激な射精感が込み上げてくる。
 
思わず腰の動きを止めて、グッと射精を我慢しようとするが、そのまま膣内で射精してしまう。
 
駄目だった。
 
僕は早漏だったらしい。
 
彼女がリードしてくれたのに、あまりにも情けない。
 
「ああっっ、果ててしまったのですね。 ふふ、もちろん大丈夫ですよ」
 
腰をガクガクと振るわせ、小刻みな射精を数十回ほど繰り返した後、バタッと力が抜けてしまい、高崎さんのカラダに倒れ込んでしまう。
 
高崎さんはそんな僕の軟弱な体を抱きかかえる。
 
その間も、相変わらず動物のように情けなく腰をふり続け、男としての自己存在を初めて受け入れられた余韻に浸る。
 
そして、膣内に溜まった精液をペニスで掻き回しながら、高崎さんの体内をマーキングする。
 
これで僕が教祖なのだと、彼女に認めさせるために、執拗にペニスを擦り付ける。
 
もうこれは僕のものだと、僕だけのおまんこなのだと強く主張するために、無心で擦り続ける。
 
そしてさらに、乳房に激しく吸い付き、改めて母乳が出ることを確かめた。
 
妊娠していないにも関わらず、母乳が噴射される奇跡を目の当たりにし、僕は自分のことを本当に神なのではないかと思いそうになる。
 
高崎さんは相変わらず、僕の全てを受け止めてくれる天使のように、穏やかに微笑みながら、ぎゅうっと抱きしめてくれる。
 
母親が我が子にそうするように、柔肌で全身を優しく包み込みながら、背中をあやすように撫でさすってくる。
 
「ふふ、おちんぽ様も教祖様も、可愛らしいです」
 
女神だ。彼女こそ現人神だ。
 
高崎紅音という女性を崇拝するかのように、気がつくと僕は両手で祈りながら、呆然とその女体を見つめていた。
 
そしてしばらくすると、恍惚とした表情で口を開いた。
 
「…….ああ、これで私は祓われました。 この身に聖なる白濁を注がれ、性の懺悔をこの身に浴び、“向こう側”を垣間見ることができました」
 
高崎さんがペニスをそっと引き抜くと、精液が漏れ出てきた。
 
彼女はそばにあったティッシュを取り出し、自身の秘部と、僕のペニスを拭き取っている。
 
その間、僕はふと冷静になり、彼女を妊娠させてしまったらどう責任を取れば良いのだろうと、懸念を抱く。
 
そんな不安を煽るかのように、彼女の秘部から生々しく精液の残滓がシーツにこぼれ落ちる。
 
しばらくの間、お互い余韻に浸っていると、高崎さんが再び口を開いた。
 
「安心して下さい。ピルはちゃんと飲んでおりますので」
 
彼女はそう言って、僕が抱いていた懸念に回答する。
 
そして、わざとらしく咳払いした。
 
「では改めて、正式に入信なさる、ということで本当によろしいのでしょうか」
 
高崎さんは決意を確かめるように問う。
 
僕は睾丸に溜まりきった煩悩を吐き出したことで、もはや虚無状態に陥っている。
 
今の僕にはまともな判断力はなく、物事の善悪を吟味する余裕さえない。
 
残っているのは動物的な自我のみだった。
意識がぼんやりして、まともに考えられない。
 
僕は思考停止のまま無言で頷いた。
 
「それでは、偉大なるおちんぽ様を我々の神と認定し、正式にセックス教団を立ち上げましょう。
 
私は教団の信者として、今後おちんぽ様におまんこ供物を捧げなければなりません。
 
明日からはたくさんの女を侍らせ、おちんぽ様の聖なる白濁をその身に浴びせることで、穢れを祓い、新たな信者になって頂きましょう。
 
既にクラスの者達とは相談済みでして、皆一様に口を合わせて、おちんぽ様の洗礼を受けたいと申しております。
 
ふふ、教祖様のおちんぽ様に興味を持っている女性はたくさんいるのですよ。
 
ちなみに、この教団は社会にあだなす存在でもなければ、信者たちを洗脳して搾取するような悪徳教団でもありません。 
 
ただ、性を通してこの世の真理に到達する。
それだけが目的なのですから��
 
…….さて、今日はもう夜遅いですし、本日はこれにて失礼いたします」
 
何を言っているのかは分かるはずなのに、その意味が全く頭に入ってこない。
 
彼女の意味不明な話を聞き終えると、いつの間にか日が暮れていたことに気づく。
 
「あと、こちらの書類にも目を通しておいて頂けますか」
 
帰り際に謎の本を残し、彼女はそのまま去っていった。
 
僕は中身をペラペラと捲りながら、適当に読み流していく。
 
ぼーっとして、全く頭に入らない。
 
多分、30分ほど経過しただろうか。
 
ついさっき起こったことを反芻する。
 
あれは何だったんだろう。
 
まともに会話を交わしたことすらない高崎さんが一体何故、地味で冴えない自分なんかと性交渉をしたのだろう。
 
あれだけ射精したというのに、さっきまでの感触を思い出してしまい、思わずオナニーしてしまう。
 
あんな異常なことが起こったというのに、無心でペニスを扱き続けてしまう。
 
僕は性的快感を覚えてしまった猿のように、ほどよい強度で、適度なテンポで扱き続ける。
 
そしてほどなくして射精し、極薄の精液がティッシュに飛び散る。
 
最後に、鼓膜にこびりついた卑猥な言葉の連鎖を思い出しながら、何度も空っぽの射精を続け、ついには腰を痙攣させるだけになった。
 
そして僕は突然の疲労感に見舞われ、グッタリと倒れ込んでしまった。
 
自分でも驚くほどに射精を繰り返し、その反動として突如襲いかかってきた倦怠感。
 
まるでフルマラソンを完走した直後のように全身が言うことを聞かない。
 
気がつくと目の前が真っ暗になり、死に対する恐怖心がブワっと湧き出してきた。
 
それは小さな死とでも言うべきものだった。
 
2.文学女子:秋風文香
インターホンが鳴り、目が覚めた。
 
最近はセックスの疲労からか、夕方になるとつい仮眠を取ってしまう。
 
「あ、並木くん、おはようございます」
 
ベッドから起き上がると、すでに誰かが目の前で座っていた。
 
そういえば鍵をかけ忘れていたな。
 
多分、僕が応答しないままだったから、心配して入ってきてくれたのだろうか。
 
僕はぼやけた視界を振り払って、目を強く見開いた。
 
今日の相手は........まさかの秋風文香だった。
 
穏やかで優しそうな印象の垂れ目、柔らかそうな三つ編みのツインテ―ル、足が隠れるほどのロングスカートとセーターを着ている。
 
僕と同じく図書委員をやっているので、もちろん存在は知っていた。
 
彼女は教室にいる時も、食堂にいる時も、図書館の窓辺にいる時も、とにかく読書している姿を目撃する。
 
性行為そのものに一切興味のなさそうな、理知的で、清純の衣を纏った文学少女だ。
 
そんな秋風さんがなぜ、わざわざ教団に入って、僕みたいな俗物とセックスしたがっているのだろう。
 
確かに秋風さんのことは以前から気になっており、図書館に足を運ぶたびに、いつも目で追ってしまっていた。
 
一体どんな本を読んでいるのか、彼女の内面世界はどのようになっているのか、気になっていた。
 
僕は秋風さんの本を読む姿そのものに、ある種の神秘性を感じていた。
 
それは異性としてタイプだからなのか、学内で熱心に本を読んでいる人間が自分以外には秋風さんくらいしかいないから興味を持ったのか、分からない。
 
恐らくは両方だろう。
 
彼女は放課後の図書委員をやっている時、いつもカウンターか窓辺で、孤独に本を読んでいる。
 
横髪をたくしあげ、目を見開きながら、知的好奇心の赴くままに読書をしている。
 
そんな読書世界に没入している彼女の姿に自分を重ね合わせ、どこか惹かれていた。
 
“それに、秋風さんはなんであそこまで本を読むんだろう?”
 
そんな疑問が自然と口から漏れ出した。
 
まともに異性と会話のできない僕が、結果的にだが先に話しかけてしまったことに、自分でも驚いてしまった。
 
「…….そうですね。 私も並木くんと同じように、生きる意味を探求しているのかもしれません。 いえ、厳密には生きることの純粋な喜びのようなもの。 それをずっと探し求めてきました」
 
“僕と同じように…...?”
 
なぜ僕が生きる意味を求めて読書していると断定したのか分からず、首を傾げる。
 
「ふふ、並木くんの顔を見ていたら分かりますよ。だってわたし、ずっと並木くんを見ていましたから。それはまるでストーカーのように、いつも並木くんのことを観察していました」
 
"え......僕のことを......?"
 
あまりにも衝撃的な発言に、心臓が止まりそうになった。
 
自分も秋風さんをストーカーのように、遠巻きから観察していたからだ。
 
もしかすると、僕が彼女を見ていたことにも気づいていたのだろうか。
 
ただ、彼女がこちらを見ていたことには全く気付かなかった。
 
「ふふ、相思相愛、ということではないでしょうか。 ほとんど会話を交わしたことさえないのに、同じ空間でよく顔を合わせるというだけで、仕草だけで互いのことを知り尽くしている。 もしくは知ったつもりになっている。 ふふ、お互い読書好きの根暗同士だから、自然と惹かれ合うのかもしれませんね」
 
嘘だろ、あの秋風さんが、僕に好意を抱いているだなんて......。
 
視線が合うたびに死んだ魚のような目をしていたから、てっきり見下されていると思っていたのに......。
 
「ふふ、そんなにオドオドしなくても大丈夫ですよ。そんなところも可愛いですけど」
 
秋風さんはこちらに向かって、いきなり四つん這いの体勢になり、僕は食い入るようにその景色を眺めてしまう。
 
ベッドの枕元で座っていた僕を押し倒し、下腹部にまで太ももを這わせ、自らの意志で騎乗してきた。
 
股を開きながら、こちらに身を乗り出し、耳元までねっとり這い寄ってくる。
 
でもなんでこんな、あの秋風さんまで、いとも容易くセックスしようとしているんだ?
 
僕は相変わらず女性不信の面があり、異性と接触するたびに何か裏があるのではと、つい疑念を抱いてしまう。
 
だって、こんな都合の良いことが立て続けに、現実で起こるはずがない。
 
彼女は本心から自分のことが好きでセックスしようとしているのだろうか。
 
いや、そんなはずはない。
 
もっと別の、何かに違いない。
 
考えても答えは出ないけれど。
 
「…….今の状況を理性で捉えようとせず、お互い今だけは、欲望に忠実な動物になりましょう?」
 
そんな疑いを払拭するかのように、彼女は熱い吐息を漏らしながら、雄としての自分を求めてきた。
 
普段の彼女からは想像もつかないような矯声を漏らし、熱い息を吹きかけてくる。
 
そして再び僕の下腹部に乗っかり、湿った唇でセーターを咥えながら上目遣いでたくしあげると、純白色のブラジャーを露出させた。
 
".......すごく、大きいです。"
 
一体どこに、こんなメロンのように巨大な乳房を隠し持っていたのだろう。
 
秋風さんは恥じらいを感じているのか、唇をぎゅっと引き締めているように見える。
 
「ふふ、どうですか?私の胸、世間の基準では意外と大きいそうですけど、確かめてみますか?」
 
そう言って、彼女は背中を曲げながら、僕の胸元に上半身の膨らみを近づけた。
 
ムワッとした女性特有の甘くて清楚な香りが漂ってくる。
 
布で覆われていたはずの谷間を覗くと、たわわに実った美しい桃源郷があった。
 
僕はつい鼻息を荒げながら、差し出された膨らみをブラジャー越しに揉み込んだ。
 
物静かな彼女には似つかないほどの豊乳、そして肉感的な柔肌だった。
 
「ふふ、くすぐったくて、温かいです。並木くんの吐息」
 
僕はグッと力を入れながら、ゆったりと揉み込んでいく。
 
すると、秋風さんが吐息混じりで、ほんのりと喘ぎ始めた。
 
"これは、すごいよ.....。秋風さん。"
 
「ふふ、どうすごいのでしょう。男の子目線で、教えてほしいです」
 
まず、シリコンのように肌触りが良くて、僕の指を押し返すほどの弾力性まである。
 
すごく固さも柔らかさもあって、いつもは華奢に見える秋風さんのおっぱいがこんなにエロかったなんて......。
 
僕は思ったことを全て口に出した。
 
「客体として評価されるのはなんだか照れますね。でも並木くんがそう言ってくれて、嬉しい」
 
ああ、彼女はとっても優しい。
 
なんでこんなに優しいんだろう。
 
僕はまた理由を探るように、全体を揉みしだいていく。
 
「えっとその。105.......くらいだそうです」
 
"ひゃっっ、ひゃくっっ、ごっっ......。"
 
唐突なバストサイズの申告に、僕の股間が飛び跳ねた。
 
恥じらいながらそんなこと言われたら、駄目に決まってる。
 
「ふふ、どんどん大きくなってる。喜んでくれたようで嬉しいです」
 
ただ大きさを数字として説明されただけなのに、秋風さんの口から発せられる吐露はどこか奥行きがあって、とても官能的だった。
 
「ん……じっと見られているとソワソワするのですが、それと同時に、なんだか嬉しいです。 ああ、それになんでしょう。 この、下半身の奥がジクジクと疼いてくるような感覚……。 すごく焦ったいです」
 
秋風さんは息を荒げながら、顔を紅潮させている。
 
僕が胸をぎゅっと揉み込むたびに、ビクっと上半身を振るわせたりしている。
 
さっきよりも恥じらいを感じているのだろうか。
 
「ああ、もう我慢できません」
 
彼女は首にかかったセーターを脱ぎ、ブラジャーを取り外し、さらにスカートを脱ぎ捨てた。
 
鼠径部を包み込んでいるパンティーは白色だった。
 
普段の彼女は服に着られているというか、もっと華奢な印象だったが、制服を脱いだ姿はエロスの化身だった。
 
他の誰よりもバストサイズが大きく見えるし、ウエストも引き締まっている。
 
羞恥を感じながらも素肌を曝け出しその女体は、まるで爆発を予感させるような、凄まじく妖艶な体つきをしていた。
 
肋骨や骨盤から押し出されるような、グイッと立体的に広がっていくような、ウエストや腰回りの丸みを帯びた女体に、僕は釘付けになってしまう。
 
「あっ、そんな見られたら、恥ずかしいです……。 それに並木くんの目、とってもいやらしいです……」
 
彼女のカラダを視姦していると、知的でクールな秋風さんの皮膚に汗がほとばしり、光に照らされて質感を浴びる。
 
いつもはおとしやかで、読書に耽っている彼女の裸は艶やかで、破廉恥な姿にさえ知性を感じる。
 
「んっっ、それでは失礼致します」
 
気品を感じる滑らかな手つきで、僕の太ももから胸板に沿って全身を撫で回したり、首筋から耳元にかけて、人差し指が這うように蠢く。
 
僕はひたすら受け身のまま、ビクビクと全身を震わせながら、彼女の前戯に魅入ってしまう。
 
彼女の行為は、全て小説で読んだ官能表現をベースにしているのだろうか。
 
羞恥心や罪悪感をほのめかすような上目遣い、艶かしく紅潮した肌、指が奏でる繊細な手つき、その全てに特有の生々しさを感じる。
 
見よう見まねというか、どこかぎこちなさがあるにも関わらず、ありとあらゆるセックスを本当に経験したことがあるかのように上手だった。
 
そんな初心な彼女が自分のことを喜ばせようと奮闘している姿に、背徳感が湧き出る。
 
「ふふ、並木くんのおちんちん、さっきから出たそうにしてる。 とっても可愛いです」
 
ああ、急にそんな、はしたない言葉を言われたら、また勃起するに決まってるじゃないか。
 
秋風さんの唐突な"おちんちん"発言に、また僕のペニスが飛び跳ねてしまった。
 
「ああ、もう我慢できません。ほら、おちんぽ、見せて下さい?」
 
秋風さんはしばらく愛撫を続けた後、流れるようにチャックを下ろし、僕のパンツを優しく引きずり下ろす。
 
ブルンっと引っ張られるような感触がしたかと思うと、柔らかく勃起したペニスが飛び出た。
 
「今この瞬間だけは、お互い動物になっちゃうんです。本能に忠実な、汚れの無い神聖な獣になっちゃうんです」
 
小枝のように細長い指をペニスに絡めながら、その形状を確かめるように撫で回される。
 
「ふふ、緊張されていますか?……ふふ、大丈夫ですよ。難しい本を読んでいる時のように、深く考えちゃダメなんです。今はもっと、楽しいことに浸りましょう」
 
そう言って、ペニスの根本から先端まで一指し指でなぞりながら、厚みや長さを確認してくる。
 
「男根を扱く際に、理性や知性など必要でしょうか。 ふふ、どう考えても必要ないですよね。 殿方が気持ち良くペニスを扱くのに、ロジックなど全くもって不要です。 むしろ、ありのままに快楽を享受することの妨げになります」
 
彼女はいきなり哲学的なトピックを持ち出し、僕を知的に誘惑する。
 
それと同時に先端の部分を指全体で優しく摘んだり離したりして、ペニスを弄ぶ。
 
「人間は歪んだ欲望を抱いているにも関わらず、理性の中ではそれを否定している。 そういった自己矛盾によって感情は抑圧され続け、やがては人生が苦しみに満ちていく。 だからこそ、抑圧された邪念を解放しなければならないのです」
 
魅惑的かつ思慮に富んだ彼女の話に耳を傾けていると、不意打ちのように性的刺激に襲われる。
 
「……1匹の雄が1匹の雌に誘惑され、動物のような繁殖行為に耽る。 それは動物として、生き物として自然な行為だとは思いませんか?」
 
とても焦ったい感触なのに、だんだんと刺激が強まり、血流が促進される。
 
海綿体がガチガチに凝り固まっていくのを感じる。
 
「ふふ、どうですか。 こうやってじわじわと責められるのは。 これはフェザータッチと言って、掠めるように触れながら、じっくりと快楽を溜め込んでいく手法です。 弱い性感をカラダに覚え込ませ、それを少しずつ高めることで、女性のように深い快楽を味わえるのだとか」
 
もはや会話の内容ではなく、どうしても快楽に注意が向いてしまう。
 
その比重は3:7くらいで、既に理性は蕩けそうになっている。
 
脳内のリソースが本能的なサカリに埋め尽くされ、もはや冷静に物事を考える余裕がない。
 
「ほら、もっと自然体で、自由に、思うがままに、好き放題おちんぽ様をシコシコして下さい。 私の下劣で無様な姿を見届けながら、もっとして、もっと」
 
秋風さんはスイッチが入ったかのように、恍惚とした表情で言う。
 
両手を頭に抱えながら、腰を左右に揺らしている。
 
読書をしている時とは真逆の、下品なポーズだった。
 
それは流れる川のように綺麗な所作で、思わず見惚れてしまう。
 
そして気がつくと、僕はペニスを扱いていた。
 
「ほら、おちんぽ様、頑張って。 おちんちん頑張って。 ちんぽ頑張って」
 
おちんぽという言葉をねっとりなぞるかのように、彼女は何度も口をすぼめ、その度に唇が卑猥な形になって動く。
 
性欲を煽りに煽ってくる彼女の下品な誘惑に抗えず、僕は自らのペニスを激しく扱き始める。
 
わざとらしく、彼女に摩擦音が聞こえるようにシュッシュッという音を立てながら、彼女の期待に応える。
 
自ら気持ちよくなることで彼女を興奮させようと試みる。
 
「あっ、あんっっ、ああっっ……。 いいですよ、その調子です。 あんっっ、上手です。 シコシコするの上手っっ、おちんちんで気持ち良くなるの上手っっ。 いいのっっ……気持ちいのっっ……しこしこしこしこ」
 
秋風さんがガニ股の状態で両手に頭を置き、はしたなく淫語を連呼している。
 
「ほら、淫らな妄想をしながら、身勝手に扱いて。 欲望の赴くままに、全てを解放して下さい。 並木くんのはしたない姿を見ていると、わたしも気持ち良くなれますから……」
 
僕の扱くペースに合わせながら、彼女は自らの秘部をペニスの根元に擦りつけたり、クリトリスを指で摩擦する。
 
そして、相互に淫部を見せ合いながら、獣のように激しい自慰行為に浸る。
 
グチュグチュ、シュッシュという音が交互に鳴り止まず、まるで何かの協奏曲のようだった。
 
僕がぴゅくっとカウパーを垂らすと、彼女はぷしゃっと蜜を垂らす。
 
「あっっいくかも。 ねえ、並木くんもいきそ? いいよっっ、このまま挿れちゃうから、いって」
 
そう言って、彼女は紐柄パンティーの糸をなめらかに引き、ペニスを両手で掴みながら、自らの秘部に浸透させていく。
「ほら、いっぱい出して。 おちんちんから気持ちいの出して。 あったかくて白い、神聖な液体で、私の汚れを浄化して? あんっっ、だめっっ、私もそろそろいきそっっ、あっっ」
 
とろけるように甘い鳴き声を発しながら、腰骨がピッタリくっつくほどにカラダを密着させた。
 
「あんっっ…….すごっっ…..いぐっっ……。 おおっっ…….おおおおんっっ……」
 
膨らみきった鈴口が子宮口にぶつかり、彼女は獣のような喘ぎをもらす。
 
清純な文学少女とは正反対の、鼻息を荒げながら舌を突き出してよがり狂う雌の顔。
 
そんな雌の顔をした秋風さんはゴリラのようにはしたなく喘ぎ、その重低音が天井まで響き渡る。
 
腹の底から絞り出した、ドスの効いた低音の喘ぎ声が僕の下腹部を刺激し、ペニスの芯を鋼鉄のように固くさせた。
 
「んっはあ……おおっっ…..。奥まで当たって……だめですっっ……変な声が漏れちゃいますっっ……。あっっ…..おほおっっ……」
 
お互いに紅潮した顔を見つめ合い、腰を激しくぶつけ合う。
 
僕のペニスがビクビクと脈打ち、腰が痙攣し始める。
 
絶頂が近いことを悟ったのか、秋風さんは口内にいきなり舌を這わせてきた。
 
唇の隙間を縫うかのように、ぐりぐりと舌を捻じ込み、決して離さない。
 
まるで軟体生物のように柔らかくてヌメヌメとした感触に犯され、睾丸から尿道へ精液が一気に込み上げてくる。
 
そして、彼女が喉奥まで舌を絡めながら、膣を締め付ける。
 
鈴口が子宮口に密着したまま、激しくキスをするようにグリグリと左右に擦り付ける。
 
そのあまりに強烈な刺激に耐えきれず、僕は湯水のように精液を漏らす。
 
尿道が詰まりきった精液で圧迫され、管ごと扱かれるような快感に、思わず声が出てしまった。
 
ほぼ同時のタイミングで、彼女も恍惚とした表情で絶頂を迎えた。
 
骨盤がガクガク震わせ、子宮が痙攣する。
 
僕のペニスをまるごと包み込んで、離さない。
 
「あっっ、出てる。温かいのが出てます。 んっっ、すごい。 おちんぽ様から精液が溢れ出て、一向に勢いが止まりません。 ああ、だんだん穢れが祓われていくのを感じます」
 
肉壺がぎゅうっとペニスを締め付け、肉襞が痙攣するたびに精液を搾り尽くされる。
 
絶頂を迎えたことで、ふと冷静になってしまったのか、僕たちは恥じらいを隠すかのように、お互い目を逸らした。
 
気まずい沈黙がしばらく続いた後、彼女が再び口を開く。
 
「理性を放棄し、己の欲望のみに従い、堕落してしまえば、つまり獣に成り下がってしまえば、人間としての尊厳を失うことになります。 人間は自分を律し続けなければ獣になってまうのです。 しかしながら、人間には本能を解き放つ瞬間も必要なのです。 カラダの中に眠っている暴力性や、心の底から根付いている死への恐怖、そして儀式や祭りなどで奔放に振る舞いたくなる性衝動。 人間が根源的に恐れていて、汚いと感じていて、見ないように蓋をしているもの。 そういった不安や恐怖を乗り越え、獣としての本性を曝け出し、鬱積したものを発露することで、逆説的に人間らしさを取り戻す。 そして神聖なものと一体化し、この世界によって抑圧され、孤独に生きている自己と本来の汚れのない自己を調和させ、人間としての疎外感から解放される。 そのための手段の1つが、性儀式、つまり神聖で無条件な交わりなのだと思います」
 
秋風さんは僕を抱きかかえながら、何か抽象的なことを語り続けている。
 
「理性だけで自分を律し続けることは不可能です。 そうしようとすればするほど、思考の渦や負の感情に呑まれ、がんじがらめになってしまいます。 だからこそ、一時の解放が必要です。 ただ、その一時のために、しばらく禁欲を続ける必要があります。 禁止が大きくなればなるほど、抑圧が昂れば昂るほど、その罪悪や恥辱を超えた先にある神秘的な感覚が研ぎ澄まされ、聖なる恍惚の感情は爆発的になる。 だから、性儀式は毎日のようにしては意味がないのです。 .......なんて、重苦しい話はここまでにしましょうか」
 
それよりも……と言いながら、僕の背中に抱き着いて耳元まで寄ってきた。
 
「そのことはさておき…..その…..。 こんな突拍子もないきっかけですが、並木くんと繋がれて、嬉しかったです」
 
彼女はなんとなく、本心でそう言っているように思えた。
 
“僕も嬉しかった”と言おうとしたが、喉が詰まったかのように声が出てこない。
 
普段からまともに女の子と話したことがないために、時折吃ってしまう。
 
僕は相変わらず、そっと頷く。
 
「ふふ、良いのですよ。 無理に言葉にせずとも、並木くんは表情や仕草だけでも、意図が伝わってきますから」
 
僕はただ、仰向けのまま頷き続ける。
 
秋風さんはティッシュで僕のペニスを拭き、
自分の陰部をさっと拭き取る。
 
そして脱ぎ散らかした服を着る。
 
「並木くん、いえ、教祖様。 これからもよろしくお願いします」
 
彼女はそう言ってベッドから立ち上がり、軽く微笑んで会釈しながら、どこかに去っていった。

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