ttl 2012/12/11 21:00

咀嚼の属性

続きです。

で、その慶子ちゃんには意外な属性が備わっていました。
なんか「汚いコトが好き」なのです。
汚いといっても服が汚れてるとか顔や髪が手入れされていないとか、そういう事ではありません。
むしろ服装は派手でも地味でもなく程よい感じに清潔で、身だしなみにも気を使っていたように思えます。
ではどういう事かというと…
給食時間に例えば肉じゃがが出たとします。
スプーンで掬い口に入れ、モグモグします。
で、ttlの腕なんかをツンツンして自分の方を向かせます。
目を合わせるとニッと笑い「んあぁ~」と口を開けて「中」を見せるのです。
くちゃぐちゃに噛み潰して唾液と混ざり合ったソレを。
もう歯と舌が唾の糸j引いてスゴイ事になってます。
ttlは「うぇ」となり目を逸らすのですが、何故か数秒の間その口の中を凝視していました。
今思えばフェチの芽のようなものが心に発芽していたのかもしれません。
そうやってttlが嫌がる様を見て満足していたようで、実に嬉しそうに食事を再開する慶子ちゃん。
何度もしつこくやる事はなく、日を置いて忘れた頃に仕掛けてくるので、よく引っかかりました。
至近距離で不意打ち食らった時には吐く息のニオイまで感じられ、ちょっとだけ下半身が疼いて、えらく動揺した覚えがあります。
あのときの「んヵはあぁぁ~」という吐息の音(声)、口を開ける瞬間の「にちゃっ」という湿った音、そして彼女の口内で糸を引く食べ物の残骸。今も思い出します。
顔に息を吐き掛けられて固まるttlを見つめながら口内物を舌で転がして見せ、さらにクチャクチャと噛み潰した上でゴクリと飲み込んで見せました。
麻世ちゃんに続いて、ここでもフェチ属性を仕込まれたのは恐らく間違いないでしょう。
小学生の幼稚なイタズラか、幼い頃から魔性が潜んでいたのかは分かりませんが、ttlはそれから暫く慶子ちゃんんに何かと構われる事になります。

この子とはさすがに麻世ちゃんの時ほど体によるストレートな行為はありませんでした。
咀嚼を見せ付ける行為以外は、雨上がりの泥の中を歩くのが好きだったりと割と普通の子供の嗜好の範囲に収まっていたと思います。
ただ普段の男子に対しても有無を言わさぬ態度によって自然と女子グループのまとめ役となり、何故かttlがその中に組み入れられるという迷惑な事態がたびたび起こりました。
下校時の時は気まぐれで家まで送らされたり(ttlの家をかなり通り過ぎた先に慶子ちゃんの家があります)、女の子集団の遊びの中に引っ張り込まれたり、「会社ごっこ」でヒラとしてこき使われたりと、命令され慣れてしまいました。
断れないttlも大概ですが、この小学生時代までの体験を通じて「Mで臭いフェチ」というキャラが確定したのだと信じています。

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