【小説】大人しくて地味な女の子と付き合ってみたら、とんでもない淫乱マゾの変態だった
概要
エロ小説ということでこちらでも掲載。
男主人公 学園/高校生 現代 アナルセックス スパンキング 和姦/純愛 ドM女 甘々イチャラブ アナルプラグ ハードプレイ
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大人しくて地味な女の子と付き合ってみたら、とんでもない淫乱マゾの変態だった
『いつものところで、まっています』
そんなメッセージが届き、俺はスマホを見ながらため息をついた。
――またか。
そう思いながら、椅子から立ち上がる。
「どうした、律也(りつや)?」
「わりぃ、ちょっと用事あったの思い出した」
放課後の教室。スマホゲーで友人たちと遊んでいたところを、唐突に俺は切り上げる。
その不自然さに、クラスの仲間たちはからかうような声をかけてきた。
「あー。またカノジョか? 薄情なやつだなぁ、お前は」
「うっせーな」
「帰れかえれ、この惚気野郎ー」
散々な言われようだが、それも仕方ないかもしれない。こうして友人よりも“彼女”を優先することは、ここのところ頻繁にあった。言い返せないのがじつに悔しいところである。
俺は「じゃーな」と手を振って、帰り支度を一瞬で済ませて教室を出ていった。
そして早足で、移動を開始する。
昇降口から外に出て、向かうのは校門のほう――ではなく、校舎の裏側だった。
校門とグラウンドの双方から離れていて、ほとんどひと気のない場所。
特別な目的がないかぎりは、生徒はこんなところに入りこまないだろう。
そこで――彼女はスマホをいじりながら待機していた。
「よう」
そう声をかけると、彼女はビクリとしてこちらに振り向き――安堵したような笑みを浮かべた。
――皆川(みながわ) 結奈(ゆな)。
背が少し低い、ミディアムショートの黒髪の女の子。最近は“恋人”ができて色気づいてきたのか、髪もボブ気味にいじっているようだ。
それでも、元々の気質はそうすぐには変わらない。控えめで大人しい、オタク寄りな性格だった彼女は、相も変わらずひとに不慣れで自信なさげな雰囲気が漂っていた。
それがなんとなく、庇護欲を掻き立てられるから――俺は彼女の告白を受け入れたのかもしれない。
べつに付き合っている人間もいなかったし、彼女の容姿も好みから外れているわけでもなかったので、実際のところわりと俺も当時はノリノリだったのだ。
「律也くん――」
えへへ、と彼女は嬉しそうにしながら――
――スカートをたくし上げ、局部をこちらに見せてきた。
下着を身につけていない、その丸裸の陰部を。
……通報したら一発でお巡りさんに捕まるような行為である。
いや、まあしないけどさ。
「お前さぁ」
「う、うん……」
「年中、発情期なの?」
「うっ……! ち、違うから……!? その、たまたま、したくなっちゃった、だけで……」
その言い訳は聞き飽きた。たまたましたくなって、放課後に呼び出されることが何度もあってたまるか。
俺は軽いため息をつきながら、かばんを地面に置いた。
そして、ゆっくりと――彼女のもとへ歩み寄る。
こちらを見上げる彼女は、艶っぽい顔をして吐息を漏らしていた。
口で否定はしても、本性は隠すことができない。
結奈という少女は――明確に発情したメスの表情をしていた。
こちらに抱き寄せ、顔を近づける。
俺はゆっくりと、彼女の唇に口づけをした。
「ん、ふ……ぅ……」
待ちかねたように、彼女は舌を突き出して強く絡んできた。
ふと、ファーストキスのことを思い出す。
あの時も、最初からディープキスをしてきて戸惑ったものだった。彼女の外見がまさに奥手な女の子そのものだったので、まさかこんなに積極的にしてくるとは思いもしなかったのだ。
正直に言うと……いや、うん、ちょっと引いた。
いやいや、普通はいきなり舌は入れないだろ? もっとこう、お上品な感じで……。いや、もしかして、俺がロマンチストすぎただけなのだろうか……?
そんな、死ぬほどくだらないことを考えつつ――
濃厚なキスを終えて、俺と結奈は口を離した。
彼女の唇からは、混じりあった二人の唾液がこぼれている。とろけた瞳からは、理性というものが吹き飛んでいるように感じられた。
――自分の股間のモノが、硬くなるのを自覚する。
性的な行為を目前にして勃起するのは、男の悲しいサガだった。なんだかんだ言いつつ、俺も毎回のようにやることはやってしまっている。結局のところは同類なのかもしれなかった。
「ほら、お尻こっちに」
「うん……」
なんの恥じらいもなく、躊躇なく、彼女は校舎の壁に手をついて臀部を突き出す。
まじめで、おとなしくて、純情そうな見た目のくせに――性行為の渇望を隠さない淫乱なメスだった。
そのギャップのありすぎる姿は、男にどうしようもない興奮をもたらす。
好きか嫌いかで言えば――素直に言えば、まあ彼女が好きだった。
変に純情ぶって、スキンシップを拒むようなのと比べれば――自分の性欲に忠実な淫乱女のほうが好感度が高かった。
「わたしの……ぇへへ…………穴に、おちんちん、ぶち込んでください」
恥ずかしそうにとんでもない言葉を口にする彼女に、俺は一瞬めまいを覚えた。
その言動から容易に察せられよう。そう、彼女は淫語などが好きなタイプだった。
生粋の受け気質、そしてドMな彼女は、気分が乗るとすぐにそういう言葉を口にするし、俺にも言葉責めを求めてくる。
いや、べつに、そういうのが大嫌いなわけではないが……人間というのは、さすがにいきなりアクセル全開で行くのは困難なものだった。
もっとこう、少しずつゆっくりとテンションをアップしていくとか、そういうことできないのか。このメス犬は。
微妙な怒りを抱えつつ、俺は彼女のスカートを完全にまくった。
白く柔らかそうな、肉付きのいい尻が、誘惑するように俺に向けられている。
その性器は品もなく愛液にまみれ、ただ男に犯されることを望んでいるかのようだった。
ズボンのチャックと、下着の前開きを開放する。
以前は、学校の敷地内で男性器を露出することに強烈な抵抗感があったのに――もうすっかり慣れてしまった。
俺も彼女に毒されてしまっているのかもしれない。
そんなことを思いつつ――亀頭を膣口に押し当てる。
「あっ……ん」
小さな喘ぎが漏れ出る。
その切ない声色は、自分を○す肉棒を欲する証だった。
俺は息を整えると――
――容赦なく、一気に奥まで無理やり突き立てた。
「ひっ……ん……!」
悲鳴が上がる。
力任せにねじ込むような挿入は、普通なら恋人にやるようなことではなかった。
それでもあえて、優しさなど無縁なやり方で――暴力的な動きで性交をしはじめる。
「あ、ぅ……! いやぁ……! うぅ、ぅぅ……っ!」
気を遣うことなく。
モノを使うように。
陰茎で子宮を殴りつけるかのような行為を繰り返す。
――それを彼女自身が求めているから。
「あっ、んっ、ぅ、ぐっ……! えへっ……あぅっ……!」
強○されるように犯されながら、彼女は嬉しそうな笑みをこぼしていた。
――いまいち共感はできないが、痛くされたり乱暴されるような扱いに興奮を覚える人種がいるらしい。
まさに結奈はその極地で、自慰をする時もレ○プ物のエロ漫画ばっかり見ていると語ってた。なんでも小学生の頃にネットで触れたレディコミの、作中にあったレ○プシーンで目覚めてしまったのだとか。それ以降、凌○系やSM系の作品の被虐側に自己投影して楽しむようになったらしい。
俺自身はマゾ気質など皆無だが――まあ、結奈の嗜好自体は知識として理解はできる。
最初は戸惑って遠慮がちにやっていたりしたが、今ではもう彼女の扱い方には慣れていた。
だから――どういうことをしてやれば喜ぶのかも心得ている。
「あっ、あっ……! あ、んっ……! ぅ……!」
普段の顔とはまったく似合わない、崩れた表情を彼女は晒していた。
そんな姿を冷淡に見下ろしながら――俺は右手を振り上げる。
色白で、綺麗な女の子の尻。
その肉に向けて――俺は手のひらを勢いよく叩きつけた。
「ひぃんっ……!?」
甲高い破裂音ようなものと、彼女の悲鳴が響きわたる。びくりとその腰が動くとともに、膣が一瞬きゅっと締まって心地よさが生まれた。
手加減いっさいなしで叩いた尻には、赤みのある跡が残っている。それを嬉しがるように、彼女は臀部を揺り動かした。
「えへぇ……んぁ……っ! ぉ、おしりぃ……叩かれるの、しゅきぃ……!」
「音出すとバレるから、もうしないぞ」
「うぅぅぅ……! いじ、わるぅ……! もっ、と……ぁ……んっ!」
びくりと彼女の下半身が痙攣し、足腰の力が抜けたように崩れかける。その体を支えてやり、膣奥まで陰茎を収めた状態のまま、俺は静止した。
「えへぇ……イっ、ちゃったぁ……」
「満足した?」
「してないよぉ……。律也くんも……気持ちよくなって、くれないと……やだ」
――性交による快感。
それは正直なところ、俺のほうは普通にセックスをするだけでは、そこまで大きく得られてはいなかった。べつに気持ち良くないわけではないのだが――彼女がすぐオーガズムに達するため、膣奥が広がって摩擦の刺激が減ってしまいがちなのだ。いわゆるバルーン現象の弊害だった。
俺が射精にまで至らないのは、結奈のほうも承知していることである。
ゴムを付けずにヤっているのも、膣内射精しないことが前提だからだった。もちろん、危ない日は生も避けているが。
「ん……ぅー……」
ゆっくりと、陰茎を彼女の体内から引き抜く。
射精を迎えていない男性器は、硬く血が巡っているままだ。
これを鎮めるには――絶頂に至るほどの刺激を与えるしかなかった。
――方法は二種類あった。
一つは、口と舌ですること。オーラルセックスは彼女も嫌いではないらしく、今まで自発的に何度もしてくれたことがあった。
フェラチオ、というより……イラマチオじみた口淫を自分から仕掛けてくるのは、おそらく結奈のマゾ嗜好によるものなのだろうが。
そして、もう一つ――
「えへへっ……わたしの、穴……めちゃくちゃ、にして……?」
――彼女は尻を突き出し、性交のための“穴”をアピールした。
愛液でどろどろになった膣口の――その上にある、別の口。
肛門。
排泄物を出すための器官であるそこは――彼女にとっては、もう一つの性器でもあった。
「ちゃんと洗ったか?」
「もぅ……してるに決まってるよぉ……。三回もしたんだから……ね?」
どこか自慢げに言いながら、彼女は尻穴をヒクつかせる。
常人が知ればドン引き間違いなしだが、結奈は浣腸器を学校にまで持ち歩いていた。家でもアナルオナニーを頻繁にしているらしく、腸内洗浄はお手の物らしい。そんなわけで、セックス前にも当然のように自分で浣腸を繰り返して準備を整えているのだった。
……変態かよ?
と、最初に話を聞いた時に思ったのは言うまでもない。
もし告白された直後にアナルいじり好きという情報を知ったら、もしかしたら「この子やべぇな……」と逃げ出していたかもしれない。
まあ、こうして付き合っていろんな行為をしあった今では、そんな変態なところも少しだけ可愛いと思えるのだが。……少しだけ、な。
「――挿れるぞ」
結奈の膣口からすくい上げた潤滑液を肛門に塗りたくり、俺は亀頭をそこに宛がった。閉ざされた排泄口は、異物を拒んでいるようにも見えるが――
そこが簡単に男性器を受け入れる、淫乱な穴であることを俺は知っている。
「ぅ、ん……えへっ…………わたしのぉ、ケツマンコ……いっぱい使ってね……?」
笑いそうになってしまったのをこらえて、「はいはい」と俺は答える。
男性向けのハードなエロ作品を嗜んでいるせいか、彼女はなかなかに淫語のセンスが直球だった。容姿や普段の言葉遣いとのギャップが凄すぎて、興奮よりも先に失笑が出てしまう。
まあ、そういう変ちくりんなところも――妙な可愛げがあって、俺は嫌いではなかった。
彼女に対する愛情のような気持ちを覚えながら――
俺は自分の勃起した性器を、ぐっと肛門の内側へと押し込む。
もはや彼女のそこは、出口ではなく出入り口と化していたからだろう。抵抗もなく陰茎を呑み込んでいくさまは、女性器よりも女性器らしさに満ちあふれていた。
「えへへ……」
うぶな少女のように笑いながら、彼女はイタズラするようにきゅっと肛門を締めてくる。括約筋のある排泄器官は、膣よりもずっと自在に圧力をかけることが可能だった。
直腸内は構造上、広い空洞になっていて膣のような摩擦はない。それでも肛門部分の強い締まりを利用すれば――女性器とは比較にならない快感が得られた。
いちばん奥まで挿し込んだ男根を――ゆっくりと引き戻す。
彼女の肛門は、まるで排便をするかのように……めくれながら陰茎を捻り出してきた。
男性器に吸い付いた排泄口は、どこかフェラをする時の唇を思わせる。このぎゅっと強く咥えられているような感覚が、甘く快い官能を生み出していた。
「ぅー……もっと……激しく、して……」
彼女は甘えるように声を上げて、尻を可愛らしく揺らした。使い込まれたその穴は、優しくソフトな交わりでは満足できないのだろう。刺激を強くしてやる必要があった。
いちど亀頭部分まで引き下げてから――
――貫くように、強く押し付けた。
「ひぃんっ!? あ、ぅ……!」
陰茎と肛門の摩擦は、どちらにも大きく感覚をもたらした。普通なら肛門を傷つけるような行為でも――
彼女は唇の端から唾液をこぼしながら、悦楽の表情を浮かべていた。
気を遣ってやる必要も、ない。
俺はすぐに性器を引き戻した。硬く勃ったそれが、素早く一気に彼女の肛門から排出される。大便では起こりえない刺激が彼女を襲い――乱れさせた。
「あぅっ……! いっ、い……いぃ、よぉ……! も、もっとぉ……」
「この変態女」
「ひぅ……! ご、ごめんな、しゃぃ……あっ、ぁっ……わ、わたし、へん、たい……ですぅ……!」
知ってるよ、と心の中で返して――暴力性さえあるアナルセックスの行為を繰り返す。
彼女の肛門は、ひたすら性愛を求めるように――俺の性器を淫らに締め付けつづけていた。
性器と化したその穴に、根元までモノを打ち付けるたびに――彼女の白い尻は俺の鼠径部とぶつかり、波打ちながら性行為特有の音を響かせた。
はた目から見れば、俺たちのやっている行為は……ノーマルな性交のように映るのかもしれない。
いや……。
もう彼女にとっては、肛門から性的快感を得るのは“普通”なのかもしれなかった。
そして……俺にとっても。
「あぅっ! ぁ、んっ! うぅぅ……! ぃ、イっ……!」
ビクっと彼女の尻が震えて、下半身がわずかに弛緩した。
それと同時に――括約筋の圧が下がり、摩擦が弱くなる。
絶頂した彼女に向けて、俺は手を上げ――
思いっきり、ケツを引っ叩いた。
「ひぁっ!? いっ……」
「お前のがばがばの肛門、使ってやってるんだから締めろよ」
「うぁっ……ご、めん、なさぃ……! うっ……! い……ぐぅ……っ!」
腰を痙攣させながらも、今度は尻穴をぎゅっと締め付けていた。
その従順さと律義さに、俺は自然と笑みをこぼしてしまう。
とんでもないドMのド変態でも――こうして性愛の交わりをしていると、可愛い子だなと心から思ってしまった。
付き合いはじめた当初は、あまり強い気持ちは抱いていなかったけれども。
こうして彼女と、不純な性交をしていると――気づかされた。
ああ、俺は――
彼女のことが、好きだ。
「うっ、あ……! い、ぃ……! す……きぃ……!」
「――何が、好きなんだ?」
「おっ、おっ……おし、り、で……しゅるのぉ……」
「それだけ?」
「えへへっ……! りつや、くん……! 好き、だよぉ……?」
ひときわ強く肛門を締める彼女に対して――俺は律動を加速させた。
俺も、イキたい。
彼女の甘い肛門を使って、彼女の体内で絶頂したい。
ただその一心で――彼女のケツ穴を、男の快楽のための道具のように扱う。
擦れた刺激が、官能となって閾値に近づく。
悲鳴のような彼女の喘ぎ声を耳で楽しみながら――
俺は最後に、力強く、壊してしまうかのような激しさで――
彼女の肛門を、突き上げた。
「イ、ぐぅ……っ! あっ、あぁ……!」
結奈は焦点の定まってない目で、恥じらいが欠片もない声を響かせた。
そんな彼女の腰を抱えてやりながら――俺は腸内(なか)に、自分の熱い精子を注ぎつづける。
たとえそこが、子宮のある部分でなくとも――
好きな子の体内に、自分の体液を流し込むというのは、えも言えない興奮と達成感があった。
――複数回に分けて、完全に精子が撃ち出されきる。
お互いの荒い呼吸音が響きわたっていた。
俺はゆっくりと……腰を離してゆく。
締まりがまったくなくなった肛門から、陰茎を引き抜くと――
そこには、ぽっかりと大口を開けた尻穴が曝け出されていた。
のぞき見れる腸内には、俺が射精したばかりの白濁液が映っている。
括約筋の機能を忘れてしまったかのような肛門に、もしかして本当に壊してしまったのかと不安になっていたが――
思い出したかのように狭まっていく排泄口に、俺はひそかに安堵した。
……いや、正直やりすぎてしまった。反省している。
内心でそんなことを思いながら、俺はようやく彼女に声をかけた。
「……大丈夫か?」
「う……ん……。あ……えっと、ねぇ……」
「どうした?」
「お、お願いが……あるんだけど……だ、だいじょぶ……?」
後背位の体勢を保ったまま、彼女は顔を赤らめながら尋ねてきた。
それに頷き返すと、おそるおそるといった様子で――
「わ、わたしのかばん、から……ど、“道具”、取ってもらっていーい……?」
「はい? 道具?」
なんで、そんな漠然とした表現なんだ。
俺は訝しがりながらも、近くにあった彼女のかばんを開くと――
――道具があった。
なんか、こう……AVとかで見たことがあるような。
「つかぬことをお聞きしますが」
「は、はい……」
「……これの名称、なんだっけ?」
「あ……アナルプラグ……です……」
なんでこんなモン持ってんだよッ!?
恐ろしい気持ちになりながら、俺はその道具を拾い上げた。いわゆる“返し”がついたそのプラグは、肛門に挿し込めば容易に抜けないようになっている。しかも返しの直径は5cm近くはありそうだった。
「こ、これを……俺にどうしろと……?」
「……さ、挿して……ほしいなぁ、って……」
な、なんのためにッ!?
いや、もう、本当に変態の思考は理解できない。俺は諦めながら、それを持って彼女の尻の前に立った。
アナルプラグの直径は、男性器などと比較にならないほどデカかった。
本当にこんなモノが入るのだろうか、と疑問を抱いたが、相手が結奈だったので気にしないことにした。どうせアナル狂いの変態マゾなら、こんなものを捻じ込まれても喜ぶだけなのだろう。
「この――変態が」
「ひぃん……!」
無理やりプラグを押し付けると、彼女は泣きそうな悲鳴を上げながら異物を呑み込みはじめた。が、いちばん太いところで抵抗が強くなる。大口を開けて、プラグを必死で取り込もうとしている肛門の様子は――
……なんかもう、普通のエロを見たくらいじゃヌケなくなりそうで怖いんだが。
結奈からとんでもない悪影響を受けはじめていることを実感しながら、俺はとうとうプラグを無理やり彼女の直腸内に入れきった。
あの太いものが、よくもまあ背が低めの彼女のケツ穴に入るものだ。
人体の神秘に妙な感慨を抱いていると――結奈はゆっくりと、後背位の姿勢から立ち上がった。
「うぅ……なんか、ヘンな感じがする……」
そう言いながら、彼女は自分のお尻をムニムニと掴んでいた。そりゃそうだろ、とツッコんだらダメなのだろうか。
ケツ穴にプラグを挿し込んだまま、結奈は自分のかばんからショーツを取り出してはきはじめる。まさか、本当に……そのまま帰るつもりかよ?
「なんのためにプラグ入れてるんだよ……」
「えぇ? だ、だってぇ……」
結奈は恥ずかしそうにモジモジとしていたが、やがておそるおそる、発情した動物のメスのようにこちらを見上げて言った。
「律也くんの……えへへっ……精子……お腹に入れておきたいから……」
「いっ……入れておいて、なんの意味が……」
「え、えぇー? その……イロイロ、使えるし……?」
「な、何にっ!?」
「うちに帰ったら……その……お風呂場で……今日のこと思い出しながら、えへへ……ね?」
こっわぁ!? わざわざアナルプラグ使ってまで男の体液を持ち帰って、オナニーに利用するのかよ……!?
俺がガチでドン引きしていると、結奈は急に不安そうに表情になって、こちらを見上げてきた。
「も、もしかして……ひ、ひいちゃった……?」
「うん、まあ……そういう変態だってわかってるから……」
「うっ……ち、違うもん……! わ、わたしが、その、変態なのは……律也くんの前、だけだから……」
「はいはい」
俺は悟ったような表情でそう返しながら、自分のかばんを持って帰り支度をする。
「ほ、本当なんだからね……?」
「はいはい。帰るぞ」
「うぅ……」
泣きそうになりながら、彼女も荷物をまとめて準備を整えた。
――二人そろって、校門に向かって歩きはじめる。
結奈は何か気まずそうな雰囲気で俯いていた。……そのケツにアレを挿したままと考えると、なんか凄いシュールだ。
俺は周囲を見渡して、ほかの生徒の視線がないことを確認すると――
そっと結奈の腰に手を回して、こちらに引き寄せた。
「な、なぁに……?」
びっくりしたような雰囲気の、彼女の顔に頭を近づけ――
その頬に、軽くキスをして、体を離した。
「ぅー…………えへへっ………」
小さく笑った彼女の表情には、もう暗い色はなかった。
俺は彼女と一緒に下校しながら、あらためて思うのだった。
こんな変態なドM女でも――やっぱり俺は結奈のことが好きだな、と。
あとがき
自分の趣味に走るとアナルセックスものになりがちだな、とあらためて思いました。
DLsite、FANZAでもアナルメインの作品をそのうち出したいですね……。
というか、この作品設定そのまんま利用して制作しても良いかもしれません。
Ci-enのほうはエロ作品の発信がメインになるので、こういったガチエロ小説を書いた時はこちらでも掲載していこうと思います。
今後とも、どうぞよろしくお願いします……!